下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今日は令和初の東京優駿(日本ダービー)です。競馬界の中で最も盛り上がる大一番「競馬の祭典」/かつての英国首相チャーチルは「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相となるよりも難しい」と(英国ダービーですが)。/さて今回の馬券は「欲にまみれて 培った♪ 今ここで魅せろ・・・」

競馬の話ですが、
今週はダービーウィークです。


日本ダービーは、
日本競馬界の中で
最も盛り上がる大一番「競馬の祭典」であり、
今年は『令和初』の日本ダービーです。


まあ、ちょうど走っているときは、
西武vsハムの最中ですから、
競馬の方の録画を撮っておいて、
野球終了までは結果を耳に入れぬように努め、
試合終了後に録画を観ます。
まあ2分半で決しますからね。


さて、ダービーと言うと、
競馬発祥の地イギリスで
1780年にクラシック競走※として
設立されたのが最初であり、
英国ダービー(Derby Stakes)は
239年の歴史伝統があります。
※出走条件が「3歳馬限定」となっており、
 どの競走馬もに出走する機会は
 一生に一度だけです。


ダービー優勝は、
全ての競馬関係者、ホースマンらが
憧れる最高の栄誉でもあります。


かつての英国首相チャーチルは、
「ダービー馬のオーナーになることは、
 一国の宰相となるよりも難しい」

と述べたくらい威厳のある栄光です。


ちなみに、
本ブログで使用しているIDの
"sinndar"2000年の英国ダービー馬の名前です。
この年、新婚旅行でダービーを観戦しに
エプソム競馬場へ行きました。
このときはとにかくツキがあり、
単勝だけで買ってましたが、
7競走で6つ的中できたんですね。
最初で最後のラッキーデーでしたが。。。


また、このとき2000年の
英国ダービーを制したSinndarは
その年に凱旋門賞も制覇しました。


そして、その次の年の凱旋門賞では、
2000年の英国ダービー2着馬Sakhee
が制しましたね。


↓↓↓Sinndar


なお、前日のオークスデーは別ですが、
ダービーデーは一般席でも正装要です。
(シルクハットをかぶっている人もいます)
英国では「競馬」を
”Sport Of Kings”(王侯貴族のスポーツ)
と呼びます。
今でも、競馬場の観戦エリアが
入場料と服装により区分けされ、
階級社会が残る一面も見られます。

そして、各国でも競馬が始まり、
英国ダービーを範として、
一般的に3歳馬の頂点を決める競走となる
ダービーが行われるようになります。
日本では、
1932年に「東京優駿大競走」として、
目黒競馬場で開催されたのが始まりです。
ダービーの後には、目黒競馬場を称えた
「目黒記念G2」が開催されますね。


1934年から府中の東京競馬場に舞台を移し、
レース名は1950年に「東京優駿競走」に
変更のうえ(日本ダービー)という副称が付けられ、
その後1964年に今の「東京優駿(日本ダービー)」と改称されました。


さて、今年は86回目のダービーとなり、
出走メンバーは次の通りです。

世代7,071頭の頂点に立つのはどの若駒か?
昔は「競走馬1万頭の頂点」とか言っていたように
景気の波もあって減ってきたのと、
正確な数が把握されてきたのと、色々ありますね。。。
でも過去10年でも10年前から減少していますね。


今年のダービーについては、
三冠クラシックの一冠目・皐月賞を
4戦4勝の無敗で制した
サートゥルナーリア
圧倒的な1番人気に支持されてますね。


もしサートゥルがダービーを制したら、
2005年のディープインパクト以来の
史上11頭目となる
無敗のダービー馬が誕生
します。


※5/26 2:30現在の単勝オッズ


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では、今回の個人的な予想については、、、
(ここからは適当に流しながらどうぞ。。。)


「ダービー馬はダービー馬から」
という格言があります。
すなわち、
ダービー馬産駒(父馬がダービー馬)を狙え
というものですね。


一応、ダービー2着馬まで広げてみると、
過去10年の1~3着馬30頭のうち、
ダービー馬又はダービー2着馬が
父馬だった馬は22頭
いますね。
やはりダービーの舞台
府中の芝2400mへの適性が問われる
(特に3歳戦のダービーへの適性)
ということですね。
特にディープインパクト産駒、
キングカメハメハ産駒の活躍が目立ちます。


