下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/24OP戦:対DeNA(メラド)】OP戦終了。あとは開幕まで突っ走れ!その行く先は暗黒街道かもしれないが、、、今年は『覚悟』が必要ですね。

今日がOP戦の最終戦でした。


出張でリアルタイムに観ることができず、
宿で夜な夜なパTV録画を観ました。


ところで、今日は
松本航が肺炎で離脱し、
このOP戦も不安高まる敗戦
で締めると、
ネガティブニュースが濃すぎて、、、
朗報は、、、
メヒアが二軍戦で

三打席連続HRくらいでしょうか。
泰雄が23日の二軍戦で7回1失点
急遽、繰り上がりで先発ローテ入り
するそうですが、、、
それも頭数合わせの付け焼き刃であり、
彼の場合、
一軍で通じるかは、別課題ですから。。。

まあ、泰雄も、23日の二軍戦では、
7回1失点でも、7回を111球も投げており、
それは9安打、2四球と出塁を許しすぎていたから
ですけど。。。


それでも今の獅子には
頭数を揃えるだけでも厳しいのが
実情です。。。


連覇だ!日本一だ!
という目標は良いのですが、
今年は、最下位の懸念も見据えた
『覚悟』はしなければなりませんね。


負傷者らが復帰するまでは
何とか大差をつけられぬよう
踏ん張って中団から追走し、
戦力が整ってから追い上げる展開
を見据えなければなりません。


ただ、少なくとも交流戦までは、
勝率五割はキープしたいです。
それでも26勝25敗なので、
85勝するには、
残りは59勝33敗
(勝率0.641)が必要ですね。
実現できない数字ではありません。
でも、交流戦までに五割を割ると
後々が実現できる数字を超越してきます。


先日、秋山がフジテレビTWOで
語っていたコメントを挙げておきます。
(今日の開幕直前スペシャルは帰ってから録画を観ます。。。)


去年のように上手く行くと思っていないので、そもそも。簡単じゃないですし、開幕、去年は8連勝、今年は8連敗から始まるかもしれないですし。何で今年、上手く行かないんだろうと思うことがチームとしてあると思うんですよね。逆に、去年は、わけもかわらず勝っている試合もあったし、それだけ劇的な試合もあったので。おそらく簡単じゃない、と思っているので。
 その中で、チームが沈んでいるとき、色んな選手が落ち込んでいるときに、バカになるという言葉が合っているか分からないですけど、それでも、前を向いていける集団かどうか。そういう負の雰囲気に引っ張られるんじゃなくて、試合をやるときは活気を出して、その先頭を引っ張れるのがいいな、と思ってます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今日の試合では、
武隈が先発でした。


武隈については、
今の投手事情を踏まえれば、
先発ローテ入りは確定ですから、
大炎上だけはしないでくれ!というのが
首脳陣の願いだったのでは、、、
とも思います。


ところで、武隈の前回登板は
3/16の阪神戦でした。
中7日の登板でした。


前回気になった
武隈が先発する上での課題としては、
スタミナは大丈夫?
②ストレートとスライダー中心で
 カーブを入れて誤魔化しているけど、
 自慢の伝家の宝刀
 チェンジアップはいずこに?

でした。
前回と比べてどうか???


チェンジアップについては、
初回二死一三塁でのロペスに、
(併殺崩れも泳がせて遊ゴロ)
3回二死一塁での筒香に(空三振)
4回一死で伊藤に対して、
(2球続けて泳がせて中飛)
決め球として活かされていました。
でも、見逃してもらったりしたけど、
初回一死一塁で宮崎の3球目、
(直球に絞ってタイミング合わず手は出なかったが)
4回二死一塁で井納の3球目は抜けてました。
(相手は投手だから打つ気なかったが)
また、
源田真正面で遊直でアウトになったけど、
2回二死の桑原への4球目は抜けて、
痛烈なライナー性の打球を打たれてます。
(打球はちょと詰まったような音をしてましたが)


