下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【5/8ロッテ7回戦(前橋)】鴎に完膚無きまでに撃破されて群馬の夜を敗走。光成は今回も故郷に錦を飾れず大破。野手陣も集中力が切れてダレてしまう。結局『水曜日』なのに捨て試合になり、とりあえず主力中継ぎ陣の温存が唯一の朗報か(まあブルペンで準備はしてそうだが)。あっ、朗報と言えば、危なげない森脇の好投でしたね。

今日は年に1度の群馬・前橋での開催であり、
光成が2度目の凱旋登板に、、、


今日のスタメンです。


監督は、
「結果を恐れず全力で投げてほしい」
という激励で光成を送り込んだようです。


しかし、結果は、、、

光成は、今回も、
故郷で錦を飾ることができませんでしたね。


そして、試合はワンサイド完敗になり、
群馬の夜を敗走となりました。


光成初回から球は高く、
大胆に投げ込んだときの「どすこい」
あまり見られずでした。


↓↓↓良かった頃の投げ切ったとき、

フルボッコになりましたが、一応、
平成最後のホーム4月21日の鷹戦でも
最初は、見られていましたね。

今日は初回から↓↓↓

光成が売りにしている
ダイナミックさがあまり無くて、
こじんまりした投球
でしたね。


まあ、最後は別にドスコイの形でなくてもいいですが、
大胆に投げ切ったときは、
前に向かって前へ前へと
腕を振り切っているんですよね。
だから、球もその推進力がついて
力のある球が豪快に決まってきます。


例えば、3回表、レアードから空三振を奪ったときは、
球種はフォークでしたが、
まさに渾身のストレートを投げ込むような感じ
ダイナミックに投げ切っていましたので、
最後の投げ切った姿も、前へ向かっています。
(このまま右足が着地すれば上記のドスコイです)
前述した初回・鈴木への
力強さ、躍動感を感じぬ状況とは、全く違います。

でも、こういう投球が安定して続きません。


今日の光成については、前述のことから、
荒れ球は、制球バラバラは、相変わらずの話ですが、
やはり、自慢のストレートに力があまり感じられず、
それが高めに集まります
から、辛い状態でした。


まだ変化球を上手く駆使して緩急活かしながら、
ストレートの球威を強く見せたいところもありますが、

変化球も、ボールゾーンからボールゾーンや、
甘いコース、キレの無い球も目立ちました。


例えば、見逃し&ファウルに終わりましたが、
3回表、先頭の鈴木への
初球・縦スラ&3球目・フォークは
ど真ん中に抜けてましたね。


それでも、3回表、
角中の打球を見事な本塁トスで
三塁走者・荻野を刺したように
この時点で集中力は保っていましたが。。。


でも、左打者への課題があるものの、
右打者にも打たれてましたから。。。


ただし、相手先発の涌井も
序盤は決して良好という感じではありませんでした。
先制された直後の2回裏も、
ベースカバーのいない二塁へ送球する
フィルダースチョイス
満塁からの押し出し与四球同点に追いつきます。
まあ押し出しは、際どい外角低めでしたから、
しかも、木村にとって苦手な外角低めでしたから、
フルカウントから木村が良く選球しました。


しかし、両投手とも最初ピリッとしてませんでしたが、
3回裏秋山らを三者凡退に抑えた涌井
4回表修正できず崩れた光成力差が出ましたね。

この3回裏と4回表の差で試合は決しました。
そこからはワンサイドとなり
獅子は集中力切れてダレるようになり、
群馬の夜を敗走一辺倒の展開になりましたね。
失策も3つですね。。。


5回表、おかわり君、落球。。。

(5回終了時)光成も目が死んでいる。。。


光成は、結局、下げることなく
120球超の6回を投げ切りました。
早々の中継ぎ投入が苦しいのもあるかもしれませんが、
光成に何かを掴んで欲しい、
という意図からの続投と思います。
ただし、それは5回までの
100球ちょいまでで良かった気もします。


