下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【5/28楽天8回戦(岩手)】鷲の笑いが止まらない。鷲には叶わない獅子たち。鷲への借金またこしらえる。今井も好投していたが、逆転得意の鷲の勢いを止められず。奴が突破口になって一発に沈む。その後はみんなでボロボロに。鷲の囮作戦にも引っかかり、ノッポ外人に二発目食らうやりたい放題。平井さんがっくりと崩れ落ちる。というかそもそも塩見が大天敵と化していることも大問題。ソロ弾2発のみで適時打出ず。獅子が勝つためには5得点以上ないと苦しいです。

今週は、交流戦前の1週間。
北東北遠征の鷲戦から始まりました。


今井塩見が先発でした。
塩見とは今年初対戦でした。
昨春まではカモにしていて、秋山も大得意でしたが、
昨年から急に天敵化しましたね。
昨年は6月末~7月に
3戦連続HQS達成とかやられています。


で、今日のスタメンは、

で、今日の結果は、



投手戦の展開も、
奴が突破口になって
デカ外人の一発に沈む。
今井も課題の一発病発症。。。
あとは鷲のやりたい放題
終盤2イニングで
鷲猛攻による7失点。
今日を含まず25勝中16勝が逆転勝ちの鷲。
そこは先制大好きの鷹と違います。
鷲得意の追撃の勢いに
呑み込まれました。
鷲への借金をまたこしらえ、
これで鷲には2勝6敗。。。


でも、塩見はやっぱり天敵に。。。
岸、塩見、辛島、福井と
鷲には苦手系投手がいっぱい!

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今日の今井については、
6回までノーヒットの好投を魅せました。
妙な落ち方をする
自慢のチェンジアップが
効いていましたね。
その分、鷲の方も
ストレートとチェンジアップで
迷いが生じているため、
次々と打ち獲っていきます。


いつもほど球数は嵩んでいませんでしたが、
まあ6回まで88球なら可もなく不可もなく。
ただ、6回までに与四球4つと少し多め


6回裏
先頭の堀内(ほぼ自動アウト打者)を与四球で歩かせますが、
次の茂木には源田真正面の遊直で運良く仕留めました。
そして、今江を併殺で処理して
奴の前で切ったのは大きかったのですが、
問題は、その後の7回裏ですね。。。
奴に中安打を打ち込まれて先頭の出塁を許します。
初球スライダーで内一杯に投げきり、
ストレート攻めで追い込んでいたまでは良かったですが、
今日、奴は、ストレートとチェンジアップに
迷いがあってその前の打席で空三振を奪いましたが、
最後にチェンジアップ、ストレートではなく、
低めカーブを選んで投げ込み、
奴に上手く拾い打ちされました。
まあ、緩急で打ち獲りたかったんでしょうが、
チェンジアップほど落ちませんでしたね。
でも、奴に上手く打たれましたね。
ここは奴が上手であり、やむを得ない面はあります。


問題はその後でしたね。
ウイラー全球ストレート勝負
三塁線鋭く打ち込まれましたね。
1打席目は全球ストレートで空三振を奪い、
今年のウイラーはストレートの打率が低いですが、
 ※ストレートは0.171(82-14)
  ただ昨年は0.293
単調すぎましたね。。。

で、銀次は初球拙攻で打ち損じてくれましたが、
次のブラッシュには、3球で追い込みましたが、
4球目、森が外に構えましたが(1球外すつもりだった?)
球は中へ吸い込まれて
真ん中高めの超危険球に。
少し詰まり気味でしたが、
そのまま力でスタンドへ
持って行かれましたね。


それでもまだ1点差でしたが、
相手のホームということもあり、
また鷲は逆転慣れしていることもあり、
(まさに逆転と、鷲ペースになってしまった)
その一撃で流れは、主導権は
完全に奪われましたね。

今井のもともとからの課題
『一発病』を肝心なところで発症しました。


それでも、今井は、ノーノーから一転して
奈落の底へ突き落とされましたが、
いずれはエース級に育たなければならぬ存在ですから、
一撃後でも凹むことなく
踏ん張ってもらいたかったのですが、
島内に与死球、辰巳に中二塁打を浴びて
立ち直れず終わりましたね。