とはいっても、今年のメンバーを見ると、
「父馬がダービー馬又は2着馬」というのは、
出走馬18頭のうち9頭も該当していますから、
なかなか絞り込めないですね。


ちなみに、
1番人気のサートゥルナーリア
父馬ロードカナロアがダービーとは無縁でしたね。
とはいっても、ロードカナロアは
ダービー馬キングカメハメハの産駒であり、
ロードカナロア産駒というと、
ダービーと同舞台のオークス、JCを制している
アーモンドアイがいますね。
また母馬シーザリオは同舞台のオークス馬ですから。
まあ簡単に見限るわけにはいかぬ存在です。


2~3番人気を争う皐月賞3着馬ダノンキングリー
皐月賞もアタマ、クビ差と僅かであり、
2戦2勝の府中なら巻き返しも期待できそうです。
またディープインパクト×ストームバード系の
府中芝2400mに向く黄金配合の血統
です。


先週の同舞台で行われたオークスでは、
レコード決着になるほど時計が速く
その黄金配合の馬で1、2着を決めました。
今週も時計は速いので
その黄金配合の馬にはチャンスがあります


個人的には、サートゥルナーリアも強いですが、
上記2頭なら、
先週に続くその黄金配合が魅力であるので
サートゥよりは、ダノンキングリーの方に期待しています。
少なくとも、
皐月賞2着馬ヴェロックスよりはこの2頭かな、と。
ヴェロックスはジャスタウェイ産駒ですし、
一応、父馬は府中得意でしたが、
本馬は中山向きな気がするので、、、
人気三強の中では評価を下げますね。。。


他で期待したい馬と言ったら、、、
青葉賞2着馬のランフォザローゼスでしょうか。。。


ここまでの臨戦過程について、過去を振り返れば、
ダービーでは皐月賞組が断然に活躍しています。
皐月賞以外の臨戦では、
青葉賞、京都新聞杯からダービーへという道もありますが、
当たり前ですけど、
一冠目を競う皐月賞の方がレベルが高い
ということを示しています。


青葉賞はダービーと同じ府中芝2400mで行われますが、
やはり青葉賞のペースは遅く、流れも緩いのに対し、
相手レベルがアップするダービーは
もっと厳しい流れになるので青葉賞上位馬も沈む
という印象ですね。
しかも、青葉賞組はダービーを勝ちきれず、
ダービーで3着以内に食い込むには
青葉賞は勝っていることが必要条件
という傾向です(十分条件ではない)。
それを考えると、
「青葉賞2着」は消し材料になります。


とは言っても、先週のオークスでは、
来ないスイートピー組が来ましたからね。。。
これは痛かった・・・
スイートピー組を信じ切る勇気が無かったです。


ランフォザローゼスの血統は、
ダービー馬キングカメハメハ産駒であり、
ディープインパクト女傑エアグルーブを掛けた
良血ラストグループが母ですから、
血統の字面なら、
今回のメンバーの中では
府中芝2400mに最も相応しい血筋です。
一発狙うなら、。面白い存在です


以上のように、
黄金配合のダノンキングリーを中心に
主役のサートゥルナーリア
狙ってみたいランフォザローゼスあたりで
個人的には、馬券はまとめたいところですね。


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でもでもでも、、、
前日オッズですが、、、
人気は皐月賞馬が抜けており、
それを2~3着馬が追いかける三強構成であり、
4番以下はその三強に放されておりますが、
ランフォザローゼスは
5番人気を争う人気なの???
堅いですね。。。


まあ、サートゥルナーリアが絡むと
5倍程度しか行きませんが、
ダノンキングリーとランフォザローゼスの馬連で
40倍くらいつくなら十分ですけどね。。。


というか、
ランフォザローゼスは変に穴人気になってない?
みんなが穴だと思って狙い、
結局、人気が集まってしまって穴ではなくなる
というパターンです。


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さあ、ここから冒険に入って行きます。
(ダービーはさすがに馬連万馬券とかは少ないのが現実ですが・・・)
もっと穴で面白そうな馬はいないかな???
欲にまみれる穴馬を狙うのが本来はアカンのですが。。。
 熊代でホームランを狙うようなものですから。。。


