下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

明日から交流戦。交流戦は週6連戦の週が続き、今の疲弊する投手陣に辛い日程構成。しかもパ他球団は負けないから、こちらも息継ぎしている余裕もない、ブレーキをかけてはいけないチキンレース。そんな厳しい戦いの中にへろへろの状態で飛び込みます。そのまま飛び込んで泳ぎ切れるか?それとも溺死? 交流戦は鷹が強く獅子が今ひとつなのはわかっているが。。。鷹の存在を考えると「リーグ連覇」「日本一実現」を真剣に考えるならば、開幕から序盤は『我慢の時期』はもうお終いにして交流戦以降は『反攻あるのみ』です。

明日から交流戦です。


週6連戦の週が続きますね。


週頭で平井さんが回跨ぎ、翌日連投とかなったら、
当然、週後半は、、、
先発も6人を用意しなければならない状況です。
最初の広島戦は、今井、十亀、郭???
昨年の鷹天王山のように
郭には救世主になってもらいたいが、如何に・・・
相手はデータが乏しいから、
郭自身がメンタルでやられなければ。。。


でも、今の広島は大型台風のように勢いが半端無いですからね。


おまけに、交流戦はセ弱、パ強の傾向で
パ他球団は負けないから、
こちらも息継ぎしている余裕もない
ブレーキをかけてはいけないチキンレース。


交流戦で大事なことは、セとの戦いではなく、
『みんなで負ければ怖くない』
『みんなが勝ったら負けられない』

パ他球団の動向との戦いですからね。



辻監督は「どうにかここまで(上位と)くっついている。
離されないように粘り強く、辛抱強くやるしかない」



さて、今までの通算成績を見てみましょう。



今までを見ると、一番厄介なのが
『鷹が交流戦では滅法強い』
ということですね。


どうしても、
この交流戦で鷹に置いて行かれます。


一方、獅子は可もなく不可もなく
勝率も5割でとんとんの
平凡の『普通レベル』
というところですね。


また巨人、中日、広島に対して
通算成績で勝率5割を下回っています。
特に広島は危険ですね。
勢いもありますから。。。


中日は昨年『松坂先発登板詐欺』にあいましたが。。。


ホーム、アウェーで見た場合、
まあ巨人とは今年は所沢ですから
そこは昨年の東京ドームとは異なるかな?と。


ヤクルトは神宮でないことが救いです。
神宮はどうも狭し、守乱もしたし、、、


阪神は甲子園の虎党の勢いが。。。


DeNAは敵地でも本拠地でも大差は感じなく、
そのとき次第だから、
誰を先発させるか、してくるか
次第でもあるから、よくわかりませんね。


さて、過去3年で
パ他球団が獅子とどれだけ差をつけたか?
見てみましょう。


昨年は1~1.5ゲーム差で何とか収まりました。
一応、昨年のようにリードして突入していれば
それでもいいですが、
リーグ優勝を見据えたらビハインド状態で
しかも2016年のように
鷹に4.5ゲーム差もつけられると厳しいですね。


もちろん、今の獅子の状態も
2016年とは比べれば良い状態にあります。
また、今の鷹は「弱っています」


ただ鷹は弱っていても
交流戦になって一気に回復する可能性はあります。


今の鷹の弱点は、
柳田らが不在の中、若手が代わっており、
使われた最初の頃は張り切って大胆に頑張ってましたが、
今はある程度慣れてきた反面、
「勝たなきゃ」と焦りから空回りしていることにあると思います。
その場合、
何かを弾みにして克服し、
雨降って地固まるではないですが、
今以上に急成長して本物になっていく可能性はあります。


今までの傾向を考えれば、
その「何か」は交流戦が当てはまる可能性はありますね。
やはり交流戦で差をつけるのが得意な球団ですから。


まあ鷹が交流戦で強いのは、
セ球団が鷹のことをあまり知らず、
そのまま鷹の実力の高さでねじ伏せられる
という印象ですね。


セ球団も「あれ?情報古くない?」という采配もしますから。
逆もありますが。。。


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ここからは
リーグ連覇を、日本一実現をするという目標の実現を
真剣に考えると、ということだけを前提に話をします。
育成のための2ヶ年計画とか、今の疲弊の話とか、
ミラクル大逆転の連勝街道の話とかを抜きで。
リーグ連覇をするためにはどの程度の数字が必要か?
という現実的な話をします。


さて、現在の獅子の勝敗数は
52試合26勝25敗1分(勝率0.510)
です。
開幕から序盤は『我慢の時期』であり、
勝率5割をキープして交流戦への突入ならば、
85勝を優勝ラインと考えると、
そのラインを超えることは
現実的にまだ可能な状態
と言えます。


それだけに、
交流戦以降は反攻すべき戦い、
交流戦開幕が反攻開始のリミット
交流戦がシーズンの流れを左右する潮目
になります。


ただし、85勝ラインを超えるには、
残る91試合を
59勝32敗
(勝率0.648)
が必要です。


3連戦カードを
常に2勝1敗で勝ち越し続けること
が必須です。


でも、優勝争い90勝ラインに達すると、
残る91試合を64勝27敗と
7割以上の勝率を必要とするので
現実味が薄れてきます。
こうなると「お手上げ」やむなしです。


正直、今はみんなで勝率5割前後の団子状態ですが、
このまま最後まで行くとは考えにくいです。
まず交流戦で鷹が飛び抜けます。


そして後半に柳田らが復帰すれば
昨年のお盆以降、
7割以上の勝率で獅子を追い上げた勢いで
一気に優勝へ向けて突っ走る可能性もあります。
鷹の場合、終盤になると強いですからね。


それを考えると、
鷹に遅れることなく追走し、
85勝ライン突破を目指さないと
リーグ連覇の可能性は一気に低下する

と思われます。


リーグ連覇ができなければ、
CSファイナルは敵地になるので
短期決戦に弱い獅子では
最終目標の「日本一」も怪しくなってきます。


とにかく、
本気でリーグ優勝をしたければ、
本気で日本一を実現したければ、

交流戦以降は1に反攻、2に反攻、
3・4も反攻、5に反攻しかない

というのが現実的な話です。


そして、誠に恐縮ですが、
補強も宜しくお願いします。
「メジャーのドラ1級を欲しい」
とまでは言いませんので。。。