下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/6広島3回戦(MLD)】山賊が打って打って打ちまくって相手を圧倒したことが最も大きい勝因!まあ初回裏に追いつけなかったら郭俊麟も危なかった。郭俊麟は初回裏の攻撃で勇気をもらい踏ん張った。一方で森の負傷問題も???森はとにかく病院に行け!また事前から中継ぎ陣の数が少なすぎる。計画的にしっかり考えられたい。

今日は勝ち越しを賭けた鯉との三戦目です。
今日はメラドへ応援に行きました。


今日のスタメンは、、、

先発の郭俊麟は、
やはりメンタル面が課題になっています。
とにかく
怖がらないこと、
気負わないことです。
結果を考えてしまったら、
「打たれるかも」と考えてしまったら
ボロボロに自滅する可能性が高くなります。


ただし、
怖い面を感じると、萎縮してしやすいですが、
意外と、
安心してしまうと、良くも悪くも
調子に乗ってつけ上がりやすい面があり、
ある意味、単純な最近の子という印象があります。


逆を言えば、
調子に乗っちゃうと勢いつきますが、
簡単なことでつまずきやすく、
つまずくと面倒、というところです。
(その怖がる方の根が深いので)
まあ、ダダをこねる子供と一緒です。


一方、相手の先発・山口は、
正直、二線級の投手ですから、
獅子は打って打って打ちまくるのに
好都合の相手
です。
まあ2軍戦で
与四球率が昨年6.4、今年4.5とあるように
ノーコンタイプのようなので、
鷲に鯉から行った福井のように
荒れ球で絞り込めず打てないは困りますが。


そして、獅子の控えです。
ここは今日の課題のポイントになります。


昨日、大炎上した大将は抹消・降格に。
だいぶ消耗もしたのでそれもやむを得ないです。


ただし、大将の代わりに上がってきたのが
先発の郭俊麟でした。
また戸川が抹消・降格となり、
高木渉が上がってきました。
高木渉は昼間に2軍戦でスタメンでしたから、
暑い中での親子丼Wヘッダーです。


まあ、今日は昼間33℃超でしたから、
これから夏に突入して
親子丼Wヘッダー熱中症等を考えると
自殺行為になるのでやめていただきたい
というところはあります。


ただし、今日の課題はそこではなく、
中継ぎが1名減って、先発が1名増え、
野手の方は野手を入れ替えたので数は変わらず、
すなわち、昨日と比べて
ブルペン陣が、中継ぎ陣が1名減っている
ということがポイントの課題になります。
詳細は後述します。


さて、今日の結果については、

今日は、鷹が三連勝とか。。。
今日は鷹、ハム、オリと勝っていますから、
こちらも勝てて良かったです。
勝ってもトントンですが。。。


郭俊麟が初回に荒れましたが、
その後を中継ぎ陣含めてゼロに抑え、
山賊たちが猛打の大暴れ
昨日のお返しとなる大勝をしました。


まあ、正直、郭俊麟の踏ん張りもありましたが、
最大の勝因は、
獅子威し打線が
打って!打って!打ちまくった!
ことにありましたね。


初回裏、秋山先頭弾

初回裏、森犠飛で同点

2回裏、金子適時打で勝ち越し

3回裏、どすこい1発目2ラン弾

5回裏、どすこい2発目ソロ弾

5回裏、栗侍2ラン弾

6回裏、アップルパンチ弾


さて、今日の先発・郭俊麟は、
初回表、先頭の野間に対して、
2球目までは低めの良い球を投げていましたが、
粘られるうちに高め傾向になり、中安打で出られます。


その後、菊池の打席で、
走者を気にしすぎて森が捕球できず、
その次ぎに、野間に盗塁を決められて、
菊池にバントで三塁へ送られて
一死三塁のピンチから、
バティスタへすっぽ抜けて与死球
鈴木誠也へ全くストライク入らず
逃げてしまう与四球
あれよあれよと
一死満塁の自滅型大ピンチに陥ります。


早い話、不安な立ち上がりで緊張し、
走者を出してからは、
打たれてしまう怖さを感じてしまい、
萎縮してアップアップになり、
自滅コースへ向かっていました。
それ故にストライクが入りません。


そこで、
早速、コーチがマウンドへ行きます。
今年はこの頻度が多いです。


その直後、次の西川の打席では、
力んでストライクが2球入らず、3球目、
暴投して三塁走者生還して先制点を許します。
そして、西川には、
高めの甘いスライダーきっちり犠飛を打たれて
もう1点失います。