まあチェンジアップについては、
4回までは前回より改善してますが、
良かったり悪かったり
というところでしょうか。


でも、スタミナの問題も関わる5回表、、、
無死二三塁の場面でソトに対して、
3球目のチェンジアップで遊ゴロに仕留め、
その間の1失点でした。
この回は、おかわり君の失策の影響があったから、
最小失点で切り抜けたことを褒めたいですけど、


そのソトへの3球目は、
チェンジアップが抜けており、
それが外角に入った分、
ソトが強引に引っ張って
泳いで引っかけてしまった
から
遊ゴロで済みましたが、
もし流されていたら、
ライト方向へ長打を浴びていたかも
しれません。


でも最もヤバかったのが2球目でした。
チェンジアップが完全に抜けて
ど真ん中ちょい高めに超甘で入り、

完全なホームランボールでした。
ただ、ソトが打ち気に焦って
振り急いだため、ファウルで助かりましたが、
(まあファウルも痛烈の三塁線でしたね)
3ラン被弾の危機でしたね。。。


このソトへの2~3球目で
76~77球目でしたが、
スタミナが危うくなり、
甘くなったことが懸念されます。


ちなみに、今日のソトは
カーブも含めて変化球にタイミングが
合ってなかったですね。
1~2打席目とも、
外角高めの甘いカーブ
バットの先で打ち損じていました。


逆に、今日の武隈のカーブは、
タイミングが合っていないソトには
通用しましたが、
宮崎や筒香には全く通じませんでした。
カーブは緩急を活かすには必須の球種です。
今日の中継でも話されていましたが、
本人もそのことは認識し
積極的に活用していくらしいです。
ただし、見せ球として
上手く活用されたい
です。
まだ精度が低いですから、
相手が打ち気満々のブンブン丸でない限り
決め球としては危険です。


スタミナに関しては、
前回や昨年に先発挑戦したときもそうですが、
5回くらいになると、苦しくなること
あまり改善されてない
ですね。
まあずーっと中継ぎでしたから、
しかも、今キャンプも
中継ぎで調整・準備してます
から、
しょうがないんですけどね。。。


まあ本人は
「長いイニングを投げるのは慣れてきた」
とは言ってますが、
それが球質に直結してくれることを願います。


スタミナ問題については、
早めの継投を見据えつつ、
武隈自身、実戦を重ねて強化するしか
ありませんね。
開幕までの残り時間は、走り込みですね。


ただし、今回は中7日登板でしたが、
まあ、慣れていない登板だったから
当然と言えば、当然なんですけど、
前回の登板後、
疲れが抜けなかった
ようですね。
当初、昨日23日に二軍で登板予定も、
「(登板が)1日伸びて、身体はラクでした」
とのこと。
これも、武隈自身、
実戦を重ねて強化するしかありませんね。


ただし、武隈の手を借りないとならぬ状況ですが、
武隈に無理を強いて武隈自身を潰してはダメです。
昨年のように武隈が通年で不調・不振は困ります。
不慣れのスクランブル突貫先発ですから、
キャンプでその準備してないですから)
無理をさせれば潰れます。
それ故に、首脳陣は、
武隈の登板間隔投球イニングには
重々に配慮しなければなりません。
(特に慣れるまでは。4月までは。)


ーーーーーーーーーーーーーーー
それ以降の投手陣について、
気になったのは、
調子がなかなか上がらない
小川獅子也
です。


大石が築いたピンチ(一死一二塁)
大石はもう終わってしまった感が。。。)
登板しますが、、、
外角高めに甘く入ったスライダー初球
いきなり右安打で打ち込まれ、
次の右打者・中井には、
クロスファイヤー狙いで
森が内角に構えても、

