下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎11回戦(MLD)】獅子レジェンド『真獅子の、骨と牙。』の偉大さ&『勝ちパ衆』のありがたみを知る勝利に! いつの間にか『160km/h』投手が球団に二人も!好守も連発! ただ、獅子威し打線は全体的にワンパンチ不足は否めず。来週から過酷な『GO TO 博多&札幌!』キャンペーン始まる。地獄旅行にならぬことを・・・

今週のロッテ戦カードは、負け越しこそありませんが、
是非とも、今日、勝ち越しを決めて
気分良く、GO TO 博多&札幌!としたいですね。


今日のスタメンについては、
スパンジーを下げて、
メヒアをDHで、栗山をレフトに入れましたね。

まあ、スパンジーは、いつの間にか
左腕投手の方が右腕投手より打つようになっており、
中村稔からは2ランを決めてますが、
基本的には、ピンか?パーか?なので
ハマれば打つし、ハマらねば打てませんね。


ロッテの方は、左腕・榎田の先発を鑑みて、
3番に菅野ではなく、清田をスタメンに挙げてきましたね。


で、今日の結果については、
中村&栗山の勝負強さ
勝利をもたらしましたね。
骨牙のレジェンドには脱帽です。
まあ、今日は「二塁打」攻勢で試合を決め、
栗山が通算350二塁打を決めましたね。
おめでとうございます!


まずは獅子威し打線について。


ロッテ先発の中村については、
良いストレートを持っており、
2シームでゴロアウトを打たせるタイプです。
ただし、今日を含めず、与四球率BB/9が7超であるように、
制球力はそんなに良くないタイプです。
前回、千葉での獅子戦でも制球で苦しむ面もありました。


実績もないですから、
不安のある立ち上がりから叩き潰して、
リズムを崩させて自滅させること
攻略の鉄則です。


ボール球はしっかり見極めるのは当然のことであり、
そのほか、ファウルなどで粘って、
制球の悪さを誘うなどの攻め方が欲しいですね。
そして、相手に脅威重圧を与え続けることです。
それができれば、勝手に自滅します。


まあ、うちの投手陣で
よくみられるパターンの逆の話なんですけどね。


しかし、今日の獅子は、
この中村稔を攻略できませんでしたね。


5イニングを投げ切られ、わずかに得点は1点のみ。
今日の中村稔はそんなに良かった???


前回の千葉では、敗戦処理の形で出てきたわけですが、
このとき、4イニングで2得点を挙げましたけど、
スパンジーの2ラン一発でしか得点を稼げず、
併殺打を2つも献上
しましたね。。。


2試合合わせると9イニング3失点ですね。。。
ある意味で、
獅子は、中村稔を
2度にわたって攻め落とせなかった
と言ってもいいですね。


中村稔はプロ入り2度目の先発投手です。
そんな投手に、
勝利投手の権利をあっさり与えてしまう・・・


今週は岩下とかも堕とせませんでしたね。


そういえば、楽天の安楽とかも、
今日は、オリ戦で緊急登板だったらしく、
オリが攻略をしていましたが、
獅子は2度も抑えられてますね。


確かに、昨日の種市に完封され、
種市の投球も良かったわけですが、


いろんな投手を相手に
攻め落とせないこと
攻めるのに手間取ることを考えれば、


結局、監督がコメントしやすい
良い投手だから、良い投球したから云々
という問題ではなくて、
打てぬ獅子打線の問題・・・なんですよね。


今年の打線は、
相変わらず、得点圏打率が低いなど
勝負弱く得点が稼げず、
鷲にお株を持って行かれ、
盗塁成功率が低迷しているなど
機動力野球も
鴎にお株を持って行かれていますね。


とにかく、今日の中村稔は、
制球が暴れることはそう多くはありませんでしたが、
球が抜けたときの外崎の三盗は見事でしたけど)
昨日の種市のように、
ストレートをコース一杯に決めようとしますが、
制球力がそこまで良くないから、決まりにくいですね。


