【令和元年5月1日 日ハム4回戦(MLD)】令和初日は完敗『まけほ~』流れを最初から奪われ、その後、取り戻すチャンスは幾度とあったが、与四球祭、残塁祭で戻すどころか、相手に流れを促してしまう完敗。被安打10個、与四死球10個でこちらはソロ二発のみ。負けて当然。勝ち越すには明日から連勝しかないが、今の獅子にその力があるか?
今日は記念すべき令和幕開けの日のゲームで
しかもホーム開催でハムとの4回戦で、
メラドへ応援に行きました。
先に朗報といえば、
令和初のチーム本塁打が、
でしたね。
朗報は以上です。
さて、今日のスタメンです。
下からのモニター眺望なので
見にくくて申し訳ありません。
先発投手は
前回の平成最後のホーム試合での雪辱を晴らしたい光成。
相手の先発は中2日の掘ですが、
最近やっている「ショート・スターター」作戦でしたね。
まあ今日は、うちの方が
もっと短い「ショート・スターター」になりましたが。。。
そういうのを「ショート・スターター」と言うのか?
はありますけど。。。
そして、今日の結果については、、、
令和初日を完敗『まけほ~』
でした。
被安打10個、与四死球10個で
こちらの得点はソロ二発のみでは、
さすがに勝てませんね。
立ち上がりから、流れをハムに奪われます。
その後、取り戻すチャンスは幾度とありましたが、
与四球祭、残塁祭で
そのチャンスを潰し、
結局、相手に流れを
促してしまう状況でした。
初回表、光成の立ち上がりについては、
2番の大田に
甘い高さの外角球を左二塁打を痛打されるものの、
※次の打席も
外角球の甘い高さの球で右二塁打を浴びる。
一死二塁で近藤を奪見三振で料理し、
二死に持ち込むまでは良かったんですが、、、
中田、田中賢に連打されると、、、
次の渡邉にデットボール。
ここで光成が心理的に壊れ始め、
昨年までのオドオド光成に戻りかけます。
まあ、渡邉への与死球の影響は
森にもありましたね。それが次の結果です。
一応、この初回表は、2失点で凌ぎますが、
そう畏まるような強打者でもない平沼相手に
初球がすっぽ抜けて
2球目で外角高めを右安打されてしまいます。
この打席は、以前の光成の姿が
顔を出し始めた象徴でしたね。。。
確かに初回表、明らかなヒット打球でしたが、
そこをレフト金子侑が
思い切り前進してキャッチを試みました。
もし中田の打球を金子侑が捕球していれば
超ファインプレーになり、
二死でしたから
試合展開でだいぶ助かるところでしたが、
ちょっとフライ浅すぎた分、
金子侑も間に合うことができず、惜しかったです。
おまけに、
金子侑生が送球するとき、すっぽ抜けて、
どこに投げてるの?状態の悪送球に。
何か泣きっ面に蜂状態に。。。
↓↓↓ピンぼけておりますが。。。
どこに投げているの?のシーンです。
ホームに投げようとしますが、
間に合わぬことを意識して空回りですね。
空回りすること自体、
流れが無いことを示しています。
また2回表、右二塁打になった大田の打球は、
右中間を抜けた打球でしたが、
ライト木村が突っ込んで
ダイビングキャッチを試みました。
もし大田の打球を木村が捕球していれば
超ファインプレーになり、
三者凡退で終わりリズムに乗れるから
試合展開でだいぶ助かるところでしたが、
ちょっと打球が伸びた分、
木村のグラブの先を越えて行き、惜しかったです。
あと3回表、中田の打球は
一瞬、本塁打か?と思うほどでしたが、
センター秋山がジャンピングキャッチを試みました。
まあ背面キャッチでもあったから、難しい技ですが、
グラブに当たって惜しかったですね。
一応、中田に対して
長打を回避して単打で済ました効果はありましたが、
もし中田の打球を秋山が捕球していれば
超ファインプレーになり、
先頭の出塁を許さないので
試合展開でだいぶ助かるところでしたが、
惜しかったです。
ただし、これらの惜しいプレーは、
上手く行ったら超ファインプレーで
試合展開も大きく助けてくれるわけですが、
こういう好プレーが紙一重で実現できず
ということが続くことからして、
こちらに流れが無いこと
を物語っています。
こういうプレーは、
