下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/4広島1回戦(MLD)】交流戦緒戦から長き死闘の末の劇的なサヨナライオン!神懸かる獅子投手陣が総力挙げて投げ勝つ。西部劇『荒野の七人』上映。ただ週6連戦続く厳しい日程で頭から大消耗で明日からは、、、落命したり、荒野へ消えたり???『俺たちに明日はない』???/獅子が勝つには5得点以上が必須だから、山賊の攻撃が途中で緩んだことが苦しい展開に。。また鷹も勝っているから、こっちが勝っても「収支はとんとん」。それが交流戦の怖いところ。

今日から交流戦
いきなり緒戦から明日など考える余地無く
総力を挙げた大消耗の壮絶な激闘・死闘に!
当然、勝つ負けるでは雲泥の差となる展開。


で、交流戦セ球団との戦いですが、
重要なのはそこではなく、
『パ球団みんなで負ければ怖くない』
『パのライバル勝ったら負けてはいけない』
パ他球団の動向に合わせること最も大事です。
そして、その最大のライバルは、
当然、交流戦をいつも上位で通過する強敵・鷹です。


そして、その鷹は、この交流戦を弾みにして、
いずれ柳田らも復帰するでしょうから(バンデンもう復帰)、
今後、今のパの団子状態から抜け出しますから
リーグ連覇を真剣に見据えるならば、
85勝ラインを目標とし、
残り91試合勝率0.648の59勝以上、
3連戦なら2勝1敗
平均勝ち越しペースで乗り切らねばなりません。


しかも、交流戦
週6連戦が3週続く過酷な日程です。
先発投手も6試合分を用意して、
中継ぎ陣も今まで以上に疲弊しやすいです。


今日のスタメン結果です。

願掛け???(打てなかった事への後悔ですが)

今日、獅子強敵の広島を相手に
総力戦となるら長き死闘の末、
おかわり打による劇的なサヨナラ勝ちを決めました。
この大激戦は、
当然、勝つと負けるでは雲泥の差であり、
とにかく勝てて良かったでした。


まあこれだけの苦戦になったのは、
今井が先制点4点を死守できなかったこともありますが、
所詮、獅子が勝つには5得点以上が必須傾向ですから、
鯉の投手陣が良かったところもありますけど、
山賊の攻撃の手が途中で緩められたことが主要因ですね。


それでも、今日の獅子投手陣は神懸かっており、
今井も4失点をしたけど、
その後はフラフラでも抑えて7回まで投げ抜き、
(7回までの続投の是非は怪しいが)
中継ぎ陣6名が5回を無失点に抑え(被安打1与四球2)
まさに総力を挙げて鯉に投げ勝ちました。
4失点して5得点で勝ったわけですが、
今日は「投手陣のおかげ」感が満載の勝利でした。


ただし、この劇的な勝利は
獅子チーム内を盛り上げ、自信につながりますが、
これだけ苦労をしても、鷹が勝った以上、
こっちが勝っても「収支はとんとん」です。


そして、交流戦は週6連戦が三週連続とハードの日程となり、
いきなり緒戦から
投手陣の大消耗をしてしまいました。


今日、今井~平井~増田~ヒース~小川~森脇~マーティンの7名
西部劇『荒野の七人』を演じてくれましたが、
明日も明後日もまだまだ戦いは続きます。
明日以降、途中で落命されても困りますし、
そのまま「荒野」へ消えて行かれても困ります。
今日は、試合に勝ちはしましたが、
獅子はあしたどっちだ???
まさに『俺たちに明日はない』???
それとも『明日に向かって撃て』???
いずれも絶命ですから。。。


立つんだ、獅子よ!


