下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷹4回戦(MLD)】ジェットコースター展開で『れおほ〜\(^o^)/』/「キムランドスラム」で鷹を一撃轟沈!木村の一発劇場が『だめほ~😢』の危機を救う!/何にせよ『勝てて良かったです』ね。

例年なら別球団とのカードになる週末ですが、
今年は、最後まで「毎週6連戦」の過密日程で、
前半は同一カードの6連戦で組まれていますから、
長い長い鷹6連戦であり、CSの気分です。


これって、鷲との6連戦のときは、
勝っていればニコニコですが、
負けていたらムカムカしているような
天国か?地獄か?怒涛の一週間になりそうですね。


さて、昨日はノーヒットになりそうなムードで負け
週前半を負け越す1勝2敗で過ぎました。


今日は、ニール東浜
開幕投手同士の先発でしたね。


向こうもそうでしょうが、
うちはニール神
落とすわけにはいきません。


鷹は序盤から先制して逃げ切る野球が得意であるため、
鷹戦の場合、鷹以外の戦い以上に
『序盤戦』は重要なカギとなります。


昨年までの過去3年で見ると、
3回終了時に
鷹が1~2点リードしていると、鷹の勝率は7割~8割弱
鷹が3点以上リードしていると、鷹の勝率は10割です。
獅子がリードしていると、獅子の勝率は7割ちょい
獅子がリードしていないと獅子の勝率は2割ちょい
というように、
獅子は3回終了時にリードしていないと厳しい戦いを強いられるので、
鷹が得意とする
「序盤戦から先制リード」の展開に持ち込まないこと
が重要になってきます。


そして、今週も昨日までの3戦も
その傾向に該当した結果に終わりました。


今日も、『どすこい』おかわりで先制し、
ニールがゴロアウト魔術師から
ドクターKに変身しながら好投し、
3回終了時に2点差つけてリードをしており、
結末は、そのジンクスが当てはまり、
獅子が勝って2勝2敗のタイに持ち込みましたね。


ある意味、鷹が得意とする
「鷹の序盤戦から先制リード」展開

持ち込まなかったことは大きかったとは思います。
鷹に序盤戦から先制リードされると、苦しくなりますので)


逆球ですが・・・ニールが柳田から奪空三振


ただし、今日の試合は、
ニール神が好投を続けるものの、
東浜も山川の一発に泣かされましたけど、
それ以外で得点を稼げず、中盤以降でゼロを並べ
中押し、ダメ押しが稼げませんでした。


苦しい展開になったのも、
中盤以降、スコアボードにゼロを並べたことですね。


鷹の場合、序盤から先行すれば、
強靭のリリーフ陣を有しているので、
リードの点差が1~2点でも
勝つ確率が7割~8割弱と高いわけですから、
肝心なのは、
「鷹を序盤から先行させないこと」
ですね。


獅子の場合も、
序盤から先行すれば、勝率は高くなります。
ただし、鷹と違うのは、
獅子の投手陣が脆弱であることという点です。
それ故に、
3回終了時のリード差が
1点しか無ければ勝率は5割。
2点しか無ければ勝率は6割半ばです。


すなわち、
「鷹が序盤戦を制していれば」は、
鷹が勝つための必要十分条件であっても、
「獅子が序盤戦を制していれば」は、
獅子が勝つための必要条件ということは伺えます。


で、追加点が挙げられない中、7回表には、
ニールのゴロアウトの打球コースを
山川が「しょんぼり⤵」のチョンボしてしまい、
(腕だけ伸ばしており、守備の雑さを露呈


そして、昨年も見られた
謎の左対左神話(小川vs左打者)
短絡的な謎采配により追いつかれ、
後手後手投入となった平井逆転打を打ち込まれ、
昨年のニール先発から
平井が負け投手になったCS戦
思い出させるような負けムードが漂います。