しかし、
ストレートと変化球の緩急差に戸惑わされ
球が散らばる荒れ球傾向に戸惑わされ

中村稔が得意とする
ゴロアウトの餌食になりましたね。
5イニングで、
併殺打を含めて7個がゴロアウトでしたね。


基本的には、ゴロアウトのみならず、
低めへ丁寧に集められて
打ち取られましたね。


それでも、栗山は勢いに乗っていましたね。
でも、出塁してもなかなかつながらない、、、
でしたね。


結局、対戦経験が乏しく、左腕であるため、
獅子が苦手とするキーワード
『初物』もどき&『左腕』に該当
しているんでしょうね。


しかし、中村稔が勝利投手の権利を得て降板すると、
二番手・東條へ交代してくれて、助かりましたね。


6回裏、山川は全く合わずの空三振も、
外崎は、4球目で、
球とバットがかなり離れている状況での
空振りを見せましたが、
ファウルでタイミングを合わせながら、
最後は外球に逆らわず自然に流すして突破口を開くと、
中村が右中間へ、栗山が左中間へ
連続タイムリー二塁打を放ち、
一気に逆転・勝ち越しを決めましたね。
さすが勝負強き骨牙レジェンドですね。


その後、メヒアは倒れましたが、
次の木村、打つ前に中村のアドバイスもあったおかげなのか、
外目で浮いてきたスライダーを捉え、
貴重な追加点となるタイムリーを放ちましたね。
この1点獲得は、
その後に向けて大きかったですね。


でも、打線の見せ場はここで終了でしたね。。。


まあ、8回表、不振の
外角低めへ逃げるスライダーに対して、
体勢を崩すも、合わせながら、
片手で当てていき、乗せてすくい上げ、
遊撃手を越えるポテンヒットが
執念で出たのは、良かったですね。。
でも、まだ不振は続きそうですが・・・


とにかく、
つながりが悪く歯がゆい打線、
今一つパンチ力が不足している打線
何とかされたいですね。。。


ところで、
昨日、復帰して3四球を選んだメヒアについて。


確かに状態が良いから、球筋を見極めやすく、
昨日も、自信をもって見極めていましたね。
ある意味、今までのメヒアからイメチェンです。


ただ、今日、スイングするとき、
振り遅れていましたね。


要は、球を見ようとするから、
始動が遅くなっていますね。。


確かに6回裏の3球目は、
ファウル球を後ろに逸らしたように
タイミングは合っていましたが、
次の4球目の右飛は、
差し込まれていましたね。


最後の8回裏の打席では、
振り遅れっぱなしでした。
(5球目は振り急ぎましたが)


スパンジーのように、昔のメヒアのように
何でもかんでも、
闇雲にブンブン振り回されると苦しい
わけですが、
(スパンジーの方がメヒア以上に振り回すけど)
それで積極性を失っては本末転倒です。


欲しいのは、
積極的に打ちながらの選球眼です。


しばらく戸惑いは残るかもしれません。


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一方、獅子投手陣について。


先発の榎田については、
いきなり連打で無死一三塁のピンチに陥りましたね。


福田秀は、ソフバン時代、
右投手からは打ちまくりましたけど、
左投手からは打てませんでしたね。
その左腕苦手の傾向が大きなネックでしたね。
それだけに、ソフバン時代は、
左腕を得意とする川島とワンセットでしたね。


今年はまだデータ数が少ないから何とも言えませんが、
練習試合で楽天の松井祐樹からも打っていました。
それでも、
左腕苦手はそう簡単にクリアできる問題ではないのですが、
今日は、外角低めに対して、
泳ぎながら片手打ちで乗せるように合わせて、
上手く巧みに中前安打を打ち込まれましたね。


でも、次のマーティンには、
腰高の高さに甘く入ったところを
完璧に打たれました。


しかし、ここから榎田のギアが上がり、
清田&安田を連続奪三振で二死まで稼ぎ、
最後、井上は緩急を活かして料理しましたね。


こういうピンチの場面で
三振を奪えることは大きいです。


獅子の場合、
与四球での出塁を許すことが多く、
そこから失点するケースが目立ちますね。

鷹の場合も、獅子と同程度に
与四球での出塁を許すことが多いわけですが、
そこから失点する許さぬケースが目立ちますね。
その要因の違いの一つに、
奪三振率の差(鷹は高い、獅子は低い)がありますね。


