【5/24日ハム10回戦(MLD)】山賊、久々の所沢で大暴れ!みんなでつないで、走って、一発打って、獅子らしく打ち勝ち4連勝!どすこいに負けないくらい強力に・・・アップルパ~~~ンチ!平井&増田はサービス残業お疲れ様!これからも相変わらず残業は続きそうですが。で、来週の遠征では、光成を中継ぎ待機させる?!マジ?!
2週間半の遠征から所沢に帰ってきましたね。
今日から久々のメラドでハムとの三連戦です。
まあ今は一時帰宅のようなもので来週はまた遠征ですが。
明日土曜日はメラドへ応援に行きます。
さて、今日のスタメンは、
相手は昨日、左でも右でも一発打った
スギノールこと、杉谷が1番打者に入って
あとは1つずつずらしてきましたね。
復帰した清宮がDHに入っていましたが。
で、結果については、、、
今日の試合は、基本的に那覇の鷹戦に続き、
獅子威し打線が好調をキープして
「山賊現る」猛攻によって打ち勝った!
という結果でしたね。
野手陣のスタメンでは、
木村以外は皆、出塁を果たしており、
14安打10得点の猛攻でした。
初回裏、秋山が中二塁打を打ち、
源田がバントして、
外崎が左二塁打タイムリーと、
わずか5球で先制点を奪取。
山川は倒れましたが、
森が初球打ちで左安打タイムリーを放ち、
結局、わずか12球で2点奪取と
電光石火の波状攻撃で先制しました。
外崎:適時二塁打
ただ、それ以降、加藤も
そこまで良かったわけではないですが、
加藤を攻め落とせそうで攻め落とせず、
加藤に立ち直らせてしまい、
その間、じりじりとハムの追撃を受け、逆転されます。
初回だけ得点を挙げて先制するものの、
それ以降、得点できず、失点止められずジリ貧負けという
よくありがちのパターンへの不安が膨らみます。
しかし、5回裏、
金子侑の二塁打&三盗を皮切りに、
源田の適時打、外崎の2ラン弾で一気に逆転。
外崎も高めボール球を強引に打って
ポール際でライトスタンドに放り込みました。
外野フライ?、ファウル?と思いましたが。
外崎:2ラン弾
でも、山賊の波状攻撃はまだまだ続きます。
山川が四球で散歩すると、
そこから森、中村、栗山の三連打で
結局、この5回裏は、
5得点奪取のビックイニングに!
辻監督は、金子侑の三盗成功に関して
「あれが試合の流れを変えた。
あそこで走れる勇気がチームを救った」
と称えましたね。
6回表、ハムに再び2点追い上げられますが、
その直後の6回裏、
外崎が三塁打タイムリーを放ち、
山川の犠牲フライで、フライが浅かったですが、
外崎が果敢にタッチアップでホームに生還し、
すぎさま2点を獲り返し、
再び4点差のリードを保ちます。
外崎については、8回裏、
単打を打てば、令和最初のサイクルヒット達成でしたね。
しかし、相手の若手・吉田侑は、
力んでストライク入らず与四球で歩かされて達成できず
でしたね。
結局、左二塁打、右本塁打、左三塁打、単歩・・・
でも、ともあれ、外崎が復調しましたね。
本人は
「(左)足の上げ方を少し早くしたらタイミングが合い、
自分のスイングができるようになった」とのこと。
「どすこいに負けないくらい強力にお願いします。
3、2、1 アップルパ~~~ンチ」
最後は8回裏、秋山のソロ弾でダメ押しを。
しかも、秋山の場合、
打てば打率5割を超えまる得意のライト方向ではなく、
レフト方向へのホームランだったので価値はあります。
打撃に関して、辻監督は
「常に5点以上を取るのが目標だからね」
と仰っています。
獅子は打ってナンぼのチームですから、
投手陣の働きも大事ですが、
打ち勝つことは必須事項ですね。
1992 紅の豚 飛ばねえ豚は ただの豚だ…
打たねぇ獅子は、ただのネコだ。。。
ただ、昨年と違うのは、
今年は序盤からでも
バント作戦を講じることですね。
今日は秋山ヒット後に源田がバントとで先制点に貢献しましたね。
木村を2番に入れたときも、
木村のバントを見据えての采配でした。
昨年、バント作戦を講じなかった理由について、
辻監督は、
「投手が弱いからバントして
1点取りにいってもしょうがないでしょ」と
すなわち、
山賊打線で大量得点狙いを優先すべく、
バントではなく、攻めていく、という方針でした。
まあ昨年の方が辻監督らしくなく、
手堅くバント作戦で行く方が辻監督らしい、、、
という気もしますが。。。
どちらが正しいか?ということはわかりません。
ただ、1つ言えることは、
昨年と違って考え方が変わっている
ということであり、
何故、変わったか?が肝要かと思います。
気になるのは、開幕以降、
打線の勢いは昨年ほどありませんでした。
奴が抜けましたが、他は変わっていないのですが。
むしろ、投手陣の勢いは低下して失点増です。
それに対する監督の焦り?