ところが、昨日、鷹もモイネロが連投していますから、
8回裏に岩嵜を投入し、その岩嵜が大炎上撃沈しましたね。


森は力みっぱなしであっさり抑えられますが、
山川のところで岩嵜の制球も定まらず四球お散歩。
その後、外崎、中村がきっちり打ちつないで
一死満塁の大チャンスを得ますが、


でも栗山が一ゴロに倒れて、
満塁でも二死で木村、金子の打順です。


正直、ここで「川越、将平の代打を!」
と思っていましたが、
木村がそれを最高の形で
裏切ってくれましたね。


ストレート一本に照準を合わせていた木村
まさか!まさか!
完璧な大逆転キムランドスラム!
負けムードが漂う中、
この木村の一撃で
その空気を吹き飛ばし、鷹を轟沈しましたね。


これにはTV画面を通して痺れました。
これを安定してできるようになるとベターなんですが、、、


とにかく『勝てて良かったです』ですね。


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まずは投手陣から述べていきましょう。


先発したニールについては、
ゴロアウトの魔術師ですから、
ゴロアウトの数が彼のバロメーターになります。


今日は7回へ突入しながらも、その途中で降板になりましたが、
7回表も、先頭の上林に左安打を打たれましたが、
三遊間を抜けるゴロヒットなので、
ある意味、許容範囲内のヒットではありました。
ゴロヒットは魔術師にとって憑き物でもありますから。
まあ、捕らわれやすい甘いコースの2シームでしたが。。。


でも、山川が後ろに逸らした牧原の一ゴロコースは
低めに投げ切ってのゴロ打でしたから、
打ち取っているだけに、もったいなかったですね。


ニールの場合、
甘いコースでも球が動いている分、捕えにくく
ゴロアウトがセールスポイントですから、
そういうグラウンドボール投手が投げている時に
内野手のゴロ打での失策は厳禁ですね。
もちろん、反省!ですね。


ただし、今日全般のニールの姿は、
「ゴロアウトの魔術師」というより
奪三振を重ねる「ドクターK」と化していましたね。


今日のニールは、
6回1/3(98球)を投げて4失点(自責点2)
被安打6、与四球1であり、
アウトの構成は、
 ゴロアウト :6個
 フライアウト:5個
 奪三振   :8個
でしたね。


ニールの立ち上がり初回は
先頭の栗原に甘い腰高で、
2番の今宮に甘い真ん中高めで連打されます。


でも、この栗原は調子が良いですね。
鷹の方も、昨年から
「1番問題」を抱えておりますが、
好調の栗原がハマってます。


連打されましたけど、
柳田には、外角に落とすチェンジアップ奪空三振
バレンティンには、高め2シームを二飛
長谷川には、初球を外しましたが、
その後3球で勝負し、
2シームを真ん中付近へ投げ込んで
長谷川の意表を突く奪見三振


2回表は
上林チェンジアップで詰まらせますが、
すくい上げられて右飛。
松田には外角低めカットボールで空を切らせて奪空三振
甲斐には外角低めに2シームを投げるものの、右飛


3回表は、
栗原、今宮の連打で1点を返されましたが、
その後続の柳田、バレンティン、長谷川で
チェンジアップを駆使しながら
三者連続の奪空三振でリードをキープ。


4~6回は三凡祭を演じ
4回表は、2シーム&チェンジアップにより
三者連続でゴロアウトを稼ぎましたけど、
チェンジアップを駆使しながら
奪三振、フライアウトも稼ぎました。


自慢の2シームの調子が良くなかったためか、
3回以降は
チェンジアップを増やしていきましたね。
球種別の球数比は、
普段なら、2シームが全体の半分を占めしつつ、
2シーム:チェンジアップ=2:1でしたが、
今日の6回までは、
2シーム:チェンジアップ=4:3でしたね。


結局、ニールについては、
2シームの調子が悪いならば、
別の球種(チェンジアップ)で誤魔化しながら対応し、
悪いなりに好投するという
「勝てる投球」をするあたりがさすがです。