ダービーの枠については、過去10年で見ると、
 馬番1~6番が勝率10.0%、連対率が15.0%
 7~12番が勝率3.4%、連対率が13.6%
 13~18番が勝率3.4%、連対率が5.1%と、
「内枠有利、外枠不利」の傾向にあります。


脚質については、
昔「ダービーポジション」と言って
ある程度、前でレースをしないと勝つのが難しい
とも言われていましたが、
今では追い込み馬も府中の長い直線を活かして来ます。
ただし、過去10年で4コーナー通過順位を見ると、
 1~6番手  (5.5.6.52)
 7~12番手 (4.4.3.54)
 13~18番手(1.1.1.42)と、
「後方一気は苦しい」傾向が伺えます。
まあ中団待機でもOKですが、
6番手以内で先行がベターでしょうか。
ただし4コーナー先頭は(0.1.1.8)と
逃げ切りはそう簡単ではありませんね。


そこで面白そうなのが、
馬番1番に入っている12番人気
超穴馬ロジャーバローズです。

確かに京都新聞杯を2着ですから、
今回、相手強化で苦しいです。
2軍戦で先発して6回4失点のところで
1軍の柳田がいるソフバン戦に先発し、
そこでHQSを達成させるようなものです。
これに関しては、
実績よりも素質を評価するしかありません。
まあ3歳春と若い時期ですから、
成長速度は侮れませんので。。。


一応、ディープインパクト産駒ですから、
「ダービー馬はダービー馬から」はクリアです。


また母方にはジェンティルドンナ が近親にいます。
ロジャーバローズの母馬とジェンティルドンナの母馬は
姉妹の関係にあり、父馬は違うのですが、
どちらも父馬はダンチヒ系であります。
そして、ロジャーバローズの父馬と
ジェンティルドンナの父馬は、
どちらもディープインパクトです。


すなわち、
ロジャーバローズも、ジェンティルドンナも、
父ディープインパクトX母父ダンチヒ系の配合であり、
祖母は全く同じ(母馬が姉妹ですから)というように
血統配合がかなり類似しています。


ジェンティルドンナ といえば、
アーモンドアイと同様、
(アーモンドの方が上という気はしますが)
オークスを含む牝馬三冠を奪取して、
その年と翌年にジャパンカップを連覇しており、
その後、ドバイでG1を制し、
有馬記念で有終の美で終えた名馬でした。
少なくとも、
ジェンティルドンナは
府中芝2400mが大得意だった

ということに着目したいです。


また前走・京都新聞杯では逃げております。
「逃げ」は楽ではありませんね。
ただし、これに関しては、
ロジャーバローズ自身、
ハナにこだわるタイプ、
絶対に逃げなければならないタイプではなく、

先行して好位からでもレースができるタイプです。


そして、前述したように
内枠有利の傾向で1番枠を引きました。
まあ最内の1番枠は、先行馬の場合、
好スタートを切ればいいですけど、
出遅れたら包まれて終わってしまいますが。


以上を踏まえると、
今年のダービーに関する予想は、
◎①ロジャーバローズ(12番人気)
〇⑦ダノンキングリー(2番人気)
▲⑭ランフォザローゼス(5番人気)
△⑥サートゥルナーリア(1番人気)

と個人的には考えます。


まあ◎印①番の軸とは、
さすがに高配当を狙いすぎですが。。。


欲にまみれて 培った ♪ 
今ここで魅せろ 下手横の力 ♪

(ほんまかいな。。。)


まあ、①番を軸にして流せば、
オッズがかなり高騰しての万馬が多いので、
1番人気との組み合わせで40倍、
2番人気で80倍、あとは万馬券ですから、
流す相手(ヒモ)には、
上記⑦⑭⑥以外も押さえ、

①からほぼ総長しで買っていきます。

また、オッズが40倍程度になりそうな
〇⑦ダノンキングリー
▲⑭ランフォザローゼスの馬連
一応、押さえておきます。。。