下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【5/14ソフバン7回戦(北九州)】北九州の地に『獅子山賊』見参!打撃戦の展開を「打って打って打ちまくって」鷹打線に打ち勝った『れおほ~』/投手陣に課題を残すが、地獄の一丁目で鷹に勝ったことは大きい/光成もどんな形にせよ、結果として勝ち星を得たことは、今後の自信へ向けて大きい糧になるはず/不調だった外崎&金子侑も、暗黒トンネルを抜け出せる弾みになるはず/鷹戦で先手必勝の傾向は相変わらずであり、3回まで先制すれば勝率7割以上(先制されると敗率9割弱)。明日もその先手必勝の流れは重要。鷹先発・大竹らは手ごわいが、今日のように序盤から大竹らを打ち崩してリードされたい。

今日から北九州&ヤフオクで鷹三連戦です。


その前に1点だけ、昨日の記事で勘違いがありました。
昨日、
>今週から苦手な北九州&ヤフオクで鷹三連戦です。
>しかも、来週もあるんですよね。合計5戦も。。。
と書きました。


来週の2戦沖縄・那覇開催
てっきり鷹ホームと勘違いしておりました。
うちのホームで、
山川らの凱旋試合になるんですよね。


ただし、メラドと違って
長期遠征の終盤でもありますから、
ホームの割にはあまり旨みは感じにくいですが。


さて、今日の試合については、、、
試合内容としては、課題が色々ありますが、
とりあえず、
苦手な福岡での戦いで、鷹に借金大でしたから、
山賊が打ち勝って、
結果が出て良かったです。


アグーとその仲間達の『どすこい祭』


今日のスタメンは、


そして、今日の結果は、、、


4時間半近くの長丁場になった
超乱打戦でしたね。


双方とも投手陣は終始、苦しい状況であり、
山賊らが一発攻勢を中心に
鷹打線に
打ち勝って得た勝利でしたね。


不調だった外崎逆転3ランを含む猛打賞。
しかも逆転3ランは場外弾!でしたね。
秋山&山川アベックAY砲が出て
山川「どすこい弾」含む猛打賞。
おかわり君
相手の追撃をかき消す貴重な2ラン弾。


また不調の金子侑マルチ安打が出て
先発全員17安打11得点
荒々しい大暴れの猛攻
鷹の追撃を打ち消しつつ、
まさに『山賊野球』でしたね。


今日の打撃に関して、良かったと思う点は、
①序盤に先発を打ち崩して
 3回までリードを奪ったこと
 (しかも僅差ではなく4点差で)
鷹が追撃してくる中、
 獲られたら、その直後に獲り返す
 突き放す攻撃
不調の外崎、金子が
 復調の勢いへの弾みになる活躍
 (特に外崎)
ですね。


鷹戦においては、
原則的に『先手必勝』が大事になります。

3回までにリードした者
最終的に試合を制する傾向
が強く、
一昨年2017年以降、CSも含めて
今日までの62戦において、
41試合(0.661)で
その傾向が見られています。


またその62戦のうち獅子は25勝しており、
その25勝うち72%の18試合
獅子が3回までリードしていました。


逆に、獅子が3回までにリードしたのは26試合あり、
そのうち19試合で試合を制しており、
すなわち、獅子は3回まで制していれば
73%(=19/26)の確率で試合に勝つ
結果になってます。
しかし、鷹に3回までにリードをされると
88%(=22/25)の確率で試合に負ける
結果になってます。


ただし、3回までにイーブンだったときは、
獅子は2勝7敗と分が悪いです。


途中、流れが右往左往しようとしても、
最終的にこの傾向になりやすいので、
3回までの旗獲りが重要であり、
獅子が試合を制するには、
3回までにリードしていることが大事
です。


昨年CSでも、鷹の工藤監督は、
『先手必勝』『先手必勝』と
繰り返していましたね。

すなわち、
序盤の重大さを十分理解されている証です。


それだけに、
相手先発投手を打ち崩すこと
もの凄く戦局を左右する重要目標になります。


今年、鷹に優勢な
鷹の先発投手を打ち崩していること
好調の証です。


初回においては、不安がよぎりました。
鷹先発の椎野は、前回のロッテ戦で
フォークが抜けて、結局、封印して
ストレートとカーブの緩急で投げていましたが、
栗山から空三振を奪ったとき
フォークがしっかり落ちたので、
やばいフォークを今日は使うかも
と思わされました。


