【5/12日ハム9回戦(札幌)】『中継ぎではリズムに乗れないが、先発だったら俺はやるんだ!』と思っているかはわからないけど十亀が初勝利を挙げてチームの連敗止める!集中力を持続させつつ丁寧に意図する処に制球し、ハムを料理しながら試合を築く。与四死球もゼロ。課題は今後も続けられれば。/山川が『どすこい弾』おかわりで「祝!通算100号通過」/来週は地獄の一丁目の福岡で鷹との戦いですね。。。
昨日まで5連敗中の獅子軍団です。
当然、早く連敗を止めたいわけですが。
今日はハムとのカード3戦目となる
日ハム9回戦でしたね。
今日は仕事でしたので、
残念ながら、リアルタイムに観戦はできず、
帰宅して録画確認となりしました。
(1)今日のスタメン
まず1番金子侑→2番源田→3番秋山と
上位打線は今年のスタンスに戻しましたね。
また今日の先発は、十亀ということもあり、
岡田がマスクを被りますが、
最近、不調の森はベンチスタートで
DHに5番で栗山を入れてきました。
先発の十亀は、
4/29オリ戦で先発登板し、
7回3失点とQS達成の好投を示しましたが、
前回5/6鷲戦で中継ぎ登板し、
1つもアウトを奪えず大炎上でしたね。
十亀については、
今年は、絶不調モードに陥っていますが、
本来なら、先発ローテ入りしたい存在です。
一方、ハム先発のハーベイトは、
前回5/5鴎戦で先発して
5回1失点により初勝利を挙げたようですが、
それまでは中継ぎで短いイニングばかりです。
最近、ハムが流行らしている
「ショートスタータ」の1番手ということですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2)今日の結果
初回表、二死から秋山&山川の連打に
ハーベイトの暴投で1点先制します。
そして、初回裏は、十亀が
西川:中飛、大田:遊ゴロ、近藤:見三振と、
わずか10球で三者凡退に仕留めました。
最近の試合と同様に、
初回は先行き良い感じでクリアします。
ただし、最近では、
その後が相手を攻め落とせず、
流れを、主導権を掴みきれず、
中盤に流れを奪われて逆転されて
気づくと、形勢逆転しており、
結局、負け戦という展開の試合が続いていましたね。
しかし、3回表に
源田の適時打&山川の『どすこい弾』で
追加点を挙げて十亀を援護します。
2回以降、十亀も好投を続けて、
ようやく連敗をストップさせました。
まあ、ハムも5回裏、7回裏と、
「獲られたら獲り返す」と
流れを転じるきっかけになりやすい攻撃をしていましたが、
序盤の得点差が響きましたね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(3)十亀について
初回裏は10球で三者凡退で凌ぎました。
西川にはストライク先行でストレート攻めし、
3球目ファウルは内角で詰まらせバットを折ります。
ストレートは142~143km/h
最後カットボールが真ん中付近で甘かったですが、
秋山真正面の中飛で処理しました。
大田は外角カットを泳ぎながら遊ゴロと
初球拙攻で助かります。
近藤には、初球ボールでしたが、
2球目以降、ストライクで攻めていきます。
最後は、外から中へ入り、
ストライクゾーン外一杯に決まる球で
見三振を奪いました。
十亀は、普段、制球難のタイプでしたから、
近藤もボール球と見切ったつもりが中へ入りましたね。
2回裏も無失点で凌ぎました。
ただし、甘い球も目立ちましたね。
中田には、ボール先行しますが、
3球目、内角で中田の腰を引かせます。
それが効いていたこともあってか、
最後、高めカットボールが失投気味でしたが、
詰まらせて中田の打ち損じ左飛に終わりました。
田中賢には外角高めに甘く浮いたカーブで中安打でした。
渡邉には3球目、ファウルでしたが、
内角腰高のカーブで甘く、打球が鋭かったです。
渡邉は多和田に対しても内角ばかりを打ってました。
捕らえられていたら長打でしたね。
でも、外角カットボールを合わせて流され右安打に。
それでも一死一二塁のピンチを
谷口を内角カットボールで
山川真正面に詰まらせ一ゴロ併殺打で凌ぎます。
3回裏も無失点で凌ぎました。
2回裏と比べて甘さは減って良くなってました。
下位打線から始まるイニングであり、
その直前に4点差のリードになった
のも大きいかったですね。
清水には、ファウルで粘られます。
それでも最後は、外角低めに投げ切って