如何にチームの奪三振率を高めるか?
そこは大きな課題ですね。


榎田自身、出塁を許しても、失点を許さず
立ち上がりを切り抜けました。
もともと榎田は、そんなところがありますね。
ただ、出塁を許すから球数が嵩んで長く投げ切れない
という課題もありますが。


その後は、緩急も活かしながらカモメ打線を抑えていきますが、
4回表、先頭の清田には、
甘く入って完璧に左安打を打ち込まれましたね。


で、問題は安田の打席ですね。
内角ストレート
見事に引っ張られましたね。


そもそも、内角を意識している安田に対して、
5球目は外角攻めへ行くべきでしたね。


4球目の内角攻めがやや中へ入って、
鋭い打球を打ち込まれていましたね。
やや振り急いだ分、切れてファウルになりましたが、
もう少し修正すれば
タイミングよく打たれることは読めますからね。


しかも、もう一度、内角を攻めても、
榎田の球が中へ入る懸念も残ります。


だいたい、
カウントもB1S2で余裕があるのですから、
内角を狙うなら、明瞭にボール球で外すか、
内角を意識していたのだから、
攻めるなら外角を狙いたかったですね。


というのも、今週、安田には
昨日までで5安打打たれていますが、
そのうち、4安打が内角球
または内角を狙って中に入る球
打ち込まれていますね。


それを考えても、
4球目に惜しい当たりをしていますから、
安田は内角球を意識していることは伺えます。


それ故に、森が内角に構えた瞬間
『打たれる!』というのは自然に感じましたね。


でも、次の井上には、
完璧にタイムリーを打ち込まれましたね。


それでも5回表は、
甘い球も散見し、守備に助けられた面もありましたが、
抑えましたね。


で、6回表、安田に中安打を打ち込まれて
そこで、平井に交代しましたね。


ただ、榎田はもう限界だったか?
というと疑問は残ります。


球数はまだ73球でした。
まあ、それもありますが、
安田に打たれた中安打も、
基本的には、
打球は打ち取っているものであり、
打球コースが悪かったですね。


5回表、福田秀、清田に甘い球を打たれてますが、
まだ限界だった、というほどではなかったと思います。


確かに、明日は休みだから、、、
ということなんでしょうが、
平井も連投の投入になります。


しかも、
明日は休みと言っても、移動日ですし、
来週は、苦手の敵地・福岡での激戦
ですからね。。。
鷹に勝ち越すためには、
場合によって、平井、平良、ギャレット、増田と
勝ちパの三連投もあり得るわけですね。


それを考えれば、できる限り、
1人だけでも温存しておきたい面はありますので、
6回は榎田に投げ切らせて、
7回から平良、ギャレット、増田とつなぎ、
平井は休ませても良かったのでは?
という気はしましたね。


しかし、今日はカード最終戦
勝ち越しがかかっていましたから、
リードしている、またはビハインドでも接戦なら、
6回で1人でも出塁を許したら、
平井を投入することを、
そして、
平井・平良・ギャレット・増田の
勝ちパ全員投入
試合前から決めており、
それを公式に当てはめるように
機械的に講じたという気がしてなりません。