ただし、初先発で緊張していたみたいなので、
最初の金子&源田には、
ストレートが低めを突いていましたけど、
スライダー、カーブの変化球は
高めに浮いて甘いコースでした。
ただし、栗山へのカーブは
大きく縦割りに切れて空を切らされましたが。


また、秋山以降になると
力んだのか、ストレートも浮いてきます。
山川への与死球はすっぽ抜けでしたね。
秋山のときのフォークも、結果、空三振でしたが、
抜け気味でしたね。


長身から角度のある球を投げ込むのが売りですから、
低めを突けないとセールスポイントを活かしにくいです。
そして、椎野のストレートは回転数も低いので
捕らえていけば、打ち込めます。


いずれにしても、
リズムを掴んで復調する前に
椎野を叩き潰しておきたいところ
でした。


一方、初回裏は、
先頭の釜元四球を与えて歩かしてしまい、
釜元に盗塁を決められて、
終いには森のパスボールで失点し、
結局、ノーヒットで
先制を許してしまいました。

その後も、デスパに与四球と、
こちらが先制できず、
相手に先制を許してしまい、
何か負けるときの展開のような初回でした。


しかし、先制点を許した直後の2回表、
先頭のおかわり君
落ちきれぬフォーク
自然に軽打狙いで流して右安打で出て、
森に対しては与四球お散歩。
木村がバントで送って
一死二三塁のチャンスを築きます。
椎野もまだ緊張は抜けていない感じです。


そして、次の外崎には、
スライダーが中のやや低めに甘く入り、
外崎がそれを思い切り引っ張り
レフト方向へ逆転3ラン場外弾を放ちました。


先制を許したものの、
その直後に一発で3倍返しにしたこと
流れを引き込むのにもの凄く大きな弾みになりましたね。
そして、外崎自身も復調を促す一発になりました。

ただし、2回表源田の併殺&リクエスト失敗
流れが鷹へ傾きそうな雰囲気の中、
光成の方もまだピリっとせず、

2回裏は、
先頭のグラシアルに投安打で出塁を許し、
牧原には落ちきれぬフォーク右安打を打ち込まれ、
二死一二塁のピンチを築きます。
グラシアルの当たりは打ち獲っていただけに
流れが鷹に傾きかけそうな音が鳴り始めます。


しかし、甲斐には
外角低めスライダーを投げ切ることができ、
遊ゴロ併殺打でそのピンチを凌ぎます。


このゲッツーは流れを引き寄せるのに大きく
(逆に、鷹は流れを失うきっかけになりやすく)
3回表
秋山&山川のアベックAY砲
さらに点差を広げました。

これで流れをさらに引き込みます。

山川にはど真ん中のカーブ失投でしたが、
山川も体勢を崩しながらの一撃ですから、
どれだけパワーがあるんだ、という感じに。


一応、これで3回終了時、
獅子の4点差リードで通過します。

流れは、主導権は獅子が握ります。
ただし、4回裏、一死から、
グラシアルに、
落ちきれぬフォークを左安打され
次の内川では、
源田が失策をしてしまって
牧原を打ち獲りますが、
次の甲斐には、
6球目、外角高めが外目一杯を決めた!と思うや否や、
判定はボールになって、気落ちしてしまい、
その直後、ボークをとられて1点失います。
結局、甲斐にも与四球で歩かしてしまい、
次の釜元には、
内角で詰まらせながら、
金子も突っ込みますが、
ポテンヒットでタイムリーになり
もう1点を失いまいました。


当然、鷹は追撃態勢を整えてきます。

しかし、その直後の5回表、
鷹投手は3番手・加治屋に代わってますが、
(加治屋は獅子のお得意様でもあります)
山川&栗山の連打で
無死一二塁のチャンスを築きます。
どちらも低めを上手く打ちました。


そして、次のおかわり君は、
初球の外角ストレートを逆らわず自然にコツンと流し
ライトスタンドへ放り込む3ラン弾を放ち、
その前の4回失点の1.5倍返しの追加点
リードをさらに広げました。