正直、100球と言っても
今日は炎上しての100球ですから、
疲労は普段の100球以上に多く蓄積します。
また、5回表、おかわり君の落球はあったとはいえ、
打者4人に対して、詰まらせながら、
全員を打ち獲っておりますから、
その良いイメージで最後にしても良かった
という気がします。


結局、6回表も続投して、
一応、結果は抑えましたが、
角中へ与四球&井上に痛打を浴びてピンチを築き、
球数が123球で今日の投球を終えます。


とりあえず、負傷だけはしないよう、
試合後のケアはしっかりとしてゆっくり休んで欲しいです。


さて、光成は、これで3試合連続炎上になりました。
ただし、一番怖いのは、
自信を失って、昔のオドオド光成に戻り、
負のスパイラルに突入すること
です。
本来、ダイナミックさが売りですから
その3戦を気にせず忘れて
前を向いて次に挑んで欲しいです。
今年最初3試合の好投続きは、
伊達ではないのですから、
そのときの良きイメージを思い出しながら、
自信を持って
楽しみながら大胆に挑んで欲しいです。


最近、今井がマウンドでコーチから言われた
「大胆かつ繊細な投球」
本田も試合後コメントで
できなかったと言う「大胆かつ繊細な投球」ように
最近の獅子投手陣の中では
「大胆かつ繊細な投球」が流行しているようですが、
光成に関して言えば、
双方を狙うのではなく
大胆な投球に専念して欲しいですね。
正直、どうせ繊細な投球なんて
できるタイプではないのですから、
「打てるもんなら、打って見ろ!」という
良い意味での開き直りをしつつ、
光成自身の一番の武器「大胆さ」
を全力で発揮して欲しいです。


多和田、今井、光成のドラ1三銃士に関しては、
松本航も入れたら四銃士
まだまだ成長途上ですから、
安定しないことは想定の範囲内です。
早くて今年の後半、
クリティカルとしては、来年の開幕までに
安定したエース格に育ち切ってくれれば
良いところ、
と思います。


少なくとも、
獅子の投手陣(特に先発)が
立て直るには、
彼ら獅子ドラ1四銃士が
獅子エース集団・四銃士
に化けることが必須
です。


とにかく、
このような経験を糧にして
今年、多くの経験をさせて
育て尽くすことが急務
です。


ただし、無茶振りして負傷等で
(精神的なダメージも含む)
つぶすことだけは御法度です。

そこはしっかりした配慮が必須であり、
適切な指導・育成を図られたいです。


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その後、投手陣は、森脇~泰雄とつなぎました。


森脇は、前回の初登板が
ストレートはそこそこ決まってましたけど、
自慢のフォークが落ちず決まらずと今一つでした。
しかし、今日に関しては、
加藤へはフォークを見送られ続けましたが、
田村からはフォークで空振りを奪えました。

結局、森脇は、
中村には低めストレートで
加藤&田村には外角で泳がせながら
危なげなく良いリズム
ゴロアウトの三者凡退に抑えましたね。

褒めてあげて良い投球だったと思います。


3番手の泰雄については、、、
最初8回表の藤岡の投安打は不運でしたが、
次の荻野、細谷には、
球も走っており、良い感じで二死を奪うのですが、
次の角中&井上で、
あれよあれよと連続与四球となって
自滅型満塁に。。。
そして、次のレアードには、
初球は外角一杯にカーブを決めますが、
その後、外し続け、
B3S1とボール先行でカウントを悪くし、

最後は、ストライク欲しさに
真ん中へ球を置きにいって
グランドスラム被弾の大惨事になりました。
中軸の角中、井上、レアードで
萎縮して手元が狂った感じでしょうね。
で、イニングを跨いだ最終回9回表は、
もう惰性で投げていましたね。
打てぬ捕手・吉田にもソロを被弾しました。


泰雄に関しては、
疲労も蓄積していますから、
打たれたから、とかではなく、
休ませる目的で、
一旦、二軍へ降格させて、
10日経過したら再び昇格させて
敗戦処理班を勤めさせたい
ところです。
その間は、別の敗戦処理班
2軍から用意して対応させた方が良い
と思います。


