下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/7DeNA1回戦(横浜)】光成&外崎のアップルデー!雨中決行と最悪のコンディションも、雨が止んで獅子の投打も噛み合う勝利。守護神・増田はここ2年やられているDeNAへの意地を見せる三者連続奪空三振!(岡田のアシスト付き)ただしブルペン陣の人数は増やすべし!人数そのもの不足では、中継ぎ問題改善へ前進できず話にならない。

今日から横浜へ乗り込みDeNA戦です

ただし、今日は、
梅雨入りして雨が降っていましたね。
神宮は早々に中止になったので、
横浜も中止になるかな?
と思いましたが、
雨が降っていても開催を強行しましたね。
まあ激戦が続いていますから、
また森や平井も負傷懸念がありましたから、
ここは休ませるために
中止を願いたいところはありました。


ただし、中止になった場合、
その雨は「恵みの雨」になるのか?
それとも「地獄への誘い雨」になるのか?
正直、微妙なところはあります。
リーグ再開後、7月に入ってから、
敵地遠征9連戦を控えていますからね。
(最後2戦が地獄のヤフオク)


それに関しては、
実際に中止になったときに書きたいと思います。


ただし、雨中の開催になると、
負傷しやすいし、風邪等で体調も崩しやすいですから、
一番、最悪なコンディションと言えます。
今日は、雨が激しくなっていたので
20分遅れで開催され、
途中で雨が止んだのは良かったです。
まあ、今日はマウンドがぬかるんでいたので、
その分、今永が投げにくくなったところを
獅子が攻めたので、この試合の結果だけを見れば
「恵みの雨」だったかもしれません。


さて、今日のスタメンです。


昨日、右手を痛めた森が外れて
岡田がマスクを被りました。
DHがない分、栗山もベンチスタートでした。


で、問題は森の負傷状況ですね。
今日はベンチで元気そうにしており、
痛めた右手で球遊びをしておりました。
それを考えると、
比較的、大事には至らなかったかな、と思います。


で、問題の控え投手です。

昨日の減らした状況
変わっておりません。
上記7名の登板を見ると、
Kマート、ヒース、平井
 6月1日、4日、6日で投げており、
 一昨日休んでますが、
 今日投げれば「連投」です。
 ただし、5月末を見ると、
 ヒースは5/25が、Kマートは5/26が最後。
 平井は5/29、31で登板してます。
 (回跨ぎは5/31)
小川、森脇
 6月1日、4日、5日に投げており、
 「連投」して昨日休んでいました。
 5月末を見ると、
 小川は5/26、28、29
 森脇は5/25、26、29です。
増田は、
 6月1日、4日に投げており、
 現在、中2日の状態にあります。
 ただ、昨日5日とかは
 最終回、ブルペンで作ってましたけど。。。
 でも、登板間隔だけ見れば、
 平井、Kマート、ヒース、小川、森脇よりは
 余裕がある状況にあります。
 5月末を見ると、5/25、29、31です。
泰雄は、
 6月2日、5日になげており、
 回跨ぎ(5/25,6/2)がありますが、
 頻度は最も開いております


これらを考えると、
一軍&二軍の入れ替えを頻繁にして
一軍の人数を増やすとともに、
新鮮化も図っておくこと
急務の課題です。

※新鮮化
 例えば、泰雄を使ったら翌日抹消し、
 誠など別の新鮮な投手を上に上げる。
 そして、また使ったら抹消し、別を上げ、
 常に新鮮化を図りたいです。
 まあ使って、使って、抹消するでもいいですが。


ここの話は、昨日と同様、
後述していきます。


で、今日の結果については、


今日は光成が途中で凹みそうになっても、
ダイナミック投球でHQSを達成させる好投をし、
打撃では、
「どすこい」が静穏し、森や栗山が不在でも、
外崎猛打賞、3打点、1HRと活躍して
アップルパンチを叫び、
秋山、おかわり君、金子侑も打点を稼ぎ、
光成を支えながら、
今永らを攻略しました。


今日は光成&外崎のアップルデー
となって勝ちました。


また今日の試合は、
「流れ」の奪い合い
明瞭に目立ったゲームにもなりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まず序盤については、
初回表
先頭の秋山が今永に全く合ってなかったことも響き、
今永は上々の立ち上がりで三者凡退で終えました。


一方、初回裏光成の立ち上がりは、
荒れ球傾向は相変わらずであり、
抜けたスライダー等も見られておりましたが、
こちらも上々の立ち上がりで
三者凡退に片付けました。