泳がせて遊ゴロで処理しました。
中島には、振り遅れの空三振で処理。
十亀は下位打線には自信を持って
テンポよく、投げたい処に投げていました。
西川には、
カットボールが外から中へ入り
真ん中付近と甘かったですが、
左飛に打ち損じてくれていました。
4回裏も無失点で凌ぎました。
3回裏と同様に、投げたい処に投げることがデキ、
比較的、良い投球を見せました。
大田には、外角攻めを徹底しました。
岡田の構えた処に投げ込みます。
ただし、4球目までストレートばかりで
最後は緩いカーブが腰高の甘い処に入ります。
しかし、おかわり君の真正面で三直で凌ぎました。
緩急を活かして、当たりもバットの先でもあったので、
詰まらせることができました。
まあ、もう少し踏み込まれていたら
三塁線強襲だったかもしれませんが。。。
近藤には、内角攻め徹底します。
こちらもストレートで攻めつつ、
最後はカットボールを内角低めに投げ切り
詰まらせて二ゴロで処理します。
こちらは緩急を活かしたというより、
低めに投げ切ったのが大きかったです。
中田には、シュートの小さな変化で
タイミングを狂わせて追い込み、
最後は外角ストレートを
上手く打たせて源田真正面の遊ゴロに。
5回裏、ついに初失点となりますが、
最小失点で凌ぎました。
田中賢には、低め攻めを徹底しました。
しかし、最後は内角低めのボール球で
上手く引っ張られて右安打を打ち込まれましたね。
渡邉には、外角攻めを徹底しました。
2球目、外角高めストレートで
振り遅れさせての空振りを奪います。
しかし、最後、内角を要求しましたが、
ストレートがやや中へ入ってしまい
ライト越えの右二塁打を打ち込まれました。
それでも球は低めでしたから、
そこまで甘かったわけではないんですが、
そこを渡邉が上手く腕を畳みながら
球を引きつけて巧みに流されましたね。
とにかく、渡邉は、
昨年から獅子戦で打ってきます。
(昨年、鷹には獅子以上ですが、鷹&獅子キラーです)
特にこのカードでは、多和田のときにもそうですが、
内角を多く打ってきましたね。
さて、
これで無死二三塁のピンチを背負って谷口を迎えます。
結果はゴロ間の間に1点失いましたが、
インハイでしっかり詰まらせました。
その後は、清水を外角カットボールで泳がせて三ゴロ、
石井には、真ん中付近と甘いコースでしたが、
石井もカーブ連発の後のストレートを待っていたのか、
結局、カットボールでタイミングを狂わし左飛に。
6回裏は無失点で凌ぎました。
ただし、2人目の大田以降においては、
球数が嵩んできて
甘い球が散見しましたね。
西川には、内角低めストレートで
詰まらせながら中飛に料理します。
しっかり内角を投げ切っています。
大田には、初球で左飛に処理しました。
ただ、カットボールが真ん中に甘く入っており、
フェンス際で金子侑がジャンピング捕球となりました。
大田自身がため込めず、バットの先で打ったことから
打ち損じになりましたが、
下手をしたら
スタンドインしてしまう失投気味の球でしたね。
しかし、近藤には、シュート回転して
真ん中に甘く入ったストレートを
弾き返され中安打されます。
なお、球数はここまでで82球でした。
ところが、中田には、
変化球勝負に持ち込み、低めの緩いカーブで
タイミングを狂わせて空三振で凌ぎます。
ただし、2球目は外角カットボールが甘い高さに入りましたが、
中田が打ち上げてファウルになり助かります。
3球目はもっと中に入って甘く、
後ろに弾いたように振るタイミングが合っていましたが、
中田自身が力んで振ったので仕留められず。
この2~3球目のファウルは
中田の打ち損じで助けられました。
7回裏も十亀が続投します。
6回目までが87球でした。
球数に関しては1回平均14.5球ですから、
少なくもないですが、そこまで多くもないです。
6回くらいから甘い球が再び散見しましたが、
ストレートは140~143km/h超をキープしていました。
当たっていた田中賢には、
外角一杯に決まったカットボールで
見三振を奪いました。
構えたところにズバリであり、
お見事でした。
ただし、次の渡邉には、
今度は外角低めカーブを上手くすくわれ
レフト前に落ちる左安打を打たれました(猛打賞)
球そのものは甘くなく、渡邉が上手く打ちましたが、
振り急いでファウルになったその前のカーブがあったので、