逆に流れがあるときは
上手くハマるんですよね。
例えば、7回裏、無死一二塁の局面で
木村が上手く打って、その打球は、
二塁手の頭上を抜けそうな鋭いライナーでした。
しかし、二塁手のジャンピングキャッチで阻まれます。
まさに不運な打球とも言えますが、
これこそ、獅子自身が
流れをつかみ切れていない現象です。
流れがあれば、打球がもう数cm、十cm高く
二塁手の頭上を越えているか、
若しくは強襲ヒットとかになります。
ただし、勝負の流れとは
運否天賦のような他力本願的な側面もありますが、
自らの行動で得たり、失ったりもして、
その勝敗を左右します。
だから、流れは重要であり、
勝負勘を鋭く持って
今がどんな流れなのか?
流れの転換期にあるのか?などを
常に感じ把握しなければなりません。
運が良かった、不運だった
で片付けてはダメです。
前述した7回裏の木村の打席については、
5点差ビハインドの終盤の局面で
少しも無駄なく打って行かねばならないのに、
2球目にセーフティバントをして
結果、ファウルになって仕留められず
ストライクカウントだけを無駄にしましたね。
そう簡単に打てないと判断して、
三塁手も深めでしたから、
自分も生き残るバントヒットを狙ったのでしょうが、
流れを変えるには、
そこは奇襲なのですから、一発で決めないとダメで、
仕留められずファウルにしてしまった段階で
ボタンを掛け違えています。
そもそも奇襲は一発で成功しないと
意味を成さぬ戦法です。次はありません。
でも、逆に一発で決めて入れば、
相手は、
かき回されて無死満塁のピンチに陥るので
嫌な気分で精神的に重圧がのし掛かります。
しかも、山賊のイメージもありますから。
そうなれば、相手投手も手元が狂う可能性もあり、
流れをこちらに取り戻すことが期待できます。
完全に取り戻せないかもしれないけど、
少なくとも相手にダメージを与えられます。
少し3回裏の話をする前に、
6~7回の話を先にします。
そもそも、この7回裏は、
試合展開を考えると、
流れを転じるのに絶好の機会の一つでした。
その流れの転換期は、
6回表の無死一塁で平沼がバントしたとき
おかわり君が二塁へ送球して走者を刺したプレーであり、
これに関して、
ハムのリクエスト検証が
失敗に終わったときでした。
スクリーンに検証映像が出ていましたが、
正直、判定はセーフだと思います。
しかし、これは昨年のCSでの秋山の件もそうですが、
今年も見られておりましたが、
二塁に突っ込んだとき、土埃が舞うので
判定を覆すほどの証拠映像になりません。
そのため、このケースは
判定通りの結論となる傾向になっています。
結局、今回も判定通りの
アウトという結果に。
まあハムさんには悪いですが、
(うちもそれでやられてますから)
こちらにとっては、
この判定結果は
流れを取り戻すのに大きなチャンス
になります。
おかわり君だって、
好守で気分良いですから。
(観戦中のTwitterです)
このことを考えれば、
当然、6回裏は、
流れを取り戻す大きな機会になります。
しかも、1番・金子侑からの攻撃です。
ただし、こういうチャンスを活かさなければ、
相手へ流れを促進させてしまい
こちらはかなり苦しい状況になります。
(観戦中のTwitterです)
で、この6回裏については、
金子侑&源田があっさり倒れ
あっという間に二死まで追い込まれます。
この6回裏、何か反撃の狼煙を挙げないと、
ましてや三者凡退で終了したら、
流れを転じる機会は
もう二度と現れないおそれがあります。
しかし、秋山がソロ弾を放って1点返します。
その後、山川、森が続いて出塁し、
二死ですが、巻き返すチャンスを築きます。
本来ならここで一気に畳み込んで
流れをこちらに大きく傾かせたいわけですが、、、
外崎が粘るものの、二ゴロで終了し、
その一気に畳み込むチャンスを潰します。。。
ところで、今日の外崎は、
追い込まれるときの空振りを見ても、
大振りしすぎており、
打てる気が全くしませんでしたね。
4回裏や8回裏の空三振は酷すぎました。
打撃が今一つの状態であるからわからなくもないですが、
何を焦っているのか?