それでも光成は、まだピリっとせず、
5回裏、先頭の今宮に左安打で出塁を許し、
デスパには二塁打を打ち込まれ、
松田の遊ゴロの間に1点を失います。
まあ、次のグラシアルには、
粘られながらも、粘り勝って空三振を奪いますが、
(グラシアルも打ち気満々だったのが仇になりました)
内川には、光成に直撃の投安打でもう1点失いました。


これで鷹には再び2点追撃されます。


しかし、その直後の6回表、
秋山&山川の連打でチャンスを築き、
甲斐がパスボールをした隙に1点返します。
ただし、この9点目の判定に関しては、
栗山のバットに球が当たっていたので、
本来なら、パスボール1点ではなく、
ファウルのまま
なんですが。。。
申し訳ない1得点になりました。


しかし、プロ野球ニュースの大矢氏&達川氏の解説では、
甲斐がファウルと抗議をすることなく、
逸らしてすぐに球を
拾いに駆けて行ったのが悪い
とのことです。
甲斐はファウルとわかっているはずで、
ファウルと確信したならば、
走りに行ってはダメ

と解説されてましたね。
終わってからの事後抗議では、
じゃあ、なんで追いかけに行ったの?
となってしまい、意味が無いということなのでしょう。


しかし、次の10点目は、
正真正銘の武田暴投に伴って得られました。


まあ、一応、最終回、松田から空三振を奪ったとき、
森が球を捕球できず、審判の右肩に直撃しました。
森はファウルと思ったのかもしれませんが、
森は、逸らした球を追いかけず、
審判の右肩に気を遣って「大丈夫?」と心配している中、

松田には振り逃げを許しました。
結局、その後、Kマートが自滅して、
1点を押し出しで失ったわけなんで、
その押し出し1点で
帳消しにしてくれないですかね(^_^)


話を6回表に戻しますと、
結局、その前の5回失点を丸々返す追加点
リード差を戻しました。


このように、
鷹は追撃を繰り返すものの、
それを獅子に悉く返されてしまい
結局、差は縮まらず、
イニングを消費ばかりがの展開
になります。


このような試合展開になれば、
鷹から見ると、
ジリ貧の負けムードが高まり、
獅子から見ると、
負ける気がしないムードが濃く

(投手陣は脆弱ですが)
なっていきます。


そして、おまけは最終回表
外崎の左安打&盗塁、金子の右安打チャンスを築き
源田が三ゴロ併殺崩れの間に
ダメ押し1点も奪いました。
鷹に流れがあったら、源田は併殺打で終了でしたね。
これでリードは6点差に広がり、
残すは最終回の1イニング守備だけです。


確かに、最終回裏は、
西部劇『荒野のマーティン』が上映され、
振り逃げ&三者連続与四球(押し出し1失点)
Kマート自滅に伴う鷹の追撃態勢を
許すようになりました。


まあその前の8回裏
ヒースが今一つの乱調気味で
不安を抱える状態になりました。


当然、大崩れしたら危ない状況ではありましたが、
しかし、正直、8~9回に関しては、
鷹の逆転はあまり心配していませんでした。


その理由としては、前述したように
3回までにリードしており、
 そのケースは勝つ確率が高いこと
②鷹の追撃が4~5回にありましたが、
 その追撃を悉く打ち消す
 波状攻撃を成功させて
 リード差を保っていたこと
さらに、
③7回裏、鷹自身が
 一死満塁のチャンスを活かせず
 残塁祭に終わり、
 鷹追撃の勢いが減じたこと 
というように、
流れが完全に獅子にあったからです。


ただし、その前の7回裏は、
一死満塁の大ピンチで、グラシアルや内川と
一発や適時打を放つタイプを控えていましたから、
危なかったでしたね。

しかも、ここで点を返されて差を縮められると、
鷹の追撃態勢に勢いをつけるとともに、
鷹が逆転できるだけのイニング数が残ってますから、
形成逆転もあり得る話になってきます。

この7回裏は、
イニング跨ぎをした平井
6回裏とは別人になってしまってしまい、
一死満塁のピンチに陥ってしまいました。
今宮には右安打を痛打されますが、
球も真ん中付近に集まっていましたね。