立て続けに投げたカーブに
タイミングを合わされてきましたね。
次の谷口に関しては、
初球、外角低めストレートを見逃します。
打つ気が無く、狙い球ではなかったようです。
狙いは内角から中へ甘くシュートする球でしたね。
3球目、外から中へ入ったカットボールをフルスイングされて
2ラン弾をライトスタンドへ運ばれました。
ここは谷口の読み勝ち、狙い勝ちでしたね。
ここで十亀はお役御免になります。
十亀の結果については、6回1/3 投球数101を投げ、
被安打7、被本塁打1、3失点でしたが、
6回まで1失点に凌ぎQSを達成し
十亀にしては珍しく与四死球はゼロでした。
今日の十亀については、
最後は一発被弾しましたが、
走者の有無にかかわらず、
あまり投げ急ぐことなく、
集中力を持続させて丁寧に投げ、
投げたい処へ意図して投げることができ、
制球が定まっていましたね。
確かに2回裏に甘い球が散見されており、
相手の打ち損じに助けられていましたが、
3回表に4点差のリードとなって
援護射撃してもらい、
その直後の3回裏が
下位打線から始まるイニングでしたから、
冷静に投げることができ、
そのまま勢いをつけましたね。
また、ハムに対しては、
一昨年、鷹&牛ほどではないけど、
そこそこ打たれており、
昨年、2敗しておりますが、
一応、昨年のハム戦では
防御率は2.67と他球団より良かったので、
あまり苦手意識がなかったことも
効いたかな、という気もします。
問題は、こういう投球が
今後も安定してできるか?ですね。
変な力みが入ると、
シュート回転して中へ甘く入ったり、
抜ける失投が見られてきますから、
そこを痛打されます。
7回裏の谷口からの被弾もそうでしたね。
あとは、前回の登板後、
小野コーチが「十亀は中継ぎ向きで無いかも」と
コボしていました。
新人の頃は勝ちパ等の中継ぎで活躍していましたが、
それも昔の話であり、
それ以降は先発中心でやってきましたから、
まあ、今年のB班キャンプでは
どう準備していたか? はありますが。
中継ぎ適性は衰え、
先発の方が投げやすいことを示しましたね。
同様に、武隈もそうですね。
以前は、先発投手もやっていましたが、
それも昔の話であり、
それ以降は中継ぎ中心でやってきましたから、
先発適性は衰え、
中継ぎの方が投げやすいということですね。
しかも、昨年と同様に、スクランブル状態でしたから、
先発1本に絞った準備はキャンプ中にはできず、
開幕前のオープン戦の頃だったから、
という面もあるでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(4)中継ぎ陣について
まず今日1軍・2軍入れ替えて
中継ぎ陣を1名増やしましたね。
水口が降格となり、
南川を上げてきました。
南川に関しては、以前、中継ぎでしたが、
今年から2軍で先発をやらせております。
最近、失点を許していない処もありますが、
正直、実力は1軍で先発とかをやれるレベルまではありません。
しかし、最近、複数イニングを投げていますから、
多少の炎上でも、敗戦処理班として
3イニングくらいなら何とかなるか、
と期待ができそうです(大炎上にならなければ)
※南川2軍成績
ただ、できれば、
負担が集中している泰雄も休ませる意味で降格させて
さらに、もう1人上げておきたかったですけどね。
でも、今日は勝ち展開でしたから、
敗戦処理班の出番はありませんでした。
今日の中継ぎは、十亀が6回1/3で降りたので、
7回裏:平井(残る2つアウト)
8回裏:平井(2つアウト)&小川(1つアウト)
9回裏:ヒース
でしたね。
平井については、
7回裏一死から登板します。
リードも5点差から3点差に
縮まった場面でした。
いきなり先頭の杉谷に
外角のフォークを弾き返されて
中二塁打を打ち込まれました。
その前の2球目の外ボール球も含めて、
フォークが落ちきれず
抜け気味で完全に捕えられましたね。
その後、石井を左飛で処理しますが、
最初の2球は抜けており、
ボールが先行していました。
また左飛を決めた3球目のストレートも、
甘い真ん中付近のやや高めでしたね。
石井が相手だから助かった面は否めませんでした。
西川には、
3球で追い込むのですが、
5~7球目でスライダーの制球が乱れて
しかも暴投気味の逆球もあり、
与四球となって、歩かせました。
(まあ最後の球の判定は厳しかったか?)