大きいのを狙いすぎていないか?
監督もスタメン落ちはさせないでしょうが、
打席では、一呼吸を置いて
少し冷静になった方が良さそうですね。
場合によっては、
1打席丸々、全く振らずに
帰ってきても良いくらいです。
そのくらい、自分を見つめ直す余裕が欲しいです。
で、6回裏は
一気に畳み込むまでは至りませんでしたが、
一応、秋山のソロ弾で反撃の狼煙は挙げました。
そして、7回表
野田がまさか3イニングも行くとは思いませんでしたが、
そもそも、そのスタミナがあるのか心配しましたが、
最後の近藤には怪しく冷やっとしましたが、
野田の甘い球を捕らえた鋭い打球でしたが、
ライト木村の真正面で右飛で処理し、
10球程度とリズム良く三者凡退で終えます。
※良い当たりで守備の真正面ということも
流れを変えつつあります。
まあ、3イニング投げた野田に関しては、
次の楽天戦のカードの5月4~5日までは
休ませるべきですね。
このように、
6回表、ハムのリクエスト失敗
(おかわり君も上機嫌)
6回裏、秋山の反撃の狼煙
7回表、リズム良い三者凡退と好材料が揃い、
しかも、戦っている舞台は我がホームで有り、
おまけに、ラッキー7で盛り上がる雰囲気です。
そんな背景を鑑みれば、
流れを引き戻すのに
7回裏が絶好の機会であることは自明です。
ここで逆転とまで行かなくとも、
反攻していけば、勝機はまだ残ります。
しかし、逆にこの機会を完全に逃せば、
ここで敗戦濃厚の終焉とも言えます。。。
(観戦中のTwitterです)
結局、この7回裏のチャンスを完全に潰し、
運良く8回裏に再びチャンスが訪れますが、
外崎、栗山が連続三振に倒れ、
The End!となります。
連続三振って、やはり勢いがつくので、
流れを変えるきっかけにもなりますが、
流れがある立場なら、流れを促進させますよね。
で、3回裏の話に戻します。
このイニングでは、先頭の中田の打球を
惜しくも秋山が捕球できず出塁を許します。
前述したように、
当然、ハムに流れがあります。
ところが、次の田中賢の打席では、
打球が浅いフライのポテンヒットになりそうでしたが、
金子が突っ込んで
スライディングキャッチを成功します。
帽子が脱げて格好良く決めます。
外野手三人衆の4度目の正直となった
ファインプレーです。
当然、このようなファインプレーは
流れを転じる可能性を引き出すのに
良い機会になりやすいです。
しかも、ようやく出た4度目の正直ですし。。。
ところが、次の渡邉に対して、
外角低めを立て続けに
しかも、ストライク入らずの
ストレート与四球。。。
良いプレーの直後、
しかも流れを転じる機会になるかもしれないのに、
このようなお粗末なプレーを
してしまえば、
流れは絶対に取り戻せず、
逆に相手へ促進させてしまう一方です。
(観戦中のTwitterです)
前述したとおり、
このストレート与四球は、
前の打席で渡邉へ死球を与えたから、
光成も、森も、内角に投げることが出来ず、
外角と言っても厳しい低めを狙うけれども、
光成自身も
次はぶつけたらマズい!と思うのと同時に
何とか抑えなければ!とも考えるため、
どうしても気持ちが外へ外へと行ってしまい、
結局、次の与死球と
打たれることを恐れるあまり
力んで手元が狂った結果になりましたね。
また、2番手の泰雄についてですが、
5回表、先頭の中島を歩かせたことが嫌でしたが、
次の清水がバントを仕掛けようとしたとき、
1球目はファウルになってバントができず、