その次の磯村にも、
甘いスライダーを2球続けて
その2球目を打たれますが、打ち損じて右飛に。


これで何とか命からがら
2失点でこの回を凌ぎました。


正直、打たれたれる怖さからボロボロです。
その後、そのままだと
鯉打線に飲まれてもおかしくない状況でした。


そして、満塁ピンチになって
コーチがマウンドへ行きましたが、
(何を話したかわかりませんが)
彼の場合、怖がっているんだから、
アドバイスなんかしても、
逆に重圧になってしまい、
力んで傷口を広げる可能性の方が高い
ですね。


ちょうど初回裏
獅子打線が経験の浅い広島・山口を攻めて
山川が打った後の一死一三塁のとき
マウンド上に山口の所に集まってましたが、
ベンチからは誰も来ず、
野手ら仲間だけで集まっていましたね。


もちろん、ピンチになったとき、
投手に孤独感を感じさせないために
マウンドへ集まること
(又は声をかけること)は重要です。

でも、山口の性格は全く知りませんが、
作戦を伝えるとかでなければ、
間を置きに行きたいのであれば、
下手にコーチらが行って重圧になるよりも、
仲間らだけで集まった方が
良い可能性がある
と思います。
特に、郭俊麟のような
怖がりやすいタイプには。


コーチらが行ったとき、
笑顔で話しているか?
ここが重要です。
真剣な顔で話しては絶対ダメです。
怖さをほぐしてあげないと。
逆に力ませては、
自滅する一方です。


それができているなら、
コーチが行ってもいいでしょう。
でも、いつもの感じでは
笑顔なんてありません。


また、怖がっているときに
真剣にアドバイスしても
それは馬の耳に念仏であり、
言われていたことだけ残ります。
だって、冷静な判断ができてていないから。
冷静になっていないため、
アップアップになっているんですから。
そして、
その言われたことの記憶が力みになります。


極端な例を出せば、
アップアップになっている人に
真顔で「しっかりやれ!」と言っても、
もうアップアップだから、
「はいはい」と内容はスルーしてしまい、
怒られたことだけ残っており、
「ああ、怒っていたな。
 怒られないようにしないと」と
力んでしまうことが考えられます。


本当だったら、重圧になりそうでも
「ワタシ ニホンゴ ワカリマセン」
と言えるくらい、ふてぶてしかったら良いですが、
それだけ言えるなら、
最初からメンタル面を心配していませんよね。


まあ、コーチが笑顔で行くといのは
小野コーチ云々ではなく、
どんなコーチでも難しい話ではあります。
よほどフレンドリーなコーチなら別ですが、
コーチも威厳は保たねばならぬ面がありますから、


だから、コーチが行くのではなく、
仲間うち、選手間だけで集まって
笑顔を見せながら、
怖さをほぐせばいい
と思います。
もちろん、
それでも立ち直れないことは多々ありますが、
逆効果を生むよりマシです。


1回表と対照的だったのが
5回表の二死満塁のピンチで
バティスタを迎えた打席ですね。


その前の4回裏に投手が代わって
得点が出来なかったことが響いたかもしれませんが、
まあ、勝利投手の権利、というか、
一つの目安となる5回が
終わりかけていたからでしょうが、
5回表
僅か3球で簡単に二死に持ち込みますが、
小窪、野間に連打されてしまうと、
急に怖さを感じたのか、
ストライクが入らなくなってしまいます。
点差が3点しかないので、
一発打たれたら同点になってしまう、
とでも考えたのでしょうか。


菊池に全くストライクが入らず歩かせ
(3ボール目でストライクを
 とってもらえずしゃがみ込みましたね)
二死満塁のピンチで
バティスタを迎えました。
菊池への力みっぱなしのアップアップ投球を見ると、
ヤバイ空気一色が漂います。
まあ、郭俊麟でなくても、
うちの投手陣はビビる者多しですね。


そこで、山川が、外崎が、源田が
郭俊麟の所へ集まります。

表情は外野からで見えませんが、
また何を話しているかわかりませんが、
笑顔を見せながら、
しょうもない話をして
怖さをほぐしに行っている

と思います。
少なくとも
真剣な話カツを入れたり
していないと思います。


正直、この場面で
コーチから指示があったら終わっていましたね。

その後、郭俊麟は、
息を吹き返しましたね。
まあ、初球のど真ん中は甘く、
手を出してもらわなくて助かりましたが。
バティスタも、1打席目に与死球があったから
力むとノーコンでボールになると読んでいたか?

