昨日は完敗の獅子軍団でしたが、
今日は負けられない日ハム５回戦（MLD）

今日のスタメンは、、、

外崎が８番に下がって
栗山、おかわり君を繰り上げましたね。
それがどう効果を発揮するか？

昨日、５与四死球の渡邊が５番で、
金子が先発し、鶴岡と組みました。
正直、金子はオリ時代から、前回も含めて
獅子威し打線にとって、どちらかと言えば、
大好きなお得意様に入る部類の相手でした。

ところで、
こちらの先発・榎田については、
２軍戦で打ち込まれていることと、
ハム戦は昨年も苦手としていたこと、
２軍戦で最長イニングが４回２/３までだったことと、
不安を抱えてはいました。
しかし、榎田はそれら不安を払拭してしまいましたが。
それが格の違いというものなんでしょうか。

【榎田2018年・対戦別成績】

では、今日の結果についてです。

球団令和初の
『れおほ～』&しげる降臨！
になりましたね。

今日の榎田については、
正直、お見事でした。脱帽です。
復調初日の登板で初勝利をきっちり決めてくるあたり、
獅子投手陣の若手らと比べて
格の違いを見せつけてくれた、という印象です。
しかも、昨年、打ち込まれていたハムを相手に
挙げた結果ですから、十分評価できる好投でした。

榎田らしく、無駄なボール球が少なく、
右打者には内角を抉るクロスファイヤーも決まり、
また投球の緩急を活かしたりや、
投げるタイミングを変えて、相手を翻弄しつつ、
ハム打線を抑えていきます。

まあ今日の審判は、
ストライク判定の範囲が広く、
特に右打者から見て内角側、
左打者側から見て外角側が広い傾向でしたから、
クロスファイヤーは投げやすかったですし、
最終回、増田が決めた見三振の外角一杯も助けられました。

特に良かったのは、
中盤以降（５～８回）を
三凡祭りでハムを血祭に挙げたことですね。
特に６回表の三者凡退は
こちらに流れを完全に引き込み、
効果大となりましたね。
この６回表は、秋山＆森の一発で
勝ち越しを決めた直後であり、
ハムの攻撃は、好調の大田からで
中軸（近藤＆中田）を迎える局面でした。
当然、ハムは間髪入れずに
反撃していきたかったでしょうが、
僅か８球でテンポよく三凡に抑え、
相手に反撃の余地を、隙を
与えなかったのが大きかったです。

なお、今日の榎田は
ゴロアウトが８個（バント含む）、三振が３個に対し、
フライアウトが１３個（ライナー含む）
と、フライアウトが多かったですね。
昨年のフライアウトとゴロアウトの比は、
フライ：ゴロ＝8.4：7.0と
ややフライアウトの方が多かったです。
まあ、そんなに気にしなくていいか、
と思いますけど。

あとは、試合後に負傷を発しなければ、
というところですね。
昨年も含めて８回まで投げたこともありません。
その後に影響が出ないことを祈ります。

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ところで、最終回、４点差リードの局面で
セーブポイントが付かぬところで、
増田が２番手として出てきました。

正直
今日、増田を出す必要があったか？
今日の増田投入は無駄使いでは？
（明日からの４連戦も踏まえ）
という印象です。

確かに何が何でも勝ちたかったから
守護神を出した、というところでしょうが、
裏を返せば、
増田と平井にしか、
真の信頼を置いていない
ということになります。

まあ増田は昨日、登板しなかったので、
前回登板から間隔を開けていることになりますが、
今週はまだ４連戦が残っており、
その中で、何が何でも、どうしても
増田に登板してもらわなければ困る展開が
しかも、そこでは何が何でも
抑えてもらわねばならぬ展開が
生じる可能性はあります。
今日、出す必要もなかった、
もっと休みを与えることができたここで無駄使いをして、
そんな絶対に登板して守ってもらわねばならぬときに
支障を、影響を与えてしまう、ということは想定されます。

３日休んでいるとはいえ、
出す必要が無いときは、
後のいざというときに備えて
温存しておきたいです。

先週は
ロッテ戦で２回マタギを含む３連投し、
１日挟みますが、オリ戦で連投しており、
１週間で６回１０２球を投げております。
このときも
その疲労が投球に響いていましたね。
しかし、少なくとも、
４点差離れていた４／２７オリ戦は、
登板を回避でき、疲労を低減できたはずです。
逆に４／２８は登板して抑えてもらわねばならぬ展開でした。
結果は４／２８も無失点に抑えてくれたわけですが、
投球内容は、登板過多の影響が
露呈されていましたね。

本来の増田のストレートなら、
しっかり空振りを奪えるので、
相手の粘りを力で振り切ることができますが、
４／２８は、
福田、佐野にカットで粘られ続け、
なかなか振り切ることができませんでしたね。
その結果、球数も嵩みました。

その投球内容を見れば、
そろそろヤバそうな雰囲気が
伺えるものでした。

それだけに、
出す必要がない展開になった今日も
先週の登板過多の影響が懸念される増田は
休ましたかったですね。

逆にヒース等を
上手く活用して欲しかったですね。
ヒースも前回登板は増田と同じ４／２８ですが、
それまであまり投げていませんからね。
調整も含めて投げさせたかったです。