もうそうなると、
来週の鷹戦のことは全く考えていない
んだろうな、、、というところで、
完全に見解の違いですね。。。


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で、平井以降の勝ちパについて。


平井については、
最近、見られている制球の怪しさを露呈しましたが、
スライダーにもキレがあり、
その分、中村にはストレートも効いて
三人を片付けましたね。


平良については、
源田、川越の好守に助けられましたね。
菅野に対しては、力でねじ伏せましたが、
平良自身の球が甘く入っていましたね。


ギャレットについては、
球速を出した分、制球が暴れていましたが、
力でねじ伏せましたね。


しかも、160km/hをはじき出して、
空三振を奪いましたね。


高めに外れた明瞭なボール球でしたが、
豪快過ぎて、
清田も手を出してしまいましたね。


メラドでは初の160km/h
今年は二人目の160km/hでしたね。
凄まじいことになってましたね。


もちろん、
スピード争いをしているわけではなく、
プロのクラスになると、それでも打ってくるわけですが、


先日、清原氏が石橋貴明氏のYou Tube「貴ちゃんねるず」
で話をされていましたが、例え話は150km/hですけど、
清原氏曰く、巨人の澤村と阪神の藤川なら、
同じ150km/hでも、沢村の方が藤川より打ちやすかったと。
打者から見て、一番嫌なのが見られていることらしく、
球だけで勝負してくるのは打ち返せる、と。
藤川の場合、足を上げて、
打者を見ている間があるので、
その分、タイミングが掴めなず、
打つ時の目の前の球がは速く感じるから打ちにくい
らしいですね。


まあ、やはり、どんな強打者でも
間を狂わされる、タイミングを掴ましてもらえないと
打てないですからね。

https://www.youtube.com/watch?v=RS8PkB_QpDc



話は脱線しましたが、
最後の増田も、
レアードの2球目以外は全て
ストレート一本槍で勝負していましたね。


ギャレットの160km/hに
刺激されてしまったのか???
わかりませんが。。。


一本槍で攻めたため、
井上には粘られましたが、
井上に対して、最後の8球目は甘かったですけど、
力でねじ伏せましたね。


レアードからは空振りを奪い、
中村には危なげなく二ゴロで仕留めました。


結局、勝ちパ4人は、
カモメ打線をパーフェクトに抑えましたね。


まあ、今までの獅子投手陣の脆弱さを考えると、
そんな勝ちパ衆がこれだけ活躍すれば、
首脳陣も今までに味わったことのない
安心感を得ているんだろうな、、、
ヤミつきになってしまうんだろうな、、、
それもわからなくはないけどね、、、
という気はしますね。


ただし、特効薬も過剰に使いすぎるのは、
長い目で見ると、マイナスにもなり得ますね。
いざというとき、
ヘロヘロで使えなくなるとか、潰してしまうとか。


大事なのは、、、

ですね。


ところで、
今日はファインプレーが続出しましたね。
監督が大いに喜びそうですね。
『守り勝つ』野球に。


特に、将平&川越で好守が出たのは良かったです。
しかも、川越は、右・中・左翼手として活躍しています。
将平も、中翼手のみならず、右もやれます。


普段、多いのは、
打てないけど、守ることができる
打てるけれど、守れない、というケースですが、
守れて打てる若獅子は、ものすごく貴重であり、
守りを重視する監督も
積極的に使いたくなりますね。


川越も「強肩」のみならず、
「守備範囲」もアピールできました。


将平も、川越も
良いアピールになったと思います。


#将平たまらん

#源田たまらん

#源田たまらん

#川越たまらん


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さて、
来週からGO TO 博多&札幌!であり、
メラドに帰って来るのは2週間後です。


その中で、かなりの過酷な激戦なるのは、
来週の苦手な敵地・福岡で対峙する鷹戦カードですね。


アウエーでの戦いは
他球団が相手なら、そこまで苦手としてませんが、
福岡だけは、別格に弱いですからね。。。


それだけに、
こちらの本拠地・所沢で鷹を迎えるときには、
どん欲に1つでも多く勝ち星が欲しかったわけですが、
4勝2敗で貯金を2つ作っていますね。


もちろん、来週の鷹戦4勝2敗なら超万々歳!ですが、
苦手な敵地で戦うわけですから、
3勝3敗のタイなら御の字
福岡での成績を鑑みれば、
最悪でも、2勝4敗にとどめること
(通算対戦成績の貯金をゼロ)というところですね。


絶対に回避しなければならないのは、
0勝6敗、1勝5敗と
圧倒的にやられることです。


今までの福岡での戦いや、鷹とのCSの戦いなどを考えれば、
一方的な大炎上は、十分、あり得る話ですが、
それは是が非でも避けなければなりません。


とにかく、
まずは『2勝を!』稼ぐことですね。