下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

得点圏打率・リーグ最下位を脱することできず。チャンスで勝負弱いのは痛し。一方、投手陣は勝ちパが宝になっているけど、先発陣の活躍が勝負の基本。活かすも腐らせるも先発次第。さあ、GO TO 地獄の福岡決戦!ですね。

さて、GO TO 博多&札幌シリーズの始まりです。
まずは、GO TO 地獄の福岡決戦!ですね。


ところで、
先週から対戦二巡目に入ったわけですが、
一巡目まで(開幕~7月19日)の成績において、
得点圏打率が低すぎ、リーグ5位でしたが、、、


先週のロッテ戦では、あまり得点を稼げなかったように、
得点圏打率はさらに下がって
リーグ最下位になってしまいましたね。


次表は上段が各チームの「走者別打率」であり、
下段が獅子の3ヶ年分の結果です。


表1 パ球団(2020)走者別打率
   &獅子3ヶ年走者別打率


鷹や鷲を見ると、
走者が無いときより、走者有りの方が高打率です。
しかも、鷲の場合、走者が有っても、
非得点圏よりも、得点圏の方が高打率です。


もちろん、試合数の違いがありますけど、
ある意味、2018年の獅子のときよりも
鷲の方は、走者有り、しかも得点圏に入るほど、
チャンスになるほど打率が高まる傾向が顕著です。


でも、獅子の場合
走者無し、有りでは大差がありませんけど、
得点圏の場合は、
打率を非得点圏よりも大きく下げてますね。


すなわち、打線がつながってなく、
「チャンスで勝負弱い」とも言えます。


過去2年(2018~19年)と見比べると、
もちろん、打率の絶対値の違いがありますけど、
過去2ヶ年のどちらも、
走者有り、得点圏になると打率を高め、
チャンスに強い傾向があり、
今年とは真逆の傾向ですね。


ちなみに、これを個人別で見ていきます。
ここでは、80打席以上を対象にしました。
それを主な打順別に並べてみました。
当然、打順はこれに限りませんが。


表2 獅子個別(2020)走者別打率


スパンジー、木村の打率が低いのは
下位打線として割り切るとしても、
走者有になると、源田、森がブレーキになっており、
得点圏になると、将平、源田がブレーキになってます。


開幕前、辻監督が
記者から「下位打線の起用が続いている」と聴かれたとき、
うちの場合は下位という表現はやめてくれる?
 うちは下位と表現しないから。
 打順を並べるとあのような形になる」
とお怒りでしたね。


確かに昨年までは、
下位打線からチャンスを築いて
それを上位打線で活かして
得点を稼いでいまおり、

打線に穴が小さかったからですね。


まあ、昨年は1番秋山が
得点圏で苦労していましたけど。。。


しかし、今年は、
下位打線が本当の下位打線になっており、
上位~中軸打線も
得点を稼げなくなっている傾向
で苦しんでいますね。


今年は、
打線に穴が大きく、途切れやすく、
まさに表2がそれを物語っており、


とにかく、走者有で、
しかも得点圏になればなるほど
打って行かねば、山賊が現れませんね。


一方、投手陣については、


表3 投手陣成績


今年は、
平良、ギャレットらが加わって活躍することで、
中継ぎ陣の防御率は改善されています。
もちろん、試合数の違いはありますけど、
中継ぎ陣の防御率は、
昨年が3.88に対し、3.50とやや低減しています。


それでも、鷹には追いついていませんね。
それも、増田、ギャレット、平良は良くても、
少数精鋭の状況になっており、
全体で見れば、高まりますね。


でも、勝ちパ投入の展開に持ち込めれば、
逃げ切れる可能性がだいぶ高まるわけですが、
試合に勝つためには、
やはり先発陣が試合を築くことが基本であり、
先発が炎上・崩壊すれば、
勝ちパも宝の持ち腐れで試合終了です。


そこで、先発の防御率を見ると、
各球団との対戦一巡目までは、5.41もあり、
今は5点を下回るものの、
相変わらず5点に近く、
抜けてリーグ最下位1弱状況
ですね。


昨年終盤の9月に投手陣が良くなって
リーグ優勝を最後の最後でもぎ取りましたが、
昨年9月も良かったのは先発陣でしたね。


すなわち、勝っために、
先発が試合を築くことは最低限必須です。


でも、昨日のように、
平井、平良、ギャレット、増田と
勝ちパ4人を全員投入していたら、
翌日以降が厳しくならざるを得ませんね。


長いシーズンを戦うことを見据え、
しかも、今年は過密日程で休みなしであることを考えれば、
途中で息切れしないよう、潰れぬよう、
平井、平良、ギャレット、増田のほか、
あと2名(宮川?小川?他)を加えて
6人を2班に分けて、
各班を交互などで使っていきたいですね。


でも、それにしても、1日3人とすれば、
カバーできるのは7~9回までですから、
先発陣で6回までは何とかしたいですね。
(二人一組で6回まで投げ切ってもOK)


しかし、今の成績を見ると、
先発陣の防御率の高さのみならず、
QS率も4割未満でリーグ最下位ですね。


とにかく、監督も仰っているように、
先発陣はしっかり試合を築き、
QS、HQSを目指して、
長く投げ切って欲しいですね。



で、鷹戦カード緒戦は、
今井vs千賀でしたっけ・・・


ユニフォームが逆ですけど。。。


千賀は獅子威し打線を1人1人血祭に挙げる
「タイマン勝負」の展開に持ち込みたいようですが。。。


とにかく、今井の方が問題ですね。


いずれにしても、
鷹が得意とする先制逃げ切りの展開に持ち込まず、
獅子が序盤(3回終了時)を
制するところからが大事です。


それには、
今井は立ち上がりから踏ん張り、
獅子威し打線が序盤から援護する。。。


難しくとも、それをやらねば苦しい展開になります。


真夏の夜の夢(千賀が大炎上1イニング9失点の奇跡)が
昨夏の奇跡が再び起きると、良いのですが。。。
このときは別の課題も残しましたが。。。


話が脱線しましたが、
投手陣に話を戻しますと。。。
あとは全体で見れば、前々からの懸案事項である
与四球率BB/9の高さが課題ですね。


ただし、昨年もそうでしたが、
与四球率BB/9なら
鷹も獅子に負けてません。
(昨年は鷹の方が獅子より高い
しかも、現時点では、
オリも獅子に負けてませんね。


しかし、鷹は防御率リーグ1位であり、
獅子と約0.8点も下回っており、
オリも防御率はリーグ2位を争ってますね。


その獅子と鷹&オリの違いには、
鷹&オリの方は、獅子と比べると、
被打率が低く、
奪三振率K/9が高い
ですね。


でも奪三振率K/9は、
鷹が8超他4球団が7以上ですが、
獅子は6.5しかありませんね。
まあ、昨年の6.1よりは高まってますが。。。


昨日も榎田が初回のピンチを
連続奪三振で凌ぎましたが、
ピンチ時に三振が欲しいときに
三振を奪える地力は養いたいですね。


まあ、現実としては、
そう簡単にアップするものでもないですが、
それは配球の仕方(工夫)とかでも
(ストレートの投球割合を増やすなど)
変わる可能性は高いですからね。


楽天のが、
移籍してから奪三振率を高めたのも、
ストレートを活かすようになって、
変化球の効果も増したことなどもありますね。