球数は100球を超えたところでしたが、
踏ん張りきれなかったですね。
まあ、ここまでの今井の続投はやむを得なかったです。
問題は、その後続ですね。


で、その後に二番手で小川が登板します。
その小川チョイスはOKだったと思います。
平井温存という意味で、ですが。。。


ただし、その理由は、
どうせ、堀内、茂木と
左打者が続くから、でしょうが。。。
もし右打者続きだったら、
いきなり団子、いや
いきなり平井だったでしょうね。。。


そもそも論で、左右別被打率は、
小川は
今年が左0.474(19ー9)、右0.000(10ー0)
昨年が
左0.320(25ー8)、右0.214(14ー3)
平井は、今年フォークを覚えて
左打者に有効となったので、
今年が左0.178(45ー8)、右0.288(52ー15)


もし左右別を考えて適用するなら、
どうしても平井を登板させるなら、
平井が先、小川が後ですね。
しかし、相変わらず
『左投手=対左打者』神話
信仰一辺倒の采配。
信じる者は救われる???
いやいやいや、
信じるだけでは救われませんよ。
救われたければ、
それに向けて自らで考え、
それに基づいて行動する努力をしないとね。

まあ堀内のところで代打・直人が出てきましたが、
茂木が終わると、その神話に基づいて
右の今江のところで
平井へスイッチ。。。


いやいやいや、、、
月曜日のお休みを挟んで
リセットされて初期化された
信じ込まれているのか知りませんが、
パンクさせないためには、
前回日曜日の状況を鑑みれば、
休ませるべき、でした。
(打たれる・打たれないの問題ではなく)


小川は、
苦手の左・茂木に四球を与えましたが、
得意の右・直人を奪三振で料理しているんですから、
次の右・今江にも続投させたかったですね。
平井を引き出すことは無かったですね。


まあ、いくら言っても無駄ですけどね・・・
壊れて気づく、いや気づかずスルーするんでしょうね。


で、平井が今江の打席で登板しますが、
わずか3球で追い込みますが、
ボール球が続いてフルカウントで粘り続けられます
問題は、その粘られた6~8球目ですね。
万全の平井だったら
その間に粘られず打ち獲っていたでしょう。
6球目は低めでも
キレが鈍いスライダーでファウル。
7球目はど真ん中と甘くファウル。
8球目はインハイに渾身の141km/sストレートを
投げ込んだつもり
でしたが、空振り奪えず。
その3球に疲労の影響が
見られていましたね。


で、辰巳が飛び出したのを見て二塁へ牽制し、
その間に三塁走者の島内がホームへ突進!
鷲の囮作戦に引っかかります。
で、外崎がホームへ送球したので辰巳は助かり、
でも遅かったから島内の生還を許し、
さらに、それが悪送球になって
辰巳まで生還してしまい、
致命傷の2点を失いましたね。


まさに弱っている獅子を
鷲が思い切り後ろから殴りつける
ダメ押しの奇襲でした。
まさに鷲のやりたい放題、

鷲の上で転がる獅子たちでしたね。


そして、放心状態の平井は、
そのまま今江を与四球で歩かしてしまい、
膝着いてがっくり状態に。。。

最後は、奴が外角ボール球を打ち損じてくれて
(まあ奴の古巣に対する「情け」でしたね。)
この打者一巡したイニングをようやく終えます。


でも、崩壊しかけている平井を責めることはできません。
ただし、この平井の素振りを見れば、
今日の平井は精神的に応えたことが伺えます。
それだけに、
これで心身共に疲労感がピークに達し、
今日を境に転がり落ちる
かもしれませんね。


最終回は伊藤が登板し、
ブラッシュにもう一発浴びましたが、
まあ、もう敗走一色でしたからね。
先頭打者のウイラーの打球が強襲して、
おかわり君のグラブを弾いたあたり、
すでに流れは失墜してましたからね。
明日に向けて松井裕を
消耗させることすらできませんでしたね。