次の2回表雨が激しくなってきました。
今永は二死を奪いますが、
岡田がいつもの如く粘り続け、
最後は粘り勝って四球で出塁しました。
結局、この回は無得点でしたが、
今永の中で「岡田」への嫌悪感が生まれたのか、
その後の岡田2~3打席目で
今永は岡田に対し制球に苦労します。


一方、2回裏先頭の筒香に対して、
岡田が外目に構えていましたが、
甘く中へ入ってしまい、
ライト方向に大きい当たりをされました。
結果的にはバットの先だったので
打球は失速してフェンス際の右飛で料理します。
結局、激しくなる雨中で三者凡退に仕留めます


3回表、今永がスパイクに着いた泥
一生懸命、払ってから投球
します。
含水のあるマウンドで投げにくい状況のようです。
愛斗、光成は簡単に料理され、
秋山はフルカウントまで行きますけど、
結局、高めのスライダーで半端な振り遅れの空三振
に終わります。
とにかく、秋山は、
初球のストレートも振り遅れて空振りしており、
3打席目まで今永に全く合ってませんでした。


ここまで今永は岡田以外、
高い実力を誇って抑えてきます


一方、3回裏、雨が和らいできております。
光成は、
低打率の柴田へもったいない四球を与えて
足の速い先頭打者の出塁を許してしまいます。
本来だったら打ち獲りたい相手でした。
ただし、光成は、
昔から左打者が苦手なタイプですから、
左の柴田に投げにくかったか、という印象はあります。


しかも、次の右・大和は三ゴロに打ち獲りますが、
併殺は間に合いませんでした(一死一塁)。
そして、投手の今永が打席に入ると、
バント作戦を打ってきます。
しかし、光成が牽制で悪送球をしてしまい、
結局、今永が送らずとも
走者は二塁へ進塁してしまいました。
まあ、こういう「悪送球」とかすれば、
流れは相手へ傾きやすくなっていきます。


でも、普段の野球と違うのは、
投手が打席に入っており、
ここでも今永がヒッティングをしますが、
打てず二死まで稼げることができました。


DeNA打撃コーチからは、光成に関して、
 細かい所で投げるよりも
 球威で押してくる印象である。
 追い込まれてからの決め球の精度が高いので
 追い込まれる前に積極的に打って行きたい。
 (追い込まれたら)
 ゾーンを上げて低めの球を見極めることが大事
と述べてましたね。


そして、二死二塁のピンチ
左の神里を打席に迎えます。
ただ、B1S1から内角を攻めたかったですが、
逆球になった外角ストレート打ち損じて
右飛で終わってくれました。
1打席目に内角攻めをしていたので、
神里にも内角への意識があったから、
この逆球は、想定外の外角球となり、
まだ追い込まれる前であったから、
思わず手を出して打ち損じた、という所でしょうか。
(振り遅れでしたし)
正直、結果往来の遊飛でした。


流れは、光成の悪送球で相手に傾きますが、
相手もそのチャンスを活かせなかっただけに、
流れをこちらへ引き込むチャンスはありました。


序盤戦(1~3回)は
静穏の均衡状態が続きました。
でも、光成も悪くなく思い切り投げていますが、
このままで行くと、
逆球、抜け球が目立つ光成の方が分が無い
という印象です。
ただし、今永もスパイクの泥を除いていたように
水分を含んだマウンドで投げにくく
地力だけで何とか抑えていました。
またこちらの秋山&山川が合っていない分、
斬り込みがなかなかできない面はありました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でも、静穏状態だったのが
4回からゲームが動き出して
それ以降、
双方の流れの奪い合いが始まります。


4回表先頭の源田が
外角高めストレートを逆らわず自然に流し、
左中二塁打で出塁を決めて斬り込みます。
そして、外崎も初球狙い打ちを決めて、
流し打ちを仕掛けました。
ただし、打球コースは木村とかであれば守備範囲でしたが、
グランドの人工芝が濡れて滑るのもありますけど、
ライトのソトが突っ込んで
捕球できず後逸してくれたので、
源田はそれを見てから一気にホームを陥れ、
先制点をもぎ取りました。
当然、外崎も二塁へ向かいます。
源田&外崎はまさに初球打ちを狙い
僅か2球で電撃して先制点奪取に成功しました。