そして、デスパ&松田には、
制球も乱れて連続与四球で
自滅型満塁ピンチを築いてしまいました。


平井自身、6回裏は好投しておりましたが、
やはり、先週もヤバい投球が見られていたように、
回をマタいだ、疲労蓄積に伴う影響が出ていた
と思います。
平井の場合、疲労が影響してくると、
リリースもばらついてきやすいですから。。。


まあ光成も5回で降板しましたから、
残るイニングを考えると、
平井登板はやむを得なく、
イニング頭から登板したのは良かったとしても、
5点差ついている中、
回マタギは考えにくく
せめて
1イニング登板でしたね。


ちなみに、6回裏の平井登板直前に、
ベンチへ行った西口コーチと辻監督が
口論しておりましたね。
ブルペンにベンチとつながる電話がないから、
西口コーチがベンチへ確認に行かれておりましたが、
監督に何か申していたようですが、
そのまま言いくるめられて
困惑した表情でブルペンへ帰って行きました。
しかも、ブルペンへ帰るとき、
もう一度、ベンチへ行こうとしますが、
諦めて反転し、そのままブルペンへ帰りました。

Twitterでたまにやりとりをさせていただく猫助さんは、
森脇が準備してたので、
点差もあるしどちらかは森脇で行きませんか?
と進言していたのでは、
というようなご意見を仰っていました。
私もそのご意見はツボを突いている可能性が高いと思います。


それまでに森脇が何度(三度)も準備をしており、
点差もありましたし、平井も疲労が懸念されまていすからね。



一方、今日のKマートは自滅しており、
ヒースもぎこちなく怪しかったでしたね。
最後に増田を出さざるを得なくなったのは
明日以降を見据えると痛かった
ですね。


ただし、Kマートも、ヒースも、
先週の札幌と比べて状態が悪すぎており、
大宮に近い状態でもありました。


札幌のマウンドは、外国人に合います
地方球場では、Kマート&ヒースとも
緩いマウンドが合ってない懸念があります。

どちらも左足の踏み込みが微妙で
身体も開いており、
すっぽ抜けも目立ちましたね。


ヒースについては、
最後の打者ようやく慣れてきたようですが、
Kマートについては、
最後まで修正できず、
シュート回転しまくって
真ん中に投げることすらできませんでした。
サークルチェンジも1球空振りしてくれましたが、
制球難であり、低すぎることもあって
なかなか手を出してもらえません
でしたね。


この両雄(ヒース&Kマート)が地方球場
パフォーマンスを大きく低下させる
となると、
来週の那覇でもそうですが、
投手起用がかなり苦しくなってきますね。
改善できればいいのですが、
何か策は考えられたいですね。


さて、先発した光成については、
中には、良い球も見られており、
思い切り投げ込んだ時に見られる
投球後のドスコイ
姿もありました。


ただし、投球内容としては、
中5日の影響もあったかもしれませんけど、
まだ復調とは言い難い状況でしたね。
例えば、フォークにしても
落ちきれず打ち込まれることも多く、
また上記のような大胆な投球も
安定して投げ続けられていませんでした。


しかし、3試合連続炎上中だった光成については、
今日は、自信をつけさせることが肝要でしたから、
(また、今日やられたら2軍落ちの崖っぷちでしたから)
投球内容よりも
大崩れして試合を壊すことがないこと
さらに勝ちを得ること、と
結果が求められていました。


それを考えると、結果的に
久々に勝ち星を得ることができ、
良かったと思います。


もちろん、次回からはもっと復調して
内容でも上々の結果を出したいですね。


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さて、明日は本田vs大竹の先発ですね。


当然、明日も序盤が大事であり、
3回までにリードしていきたいです。


それを考えると、鷹に勝つためには
①鷹より先に得点を挙げること
②鷹より先に失点を許さないこと
が原則になりますが、
投手陣が脆弱の獅子にとって
上記②を求めることは容易ではない
から、
今日のように、基本的に
打撃陣で上記①を果たして欲しいです。


ただし、明日の大竹は、
今日の椎野より格上ですから、
手こずる懸念は否めません。


それでも、鷹の方も弱っていることは伺えますから、
その隙を突きたいですが。。。


明日も「打って打って打ちまくれ!」