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一方、獅子威し打線の方は、
塩見と同級の秋山が一発
(秋山は旧知の仲らしい一発でした)
山川が「どすこい」一発を放ちました。


しかし、そのソロ弾二発で終了でしたね。


まあ、ソロ弾って、
それほど相手にダメージを
大きく与えないですよね。
まあ8回とか9回とか
1点が重くなれば別ですが。
鷹あたりは、
ソロ被弾=事故と考えますからね。


とにかく、そのソロ弾以外で
塩見を攻略できませんでした。

7回110球、被安打5、被本塁打2でしたが、
奪三振8、与四球0でした。


制球は良いタイプですが、
こちらも絞りきれず、
ストレートと変化球(フォーク、スラ、カーブ)で
迷いに迷いながら攻めてましたね。
空三振にしても、
初回の源田や5回のおかわり君とか、
中途半端なスイングの空振りも見られました。


結局、塩見を捉えていたのは、
マルチになった山川と森くらいでした。
一応、秋山もソロ弾を打ったときは。。。


酷かったのが5回表でしたね。
山川&森の連打で、無死一二塁となり、
塩見が投げているときの
唯一の初の得点圏に走者を置くチャンスでしたが、
その後、おかわり、栗山、木村と
三者連続空三振でチャンス終了。

麻雀で言えば、
まさに満貫三連続放銃みたいなものです。
こういうことをやってしまうと、
相手はリズムに乗りやすく、
流れを奪われやすいですよね。


それでも今井が踏ん張りつつ、
秋山、山川と一発ずつ打って
一見、こちらに流れが傾いていたか、
と思われましたが、
やはり鷲は逆転得意の相手ですから、
(まだ先制得意の鷹なら別でしょうが)
おまけに、ここは敵地ですし、
さらには、こちらは投手陣が脆弱ですから、
たかだか2点差リード、
しかもソロ2発では、
獅子は流れを、主導権を

つかんだとは言えない
のが現状というところなんでしょうね。


そもそも、獅子は得点が
5点以上のとき19勝7敗1分(勝率0.731)
5点未満のとき5勝16敗(勝率0.238)です。
まあチーム防御率が5弱ですから、
5得点以上奪わないと勝てない
のは当たり前なんですが。


とにかく、「塩見が苦手」とか、
「塩見が良かったから打てない」とか
言っている場合ではありません。


結局、福井辛島、この塩見、そして
鷲には天敵だらけの状態です。
カード三連戦で、CSの短期決戦で、
彼らをぶつけられたら、
まず勝ち越しは至難になってきます。
すなわち、
鷲には叶わない獅子たちですね。
鷲の、奴の笑いは止まりません。


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明日の先発は、、、


十亀は、前回の鷲戦が
中継ぎで登板して1死も奪えず大炎上しました。
ただし、十亀については、
熱男に相性悪いですけど、
また昨年は鷲と未対戦ですが、
鷲に勢いがあった一昨年
5試合先発して3勝1敗
30回1/3で防御率が1.78であり、
雄星に次いで
鷲をカモにしていましたね。
まあ、鷲も一昨年と状況が違っており、
熱男苦手など、
マンガに描いたようなこともあるから、
奴への不安はあるだろうから、
奴とかを天敵にしそうな心配はありますが、
一昨年の得意意識を思い出して
投げ込んで欲しいですね


一方、相手の先発・古川については、
正直、失礼な言い方かもしれませんが、
攻略に手間取ってはいけない
二線級の相手です。


鷹を相手に2戦ともQSを達成していますが、
1戦目は6回1失点でも、
2戦目は負けたけど6回3失点と巻き返してます。


ハムも最初は6回1失点とQSを達成されてますが、
2戦目に4回8失点と沈めており、
3戦目は5回3失点でQSを阻止しています。


昨年、うちに2度先発して、
1試合目は3回7失点と陥落させましたが、
2試合目は6回2/3を無失点に抑えられました。
試合はどちらも勝ちましたが。。。


とにかく、
鷲にこれ以上、天敵を増やすわけに行かず
古川あたりは初回から猛攻しかけて
早期陥落を果たしてほしい
です。
当然、意地でも鷲への借金
拡大させるわけにはいきません。