今永も次の山川には一発を警戒し、
しかも、源田&外崎の初球打ちもあり、
慎重になりすぎてボール球を3つ重ね、
結局、申告敬遠に。
次のおかわり君は
お約束の落ちる球で三振に終わりますが、
次の岡田には、
まさかのストライク入らずの与四球。
1打席目に粘ったのが今永の嫌悪感につながり、
一死一二塁のピンチだったので
今永も警戒しすぎ、力んで歩かしてくれました。
しかも、スパイクに泥がつきすぎて
投げにくくもなっています。

まあ、今年の岡田の打撃は、
粘り込むわけですが、ただ粘るのではなく、
気合いかなり入れて執念丸出しの姿を見せるので、
投げる相手投手が投げにくくなるんでしょうね。


これで一死満塁となり、今永の球数は65球。
次の金子侑は、簡単に2球で追い込まれます。
そして、B0S2のカウントの3球目、
1球外せばいいのに、と思いましたが、
今永も勝負を急いで内角狙いの球が
低めでしたが、少し中へ入り
右犠飛を決めてもう1点奪取しました。
捕球位置もそれほど深くはありませんが、
ソトの肩外崎の足であれば、間に合いますね。
これが鷹の上林とかだったらわかりませんが、
高レベルの機動力を駆使して
セとパの野球の違いを見せつけて
奪取した追加点という印象を受けました。


その後、愛斗が申告敬遠で
光成が倒れて、この回は2点止まりになりますが、
貴重な先制点を奪えました。


で、これなら流れは獅子に傾いていいわけですが、
その直後の4回裏、一死で迎えた宮崎には、
初球のスライダー、2球目のフォークを
インハイに決めて2球で追い込み、
3球目、フォークで決めに行きますが、
手を出してもらえずB1S2のカウントに。
カウントに余裕があったから
もう1球フォークを試しても良かったですが、
落として空を切らせたいフォークが決まらず、
変化球が続いたからか、
4球目にストレートを投じ、
宮崎もストレートを見据えていたため、
そのまま左安打を打ち込まれます。
おまけに、金子侑が濡れた人工芝でスリップして
打球を後逸してしまい、
一気に二塁を陥れられました。


そして、一死二塁の状態で筒香を迎えるわけですが、
一発被弾したら今のリードを失ってしまうと思ったのか、
得点圏に走者を置いたので、
絶対に1点も失いたくないと意識しすぎたのか、
その重圧から、
力みっぱなしで抜け球が続き、
ストライク入らずの与四球に。


まあ一死ですから、光成&岡田が
筒香の長打を交わして一塁を埋めたと思えば、
併殺を奪うことに集中して
ゆとりを持って応じればいいのですが、
抜け球連投と制球できずの与四球だったので、
ピンチが拡大してしまったと考えているならば
気が焦ってしまい、力みも入りますね。


結局、次のロペスは、
四球の後はストライクが欲しくなるの原則に従い、
初球狙い打ちを敢行し
左安打を放たれ、一死満塁のピンチに陥ります
併殺狙いで外角へ投げたのは良く、
外角低めのフォークで引っかけさせたかったわけですが、
そのフォークが落ちずに甘く入り、
それを見逃されず強引にパワーで引っ張られましたね。
いわゆる功を焦ったフォークの投げミスです。
このピンチを早く脱したいから、
早く引っかけさせたいと
功を焦って力んで投げミスした結果になりました。
コースが甘くても、
まだ球威も武器になるストレートを
外角へ投げ込んでも良かった気がします。


で、満塁ピンチになって早速、
小野コーチがマウンドへ行って
アドバイスします。

(昨日の初回と同じ臭いがしました)


当然、笑顔なんかありませんね。
本当なら
力みっぱなしの光成をほぐしたいですが、
そういう感じではなく、
マウンド上は重い雰囲気ですね。


そして、次の伊藤には、
気合いを入れて2球で追い込みました。
ここまでは良いです。
あとは、勝負を決めに行くとき、
力まず大胆に投げ込めるか?
です。
3球目はフォークが落ち切れずファウル、
4球目はストレートをハズします。
これでカウントはB1S2の状況であり、
バッテリーは勝負に行き、
フォークで併殺を狙いました。
ところが、相手を引っかけさせるどこか
力みすぎて自分の手が引っかけてしまい、
暴投フォークとなってしまい、
三塁走者のホーム生還を許しました。


何か、昨日の広島戦で見たデジャブ???
光成と郭俊麟では異なりますが、
ピンチでアップアップになって
力んでいることは同じです。


そんな中、満塁のピンチになって、
マウンド上に小野コーチが行って
投手に真顔で話をし、

その直後、力んで暴投して
三塁走者をホームへ生還させる。


そして、今年、小野コーチになってからは
マウンドへ行く機会が多くなってます。
まあ、監督からの伝言の可能性もありますが、
それを巧みに伝えるコミュニケーション術の問題もあります。