とにかく、鷹の脅威、ハードな日程&消耗と
交流戦の怖さがつきまといます。

みなさん、今日はお疲れ様でした。
今夜はいい夢を見ながらゆっくり寝てください。


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まず投手陣について。


先発の今井については、
立ち上がりの初回
先頭の野間に低めのスライダーを打ち込まれましたが、
菊池を低めで打ち獲り、
バティスタ&鈴木誠也に対しては
インハイに投げ切って詰まらせて処理しました。


2回表もストレート中心で二死まで持ち込み、
磯村には抜け気味もチェンジアップで空を切らせ、
三者凡退で料理しました。


3回表は、小窪を簡単に与四球で歩かせましたが、
田中&野間はストレートで打ち獲り、
最後の菊池はチェンジアップで打ち獲ります。


ストレートは走っており、
チェンジアップもそれなりに落ちました。


ところが、4回表に強襲されます。
まあ試合の流れから見れば、
せっかく相手のミスから2回裏に先制して、
流れを獅子側に呼び込んでいて、
その次の3回裏、山川&森の連打により
無死一二塁のチャンスを築いて
押せ押せのムードで
主導権を一気に完全掌握し、

鯉の追い上げムードを萎えさせるチャンスでしたが、
そのチャンスを残塁祭で逃し潰したがために、
しかも、鯉打線も二巡目でもあり、
円陣させて追い上げムードを高められ、
鯉の反撃する隙を与えてしまいました。

まず先頭のバティスタには、
高めに抜けたチェンジアップ一発痛打されます。

その一発被弾はやむを得なくとも、
彼が目標とするレベル(エース級)を鑑みれば、
本来なら、その次以降、
切り替えて後続を抑えて欲しかった
ところです。


しかし、次の鈴木誠也には
同じようなチェンジアップを打ち込まれ、
次の西川の打席(無死一塁)では、
初球のチェンジアップも抜けた外の高めボール球に。
そして、今井が牽制後に4球目を投げようとしたとき、
走者が動いて、森が今井に指示を出したため、
今井が外してしまってボークに。。。
正直、これは森のミス、
バッテリー間の呼吸ミスです。
二人とも怖さから焦っていましたね。
これで今井は冷静さを欠いて、4球目を投げ急ぎ、
力のないストレートをど真ん中に甘く投げてしまい、
フェンス直撃に適時左二塁打を痛打されました。
(まあ冷静になって欲しかったですが)

次の松山は、不調ということもあり、三振に仕留めますが、
次の磯村には初球の外角ストレートを狙い打ちされてもう1点失い、
鯉は初球打ちを狙ってきているのに警戒薄でしたね)
次の田中には、低めストレートを
上手く拾い打ちされてライト線上を強襲してもう1点失い、
結局、先制していた4点の
貯金を全て吐き出しました。
その次の小窪にも
先ほどから打ち込まれている
甘い高さのチェンジアップ初球に投げて狙い打ちされ、
(初球の警戒心がまだ薄い)
三塁線鋭い打球でしたが、
おかわり君が弾きながらも
打球を止めて三ゴロに仕留めてもらい助けられました。
次の野間には、B3S0とボール先行しましたが、
追い込んでから、外角一杯のストレートを決めて
見三振を奪ってこの回を終えました。


5回表ピンチを背負います。
バティスタにど真ん中を弾き返され、
鈴木誠也を歩かして一死一二塁に。
しかし、次の西川には、
チェンジアップが落ちて、それを引っ掛けさせて
おかわり君がベースを踏んで一塁を刺し、
三ゴロ併殺打で凌ぎます。
ここは上手く打たせました。


6回裏磯村に高めで二塁打を打ち込まれて
得点圏に走者を置きましたが、
田中の初球拙攻(打ち損じ)
小窪には、抜け気味の真ん中ちょい高めの
危険なスライダーでしたが
小窪が裏をかかれ手が出ずの見三振となり
ヘロヘロでしたが、
何とかこの回のピンチも凌ぎました。


試合の流れの観点から見れば、
3回裏のチャンスを潰してから、
その直後の4回に鯉が追いついて
追い上げムードとともに鯉が流れをつかんでいました。
ただし、鯉もヘロヘロの今井
なかなか陥落させるまでに至らず
今井にトドメをさせそうだった
6回表のチャンスを潰しましたから、
鯉も流れを失いかけていました。


でも獅子も修正した野村を攻め落とせず、
流れは均衡状態になっていきます。


6回まで、今井は球数が100球近くでしたが、
そのまま7回も続投させました。
一方、相手の野村は106球と100球超えてはいましたが、
今井と同程度の投球数で6回で下げましたね。。。