以前、在籍していたウルフも
2シームの調子が悪いならば、
別の球種(カーブ)で誤魔化しながら
凌いでいましたね。


一昨日「負ける投球」をしてしまった今井には、
投げるパターンこそ違うから
ニールの投げ方をまねることができませんが、
エース級に育って欲しいだけに、少なくとも
調子が悪くとも「勝てる投球」をすること
見習ってもらいたいですね。


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大問題は2番手の
小川ワンポイント起用です。


この起用の問題については、
結果云々以前の問題と思います。
(結果として打ち込まれましたが)


その問題のポイントは次の点があります。
小川なのに
 「左対左神話」にこだわる
 (もうこれは中毒症状


中継ぎ陣は駒不足問題を抱えたままですから、
 1)今年の過密日程で
   ワンポイントは
   登板させる人数(消費する駒)を増やすので
   駒不足問題を助長する
   たとえワンポイントでも
   ブルペンで仕上げる分、疲労は増しますし、
   マウンドへ上がることで気を引き締める分、
   精神的な疲労も嵩みますから。
   
 2)小川は左より右打者を抑える傾向にありますから、
   小川には左右に関わりなく
   中継ぎとして1イニングを投げ切る投手

   になってもらいたいのに、
   左限定で起用している限り、
   小川の長所特性を
   有効に活躍し切れていない。


終盤で2点差しかないリードの展開で
 一死満塁の大ピンチという状況だから、
 ここは火消役を投入する必要があり
 (相手へ傾く流れを断ち切ることができる投手)
 今の小川ではそれは役不足
 平良や平井の方が上位 
ですね。


昨年の通算成績は、被打率で見ると、
対右が0.184対左が0.295です。
それより前も「右<左」傾向ですね。


小川が「対左打者で弱い」というのは、
都市伝説とかではなく、
もう誰もが知っている事実ですね。
それでも、
昨年、二軍への降格より這い上がってからは、
左打者を抑えるようになって成長してきたのは確かです。


正直、一番困るのは、
上記問題点の②(駒不足問題を助長)であり、
左左問題(上記問題点の①)以前に
その上で上記問題点の③(役不足)がポイントですね。


でも、小川の場合、
有名な「対左打者」が苦手であることがネックでありますが、
逆に、うちの投手陣は、
一軍戦で使える駒が不足していることを鑑みれば、
「対右打者」が得意であるのに、
その小川の長所を

有効活用することができていない
ということは大きな問題です。


それらを鑑みると、
まず、あの場面での二番手の起用については、
小川か?平井か?の二択であるならば、
「平井」の方が選択の優先度が高いです。
平井を先に起用して、
平井にそのまま7回表を

最後まで投げ切らせること
です。


でも「相手への流れを断ち切る」ことを見据えれば、
平良を起用して、
7回表を最後まで投げ切らせること

の方が優先度が高いと思います。


それでも小川を二番手に登板させるならば、
上記問題点の②(駒不足問題を助長)を鑑みて、
小川に7回表を最後まで投げ切らせること
です。


もちろん、ワンポイント(対左)の起用については、
有効である局面適している投手がいることは確かです。
しかし、それを起用するなら、
ア)圧倒的に左打者キラーであること
  (逆に右打者は苦手
イ)駒を多めに消化しても、
  それに耐えられる戦力層の厚さがあること
の条件は欠かせません。


鷹の場合、
嘉弥真が対左打者でガンガンに登板してきますね。
でも、昨年の被打率成績で見れば、
対右:0.321対左:0.227であるから、
上記のア)条件に該当しています。
源田など、うちの左打者も痛い目に会い続けてます。


また鷹は投手陣の戦力が厚いので
上記のイ)条件もクリアしています。


それ故に、
嘉弥真を対左打者専用で使うのは「適切」ですね。


いずれにしても、
「左には左」という既存の固定概念により
監督は小川の対左起用を行い続けますし、
首脳陣が「小川が左打者を抑える」という神話
信じ続けているわけですね。。。


