下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎9回戦(MLD)】『アップル・ストレート』(監督命名)の『さよならいおん\(^o^)/』/ニール神&勝ちパの力投!フライデー『どすこい』!チームを鼓舞するキャプテンの執念打&ヘッスラ!「ニール神&勝ちパ」投入で負けられぬ一戦を制す。

今日は「負けない男」ニール神の先発で、
二度目の開幕投手同士の対決になりました。


まずスタメンです。


今日、ニール勝てば14連勝となり、
球団新、バンデンに続く外国人投手連勝記録に達します。


一方、ロッテの石川は、まだ勝ち星がなく、
前回、ニールとの投げ合いでは、
失点を重ねるものの、陥落までは至りませんでしたね。


どすこい弾で先制しましたが、
結局、双方が踏ん張る投手戦の展開に。


まあ、追加点を得られぬあたりは、
今年の獅子威し打線の課題
ではあるわけですが、
リズムに乗った石川を前に攻略できません。


ニールの方も、追いつかれても、逆転を許さず、
あとは勝ちパ(平良・ギャレット・増田)により
相手の追撃を封じながら、我慢の展開に。


でも、監督が試合後に語られていたように
・ニールも投げたときだから負けられない。
・負けない神話は続けていかないと
・勝ちパも投入したので負けられない。
・勝利の女神に馬場コーチと一緒に願ってました。
ここで負けるわけにはいかぬライオンズ。



最終回に、キャプテン源田が
セーフティバントヒットの奇襲気迫のヘッスラにより、
執念の一打・走により出塁を奪取!
不振の森が我慢しながらバントを見事に成功させ、
山川が歩かされて、
外崎による涙のアップル・ストレート(監督命名)
ミラクルゲーム『さよなライオン』劇場に。

ニール神、力投!持ち前の【勝負運】発揮!

【どすこい】先制弾!
遠い外角球で腕を伸ばしながら
バットの先なのにスタンドイン!

愛弟子・川越も\(^o^)/

キャプテン執念の一打&走!
皆が意表を突かれる気迫のプレー!

森による耐え忍ぶバント

涙の【アップル・ストレート】
さよならいおん劇場!

ミラクルゲーム♪
(お立ち台の選手登場曲で締める!→今年の定番に?)

監督、上機嫌(^^)


さて、今日の試合を振り返りましょう。


まずは獅子投手陣から。


先発・ニールに関しては、
順調にゴロアウトを重ねる立ち上がでした。


最近、2シームが今一つで、
苦しみながらもチェンジアップで凌いでいましたが、
初回は2シームで低めも突きながら、
ゴロアウトをしっかり稼げていました。


序盤は、意図するところへ
自由自在に操る制球を見せていました。


ただし、2回表、
安田、井上には高めに集まっていましたね。


そして、3回表あたりから
その制球を含めて

怪しさが目立つようになりましたね。


先頭のレアードに対して、
カウントを稼いで2球で追い込み、
ストライク先行しますが、
そのカウントを稼いだ2球とも、
外に構えながらも、中へ甘く入っていました。
しかも、レアードが好きな
腰高以上の高めに浮いていましたね。

見逃してくれたから、良かったですが・・・


それでも、ゴロアウトを重ねますが、
田村には12球を粘られてしまい、
最後は、粘り負けて四球を与えましたね。


まあ、そこまではまだ良かったですが、
4回表に入ると、
ほころびが結果となって明瞭になります。


マーティンにも、安田にも
球が浮いたところをきっちり打ち込まれましたね。


特に、安田は、次の打席(6回表)も含めて、
途中から、今日のニールには合っていましたね。
2打席とも、内角球を捉えられながら
引っ張られてライト方向へ鋭い当たりを打ち込まれましたね。


5回に入ると、
二ゴロ併殺で凌いでいますが、
すっぽ抜けを含めて制球が暴れたり、甘い球も散見したり、
怪しい球がだいぶ目立っていましたね。


しかし、4回表、一死一塁から
井上には、外へ逃げながら落として空を切らせて、
森も好送球で三振ゲッツーを決め、
5回表、無死一塁からレアードを
高めでしたが、外角球を打たせて、
狙い通りの6,4,3の併殺に仕留め、
6回表は、同点に追いつかれましたけど、
二死一二塁で逆転のピンチになりますが、
中村には気の入った2シームで空三振に料理し、
逆転を許しませんでしたね。


監督が仰っていたように
「もう1イニング投げてくれたら理想」でしたが、
100球近くになって、
5回あたりからは
怪しい球も目立ってきていただけに
6回までで降板も、やむを得なかったですね。


むしろ6回2失点でQS達成で良かったです。


まあ、ニールは、
今のうちの筆頭一番手投手ですけど、
本来は、本格的なエースという感じではないですからね。


ゼロを並べるシャットアウト型というよりは、
(やはりそういうタイプは奪三振タイプでないと)
打たせて獲るタイプであり、そこまでスタミナは無いので、
QSやHQS型、6~7回を2失点というタイプですからね。


本来、シャットアウト型のエースには、
今のドラ1三銃士がならなければならず、です。


で、二番手以降は、
平良~ギャレット~増田の勝ちパが登板し、
一瞬、ギャレットが制球できなくなって、
米国時代の制球力の悪いギャレットが出たか?

