下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①1番打者として金子は他球団と比べたら?②二軍捕手不足の苦肉の策で、星孝典がスクランブル現役復帰!?せっかくやるんだったら、、、

(1)1番打者
今年は1番打者には金子が頑張っております。
ただ、金子の成績も
昨年の秋山に比べれば雲泥の差は出ておりますね。
(秋山が凄すぎたのですが)


1番打者というと、
出塁率が問われますし、
長打力もあれば
序盤立ち上がりで相手にダメージを与えます。
また得点圏打率など、チャンスにも強ければ、
打席が巡る回数が多い分、チームに貢献でき、
下位打線で築いたチャンスも活かしてくれます。


まあ金子の場合、
長打力と行ってもHRは難しいですから、
出塁率を高め、足を使って
二塁打や安打・四球+盗塁で

できりだけ得点圏までたどり着きたい所ですね。


ところで、
他チームの1番打者の成績はどうなんでしょう?
そこで、パ各球団のスタメン1番打者の成績を
データで楽しむプロ野球さんのデータから見てみます。
参考として、昨年、一昨年も併記します。


記載項目は、
打率、出塁率、長打率、OPS、得点圏打率のほか、
打点、得点(チャンスを築いて還してもらっているか)等も併記します。


昨年の西武に関しては、
秋山のおかげで突出した成績ですが、
まあ、出来すぎですね。


今年の西武は、すなわち金子のことですが、
盗塁は断トツ、得点圏打率は0.333とまずまず、
自分が走者になってホームまで生還する得点
足を使う分、比較的、高いですが、
肝心の打率は0.220を、
出塁率は3割を下回り、
正直、物足らないです。


OPSに関しては長打率も低いのでやむを得ませんね。
そこは前述のとおり、足で得点圏に進むしかないです。


一方、今年の他球団を見ると、
正直、打率も出塁率は、それほど高く無いです。


打率で0.250超はハムと鷲のみ。
出塁率で3割超も同様。
ハムは西川、鷲は茂木&田中なので
やはり高いです。


鷹は牧原が高くないので低いですね。


金子打率がドベ争いですが、
四球等のIsoD(出塁率-打率)が
0.070以上でまずまずなんで
出塁率はリーグ3位です。


ただし、
Aクラス入りが目標ならそれでも良いですが、
目指すのは連覇&日本一でしたっけ。


それなら
各球団のスタメン一番打者の中で
トップを目指さないとですね。


そもそも、チーム打撃成績を見れば、
得点は166点だから、
166÷9人=18.4なので
金子の20得点なら貢献している方とも考えられます。


しかしチーム打率は0.251とリーグ3位ですが、
(獅子は0.25093、鷲は0.25094)
金子の打率はそれより低く、
チーム出塁率0.348(リーグ1位)においても
金子の出塁率はそれより低く、
金子は、打率&出塁率の面で貢献度は低い方と言えます。


また、出塁率が上表で3位と言っても、
ハム&鷲は0.350超で離されています。
打率も、IsoDも差があります。


せめて、金子も
打率は0.270以上、
IsoDは0.080以上、
出塁率は0.350以上が欲しいですね。
それで二塁打を増やすか、
盗塁で二塁を仕留めるか、
長打率は足でカバーし、
できるだけ
得点圏に食い込みたいです。

さて、一番打者は
打席も多いから出塁率など
上表の数値は高ければ
チームへの貢献度は高くなります。


ただし、一番打者には、
必ず先頭で打席が巡ってくる
相手投手が不安を感じる立ち上がり、
すなわち、
初回の1打席目では、出塁して、
相手の不安を煽らねばなりません。

そこで、
先ほど数値の高かったハム&鷲、
(ハムは西川のみ対象)
獅子、鷹における
1打席目、初回の成績を見てみます。


ハム、西川は、全体の打率や出塁率が高いですが、
初回の1打席目は低いですね。
でも、楽天は高く出塁率も0.350超です。
(打率はそんなに高くないですが)


鷹も高くないけど、
ハムやうちを上回ってます。


で、問題の獅子、金子は、、、
打率も出塁率も上表の4チームでは最下位。
鷲を見据えたら、
どちらも約1割も少ないですね。


茂木とかは先頭で出塁されて
多和田とかも重圧かけられましたね。


とにかく、金子には
前述のように
打率や出塁率アップが必須ですが、
相手投手が不安な立ち上がり、
初回の1打席目は、

極めて高い集中力を持って
成績アップを図れたいです。


(2)捕手不足問題
今日、「!?!?」となるような記事が。。。

引退していた星孝典2軍育成コーチ(37)が
育成選手契約として
現役復帰。
西武は公式HPでは
「これはファームおいて捕手の試合出場選手が
 一時的に不足していることに対応
するためのものです」と説明。



確か星氏現役最終年の2016年は
森が捕手をまともにやってなく、
まあ猛暑の夏に親子ゲームでやって
へばっていましたが、
捕手陣の基本構成は、
一軍で銀、岡田、代打の上本、
二軍で星、中田、藤沢でした。
でも、星か、中田か、忘れましたが、
どちらかが負傷して
二軍捕手は二人体制と、
駒不足問題に陥りましたね。


そしてオフに星氏が引退し、
二軍捕手が不足するので
急遽、駒月が捕手転向しましたね。


駒月は高校時代に捕手ですが、
入団時には打撃力を買われて外野手でした。
まあ打撃も今一つで
未経験のプロ捕手へ転向しましたね。


でも、これは駒月にとって、
捕手を1から勉強しなおしで負担は大きく、
森のように打撃が天才なら良いなけど、
その負担で打撃も今まで以上に大変になり
捕手としても、森&岡田がいる以上、
出番は怪しいことは否めません。


レギュラーの可能性は、
今までの実績から、確率は低く、
捕手でも、外野手でも壁は高すぎますけど、
まだ、打てれば芽が残る外野手の方が
捕手をやっているよりあるのでは?
という印象です。


いわゆる、良くて控え捕手か、
将来のバッテリー捕手を育てるような印象です。
まあバッテリー捕手は、需要がありますから
引退後、本人のためにはなりますし、
また、今では、第三捕手とはいえ、
一軍には在籍できますけど。。。


でも、上本氏も引退になりましたから、
ようやく育成枠で齊藤を獲得し、
昨秋に、支配下で牧野を、育成枠で中熊を獲得し、
育成枠含む若手の獲得は進めてきました。


しかし、銀が抜けて、
銀の移籍がほぼ決まってから、藤沢はクビを切りましたから、


結局、今年の捕手陣は、
森、岡田、中田、駒月、1年はやった齊藤
あとは右も左も分からぬ牧野、中熊7名体制になりました。


でも、今、一軍に森、岡田、駒月が登録され、
二軍は中田&牧野が負傷しているらしく、
中熊は、未だに2軍戦出場経験無しで、よくわからず、
 ※まだまだ出場させる力も無い?
  ただ大卒だから、そんなこと言っているゆとりは無さそうだが。
2年生の齊藤のみという様子のようですね。


【今年2軍戦出場】
  岡田1試合、駒月10試合、齊藤誠23試合、
  中田5試合、牧野6試合 


そこで、星氏のスクランブル現役復帰(育成枠)らしいです。


まあ、せっかくの機会です。
若手投手もベテラン捕手の方が育ちやすいですから、
(さすがに齊藤誠では育てられない)
星氏も一軍経験者でもあるわけですから、
ただ、捕手役だけをやるのではなく、
この際、若手投手を育てることも見据えて、
怪我無く、頑張ってもらいたい
ですね。