今年は、過密日程であるが故に、
色々と例年と違った采配も必要になってきますし、
ときには、既存の固定概念を捨てて、
新たな発想に基づく対応も求められやすいですね。


しかし、獅子における投手陣采配は、
今年も昨年と変わらず、
既存の固定概念も信じ続けていく
んでしょうね。。。


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で、柳田に逆転打を許した三番手の平井について。


柳田へ投げ込んだ初球の入り方が
あまりにも迂闊でしたね。


<森の構え>


<打ち込まれる時のコース(ストレート)>


平井のストレートは、
森の構えからシュート変化して外目へ行ったわけですが、
森自身、何を狙っていたのか???
山川のミスから同点まで迫られて、さらなるピンチに陥った中、
森自身、アップアップになって集中力を欠き、
思考停止になっていなかったのか???


バレンティンの打席では、
4球目スライダーに暴投がありましたね。
確かに、平井力んでワンバンしたので、
平井の投げミスではあるのですが、
森も腕を伸ばすだけで、身体で止めに行かず
球を止めることができていません
でした。
森も何か集中力に
欠けていませんでしたか?


もちろん、山川のミスは、
絶対にしてはいけないミス
でした。


ただ、生じてしまった以上、次の問題は
そのミスの事後処理を適切にすることです。


しかし、どうも、それ以降、
獅子側は全体的に沈み込み、
焦りから空回りしていた
気もします。


獅子の場合、前々から、良くも悪くも
勢い(空気)に左右されやすいですよね。
良ければ、その勢いに乗じやすいし、
悪ければ、その勢いに飲まれやすいし。
打撃も、守備も。。。


この7回表は、そんな疑問が湧いた場面でした。


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ところで、8回裏に登板したギャレット
いつもと違う一面を覗かせながら
三者連続で圧巻の奪三振劇を魅せましたね。


ギャレットは、
ストレートが良いのは自明ですが、
変化球に課題を有しますね。


しかし、今日のギャレットは、
変化球を駆使して相手を抑えきりました。


ギャレットが速いストレートを有していることは
既に他球団も知っています。
ただ、その裏を欠き、
ギャレットも良い変化球を駆使して投げ切りましたね。


持ち前の速いストレートの幻影を感じさせながら、
緩急を活し、相手に迷わさせ、
変化球は、制球が乱れず、キレもあるから、
初球でカウントも稼げるし、
相手も誘われて手を出してきましたね。


先頭の長谷川に対しては、変化球攻めで
初球が持ち前の縦スライダーでカウントを稼ぎ、
豊田コーチ直伝のフォークで空振りを奪いまくります。


次の上林に対しては、
ストレートを内角一杯に決めてファウルを打たせ
 ※内角一杯に投げ切っているので、
  打ってもファウルにしかならない
内角ストレートを意識させておきながら、
縦スライダー、フォークで空振りを奪いまくります。


最後の松田に対しては、
初球がカットボールでカウントを稼ぎ、
次がフォークで空を切らせておきながら、
最後は角度のある157km/hのストレート
外角低め一杯に決め、
松田も全く反応できず、見三振を奪いましたね。
(たぶん、三球勝負も考えていなかったのでは)


しかも、無駄球もほとんど無いから、
球数も省エネ投球になりました。


もし、今後も、今日のように、
自慢のストレートを軸にしながら、
変化球も緩急を活かすとともに、
キレのある球を投げるようになれば、
当然、投球の幅が広がり、
ある意味、
無敵の投手になれる期待感を持たせますね。


とにかく、今日のギャレットは、
ストレートのみならず、変化球も含め、
今までの中で
最高の投球を魅せました。


実力を最大限に発揮すれば、
このくらいは投げることができる
ということが確認できましたね。


あとは、今後もそういう投球を
安定してすることができる
これが一番、難しい話ですけど)
ということが課題ですね。


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あと、最後に投げた増田については、
展開的に出番も無かったので、
中6日と久々であったこともありますが、
木村の一撃が淀んでいた空気を吹き飛ばしたので
意気消沈した鷹を相手に、
気楽に投げることができましたね。


