下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

オリ11回戦を応援しにMLDへGo!今日は『初物』を打てるのか? 今の獅子威し打線は、弱い投手にはとことん猛攻、強い投手・苦手な投手には借りてきたネコ状態の閑古鳥。まさに「強きを助け 弱きを憎む」たけちゃんマン打線ですからね。。。とにかく苦手なキーワード『初物』に該当しますが、相手は与四球率の高い投手。闇雲に攻める特攻作戦だけはしないでね。

昨日は夜中まで仕事だったので
残念ながら(?)見ることができず、
帰ってから朝、録画を観ました。


今日はこれからメラドへ応援しに行ってきます。


その前に昨日の試合について、、、
一言で言ったら

ですね。
全くぐうの音も出なかった獅子威し打線。。。
そこが全てでしたね。


山本は良い投手で打てないでしょう。
そりゃ良い投手は打てないですよ。
そもそも投手vs打者で考えたら
主導権(球)を持っている投手の方が有利ですから。
打率だって3割、出塁率だって4割なら上々です。
アウトになる確率の方が高いですからね。


でもですよ、
「良い投手だからしょうがないね」
「苦手投手だからしょうがないね」
と言っていたら、
「良い投手が、苦手投手が
 不調になるのを待つだけなの?」
そんな他力本願で
「連覇」「日本一」なんてできるの?


例えば、鷲の場合、
岸、塩見、辛島、福井と天敵が多いです。
直接対決で
岸、塩見、辛島を並べられて
三連敗したとき、
「良い投手だからね」「苦手投手だからね」
しょうがないね、、、アハハ、、、
って笑っていられるのでしょうか?


『好球必打!』
この考えは大事ですけど、
それ以外の策をベンチが打っているのか?
策も選手任せでやってないのか?


そもそも、
良い投手の場合『好球』なんて
そう簡単に投げてくれません。
ただ待っているだけでは待ちぼうけ。


如何に相手のリズムを崩して
『好球』を投げさせるように仕向けるか?


昨日の山本は、
さすがに走者を置くと
制球も荒れ気味になっていたように
力みは見られていましたから、
本来の獅子威し打線なら、
そこを突きたいですね。


4イニングも先頭打者が出塁していて
得点が入りませんでしたからね。。。


しかも、どんな投手も不安な立ち上がりで
相手の不安を吹き飛ばし、
自信に変えてしまう
初回の三者連続空三振。。。
そりゃリズムに乗せちゃいますよね。



で、昨日は11個の三振を奪われましたか。
そのうちの7つか、8つかは、
ストライク先行で追い込まれたら
フォークで縦に落ちる球でスカっ!
同じパターンでしたね。


源田には逆球カーブだったり、
縦に落とす球で攻めて
ストレートで仕留めるの逆パターンもありましたが。


カーブは逆球が目立ちましたが、
ブンブン振ってましたね。。。


まあ追い込むまでの
ストレート&2シーム、スライダー
そして山川が唸ったカットボール
それらを意識されつつ
あっち向いてホイ!
落ちる球をスッカスカ!
でしたね。


ただ、「追い込んでから落ちる球で」は
普段、おかわり君の攻略法の常套手段ですが、
そのおかわり君は、
詰まらせながらもヒットを打っていて、
おまけに、
おかわり君は山本に好相性
(昨年は3打数3安打1本塁打)
というのは笑いますが。。。


でも昨日の山本は
「ストライク先行で追い込む」
そこは獅子の今井ら他投手には
見習ってもらいたい
です。


で、打線に話を戻すと、
竜の緒戦では16得点奪いましたが、
所詮、1.5軍レベルの相手でした。
それ以降、苦手の左がでてくれば打てず、
ピークを過ぎた山井とかまで打てず
と続きましたね。


一応、赤い髪のガルセスが投げた
交流戦最後の虎戦では、
一挙に5点を得た大暴れでしたが、
それは相手投手が球数嵩んで疲れてきたのと、
ガルセスが気短で
打たれたことで怒って沸騰していたから
冷静さを失っていたこと
その隙を突きましたけど、
その前まではゴロアウトを重ね、
それ以降も早期に閉店ガラガラでしたね。


昨年、天王山など相手を打ち崩してきましたが、
前半、鷹のコーチだった達川氏に、
「開幕から続いとる西武の勢いは、
 必ずしも額面通りには受け取れない。
 西武打線が当たっているように見えるのは、
 下位チームに助けられてきたところが大きい」
なんて言われてましたね。


弱い投手にはとことん打っても
良い投手、苦手な投手には
借りてきたネコ状態。


おまけに苦手な投手は多く、
でも、彼らは他球団で打ち込まれている。。。


山本が良い投手なんていうことは
やる前からわかっているんですから。
事前に「打てないだろうな」
「苦労するな」と思っていると
終わってみれば「やっぱりね」と
なってしまうことは多いですね。