一応、杉谷が牽制死でこの回は終了します。
リプレー検証でもアウト判定は覆らずでした。
でも、差を詰められて、
さらなる追い上げピンチでしたから、
(特に平井に代わってから築いた)
この杉谷牽制死はありがたかったですね。
8回裏は、
大田&近藤に低めを投げながら
抑えて二死へ持ち込みます。
ただし、次の中田には、
外角低めスライダーが
3球連続で決まらず歩かせました。
そこで平井はお役御免となります。
二死一塁、左打者・田中賢の打席でしたので、
『左には左を』神話を遵守し、
左に弱い左投手・小川を投入します。
結果的に、小川は、外角低めスライダーを続けて
一ゴロで処理し、このイニングの失点を許しませんでした。
まあ、ここで気になるのは、平井ですね。
最終的には、(小川の助けもあってですが)
失点を許さない結果を得ましたが、
結果往来という印象でした。
今日の投球内容は、
スライダーの制球乱れ、
抜け球も散見されており、
(特に今日のフォークは使えぬ状況)
バタバタしましたね。
昨年の投球も踏まえれば、
平井の場合、疲労が蓄積すると、
身体が開きやすくなって、
リリースポイントがばらつくほか、
腕の振りも鈍ってきます。
疲労の影響が
見え始めている可能性は
否めないと思います。
昨年は交流戦前の5月末ハム戦で噴火しましたが、
今のペースで行けば、
そろそろ臨界点も近いかもしれません。
それを考えると、先を見据えれば、
『平井特効薬』の無駄使いは
差し控えたく(必要最低限にとどめる)
7回裏に平井を投入したのならば、
8回裏はKマートか、小川、
9回裏はヒースと、
1人1イニングにしたいです。
外国人向きの札幌のマウンドであれば、
Kマートでもいいでしょう。
一昨日や昨年(三者連続三振)でも合ってました。
ただし、Kマートも小川も登板が嵩んでいるので、
調子の良さそうな方が優先でしょうが。
ヒースについては、
渡邉に粘られましたが、
危なげなく三者凡退で締めました。
前回の緩いマウンドの大宮と違って、
外国人向けマウンドの札幌も合っていましたね。
角度のある球も投げていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(5)獅子威し打線
今日のハム・先発はバーベイトと
初対戦の相手であり、
ストレート、2シーム、フォーク、カーブ
スライダーと色々の球種を備えていますけど、
制球が荒れているほか、
こちらも粘ることができ、
球数を嵩ませましたね。
初回表に、相手の暴投で先制でき、
3回表、
金子侑&源田の連打(金子盗塁付)で
攻めることができ、
秋山が粘るに粘って
山川が真ん中の球で
特大『どすこい』弾を放って
一気にハムを突き放します。
また5回表には、
こちらが得としている金子が
2番手として登板してくれました。
先頭の秋山が粘りながら四球を選び、
山川&栗山は倒れますが、
おかわり君が抜けた真ん中チェンジアップを引っ張り、
左安打タイムリーを放ちましたね。
そして、7回表には、
山川が『どすこい』弾を
おかわりしました。
まあ、今日の打撃面に関しては、
バーベイトが崩れやすく
獅子に適合したこと、
お得意様の金子が
登場してくれたこと、は大きかったですね。
木村以外のスタメン全員が出塁し、
木村&岡田以外は安打を打っております。
山川は通算100号本塁打を決めました。
かなりのハイペースで、
日本人最速ペースでした。
おめでとうございます!
これからも多くの『どすこい弾』を!
一方、不調になっていた金子侑&外崎も、
今日のヒットを景気づけにして
復調してほしいですね。
ただし、金子侑については、
真ん中の球でヒットを打ち、
盗塁も2つ決めており、
初回は粘っての空三振だからやむを得ないですが、
6回裏の空三振は、
2球目が外角ストライクのストレートで
バットを止めてしまい、迷いを見せており、
(その止めたバットに当たってファウル)
最後は、4球目、小さく変化した外角腰高のフォークで
振り遅れて空三振になりました。
タイミングが合っていない様子が気になり、
また、金子侑は、
基本的にゴロ打が多いタイプであり、
アウト構成(ゴロアウトとフライアウト)を見ると、
今まではゴロアウトが断然に多かったですが、
今年はゴロアウトとフライアウトに
あまり差が無いです。
※金子侑アウト構成比
(ゴロアウト・フライアウト比率)
ゴロ フライ
2017 約41% 約27%
2018 約48% 約20%
2019 約35% 約33%
すなわち、心配されるのは、
金子侑は、下手に長打も狙ったりして、
リズムを崩していないか?