まあ、栗原には、
ストレートを低めに投げ切って
詰まらせているのに、

深いセンターフライになりましたけど。


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一方、獅子威し打線について。


昨日はバンデンいいように抑えられていたわけですが、
序盤はストレート狙いで行きながらも
打ち返せませんでしたね。


特に、ストレートが大好物であるスパンジーにとって、
(西武の中でも「対ストレート」術はトップ級と思います)
バンデンが先発した3戦目の初回先頭の1打席目は、
相手も立ち上がりの先頭なので、
リズムを掴むためにストレートを投げてくるわけですが、
3球も連続でストレートを投げてくれましたね。


3球もストレートを続けてくれるのは、
ある意味、その3球は、
スパンジーにとってサービス投球であったことから、
それら3球のどれかで仕留めないとダメでしたね。


どんな投手でも、
大なり小なり、立ち上がりに不安はあります。


ましてや序盤戦がかなり大事な鷹戦です。


それだけに先頭が出る出ないの差は大きく、
出れば、相手もリズム掴む前に足も警戒するので
相手投手への重圧は増え、相手も集中しにくいです。


バンデンが先発した3戦目において、
1番スパンジーは
相手にリズムを掴ませぬように出なければならず、
でも、実際に出塁することができず、
そこからボタンをかけ違えてしまった印象ですね。


しかし、今日の4戦目は、前日の3戦目と比して、
そこ(序盤中の初回)が
大きく違っていましたね。


今日の1番スパンジーは、
ファーストストライクとなる
2球目ストレートを捕らえて流し打ち、
フェンス直撃の左二塁打を放って出塁しましたね。


その次の源田、森は倒れて続かず、
二死になってしまっていましたが、
源田の遊ゴロの間にスパンジーも三塁へ進塁しており、
相手の東浜へプレッシャーをかけまくりましたね。


それ山川の一発目「どすこい」2ラン弾につながり、
早々に先制点を奪って、序盤戦を優位にしたわけですが。



やはり、先頭が出る出ないの差は大きいこと
この鷹戦3~4回戦では、
その点を再認識をさせられましたね。
(特に「序盤戦」が大事な鷹戦では)



しかし、4回以降は7回まで
スコアボードに
ゼロを並べてしまいましたね。


7回裏は、
スパンジー、源田の打席を見据えて
嘉弥真が登板してきたので、
スパンジーも嘉弥真のタイプは苦手なので、
ここでの三者凡退はやむを得ません。


問題は、東浜が投げていた4~6回ですね。
球数も嵩んでできているわけですから。


東浜の球数も、2回までで42球でしたが、
3回9球、4回16球、5回9球、6回9球と修正しており、
気づくと6回までなら、
ニールの方が87球と

東浜(85球)より多くなっていましたね。


まあ、3回までで得点を挙げてはいますが、
3回までも、
四球の散歩が2個ありましたけど、
初回のスパンジー&山川の「どすこい」
3回の山川の「続どすこい」と
打っているのは3本だけであり、
得点も山川の本塁打だけで稼いだものです。


獅子威し打線も、
東浜の緩いカーブ速いシンカー
手をこまねきましたね


ところで、
今日は木村が鷹を一撃轟沈してくれて、
窮地を救ってくれました。


ストレート一本に絞っていましたが、
木村もパンチ力があるからこそできた一発劇場でした。


それはそれで評価しますし、
ありがたい一発となり、
TV画面越しで歓喜に湧きましたね。


ただ、今日の一発劇場とは別の課題として、
ホームランとまでは言わずとも、
(今日のホームランは完璧でしたし)
長いシーズンを見越せば、
「安定した打撃をして欲しい」
ということが肝要ですね。