もちろん、
やらかした本人の責任ではありますが、
マウンドに行く最も大事な目的は
力む投手本人の力みをほぐすこと

にあります。
変に力んでいるから、
持ち前の実力を発揮することができず
球がすっぽ抜けたりするわけですから、
それを改善させるには、
その変な力みを解消させて
持ち前の実力を発揮しやすくさせたいですね。
だから、
投手を落ち着かせるために
マウンドに集まって時間を稼ぎ、
間を置きに行くわけですから。。。


しかし、実際にマウンドに行っても
効果無く、力みはほぐされてません。
逆にガチガチになって
もっと力む逆効果になってます。
だかた、暴投になるのですが。。。


その理由は簡単です。
空気が重いですからね。
力んでいる人に
そんな重い空気でアドバイスし
力みはほぐせないのは当然です。
しかも、
気合いを入れるために喝!
それで力みはほぐせません。


まあ、やる気が失せているとか、
怠慢状態になっているとかなら、
喝!で改善させることもあるでしょうが。


それは野球に限らず、
我々の日常の生活でも同様です。


ところで、
昨日の郭俊麟が投げた試合は
外野席から見ていたので
マウンドに集まったときの
みんなの表情まではわかりませんでしたが、
昨日の録画から表情を確認しまいした。


初回表の満塁時(この直後に暴投)
小野コーチが通訳と一緒にマウンドへ。

後ろ姿なので小野コーチの表情がわからず、
本人の表情も通訳さんの背中に隠れてますが、
いつものことを考えると、
少なくとも、小野コーチは笑顔ではありません。
本人は、最初、笑って誤魔化そうとしてましたが、
話をするときに、コーチの目を見ており、真顔です。
また後ろの山川も真顔です。
コーチが来て話をしているわけですから、
みんな真顔で重たい空気ですね。


5回表の満塁時(直後に見三振)
選手ら仲間のみ集まってます
(山川、外崎、源田、郭俊麟)

仲間だけですから、
たわいも無い話をしてるので、
笑顔で明るい空気ですね。
外崎が二塁手に入ることにより
外崎の面白い笑顔が奴とは雲泥の差ですから、
昨年より明るくなりやすいですね。


さて、結果を恐れて力んでいる人の
力みをほぐしやすいのは、
どちらでしょうか?


もちろん、
対象とするその人の性格によるところ
はあります。
ただし、郭俊麟はもとより
光成もどちらかというとおとなしめ系であり、
言われて言い返すタイプでもないですよね。
言うことは一丁前の今井とか、
また、田村など勝ち気のタイプ
十亀や榎田、平井など凹まないベテラン
喝!の方が向くかもしれませんが。


郭俊麟や光成、誠、本田などは
下の写真の方が向く気がします。


ただし、多和田はよく分かりません。


さて、今日の試合に話を戻します。
暴投後、伊藤に犠牲フライを打たれて
もう1点失いました。
フォークの暴投後ですから、
もう一度フォークは来るだろうけど
暴投を二度もしたくないから
次はあまり低めに投げない

捕手の伊藤には読まれて狙い打ちされましたね。

結局、光成もフォークをもう一度投げますが、
暴投が怖くて腕を振り切ることができず、
そのフォークの落ち方も不足し、
そこを狙い打ちされました。


一応、その後は低打率の柴田でしたから、
ここは2点止まりで終えました。


当然、得点を獲ったのに、
その直後に獲り返されること
相手の反撃意識を高めるので、
流れは相手に傾きやすいです。


その直後の5回表、
追いついてもらった今永は
ギアが入って秋山、源田を仕留めて
二死まで追い込まれました。
当然、嫌なムードが漂います。
ここで無得点で終わっていたら、
相手はもう反撃あるのみと気分が高まり、
負け戦の流れに転じていたかも
しれません。