逆球で甘く入った処を打たれてます。
外角腰高の直球を中井に
弾き返されて中適時打されます。


次の倉本にもそうですが、
(倉本自身、不振で助かりますが)
球が高め傾向であり、
逆球も見受けられています。


獅子也も状態はまだ仕上がってません。


ーーーーーーーーーーーーーーー
さて、もう一つ大問題が
獅子威し打線の貧打状況です。。。


今日は、ここ何試合かで見られた
残塁祭りどころか、
(残塁数は7個ですが)
それ以前の問題、、、
全般的に打てません
でしたね。


おかわり君だけが好調。。。
でも失策はダメダメ。。。


最近のおかわり君、
他が調子良いと、おかわり君は不調。
おかわり君が好調だと、他が不調。
何か噛み合わぬ印象が、、、
でも他が不調時に好調だと
助かりますけど。。。


唯一、得点した5回裏、
二死から四球で栗山が出て、
おかわり君、木村の連打
得点した攻撃は
良い形の展開でした。
しかし、それ以外が、、、、
打てない獅子は
ただのネコです。


唯一の得意技が山賊化ですから、
それが発動できなければ、、、
当然、負けます。。。


今日は、先発・井納が相手でしたが、
井納もそれなりに良い投手ですが、、、


初回の立ち上がりでは、
源田もセーフティバント奇襲を
仕掛けますが、打ち上げちゃいます。
立ち上がりを揺さぶるのはOKですが、
次の秋山は、相手の策にハマります。
秋山の打席では、
一二塁間に内野3人を偏らせるシフト
敷いていましたが、
外角に抜けたフォーク
強引に引っ張って引っかけて
一ゴロに終わります。
井納が外角に投げた抜けフォークは、
まさに「流し打ちして下さい」
とばかりの甘い球であり、
内野シフトも一二塁間に偏り、
三遊間がガラガラに空いている状況で、
そもそも、
バットコントロールの優れた秋山ですから、
流し打ちすれば左安打が濃厚でした。
秋山ほどの名打者が
何故引っ張る?
という印象でした。


まあ練習試合ですから、
思い切り振ることで好調を保つとか、
秋山なりの考えがあったのかもしれませんが。。。
でも、4回裏の打席でも
同じような球を引っ張って二ゴロでしたね。。。


結局、井納の立ち上がりは、
こりゃ、打てないぞ!というまでの
良好ではありませんでしたが、
捕らえ損ねました。


2回表、山川は
2球目に内角低めのボール球を空振りして、
目が覚めたのか、
4~5球目の内角低めに
際どく外れた球をしっかり見極めました。
球筋は見えています。
ただ6球目は、
井納のフォークが落ちきらず
ストライクゾーンに入った分、

追い込まれていた山川も
強引に手を伸ばして打ちました。
三遊間抜けそうも、
大和の好守に阻まれますが。


井納も6球目は、
空三振を狙ってのフォークでしたが、
そのフォークが落ちきれなかったですね。


井納も抜けフォーク
他でも見られていましたね。
3回裏、先頭の栗山も
ど真ん中の抜けフォーク
打ち上げて遊飛で終わりました。
その回、二死二塁の場面で
金子侑も腰高に甘く入る
抜けフォークの3球目

仕留められずファウルになります。
最後はスライダーでやられますが、
3球目が勝負の絶好球でしたね。。。


先発の井納には、
5回73球、1失点
3安打、1四球、2奪三振。。。


井納もそこそこの調子でしたが、
投球内容を勘案すると、
絶好調!というほどにはなく、
上記成績以上に
もっと打ち込んでも
おかしくない内容
でした。


昨年のOP戦では、
「あと1本が」野球が続く中、
最終試合で山賊化しましたが、
5回裏に一挙6得点
 ただそれ以外は無得点でしたけど)
今年は、不調だったSB武田以外で、
山賊化することが
あまり見られず、
そのまま本番へ突入します。


試合後のミーティングで、辻監督は、
今回の先発投手陣崩壊の危機を前に
より苦しい戦いになるけど、
 野手陣が今まで以上に頑張ってあげようよ
と呼びかけたらしいですが、、、


今の貧打ネコ打線
開幕時の本番には、
山賊化する獅子威し打線に
戻りますでしょうか・・・

戻らないと困ります。。。
それが唯一の武器ですから。。。


ただし、守乱は低減して欲しいです。
このOP戦での失策数は
12球団ワースト2位でした
ね。