という可能性です。
一方、外崎に関しては、
昨日は良いヒットを打ちましたが
今日は空三振、四球、バント、三安でしたね。
1打席目は、内外に振られて、外角を見逃し、
内角で差し込まれるように振り遅れの空三振。
4打席目は、三安でしたが、
外角低めフォークを泳がされてボテボテで
本来なら三ゴロコースでした。
しかし、サードを近藤がやっていたので、
近藤が打球処理に手間取る中、
間に合ってしまったサービスヒットでした。
で、今年の外崎の不調については、
新たに二塁手をやるようになって、
その二塁手負担が重く嵩み、
それが不調の要因になっている、
ということもあるかもしれません。
ただ、1つ気になるのは、
内角で差し込まれたり、
その内角を意識させられて
外角で泳がされたりするような形で
迷いながらの空振りが
今年目立つことです。
開幕カードの鷹戦で
徹底的なインハイ攻めをやられ、
内外で揺さぶりをかけられて
外崎に内外の迷いが
見られている気がするんですよね。
ちなみに、
データで楽しみプロ野球さんのデータを参考に
昨年と今年のコース別打数の構成比を見ると、
※コース別打率では、今年はとにかく低いので、
ヒットでもアウトでも
決まったときのコースがどこに偏っているかを
把握するために整理しています。
※昨年と今年の構成比で比較します。
こう見ると、今年は内角の比率は、
昨年より約3.6%少なくなっており、
外角が約8%以上増えています。
そしてもう一つが、
真ん中(中央)の構成比が昨年より減っており、
内角&外角の構成比が増えている、
というわけですから、
すなわち、
今年は、昨年より
内外で揺さぶられて決していること
が伺えます。
そして、内角は低めが減っており、
腰高以上の高めの構成が増えています。
これらを鑑みると、
もちろん、今日のように内角腰高くらいの高さで
差し込まれるような空三振もあるでしょうが、
内角高めを見せられ意識させられ
外角攻めの典型的な攻めで迷わされていること
も伺えます。
なお、ハム近藤がサードをやっていますが。。。
Why???
ちなみに、山川も新人時代は
第二球場でサードをやっており、
一応、動きも軽快だったんですよね。。。
(但し書きがつきますが。『体格の割には』)
もし、山川がサードをやれるなら、
メヒアらも含めて
色々と融通性が効くわけですが。。。
まあ、厳しいかな。。。
ところで、今日の守備で気になったのが
最終回に見られた
レフト愛斗とセカンド外崎の交錯未遂でした。
フライの捕球位置は外崎の範囲で
愛斗がそのまま突っ込んで愛斗が捕球しますが、
外崎は転倒して、交錯を免れました。
しかし、交錯は一歩誤れば
大怪我、下手したら命も落とす大惨事も
あり得る話です。
外崎からは愛斗の姿は視野に入りませんから、
前進する愛斗が
しっかり声をかけねばなりません。
失策云々の問題以前に、
負傷等の大事故懸念の問題ですから、
連係プレーはしっかりやって欲しいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで、
来週から苦手な北九州&ヤフオクで
鷹との三連戦ですね。。。
鷹の方もまだ万全ではありません。
それにも関わらず、未だに落ちてこないですが。。。
最近、甲斐野や森などの
中継ぎ陣が打ち込まれて
逆転負けが続いているようです。
とは言っても、うちの投手陣は
先発も含めて全般的に
もっと打ち込まれていますが。。。
鷹が弱っている間に、
鷹を叩き潰したいですが、
うちも弱っている状況です。
今、鷹の中継ぎ陣が弱っていると言っても、
序盤で大きくリードされたら、
相手も気楽になるので、
中継ぎ陣が強靱化する懸念があります。
鷹との戦いにおいては、
過去の傾向を見れば
序盤で先制している方が勝ちやすい
です。
2017年以降の集計では、
3回までに先制している者が
勝つ確率は7割以上です。
今年もこの傾向は続いてます。
もちろん、3回までの先制については、
そう簡単ではないですが、
勝つために必要になる可能性の高い要素です。
当然、序盤からリードをすれば、
先発投手陣にも良い援護射撃ができます。
できる限り、
鷹より先に得点を奪い、
鷹より先に失点を許さぬよう
頑張って欲しいです。