しかし、その危機を
アップルパンチが救ってくれました。

相手を再び突き放す
勝ち越しのソロ弾を決めてくれました。


これで獲った直後に獲り返され、
でも、その直後に獲って再び突き放す!
まさにダブルクロスカウンターです。


こうなると、
追いついてもまた突き放されること
相手は精神的に凹んできます。
これを二度、三度とやられたら、
「いくら頑張っても逆転できない」と完全に凹みます。


そして5回裏その一発が光成に勇気を与え、
光成もギアが上がって調子に乗ってきます


ただし、まだこれで決着しませんでした。
まだ流れを転じる機会が残っておりました。


6回表二死から金子侑が左本塁打を放ちました。
当然、この追加点は
獅子にとってもの凄く助かり
DeNAにとって奈落の底へ落とされる気分になります。


ところが、
この本塁打は幻に終わります。
リクエスト検証の結果、打球は
フェアゾーンのフェンス上部に当たって跳ね、
ファウルゾーンへ飛んでいった、ということで
二塁打扱いになってしまいます。
しかも打順は愛斗、光成なので、
愛斗は敬遠されて、光成で勝負され、
結局、このイニングは無得点で終えます。


そして、その直後の6回裏
DeNAは宮崎、筒香、ロペスと中軸による攻撃です。
反撃には絶好の打順です。
DeNAにとっては、
苦しくなる追加失点を
九死に一生を得る形で回避できたわけですから、
この直後は流れを引き込みやすく、
是が非でも反撃を成功させて
主導権を奪還したい局面
になりました。


でも、裏を返せば、
DeNAにとって最大の勝負処となるこの6回裏を
無失点で抑えてしまえば、
獅子へ一気に追い風が吹く局面

とも言えました。


で、怯みそうな局面でしたが、
その前からギアが入った光成は、
もう無敵の勢いを有していました。


宮崎を外角低めフォークで三ゴロ、
筒香&ロペスを連続奪空三振!


もうこうなったら、
獅子の確変モードです。
流れは獅子へ完全に傾きました。
しかも、連続奪三振は、一気に弾みをつけます。


7回表秋山が先頭で斬り込んで出塁し、
調子に乗っている外崎は適時左二塁打で1点追加し、
おかわり君ももう1点奪うタイムリーを放ち、
ダメ押し2点を奪います。
ちなみに、このおかわり君の打点により、
おかわり君が
ラミレス監督が持つ交流戦打点記録
ラミレス監督の前で更新しました。
おめでとうございます!


さらに8回表
秋山適時打でもう1点奪います。
ただし、この得点は、
秋山の当たりも浅めの右安打でしたが、
走者の木村が俊足を活かして
一気にホームまで奪いました。
ここでも高い機動力を駆使した
セ野球レベルとの違いを感じさせました。



さて、光成は7回まで投げ、
8回から平井が、9回を増田が投げて締めました。
ただし、リードの点差は4点あったんですよね。
そこで、平井&増田を使う必要があったのか?
という疑問が生じますね。


まず2イニングの投入が必要であり、
回跨ぎ無しなら2人が必要です。


今日のブルペン陣のメンバーを見ると、
連投から昨日休ませた小川森脇か、
一昨日休んで昨日からの連投になる
平井Kマートヒースか、
あとは頻度が少ない泰雄
間隔が開いた増田です。


今のメンバーを前提で考えれば、
4点差でSポイントつかないですが、
間隔が一番開いている増田は
他への負担軽減を優先すればやむを得ないと思います。


あとは8回裏を誰にするか?
正直、悩ましいです。


平井、Kマート、ヒースは
全員6/1,4,6と投げてます。
5月末の負担までを考えると
8回表への投入は、Kマートヒースです。
あとは泰雄で勝負するかです。


しかし、これらの問題に関しては、
ブルペン陣の人数が少ないこと
減らしたままであることが根源になっており、
ここを早急に改善しなければ、
この中継ぎ問題は何も解決しません。

もちろん、これだけでなく、
首脳陣による適用方法の考え方改革も必須です。
でも
人数(疲労小の人数)が足りなければ、
誰を適用するべきとかを言っても

物理的にやりくりできず、
破綻していきます。


まず早急に、
投手をあと1名二軍から上げるべきです。

武隈、野田、大石は、打たれるかもしれませんが、
別に一軍で試してもいい存在になっています。
また敗戦処理も兼ねてロングができる小石でもいいです。


あとは
ブルペン陣のメンバーの
新鮮化を図るべきです。


例えば、泰雄とかを使ったら抹消させて
誠など間隔のある投手に入れ替えるなど、
新鮮化を図ることも重要です。


ところで、今日の増田は
岡田ポロリがありましたが、
やはりDeNA宮崎に
ここ2年被弾してやられてますから、
DeNA中軸に対する強い意地があったんでしょうね。
本人なりに全ストレートで
三振を奪う意気込みで投げておりました。


まあ球数が嵩んだことが痛いですが、
プロとしての意地を見せた勝負であり
増田の三者連続奪三振の結果は、
本人の精神衛生上悪くないですし、
高く評価したいと思います。