最後は森が外に構えていたと思いますが、
逆球のように中へ入って危なかったけど、
バティスタは手を出せず、見三振を決めましたね。
でも、怖がっている郭俊麟だったら
攻める気迫が出ることなく、
餌食になっていましたね。


そう郭俊麟は、
怖い面を感じると、萎縮してしやすいですが、
意外と、
安心してしまうと、良くも悪くも
調子に乗ってつけ上がりやすい面があり、

この打席では
後者が露呈されていましたね。


ネガティブの根は深く、
些細なことで、
前者が露呈しやすいんですが、
意外と気持ちの白黒が明瞭なんですよね。


で、5回表のピンチを凌いだので
5回裏、味方に勢いをつけて
どすこい2発目&栗山弾が生まれ、
6回表、郭俊麟も調子に乗りました。
そこは相互効果が出ましたね。


郭俊麟の投球について、
2~4回もその後者の傾向が
露呈されていましたね。
調子に乗っちゃうと勢いつきますが、
簡単なことでつまずきやすく、
つまずくと面倒、
というところです。


初回表の投球から
2回表の投球がガラリと一変しました。

まあ、下位打線ということもありましたが、
3回表も同様でした。


その理由は、おそらく
言葉とかで動いたとは思いません。
やはり、味方打線が
すぐ直後に追いついてくれたから

と思います。
しかも、
秋山が先頭打者でいきなり1点返してくれたこと
彼の脳裏に衝撃として走り残ったから
と推測します。
そのことで、
「打たれても味方がすぐ追いついてくれるんだ」
それを目の当たりにして確信したからこそ
怖がる気持ちが解消されて一変した
そして、安心して調子に乗っちゃった、と思います。


頭の中で「味方が逆転してくれる」と信じていても
実現していなければ、半信半疑の心も残ります。
しかし、いきなり1点返してくれるという
インパクトの残る形
すぐに追いつくことを
実現してくれましたから、
「味方が逆転してくれる」
ということを確信することでき、
彼自身が勇気を持つことができた
と思います。


もし初回裏
三者凡退なんかで終わっていたら、
無失点で終わっていたら、

2回以降に不安を残し、
危なかった可能性はあった

と思います。


3回以降の攻撃も大きかったですが、
とにかく、
先制された直後にすぐ追いついたこと
今日の重要なポイントになりましたね。


郭俊麟には、
打線への感謝忘れず
今日の勝ちを
今後の自信へつなげてほしいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、郭俊麟は6回までを投げて、
7回の頭から
7点差で平井に継投しました。


7点差で平井?Why?
というところはあります。
正直、無駄遣いです。
しかも、今週はまだ三連戦が明日からありますから。


もちろん、6回の投球を見る限り、
郭俊麟がまだ7回も行けそう、
球数も101球だし、、、
という考えもあります。


ただ、郭俊麟の場合、
何かの拍子に簡単につまづきやすく、
つまづくと面倒なタイプです。
また2軍戦では110球が最高でありますが、
今日は緊張もしていたから、
普通の101球以上に疲労は溜まりやすいです。
また、今後も使っていくことを考えれば、
良いイメージを持って終わらせてあげることは
メンタルに不安を残す郭俊麟の場合、
かなり重要になります。
それを考えると、
郭俊麟の6回で降板はやむを得なく、
残り3イニングを
誰かで賄わなければなりません。


昨日の登板メンバーを考えると、
小川&森脇三連投になるから絶対NGです。
まあ小川は、平井が投げているときに準備していましたが。
(特に平井の足に打球が直撃した時)

また泰雄なら連投で回跨ぎになります。
使うなら連投で回跨ぎさせずです。


となると、連投していない者と考えると、
残り3イニングですから、
平井、ヒース、Kマート、増田しかいなく、
その4人の中で3人が必要となります。


負担が軽いKマートからスタートしても、
残り2イニング(2人)が必要です。
泰雄に連投で回跨ぎさせるか、
泰雄に連投で1イニングを任せ、
残る1イニングを平井、ヒース、増田から選ぶ
となります。