6回でフラフラ冷や冷やでしたから、
磯村に打ち込まれた二塁打も、
センターのフェンス直撃で済んで助かりましたが、
正直、バックスクリーンに入ったか?と思いました。
次の田中にも打球を飛ばされていました。


しかも、走者を三塁に置いてから、小窪の打席では
もの凄い抜け方で大暴投未遂もありました。
(森のファインプレー蛙跳びキャッチ)

その状況を鑑みると、
本来なら野村と同様に6回で下げたかったです。
故障持ちでもありますからね。
ただし、陣営は前回コメントもしていたように
「今井が一番体力があるから」との考えがあるので、
また130球が一種の先発ノルマになっているようなので
案の定、続投させましたね。。。
まあ本人も「負けず嫌いの性格」もありますけどね。


一応、7回表は、その性格を露呈させて
気迫だけで投げ込み、三者凡退に抑えました。
バティスタにも奪空三振でやり返しました。。。


で、それ以降、8回に平井を投入します。
同点のシチュエーションだったですが、
一番良いカードから切るの観点で9回に増田
10回にヒースを投入していき、
彼らも好投を続けます。
特にヒースは古巣相手で張り切ったのか、
今までの中で上々の投球を魅せました。


ここまでの平井、増田、ヒースに関しては、
勝ちに行くという面ではやむを得ない
と思います。


そして11回はKマートか、小川かで
小川を選んで投入してきました。
まあKマートでは、
制球難を急性発症しやすいので不安があるから、
小川の方を信頼して先に投入
問題は無いと思います。
ただ、投入理由は、
やっぱり『左対左神話』崇拝一辺倒であり、
ここは問題です。


そう、小川の11回表投入まではしょうがないですが、
小川は苦手な左打者の松山を歩かしてから、
次の曾澤が右打者なので、
森脇にスイッチしました。
そうです。
『左右神話』崇拝一辺倒の采配です。
それでも半端なのが、曾澤の次は田中とですけど。。。


小川の左右別被打率は
昨年が左:0.320、右:0.214、
今年が左:0.391、右:0.000と左苦手、右得意の傾向です。
右打者に11打数連続ノーヒットですからね。


正直、11回表、松山を歩かしましたが、
小川をそのまま続投させて
森脇をここで使いたくなかった
でしたね。
その理由は、
ブルペンに残るのがマーティン、大将と
制球難タイプのみですから、
もし12回も行うことになったとき、
マーティン、大将が大暴れして
発散してしまう可能性もあります。
しかも、相手は表の攻撃なので
疲れる不毛なエンドレスもあり得ます。
その分、自滅から勝ち越しを許す
彼らに対する不安もあります。
そのスペアか、代用として森脇を残したいです。


まあ今日のKマートは
神がかっていてそんな心配は不要でしたが。。。
坊主頭にして
昭和式気合いを入れたのか?


そして一番の理由は、
11回で終わったら
週6連戦の厳しい日程が続くので、
明日に森脇を残せます。
12回まで行っても、
そこで森脇を使えば、
Kマートを残せます。
すなわち、
明日に向けて
1名節約が見込めます


まあ森脇中盤から
ブルペンで作ってはいましたが。。。


週6連戦のスケジュールですから、
1名でも節約できるなら節約をする
そこは今後の日程を見据えれば、
リスクマネージメントを意識すれば、大事なことです。


なお、森脇の結果については、
緊張から曾澤を簡単に歩かしましたが、
その後は落ちるフォークも活かして仕留めましたね。
鯉相手に上々の結果を残しました。


まあ、今後への影響等の問題はありますが、
獅子の中継ぎ陣が強敵の鯉を相手に
ゼロを並べた結果は、称賛に値しましたね。


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一方、獅子威し打線は、、、
2回裏、相手の守乱をきっかけに
先制4点を挙げて流れを掴みました。


まあ守乱は怖いという教訓を他所から学ぶことができ、
それを活かしたその攻撃はOKでした。


金子侑も巧みなバウンドのゴロヒット
金子侑らしいタイムリーを打ちましたからね。
金子侑は昨年までもゴロ打が多く、
足を活かしていくわけですが、
今年は、長打とかを狙いたいのか
(1番もやっていたので)
フライアウトが多くなりましたね。
自分らしさを9番で取り戻して欲しいです。


