下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今週は地獄の一丁目『北九&ヤフオク』で鷹との決戦。来週もあるんですよね。今の鷹は弱っているから強襲したいが、うちも弱っているからな。。。なんで鴎さんは鷹に強いの?『序盤の先制リードが鷹戦で大事』傾向は、獅子も鴎も変わらないみたい。明日は光成の中5日が不安であり、打って!打って!打ちまくる!しかない。

今週から苦手な北九州&ヤフオク鷹三連戦です。
しかも、来週もあるんですよね。合計5戦も。。。


明日の先発は、
こちらは、光成が登板予定です。
そろそろ好投したいですね。
問題は『中5日』ですね。
GW変則日程のドサクサに
『中5日』が当たり前になってきてますが。。。
当然、投球に影響してくる懸念は十分あります。
(今井も多和田も少なからず影響はあったかもね)


あちらは、椎野が登板しますが、
ショートスタータの方針のようです。
また、2日目は大竹が先発で
結構、厄介な高橋礼が三戦目に控えているようです。


ちなみに、獅子vs鷹では
序盤3回までに先制した者が勝つ
という傾向が見られてます。
今年もその傾向にあります。

それを考えると、鷹に勝つためには
①鷹より先に得点を挙げること
②鷹より先に失点を許さないこと
が原則になります。


とは言っても、
投手陣が脆弱のうちにとって
上記②を求めることは容易ではありません。


基本的に
打撃陣で上記①を果たすことの方が
道が速く、投手陣を援護できるので
失点抑制を促します。


できることなら、
あちらに先制点を許さぬよう、
『初回猛攻』が理想です。


ちなみに、
うちはヤフオクが苦手
鷹との戦いも鷹が優位になっていますが、
今年は、鴎さんが鷹に強いんですよね。
しかも、ヤフオクも含めて。。。


鴎の鷹戦成績は7勝2敗。
ヤフオクでは4勝2敗。
鴎の3カード勝ち越し中。


下記がその結果と概要です。
黄色で着色した試合が鴎の勝ちゲーム。
緑色で着色した試合
3回までに先制していたチームが
試合に勝ったもの
です。


これを見ても分かるように
9戦中7戦で
3回までに先制していた方
試合を制しています。

また鴎は7勝のうち5勝の試合
初回の得点奪取を実現しています。

何でこんなに鴎が鷹に強いんでしょうか?


井口監督つながりで
元鷹関係者がコーチ陣に存在している点
は大きいと思います。


でも、鴎の地力アップが基本だと思います。
最近、うちとの戦いにおいても、
勝つにしても相当苦労させられ、
試合も落としております。


知り合いの鴎党の話では、
中継ぎが良くなったとか。
確かに中継ぎが数多く投入して
しっかりしている点はあるでしょう。
それ故に、
3回までに先制リードして
その後も鷹の追撃を許さず逃げ切る

ということも考えられます。


まあ、鷹も柳田ら不在というのもありますが。


ただし、今年、鴎への印象が変わったのは、
うちとの戦いでも感じられるように、
打撃陣が強化されている
ということも大きい気がします。


千葉マリンにラグーンが設けられたことにより、
ホームランが入りやすくなったわけですが、
それにより各打者が
打撃へ自信を持つようになった効果
が見られている
というような記事を見たことがあります。


下表は、鴎が鷹に勝ったゲーム時の
鷹投手陣の成績です。

4月17日(水)の試合に関しては
鷹の大竹が完投して1失点でしたが、
鷹は鴎に完封リレーされて
大竹を見殺しにしたゲームでした。


でも、それ以外を見てもわかるように
鴎は先発陣を打ち崩していますね。
まあ、4月5日(金)に関しては、
千賀に9回3失点であり、
延長戦で2番手・奥村を打ち崩していますから、
「先発を打ち崩した」とは言い難い面があります。
それでも
鷹が3回までにリードして、
鷹の得意な展開に持ち込みながらも、
千賀を相手に追いついて、
延長戦に持ち込んだのは上々です。


他の試合を見ると、
武田、ミランダ繰り返しやられており、
あとは、東浜打ち込まれており、
不調な先発陣を追い堕としたこと
否めませんね。
結局、武田&東浜はローテを外れましたね。


まあ、先週、鷲も鷹を撃墜していますように
今の鷹は弱っており、
鴎や鷲はその鷹を
きっちり叩き潰している
ということはあります。


すなわち、
奪える時にはとことん奪え
の鉄則をしっかり実現しています。


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ところで、
明日は、椎野
明後日は、大竹、
最終日は、高橋礼
相手にしなければなりません。


椎野に関しては、
昨年、CSで一瞬対戦して抑えられています。
2年目の若手であり、
ストレート、フォーク、
スライダー、カーブの球種を有し、
2mの長身から
角度のある球を投げ下ろすタイプですね。


基本的には、
角度のある速いストレート
落ちるフォーク二者択一であり、
ただ、そこにカーブ&スライダーで
緩球を混ぜてくる
というところですね。


先日、5月10日の鴎戦(ヤフオク)
今年最初の1軍戦登板でした。
7~8回の2イニングを投げており、
鴎打線を抑えています。


このときの球を見ると、
ストレートは
MAX151km/hで150km/h前後でした。
カーブは116km/hなので、
緩急差は約40km/h弱です。
ただ、ヤフオクということもあったのか、
鷹の投手陣が投げる8回表、9回表
スピードガンが非表示に、、、
鴎が投げる8回裏、9回裏には
球速のほか、回転数まで表示に、、、
鷹情報の隠避???