なお、Kマートは、
急に暴れ出す可能性がありますから、
集中力が保てる
1イニングだけにすべき
回跨ぎは御法度と考えまています。


まあ、考えるならば、
7回Kマート、8~9回泰雄として、
泰雄を翌日抹消が無難と思います。


しかし、今日は
大将を降格させて(この降格はやむ無し)
先発の郭を上げたので、
戸川の代わりは
今日昼に二軍戦で出ていた高木渉だから、
結局、平井投入は
「連投」を回避した結果論
と同じであって、
最大の問題は
『ブルペン陣が1名減ったこと』
『事前に中継ぎの数を

 用意していないこと』
にあったと思います。


すなわち、
戸川の代わりに、高木渉ではなく、
回跨ぎ可能の投手を1人上げて欲しかったです。


もし今日、郭俊麟が早期KOとなって、
試合が負け戦の展開になっていたら、
今日のブルペン陣のメンバーでは、
泰雄が連投し、
でも泰雄だけで足りなく
小川や森脇が三連投するか、
平井ら勝ちパを投入するということに
なっていた可能性が高いわけですから。


結果的に郭俊麟は6回を投げ切りましたが、
心一つで変わりやすいですから、
郭の早期KOの可能性というリスク
想定の範囲内に入れて
対策を考えておかねばなりません。


明らかに今日の布陣は、
リスクの認識不足だったこと

を示していたと思います。


まあ今日の2軍戦を見ると、
武隈や野田
もうそろそろ帰ってきても
大丈夫そう
に見えましたが。


対照的だったのが、
広島の今日の投手登板ですね。


あれだけ打ち込まれても、
ベンチはうんともすんとも言わず、
山口&アドゥワ誠の二人だけ
浮き砲台にしました。
すなわち、
負け戦の展開でしたから、
とにかく何があろうとも、
消耗させるのは2人だけとし、
残りは温存という采配でした。


まさに敗走一色の負け戦の中、
本隊を逃がすための
シンガリ部隊として
彼ら二人だけを犠牲にした形でしたね。


そこを最近、Twitterでやりとり下さる
Dorothy_chemist さんが指摘さててました。


広島の場合、
明日からソフバンとの
三連戦が控えていますので、
敗走一色の今日、
無駄な投手投入を

するわけにはいきませんからね。


初回のピンチでマウンドに行くこともそうですが、
その二人しか使わなかったことからしても、
広島ベンチは
リスク管理、心理掌握術などを含めて
適切なマネジメントができている

と思います。


そういう処を見習ってもらいたいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また今日は大勝しましたが、
大きな問題点になる懸念が生じました。


最終回、森が捕球する際に、
右手を出してその右手に球が直撃し、
結局、森は右手を痛めながら、
岡田と交代しました。


そこで、報道を見ると、、、


球団発表によると、
「森選手が9回に右手親指付近に
 投球を受け途中交代しましたが、
 病院には行かず
 アイシング治療で様子をみます


いやいやいや、、、
緊急外来で病院行こうよ!
というか、本人任せにせず、
球団が行くよう命じないと。。。
所沢にも緊急外来可能な病院はあります。
 ※明生病院とか、西埼玉とか。
 ※防衛大は推薦状が必要かもしれないけど。
お隣には東大和病院とかもあります。


もちろん、
今、行っても検査だけかもしれませんが、
何もなければそれはそれでいですが、
やはり、体が資本のアスリートですから、
すぐ病院に行ってしっかりケアすべき
と思います。


以前(2016年)、金子侑が足を痛めたとき、
土日だから病院やってないんで
月曜日に行きますと言って、
結局、足の負傷で長引きましたね。


もちろん、長引いたのは
病院にすぐ行かなかったからではないでしょうが、
初動治療は重要ですから、
少しでも早く病院へ行くべきです。


森も骨折したとき、
球団に頼らず、知り合いに見てもらい、
結局、初動治療を見誤って
余計に長引きましたね。
このとき、当時の2軍監督の潮崎氏は、
その森の故障について、
「こいつバカでしょ。」とマスコミに話してました。
正直、それは本人だけではなく、
球団も、とお思います。


まあ、一応、お抱えのチームドクターに
見てもらっているでしょう。
でも、うちの「軽い」という判断は
いつも怪しいですね。

最近では、
松本航の「軽い」肺炎がありましたね。
結局、復活までに長引きましたが。。。


まあ、足に打球が直撃した
平井もまだ明日以降が心配です
何かチグハグしているように見えました。


とにかく、
プロ野球選手は個人業の側面もありますが、
選手の健康は、個人のみならず、
その在籍球団にも大きく響きます。


それらを考えれば、
負傷問題については、
球団にも響く話だから、
球団も積極的に対応を図るべき、

と思います。