ただ、その後、チャンスは作りますが、
野村を陥落できずゼロをスコアボードに並べました。
特に3回裏の押せ押せムードのチャンスを潰して
流れを変えたのが一番痛かったです。


また、7回裏、無死一塁で源田がバント失敗。
バントはベンチの指示であり、
源田も生き残るためにセーフティを敢行しましたが、
失敗しましたね。。。
これも一岡を助けてしまいました。
山川のところで超ダメもとリクエストがあり、
明瞭なアウトで、山川自身もわかっていたので
「えっ、リクエストやるんですか?」と
恥ずかしそうにしていましたが、、、
まあ、ここは鯉のファインプレーでしたね。


で、一番痛かったのは、9回裏
無死満塁のサヨナラ大チャンスで、
源田のライナー打球を遊撃手が好守でキャッチし、
そこで三塁走者の愛斗が飛び出していて
結果、刺されるミスの併殺に終わったことでしたね。
本来なら、愛斗はサヨナラの走者であり、
無死ですから、1点入ればいいので、
打球が抜けてからGo!ですね。
でもゴロGo!と間違えたのか?
とにかく、愛斗は功を焦りましたね。

もちろん、ここは愛斗の肝心な反省材料です。
12回裏、同じように無死満塁となって、
おかわり君が三塁へ強襲打球を打ちましたが、
外崎は抜けてからGo!でした。


本来だったら、流れを鑑みれば、
そのまま10回以降、
鯉に勝ち越されてもおかしくなかったでした。
ヒース以降が踏ん張りましたから良かったですが。


で、愛斗も反省すればいいのですが、
気になるのは、
そういう愛斗の焦り・空回りは
打撃面でも見られているんですよね。


その象徴が、積極的にスイングするのはいいのですが、
盲目的にブンブン振り回しているだけなんですよね。
1軍で通じるようになりたければ、
ボール球の見極め率は70%以上が必要ですが、
愛斗や山田らの若手は70%未満です。
しかも、今年の愛斗に関しては46%と低すぎます。
すなわち、功を焦って
ボール球でもなんでもかんでも
見極めずにブンブン振っている
見極めるゆとりがない
んですよね。
だから、打てるわけがありません。


積極性の行動はいいです。
手柄が欲しい野望も大事です。
ただし、何を急ぐ?何を焦る?
頭を冷静にして落ち着いて
一旦間を行動して欲しいです。


ところで今日の鯉投手陣は、
中村恭平とか二線級のイメージがありましたが、
今日は全く打てる感じを見せなかったでしたね。


レルナルドは、
もの凄く曲がる速いカーブ?
縦スラ?チェンジUP?
とにかく良い球でした。
ただ制球もそれほど良くなく、
甘い球もありましたから、
もう少し粘りつつ攻略したかったかな、
という気はします。
ただし、初物効果が大きかったですね。
初めてでは、球の軌道が読みにくく
思った以上に曲がるので。


まあ中崎は、噂通り状態が良くなく、
制球も苦しんでいましたから、
攻め落としたかったですね。。。


最後は、鯉も駒を切らして、
福井とトレードして楽天から来た菊池
二線級投手だったのがありがたかったですね。
まあ福井には獅子キラーになられていますが、
福井への貸しは菊池から1つ獲り返した???


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さあ、明日は十亀大瀬良が先発です。


大瀬良ですから、そう打ち崩すのが楽ではありません。


十亀は援護射撃の見込み薄でも
踏ん張らなければなりません。


できることなら、
今日は中継ぎを消耗していますので、
また3戦目は郭俊麟が先発予定ですから、
 ※郭俊麟、1軍メンバーになれるため、
  ZOZOのロッテ戦では、事前の練習だけ行ってましたね。
3戦目も中継ぎを消耗しそうですから、
十亀には長く投げてもらいたいですけど。。。
熱男はいませんから。。。


獅子のあしたはどっちだ?!