シーズンは長いですから、
数だけでも揃えて、
敗戦処理班を計画的に運営して欲しいです。


ところで、鴎打戦については、
厄介なのがレアードが
獅子の天敵化していること
ですね。
現在、レアードは獅子戦で
28打数16安打(打率0.571)4HR
です。
まさに獅子肉寿司を
献上しまくっています。
ハム時代も打たれたと言っても、
ここまではありませんでした。
確かにロッテへ移籍してから、
打率も3割超で
HRも13本で山川と並びリーグ1位ですが、
ハムやオリは打率2割未満に抑えており、
鷲、鷹戦でそれなりに打っていますけど、
獅子戦が突出しております。


また荻野も、井上も獅子戦で最も打っております。
 荻野:26打数9安打 打率0.346
 井上:26打数8安打 打率0.308


何とかしないとなりませんね。


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一方、獅子威し打線については、
4回で点差が広がってリズムが崩れたとは言え、
3度の満塁チャンスを含めて
何度もチャンスを築きながら、
群馬の夜を残塁祭りで
わしょい!わっしょい!

押し出しの1得点のみというのは
不甲斐ない結果になりましたね。


確かに涌井も、点差が開いて
良い球も放っていました
が、
例えば、5回裏の二死満塁では、
涌井の完全な逆球となる明瞭な内角のボール球で、
見送っていれば、押し出し1点でしたが
山川も焦りから空振りしてしまい、
空三振でチャンスを活かせませんでしたね。
正直、森脇がテンポ良いリズムのある
三者凡退
で凌いだ5回表の直後
でしたから、
こういうときというのは、
流れを転じるきっかけになる可能性がありますから、
勿体ない残塁祭りでした。
まさに、表に三者凡退で凌ぎ、
裏に無死から走者を出すが、
試合をピクリとも動かせず
という5回表裏でした。


不振に陥っている外崎は、
涌井に対して、昨年、9打数6安打であり、
一応、先日も5打数ですが、
1本ヒットを打ってます。
得意な涌井から打って
勢いをつけて復調のきっかけにしたい処でした。
1打席目は、一死満塁のチャンスで
三球三振は痛かったですね。
ただし、最後に決められた外角は
ボール判定でもよかった気はしますが。
涌井が球数嵩んだ6回裏ですが、
ボテボテ感のある打球でしたけど、
一応、左安打が出ましたね。

まあ、正直、今日は外角攻めばかりでしたし、
このヒットもできれば球に逆らわず自然に流す右安打を
打って欲しかった
ですが、
一応、ヒットはヒットですから、
これを弾みに勢いをつけたいところです。
しかし、8回裏、一死一塁の4打席目は、
外角のボール球を打ち損じで投併殺打でしたね。
しかも、3回表、中継で悪送球もあり、
GW鷲戦でも見せた失策があるように
守備面でも空回りしているところもあります。
(好守もありますが)
復調にはまだまだ時間がかかりますかね。。。


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今日は水曜日でした。
源田もマルチ安打になりましたが、、、残念。

ちなみに、今年の水曜日の成績は、
勝、負、負、勝、負、負と2勝4敗です。
でも、この「勝、負、負」という並びなら
次は「勝」ですか???
次はヤフオクで鷹戦になります。
ただ、その次は那覇で鷹戦
またその次は弘前で鷲戦ですが。。。


まあ、水曜日を全て勝てばいいわけですが。。。
どんな形でもいいから、
女神がほほえむ勝利を得たいですね。


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さて、明日は、大宮に舞台を移して、
予告先発が


榎田も、前回のハム戦はデキすぎの印象もありますが、
榎田は、うちの投手陣の中で
数少ない勝ちを計算できる投手です。
相手は前回、負かしている投手です。


しっかり勝ち星を
稼がなくてはならぬ一戦です。
稼げる相手からは、
徹底的に稼ぐ、

それは勝つために必須です。


これから続く遠征に向けって、
景気づけの勝ち星を挙げて欲しいですね。