監督は「昨年までの木村とは違う」と仰られていました。


そりゃ、金子も含めて
昨年のままでは困るわけでして、
若獅子らとレギュラー争いをする際には、
既往のレギュラー陣もレベルアップして、
若獅子らもレベルアップする彼らに競り勝って、、、と
相互にレベルの高い競争をして欲しいところ
チーム底力アップという観点から重要ですね。


昨年までのように、消去法の争いでは、
チーム底力アップにはつながりません。


やはり既往レギュラーの木村や金子が打って
若獅子もそれに負けずに打って、
さらに木村や金子らがそれに負けずに打って、
また若獅子が、、、という具合に
求めるチーム内競争は、
レベルの高い争いですね。


ただ、今のままでは、川越ら若獅子たちは
一軍戦において、
打撃面で使ってもらえる雰囲気が

全く感じられませんね。


一応、若獅子らは昼間に二軍戦に出場し、
今日は、呉が一発放ったらしいですけど、
彼らに経験を積ませたいのは
彼らにとって、ぬるま湯の二軍戦ではなく、
ハードな一軍戦ですね。


それにより本当に一軍戦で活躍できるのか?
を試すことができますし、
一軍投手の球筋を打席で見ることもでき、
その経験は、今後、大きな糧となりますから。


一番、困るのは若獅子ら
「僕たちは既往のレギュラー陣が
 故障でもしない限り使ってもらえない」
と誤解をしてしまうことですね。
そうなると
若獅子らの「やる気喪失」にもつながります。


2~3年前、2軍にいた愛斗がインタビューで
「今の一軍は凄すぎるので、僕らの出番は、、、」
みたいなことを言っていたことがありました。


そして、西武の場合、
二軍でも選手同士の関係性は良好であるため、
(楽しければ良いという誤解を受ける懸念)
ぬるま湯の二軍戦に浸り過ぎてダメになる
ということも懸念されますね。


若獅子らにとって、「やる気」の観点から見ると、、
秋山らが抜けて
「今年は若手が育って穴を埋めてくれることが肝心」と
鼓舞することも大事ですが、
逆に「努力すれば、レギュラーを奪える」
という希望を見せることも重要です。


昔の第1次黄金時代のときの監督・広岡氏のときは、
実力・適材適所重視の起用方法でした。


そして、
若手がファームから上がってきたら
一軍に昇格してきた努力や実力を高く評価し、
スタメンとかですぐ適用する傾向がありましたね。


それでも若手が失敗してファームへ降格になるときは、
何故、失敗したのか?を考えさせながら
「焦らんでいい。ゆっくり直してこい。
 お前の復帰を期待しているからな」と励まし、

(ベテランら含め、壁にぶつかったときも同様)


とにかく選手らには、
「真剣に取り組んでいれば、
 あの監督は必ず使ってくれる!」
意識を浸透させていましたね。


昼間に二軍戦で出場していても、
大事なのは一軍戦での経験です。


もちろん、使っても活躍できぬ、
結果を出せぬことは多々あります。
(結果を出せぬ方が出せるよりも多いはず)


でも、肝心なのは、
チーム底力アップの観点から、
高いレベルで競わせることですね。


それ故に、
ベンチに座って野球観戦させている若獅子らにも
出番を少しでも増やしたいところですね。
(終盤の点差がついた代打でもいいから)


まあ、もう少しして、6連戦が慣れてきたころ、
鷹や鷲以外の球団が相手の時に
若獅子らを起用する可能性はありますが。


木村ら既往レギュラー陣の方が
出番の頻度は多い
のはやむを得ませんが、
その隙を埋めるように
若獅子らにも打たせる機会をあげたいですね。


それでも、もし彼らを使わないのであれば、
逆に投手の駒を
1つでも多くされたいですよね。



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さて、これで2勝2敗タイに何とか持ち込みました。


明日、土曜日の先発は、


ドラ1松本に求める結果は、
難しいことはわかっていますが、
光成、今井らとともにエース級に育って欲しいから、
その片鱗を魅せながら「勝てる投球」ですね。