1点を早く奪いたいという焦り?
『焦り』から来るものでしたら、
あまりいいことではありませんね。。。
まだ、昨年と比べても
やっぱりバント作戦の方が優れているとか、
昨年は、やりたくてもできなかったから、など
前向きの理由だったらいいのですが。。。
まあ、今日のバント作戦については、
こちらの先発が榎田でしたから、
そう何点も失うことはなく、
前回のように1点勝負になる可能性があったから、
大量得点でなくていいので、
まずは着実に早期に1点を奪いたかった
という意図があったのかな、という気もします。
ところで、最近、確率統計的にも、
「バントが有利とはいえない」という説も目立ちますね。
※『野球の無死1塁で用いられる送りバント作戦の効果について』
(及川研・栗山英樹・佐藤精一、コーチング学研究、第24巻第2号、2011)
ところで、
1976年と昔のころから、確率統計の観点より
「一死一塁でバントは良策でない」
「走者二塁および一二塁では
バントを用いるべきでない」などを
まとめている論文があります。
あの鳩山由紀夫氏が政界に入る前、
東工大の助手をやられている時期に
「野球のOR(オペレーションズ・リサーチ)」
という確率統計学に基づく論文を出されていますね。
今流行りの「セイバーメトリクス」の走りでもありますね。
http://www.orsj.or.jp/~archive/pdf/bul/Vol.24_04_203.pdf
まあ最後の首相時代は、
正直、???と宇宙人であり、
寝た子も起こして火だけつけて消えましたが、
研究職時代、こういう先見の目で
面白いことをやられていたのは凄かったと思います。
元々、数工学がご専門ですからね。
また論文の最後に述べられていることも面白いです。
確かに人は、現状を的確に把握したく、
その先がどうなるかを予測したくなるものです。
そのために使う色々な理論モデルの精度を高めたくなる
というのもあります。
ただし、ときには確率を越えて
違う結果が得られるのも野球の面白さであり、
そこがエキサイトする材料でもあります。
それを損ねないよう警笛を鳴らしているところも一興ですね。
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さて、話が逸れたので、今日の試合に戻します。
投手陣については、
先発した今日の榎田は、
意図したところに球が投げれず
制球に苦しみましたね。
初回の大田や2回の清水、2打席目の渡邊などに
要所要所では、低めを投げ切ったりして抑えてますが、
全般的には腰高以上と高め傾向であり、
内外に投げ切れず甘く中へ入ったりして、
打ち込まれ、球数嵩み、
最後も6回表を投げ切ることができませんでしたね。
それでも地力があるので、大崩れはせず、
試合を壊すことはありませんでしたが、
榎田もいつも常にビシっと
抑えるタイプではないですから
今日のような投球もあることは
想定の範囲内ですね。
ただ1つだけ気になるのは、
榎田はハムに合っているのか?
という点ですね。
5/2、今年の復帰戦でハムと戦って
完璧な投球を見せてくれました。
本来なら、無失点で進めるタイプというよりも、
6~7回を2~3失点で乗り切り、
先発として試合を作ってくれるタイプなので、
5/2の好投はデキすぎ感もありました。
でも、昨年の投球も踏まえると、
榎田は、基本的にハム戦を
得意としているとは言い難い傾向はありましたね。
※榎田、昨年2018年防御率<( )内は投球イニング>
ハム4.30(29回1/3)、オリ3.97(11回1/3)、
ロッテ2.73(33回)、楽天2.70(46回2/3)、
ソフバン0.00(2回)
一応、今年のハムについては、
相手が左投手先発時で4勝7敗(0.364)
相手が右投手先発時で17勝15敗(0.531)
となっていますが。。。
まあ、今年はどうでしょうかね。。。
ところで、ハムの渡邊は
厄介な天敵になってますね。
昨夏、低打率だった渡邉が
お盆のときのメラド三連戦のうち
2戦で猛打賞となってから、
覚醒させてしまい、
おまけに、
獅子大好きタイプに
化けてしまいましたね。
昨年は、打率が
獅子に0.359、鷹に0.375と他より高く、
獅子&鷹キラーでしたね。
今年も今日の試合を含めず、
30打数12安打で打率4割でした。
本塁打も今日を含めると
合計4本しか打ってなく、
そのうち3本が獅子戦です。
ただし、今年は鷹には
まだそこまで打っていないので、
(25打数6安打 打率0.240)
今のところ、獅子専属キラーです。
せめて、
鷹が抑えているくらいは抑えるよう
しっかり策を講じられたいです。
でも、獅子は相変わらず好き嫌いが激しく
投打に関わらず、天敵多しの傾向ですね。。。
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で、投手陣については、