まさに
強きを助け 弱きを憎む♪
T.A.K.E たけちゃんマン♪
T.A.K.E たけ ちゃんマン♪
行くぞ 我らの た~け~ちゃ~んマ~ン♪


今の獅子威し打線
「強きを助け 弱きを憎む」
たけちゃんマン打線ですからね。


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ところで、先発の今井については、
8回1失点と
『出塁許すも、失点許さず』の投球でしたね。


エース級になりたいのであれば
この要素は、
習得すべき必須単位の一つになりますね。


2回以降は修正して
中盤は相手に隙を与えず、
6回以降は、ポテンヒットや
フェンスがキャッチする二塁打を皮切りに
あんなフェンスの隙間に球が挟まるの?
金子が一旦躊躇して固まってましたが。。。
3イニングピンチを背負いましたが、
失点は許しませんでした。


もちろん、
愛斗の突っ込みファインプレーや
今井自身も相手のスクイズを
好反応で的確処理のグラブトスと
好守で失点を許さず、も光りましたね。


ただし、1点だけ。
初回の先制点の奪われ方、
失点の獲られ方が良くなかったですね。


制球問題は今井の重要な課題の一つです。
今井の場合、四球を与えるときは
ストライク入らず、
簡単にカウントを悪くして歩かせますね。


5月5日~6月18日の過去6戦でも
21個の与四球のうち、
その7割以上の15個がそんな形ですから、
その低減は重要な課題です。


昨日の初回、後藤に対して
初球は内角要求が逆球に抜けて
外角高めでボール球に。
2~3球目は外角低めを狙うも外して
ボール先行のB3S0のカウントに。


その後は2球見逃し、低めファウルとなって
フルカウントに戻しましたが、
結局、与四球で歩かせました。


次の大城にも
2球続けてボール球と
B2S0とカウントを悪くし
ストライク欲しさで外角狙いが
やや中へ甘く入ってきて
それを思い切り打ち込まれて
先制点を許しました。


まあどちらも
「最初の3球」に課題を残しましたね。


2015~2017年の両リーグ平均値ですが、
B3S0のカウントになると
出塁率は0.754、その打席の与四球の確率は64%
B3S1になると、それより下がりますが、
出塁率は0.597、その打席の与四球の確率は44%
フルカウントになっても、
出塁率は0.460、その打席の与四球の確率は30%
と高く、当然ながら、
ボール3のカウントは
投手をだいぶ不利な状況ですね。


※データ出典


ボール3のカウントはそんなに不利な状況なのに、
それを簡単にB3S0のカウントにしてしまう
すなわち、
本来なら投手は打者より有利のはずが、
簡単に自分を窮地に追い込んでしまう
しかも、その行為は
投手自分自身の手でやっている自滅行為ですから。
裏を返せば、
投手自身が自らの手で改善できる問題
です。


エース級の存在になるならば、
その課題はクリアすべき条件ですね。


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さて、今日の先発は
本田vs榊原ですね。


本田の課題は「中盤以降」ですね。
◇スタミナが大丈夫か?
 高い集中力を維持しつつ
 丁寧な投球を続けられるか?
 (甘く入らないか?)
◇相手が二巡目になってきても
 それに対抗できるか?

ですね。


前のイニングまでの本田は何処へ?と
急変しやすいですからね。。。


一方、オリの榊原
ストレート自慢の育成上がりです。


球種はこんな感じです。
(データで楽しむプロ野球さんのHPより)

成績はこんな感じです。
(プロ野球データノートさんのHPより)


注目したいのは
「与四球数」でね。


11試合先発して71回を投げて
33個の与四球(リーグ4位)ということは、
与四球率は約4.2と高いです。


盲目的にブンブン振り回してはダメですね。
相手に「どこに投げたらいいのさ?」と思わせるくらい
嫌らしく球筋をしっかり見極めて
相手の自滅を誘いながら攻めたいですね。


相手も初めて「獅子威し打線」と戦いますから、
その幻影を有しています。
リズムに乗せぬよう
序盤から叩きたいですね。


獅子を恐れている相手なんですから、
リズムに乗る前に叩けば
勝手に自滅もしてくれます。


昨日の山本より弱いはずです。
それなら『弱きを憎む♪』の
たけちゃんマン打線の効果を発揮したいです。


ただし、獅子の苦手なキーワードには、、、
『初物』という言葉があって、
今日はそれに該当するんですよね。。。


その他の苦手キーワードは、
『左腕』『技巧派』『岸』などありますが。。。


さて、
これからメラドへ行ってきます!!