と思わせたものの、
菅野の二直併殺に助けられたわけですが、
安田に対しては、ストレートを使わず
縦スライダー攻めでタイミングを狂わせましたが、
勝ちパが3人揃って
きっちり後続をゼロ封しましたね。


この勝ちパ3人だと安心感があるわけですが、
彼らを連投で投入した以上、
負けるわけにはいきませんね。


でも、ニールが逆転を許さず、
勝ちパ3人でゼロ封をしたことにより、
相手に流れを引き渡さず、
最後のサヨナラ勝ちを誘いましたね。


ただ、試合とは別の話になりますが、
明日、増田がFA権を取得しますね。
もともと残り40日ちょっとでしたから。


奥さんが、増田には現金は持たせず、
クレジットカードの明細とかも出させるしっかり者ですから、
増田を口説くことよりも、
奥さんを口説けるか?がカギですね。


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一方、獅子威し打線について。


相手先発の石川は、
昨年も含めて序盤で失点が目立つタイプです。
それ故に、リズムに乗る前に叩き潰すこと
石川攻略の鉄則ですね。


特に、シンカーが決まり出すと
手が出なくなってしまいますね。


ただ、前回の千葉では、
シンカーはそれほど多くなく、
カットボールで抑えられる場面は
多く見られていましたね。

また、カーブでカウントも稼がれました。



今日は、シンカー、2シーム、カットボールと
球種を多種多様に駆使しながら、抑えられましたね。


でも、今日も石川は、
リズムに乗る前の立ち上がりが不安であり、
獅子威し打線は、
その序盤・立ち上がりを叩きましたね。


初回裏、まず先頭の将平は、最後は打ち負けましたけど、
カット攻めで11球を粘り、
次の源田に球を見せましたね。
1番打者(初回の先頭)として役目を果たしました。


次の源田は、外角球を逆らわず自然に流し、
狙い通り三遊間を割りました。


次のは二ゴロに倒れますが、
山川が初球の遠い外角球に対し、
腕を伸ばしながら、
先制【どすこい】2ラン弾を放ちましたね。
強引にバットの先でも、
体軸がブレずにパワーを球へ集中させて放り込みました。


これでようやく今年10本目の【どすこい】であり、
ニールが投げている金曜日は5本目ですね。
今年は、フライデーどすこい!みたいですね。


ただ、石川の方は、
メラドの蒸し暑さが立ち上がりに影響していたようですね。
でも、千葉ZOZOは「暴風雨球場」ですが。。。

石川「球場がミストサウナみたいな感じで暑かったです。ピッチングは立ち上がりがやっぱり良くないなって感じで、もっとしっかり投げたいなと思いますね」


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それでも、2回以降は、
石川にリズムを築かれながら抑えられ、
メラド効果も減じてしまいましたね。。。


三振も奪われるほか、
ゴロアウトも稼がれましたね。
なかなか外野に飛ばせません。


6回裏先頭の将平が四球で散歩し、
無死一塁から源田がバントをしましたね。
ニールへ勝ちをつけたかったから、
何が何でも1点を奪って勝ち越すぞ!
という雰囲気だったからでしょうが、
次の森が不振であり、
逆に源田は石川から打っていましたから、
バントで得点圏に走者を置けますが、
源田で一死を献上するのは
もったいなかったですね。


無死一塁からのバントでは
得点する確率を
進塁することにより2割増しますが、
一死を献上することで2割減らすから、
着実に1点を得る作戦ではなく、
ましてや森が不振であれば、
二死になってしまい、さらに厳しくなるんですよね。


案の定、6回裏は得点につながりませんでした。


そして、7回裏、
石川も球数が嵩んで逆球も見られる中、
中村が緩い球でも引き付けながら
しっかり捉えて引っ張って左安打を打って

木村が代走で出ます。
ある意味で、
下がる目前の先発を叩けるチャンス
であり、これで中村を下げたのだから、
ここで勝負を打った以上、
勝ち越さねばならぬ場面になりましたね。


現に、もし9回裏、外崎が歩かされていたら、
中村は既に下がっており、
木村勝負であり、
併殺打だと終わってましたね。
(栗山が残っていましたが)