それは置いておいて、
この日の椎野は、
角度のあるストレートを
低めに決めていましたね。
この日30球を投げ、
そのうちストレートが18球あり、
そのうちストライクゾーンが13球でした。
ストライクに入ったストレート13球のうち、
低めに決まったのは6球あり、
その中の4球で
鈴木の一ゴロ、角中の見三振、
井上の三安打(コースが良かった)
中村三振を決めています。


ウイニングショットの一つとして
角度のある低めストレート
投げ込んできていました。
高めは1球もありませんでした。


ただし、
ストライクゾーンのストレート13球のうち、
7つは腰高に来る球です
(高すぎず低すぎずベルト付近の高さ
ウイニングショットが来る前に
腰高の球を打ち込みたい
ですね。


また、この日のパTV録画を観ると、
回転数が表示されているケースがあり、
ストレートの回転数を見ると、
武田とか二木とかは2200~2300回転と
鴎の東條とかでも2100回転とかなのですが、
7回表に投げた椎野のストレート回転数
2000回転行くか行かないか、
と低い数字をマーク
していました。


また抜け球も見られており、
フォークは落ちきれぬから1球のみで
あとはストレートとカーブで
緩急を活かすピッチングでしたね。


今回、何イニング投げるのかはわかりませんが、
緩急に惑わされず、
腰高のストレートを仕留めて行けば、
正直、決して打ち崩せぬ相手ではない
という気がしております。


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二戦目の大竹も厄介ですが、
問題は三戦目の高橋礼の方です。


高橋礼は、
上から投げ下ろす椎野とは全く違う
下から投げ上げるタイプです。


獅子にとっては、高橋礼の方が
打線のタイミングを狂わされやすく
実際に、今年覚醒して、うちも含めて
どの球団も抑えられているだけに、
相手に主導権を奪われたまま終盤
ということになりかねません。


高橋礼もそろそろ攻略していかないと
今後に響いてきます(CSも含めて)。


高橋礼は、現在、6試合投げており、
そのうち2つはうちと当たっており、
獅子は連敗しております。
その6試合のうち、一番、打たれたとしたら、
前回の鷲戦(5月8日、5回3失点)でしょうか。


ちなみに、下表は、獅子戦(2試合)と
その一番打たれた鷲戦の全球結果です


最も特徴的な点が
ストレート中心の投球
ということですね。
上記3試合では、
294球のうち202球と
約70%がストレートでした。


データで楽しむプロ野球さんのデータを見ると、
球種構成比は、
ストレートが約68%
スライダーが約15%
シンカーが約11%
カーブが約6% です。


昨年はストレートが約3/4もあり、
2ストライク後も同様でしたね。


ただし、高橋礼のストレートについては、
アンダースローですが、
リリース時に手首を立て投げてくるので
球に力があって、
それが下から吹き上がり、
球威、球速をもの凄く感じます。

そのため、
ストレートで
差し込まれる形になり、
打ち獲られて行きます。


特にゴロアウトに仕留められやすいですね。
アウト構成比(ゴロ:フライ)についても、
今年は、ゴロ12.6:フライ5.4
昨年は、ゴロ13.3:フライ6.8でした。


そこが同じアンダースローでも
遅い球で勝負する牧田との大きな違いです。
(牧田はゴロアウトがフライアウトよりやや多い)


またアンダースローは左打者に弱いですが、
高橋礼の場合、あまり関係なく、
被打率も
右打者に0.152左打者に0.143です。
しかも、前回の鷲戦で銀次らに打たれてましたが、
前回の鷲戦を除くと、左打者に1割未満でした。
(昨年は、右0.213、左0.224)


ただし、上記のように、
球に力が伝わる代わりに、
制球は乱れやすく、
荒れ球傾向にもなってきます。
結局、その荒れ球に踊らされて絞り込めず
差し込まれて行く蟻地獄でもありますが。。。


そのため、上表でもわかるように
高めも目立ちますし、
ボール球も多いです。
与四球率は4.5と高めですね。


でも、その「高め」は意外と厄介です。
腰高くらい、ベルト高さくらいならOKですが、
下から浮き上がってきたところになるので
ミートポイントが遅れ、
タイミングを狂わされやすく、
ファウル凡打が目立ちます。
ときには「高め」を捨てるのもありか、と。
(腰高くらい、ベルト高さは狙う)


まあ「低め」になると
球の頭を叩くことになり、
ゴロアウトが嵩んできますが。。。


少なくとも、ブンブン振り回しては
高橋礼の餌食ですね。
四球はしっかり選んでいきたいです。


あとは、根本的な攻略のカギとして、
その「球威&球速を感じる
ストレート」をどうするか?

どうタイミングが合わていくか?
ですね。


とにかく、勝つためには
打って!打って!打ちまくれ!
(特に序盤で)が必要ですね。。。