いつものお約束になっている
平井くん&増田くんの
サービス残業問題が
今日も当然のように露呈されましたね。
まあ毎度毎度のことなんで、
改善の余地も見せないので
指摘しても疲れますが。。。
6回表、榎田がピンチを作って降板し、
2番手に森脇が出てきましたが、火消しができず、
3番手で小川が出てきて、
最後は満塁のピンチを平井が消火しましたね。。。
まあ、森脇に関しては、
鷹戦で上手く初物効果も活かし抑えましたが、
ハム戦では、前回もそうでしたが、
中軸には打ち込まれていましたね。
それを考えると、
今日の投球も十分想定できる範囲であり、
打たれてもしょうがない面はあります。
それでも譲って、点差が離れていたから、
「森脇を投入した」は良かったと考えましょう。
すると、次にいきなり平井ではなく
小川を選んだことも、
一応、譲って評価しましょう。
ただ気になるのは、
満塁の場面になってスイッチしましたが、
あの場面は、
①左打者だったから交代させた
若しくは
②森脇では荷が重い満塁だから交代させた
ということが考えられます。
上記②だったら、やむを得ない話ですし、
森脇が上手く行っていれば、
1イニング投げさせているでしょう。
しかし、①だったら、
1)満塁に関係なく交代させるつもりでしょうから、
となると、
2)1イニングで森脇・小川の2人を
使うことはマストであったとも考えられます。
もし、特に上記2)であれば、
なかなかイニング数を消化できず、
投手陣をもったいない使い方とも言えます。
当然、平井らに負担が増すことを否めません。
まあ森脇も続投が怪しかったので、
「森脇→小川」までは
問題も譲って軽微だったとしましょう。
ところが、譲れず大問題なのは、
その後に平井を投入するものなのか?
次の回まで平井を続投させるのか?
ですね。
まず一つとしては、
最後まで小川に投げさせる方が良かった
という点はあります。
それでも6回表は大危機でもあったので
譲って「平井」投入も
やむを得なかったという
考えもあるでしょう。
それならそれで百歩譲ってOKだったとしても、
6回裏に再び点を獲り返して
4点差まで広げていましたから、
さすがに次の7回裏で回を跨いだことは
相変わらず「???」ですね。
そして、5点に広がった直後の最終回表、
セーブがつく局面でもなかったですが、
増田を投入してしまいました。
今日云々と短期的視野ではなく、
中長期的に見た場合、
別に2人でなくても大丈夫の登板で
余計な疲労を蓄積させたくない
ですね。
疲労が溜まれば、
パフォーマンスも低下していきますからね。
(下手したら、故障離脱もあり得ます)
やはり、平井や増田、
絶対にその2人でなければいけない展開は
必ず生じますから、
そのときのために
無駄使いは避けたいですね。
昨日が休みだったと言っても
長距離移動ですし、
ブルペンでは準備していますからね。
水曜日も、平井は
事前にいつでも行けるよう指示されており、
準備されていたそうですからね。
(コーチ談話より)
もし、平井を6回に投入した場合を考えると、
7回は間隔空いているKマートでも良かった気がします。
(先にヒースでもいいですが)
そして、5点差あった最終回表は、
せっかく上がってきた
伊藤を試しても良かったと思います。
最終回1イニングで
満塁弾を浴びても追いつかない点差でしたからね。
まあ、同じことの繰り返しですから、
昨日の記事をコピペしておきます。
で、もう1つ大きな危機が生じるかもしれません。
それは、光成の中継ぎ待機策疑惑です。
今後の先発予定は次の通りです。
25日のハム戦:多和田
26日のハム戦:松本航
来週の鷲戦の北東北遠征では、
28日盛岡:今井、29日弘前:十亀
その後は、5/30が休養日になって、
5/31~6/2がZOZOで鴎戦となり、
6/4から交流戦になります。
来週の鷲戦の北東北遠征が二戦のみですから、
光成がローテとしても余ってしまう
ということになります。
まあ、それなら、
光成については、間隔を開けさせて、
次の5/31ロッテ戦(ZOZO)で
先発準備をさせたら、と思います。
しかし、鷲戦の北東北遠征が二戦においては、
光成も一緒に遠征を同行させて
「中継ぎ待機」させるとか。。。
光成については、
せっかく良くなってきそうであり、
前回の投球が良いイメージとして
頭の中に残されたい。
変に不慣れな中継ぎで
悪いイメージが先行されても困ります。
また肝心なのは、
先発と中継ぎでは、
準備の仕方、時間が全く異なる
という認識ですね。
下手な半端なことを、
まだ自分の投球が安定していない光成にやらせるのは、
本人もリズムを崩しやすく、
上がるどころか、下降していく懸念はあります。
パワプロとかの
野球ゲームじゃないんですから。。。
リスクを無視した策を
安易に後先考えず実行するのは、
やめて欲しいですね。