次の2球目で、泰雄が逆を突いて牽制し、
飛び出した走者・中島を一二塁間で挟んで
牽制死で仕留めます。
当然、こちらとしては大きく助かり、
相手は痛く、しかもそれは走塁ミスですから、
こういうプレーも流れを転じる
きっかけになる可能性があります。
しかし、そのバントできなかった清水に、
右二塁打を放たれるのは、
さすがにダメです。
結果として、ハムに帳尻を合わされました。
こういうことをやれば、
こちらは流れを取り戻すどころか、
逆に相手へ流れを促してしまいます。
結果として、痛い追加点を許してしまいます。
このように、今日の試合は、
流れを最初から奪われ
その後、流れを取り戻すチャンスは幾度とありましたが、
与四球祭、残塁祭などにより
流れを取り戻すどころか、
相手に流れを促してしまった
完敗でしたね。
そして、今日の光成に関しては、
渡邉への与死球で壊れ始めて
自信なきオドオドした
昔の光成が顔を出し始め、
あとはそのままズルズル行ってしまった
というところでしょうか。
次回が問題ですが、
気になるのは、
今年、自信が回復しつつあったけど、
立て続けにKOですから、
また自信を失っているのでは?
という懸念です。
もちろん、故障やフォーム崩れが
今までのスランプ要因になっていましたが、
怖い物知らずだった1年目と違って、
そのスランプに伴う挫折感が自信も損ね
負のスパイラルを助長していましたからね。
次回が気になる所です。観察要ですね。。。
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さて、明日は榎田が先発として復帰します。
また相手の先発はオリから移籍してきた金子です。
金子に対しては、
苦手ではなくむしろ得意意識がありますから、
正直、ありがたい先発投手です。
ただし、今の獅子威し打線は、
決して調子が良いわけではないから、
(むしろ昨年が出来すぎ)
その金子を攻め落とせるか?
ハマれば一気に轟沈するでしょうが、
半信半疑なところです。
とにかく、
相手にとって事故のようなソロ一発ではなく、
打線がつながった攻略ができるか?
ですね。
一方、榎田については、
2軍戦で調整していましたが、
投げた最長イニングが
17日の4回2/3であり、
そのときは自責点1でも
自ら失策も含めて7失点でした。
次の24日は4回しか投げてなく、
自責点4でも失点6、
被安打10、与四球2です
2軍戦で
満足のいく結果は得られてません。
正直、首脳陣の焦りから
復帰を急がしていないか?
心配です。
その榎田復帰先発については、
普段Twitterで仲良く
やりとりさせていただいている
tthgさんが昨日、指摘されております。
そして、もう一つ気になるのは、
昨年の結果からもわかるように
榎田は日ハムが苦手、
日ハムの餌食になっているんですよね。
【榎田2018年 対戦球団別成績】
今週はハム3連戦&楽天3連戦の6連戦です。
正直、今の西武が
楽天相手で勝ち越すのは容易ではありません。
下手をしたら、てきとうな推測ですが、
先日、復帰登板を急遽逃げた岸が
この西武戦で立ちはだかってくるなんてあるかもしれません。
とにかく、
今週を最低限のライン五割で凌ぐとしても、
今のハム戦カードで
勝ち越しすることは必須条件です。
でも、勝ち越すためには、
明日&明後日の連勝が必要ですね。
問題は、今の獅子に
それを成し遂げる実力があるか?
ですね。