しかし、木村は2度目の牽制で
帰塁失敗となりました。
たぶん、2度目の牽制は無い
思っていたんでしょうね。
それほどリードはしていなく、
意表を突かれるように、帰塁が遅れてましたね。


今年の獅子は、
盗塁成功率も低い(57.1%)ほか、
こういう走塁ミスも多いです。


機動力獅子のセールスポイントの一つですから、
そのような走塁ミスは撲滅されたいですね。
木村も集中力に欠けていましたね。


まあ、8回裏二死でしたが、
将平のファウルフライ(右邪飛)は、
岡のファインプレーだったわけですが、
打球はフェンスの網目の部分に直撃して、
その跳ね返りでグラブに入っているから、
本当ならファウルでしたね。
しかし、そこをアウト判定された当たり、
流れはこちらからすり抜けそうな状況
に陥っていましたね。


この追加点をなかなか得られぬところは、
今年の獅子威し打線の弱さ・課題そのものですね。
今週の得点を稼げず僅差勝負になっている面も
その弱さ・課題が響いているところですね。


しかし、増田が9回表を難なく三者凡退に仕留め、
9回裏に突入するわけですが、
もし延長戦に突入すると、
中継ぎ陣を誰か使わざるを得なく、
駒不足のリリーフ陣を鑑みると、
明日以降へ向けてその消耗は痛い
ですので、
何とかこの9回裏で決着をつけたいところでしたね。


そこで、
源田の執念サヨナラ勝ちの突破口を開き、
そのキャプテンの気迫
チームを鼓舞しましたね。


次のの打席は、終盤の1点勝負であり、
森自身、絶不調でしたので、
二ゴロが多かっただけに併殺の心配大
森のバントは適切な判断でしたね。
監督も源田が出たら送るって決めていたみたいですね。


で、山川が歩かされて、外崎勝負になったわけですが、
次の打席が中村から変わっていた木村でしたので、
ここで外崎が決めてくれてよかったですね。
詰まらせながらも、きっちり決めてくれましたね。


ところで、森は打撃面でまだまだ不振ですね。
今日の打撃を見ると、
秋山が不振で二ゴロを重ねたときのように
引っかけまくって二ゴロの嵐でしたね。
結局、外角球を意識しすぎて
体が開いて腕だけで打つからですね。


また、今年の森に関して、左右別で見ると、
 右投手:打率 0.212、出塁率0.303、
     長打率0.242、OPS0.545
 左投手:打率0.370、出塁率0.414、
     長打率0.667、OPS1.080
左投手からは結構、打っていましたが、
右投手からはかなり打てていませんね。
(昨年は左右で同程度打っていましたね。)


また、今年はインハイ&アウトローが
からっきしダメ
ですね。


もともと、
本人は打撃「無」になりたがり、
それで結果を出してきた打撃の天才児
です。
 ※本当に「無」になるのは無理であり、
  実際は「直観」でしょうが。
逆に、捕手の面から見れば、
「無」(直観)だけでは厳しい
わけですが。


でも最近は捕手をやって板についてきましたが、
逆に、その分、
打つときに配球を読んでしまって、
その影響から反応も鈍っているかな?

という気がします。


打つときは「捕手」のことを忘れて、
下手に考えずに、考えすぎずに
持ち前の【直観】に頼って
『無』になって欲しいですね。


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さて、明日は、カード勝ち越しがかかっており、
先発投手は、


種市は前回も含めて、面倒な相手ではありますね。


前回は、種市がヘロヘロになってきている中盤を
攻め落とせませんでしたね。


昨年も3回が最も失点するタイプでしたが、
種市攻略の基本路線は、
序盤から叩いて勢いに乗せぬこと

にあります。


まあ、もし序盤からイーブン状況で展開したならば、
球数が嵩んだ中盤になって攻め落とす
というのも種市攻略特性の一つですが、
気楽に投げられると勢いを増すので、
序盤から叩き潰して、
楽に投げさせてはいけません。


で、問題は、こちらの投手陣ですね。


平良、ギャレット、増田は、既に連投していますので、
明日も投げると『三連投』になり、厳しいです。


しかも、来週は敵地・福岡でソフバン戦ですから、
今週、ヘロヘロになりすぎで、
来週、崩壊されても困りますね。


それを考えると、
明日、平良、ギャレット、増田の投入は厳禁です。
平井も、結果的に抑えていても、
投球内容は良くないですから、もう1日はやすませたいわけですが、
少なくとも、平井&宮川、その他も
使うことを見据えなければなりませんね。


ただし、本田には少しでも長く
投げてもらわねば困りますが。。。
良いところ6回であるから、
残り3イニング以上の中継ぎの心配が残りますね。
浜屋とかのロングリリーフ等も見据えたいですね。