逆に登板数が少なくなったヒースは
実戦感を取り戻す意味で
実戦を重ねた方がいいですからね。

まあ、増田については、
逆転を許しはしませんでしたが、
案の定、打ち込まれましたね。
おまけに、球数も３０球超で消耗しました。

正直、今日、打ち込まれたのは、
増田自身に責任があるでしょうが、
それを責める気にはなれず、
逆に、今の増田の状況を見抜けず、
その先のことを考えることができず、
投手陣の運営に工夫すること無く
思考停止の状態で、公式一辺倒（条件反射的な）状態で
信用できる選手を安易に当てただけの
（「増田＆平井」依存症・中毒）
使った側・首脳陣の問題
と考えます。

まあ、増田には、お疲れ様と言いたいです。

とにかく、
増田&平井のみを信頼し、
そこに負担を集中させるのではなく
ヒース、Kマートも含めた
４人を上手く使いながら
勝ちパの投手陣を運営されたいです。

まあ、今日の登板は、
球数以上に神経をすり減らしていまたから
相当、疲労が貯まったでしょうね。
それ故、明日以降の４連戦では、
増田は休ませないと厳しいでしょうね。
投げたとしても、５／６の最終日でしょうか。
（状態次第では５／５も可？）

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一方、獅子威し打線については、
秋山が４打数４安打２本塁打２打点と
今までの不調振りを吹き飛ばすような
大暴れをしましたね。

４打席とも内角球を逆らわず
引き付けて腕を畳みながら
詰まらせることなく見事に打ち込みました。

（１本目の本塁打）

（２本目の本塁打）

昨日も１本打っていますから、
復調気配にありますね。

通算100号本塁打もおめでとうございます。

ただ、気になることが１つだけ。
今日は４本とも内角攻めだったから
やむを得ない面がありますが、
昨日の真ん中の球を打ち込んだのも含めて、
昨日と今日の安打は
全ての打球が全てライト方向、
どれも引っ張っているんですよね。
別にそれが悪いとは言いません。
ただ、広角に打てる秋山らしくないな
という印象が残りました。

次は秋山の外野へ飛ばした打球方向のデータです。

昨年も、今年も
引っ張ったライト方向の打率は高いです。
打率が５割を超えて２度に１度を打っているのだから、
ライトはたまったものではありません。

ただし、昨年と比べると、
レフト方向、センター方向は打率が低下しており、
特にセンター方向は、打率もそうですし、
ヒットの構成比も小さいです。

そこで気になったのは、
２度に１度はヒットになる得意なライト方向ですから、
不調な今は、とにかく１本打っておきたいので
とにかく、得意方向に打って
勢いをつけたい、
復調の弾みをつけたい
という狙いがあるのかな？
という懸念が残りました。

ということは、まだ完全復調ではないですね。

その「長打を狙いすぎている？」とか、
「実はまだ完調ではない？」という
不安を解消する評価材料としては、
レフト方向への打率アップ
センター方向へのヒット数増加
が欲しいですね。

ところで、ハムというと、
三塁手が消えて一塁側に偏る
引っ張り対策の森や栗山シフトですね。

（シフト）

うちでやったら
山川の真後ろにおかわり君が並ぶ？！
圧迫感があります。。。

相手も引っ張らせたいから、
内角攻めをしてくるわけですが、
今日、森もそのシフトに引っ掛かりましたけど、
昨日は不在の三塁方向へ打ちましたが、
まあスタンドに入ってしまったら
関係ありませんね。
で、今日はライトスタンドに
放り込んでしまいましたね。
貴重な追加点になりました。

ところで、
昨日や今日は秋山＆森の中軸で得点を挙げました。
中軸が効果を発揮するのはかなり助かります。
ただし、今日、金子侑、外崎、木村がヒットを打ち、
金子侑は最初の先制点に貢献したわけですが、
昨日から、上位＆下位打線で
得点を挙げることができていないのが気になります。
それを考えると、
獅子威し打線も完全復調までに至ってない
という懸念が残りますね。

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さて、明日は誠が先発です。
相手の加藤はショート・スタータでしょうね。

個人的には出かけるので
リアルタイムには
観ることができても１球速報くらいで
帰ってからの録画拝見になりそうですが。

ところで、今日、
榎田が「２軍の成績なんて関係ない」
ということを示しました。

まあ、それは誠自身、今まで証明しているわけで、
（２軍でもの凄く立派、１軍でフルボッコ）
ある意味で（裏返しの意味で）、
今日、榎田が二軍成績は関係無しと示したことは
誠にとっては耳痛い話でしょう。

また榎田はあっさり勝ちを得ているのに対し
誠は未だに勝ちを得られず、
それが格の違いか？と思い知らされます。

でも、誠だって１軍戦で片鱗を見せており、
前回も試合をそれなりに作ってはいます。

誠も、この令和という新時代で
初勝利を挙げて一気に躍進されたい！
ですね。

誠よ、頑張れ！踏ん張れ！
集中して果敢に投げ込め！