下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/29オリ11回戦(MLD)】リレーだけど牛をシャットアウトし、獅子威し打線も得点稼ぎ、リーグ戦再開の初勝利!ただし『特効薬』を飲む必要ないのに投与してしまう。また獅子威し打線が復調したというよりは、今日も相手投手次第の結果だったかな。明日は獅子をカモにしている「スズキの軽」が先発として対峙してきます。他球団は打ち込んでいるのに、獅子だけ打てない、、、それを明日の結果で打破したいね。

昨日は山本にシャットアウト負けした獅子軍団。
今後の優勝争いを本気で考えるならば、
来週からの地獄の敵地9連戦を含む
球宴までの12戦は、
せめて7~8勝を得ないと
最も脅威となる鷹に差を開かれて行き、
優勝戦線からの脱落が見えてきます。


敵地9連戦の最後に
鷹との直接対決があるので、
もちろん、その結果が大きく左右しますが、
この12戦を6勝6敗の5割とか
悠長なことを言っていたら、
鷹に2ゲームくらい差をさらに広げられそうです。


実際に鷹は昨日のリーグ再開緒戦を勝ち、
今日も9回二死までビハインド状態でしたが、
最後に2ランの
ランニングホームラン(!?)で逆転勝ち。。。


今年の鷹は、例年より弱いですけど、
何やかんや言って
交流戦は7割弱の勝率で優勝。
とくに交流戦では、
劣勢でも負けずに引き分けに
持ち込む底力を示しました。
また、リーグ戦再開して早速連勝。
しかも崖っぷちでの逆転勝利。


負傷者が多数続出していますが、
新手が次から次へと出てきており、
(今日も高橋純?!)
とにかく「勝負強い」です。


それを考えると、
獅子もうかうかしていたら
鷹に置いて行かれます。


今日、獅子は勝ちましたが
球宴までの12戦で8勝や7勝するには
明日も連勝してオリ戦カードを勝ち越すのは当然
来週の9連戦の3カードも勝ち越しが必須になる
と考えられます。


まあ昨年と違って
今年は「追う立場」ですからね、
負け越して借金をこしらえている余裕はありません。


なお、これらは
球団が掲げる「連覇」「日本一」の実現を
真剣に本気で目指すための必須条件の一つですね。


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では、今日の試合に入りましょう。
今日はここから応援でした。

今日のスタメンです。


相手投手の榊原球種構成戦前の成績です。

獅子の攻略ポイントになるのは、
『与四球とその率』が大きいことですね。
71回で33与四球ですから、
与四球率は4.2と高いですね。


逆に獅子にとって嫌なのは、
過去11戦中10戦がQSを達成しており、
QS率が9割以上と高いですね。


安定しているのは羨ましいです。
獅子にいたら二番手を争うかも。。。
でも、昨日の山本と比べれば、
当然ながら、レベルが違って下がります。

この投手にまで打てませんでは話になりません。


いずれにしても、
闇込むことをせず、
しっかり球筋を見極めつつ、
相手がリズムに乗ることを崩すべく

立ち上がりの不安がある
序盤から叩き込みたいですね。



で、今日の結果です。

しげる降臨!


スコアボードを見れば、
昨日とは逆にシャットアウトして仕返します。


まず獅子威し打線について。


初回、
先頭の秋山には2球外してボール先行に。
甘く高めに入った3球目を引っ張って右安打に。
次の源田は、
初球のカーブにタイミング合わず空振りして
簡単に2球で追い込み、ストライク先行で攻められます。
しかし、真ん中に来た緩い変化球で
タイミング合わせて弾き返し、
一気に三塁を奪う適時中三塁打!

わずか6球で先制する
電光石火の攻撃を仕掛けます。


で、無死三塁で次の外崎は、
初球のフォークで全く合わずの空振りも、
2球目、外に外した?緩い変化球を
バットの先で上手く合わせて
左中間を割る適時二塁打!

わずか8球で2点を奪取する
電光石火の攻撃を仕掛けます。


序盤から、球筋に合わせながら
電撃して一気に2点を奪い、

立ち上がり攻略として良い攻めを展開しました。


無死二塁で次の山川の打席では、
2球目のフォークが暴投になり
外崎は三塁へ進塁し、
無死三塁にチャンス拡大。


相手も出鼻をくじかれて
力みっぱなしの状態に。
そうなれば、
ここは一気に陥落させる絶好の勝機です。
『叩き潰すときは徹底的に叩き潰す』
ここでKOするくらい
猛攻をしかけたい
ですね。
そのくらい良い波が来ておりました。


ところが、
山川B2S0の有利なカウントから
速球のストレートに振り遅れ、
最後は緩い変化球で落とされて
体勢を崩されながらの空三振に。


でもチャンスは続くわけで
次の森は、フルカウントまで至りますが、
制球が乱れて与四球で歩かしてもらえます。
まだ榊原はリズムに乗れません。


しかし、一死一三塁の絶好なチャンスで
おかわり君が外角の緩い変化球を打たされて
投ゴロ併殺打。。。


電光石火の攻撃で2点を奪って
立ち上がり攻略としてはまずまず
でしたが、
せっかくの榊原KOの絶好なチャンスを逃し、
もったいなかった
ですね。


2回裏、下位打線が三者凡退。。。
榊原をリズムに乗せそうな嫌な雰囲気です。
しかも、金子侑の打球はバウンドが高く
金子の足も含めて考えれば、
打球処理が難しかったですけど、
榊原自身が素早く的確に処理しましたから、
榊原本人が自らの手で
勢いをつけそうな嫌な雰囲気でした。


しかし、3回裏、
源田が低めを上手く拾い打ちして中安打。
外崎が倒れ、二死一塁で山川に回ります。
山川は、初球バットを止めるも、
ハーフスイングで空振りをとられました。
まだ頭の中が迷走していますね。


でも、榊原も山川に対して怖くて力み、
明らかなボール球を2球続けます。
でも、4球目は外角一杯に決められてフルカウントに。
そして、5球目、外角の遠いボール球(?)
その変化球に合わせて体勢を崩しながら
三遊間へ打ち込みます。

ただ、遊撃手が上手く止めましたね。
真後ろから見ていて
正直、抜けるか、と思いました。
でも、送球が逸れて遊安打でつながります。
まあ、そういう処が
獅子に流れがあり、
牛に流れがない証
でもあるわけですが。


そして、二死一二塁から
が内角変化球を思い切り引っ張り
右安打タイムリーを放ち、貴重な追加点を得ます。
で、二死一三塁のチャンスでおかわり君を迎え、
レフトスタンドでは
チャンテ2の大移動で盛り上がります。
しかし、外角に外れるボール球を
泳がされながら振らされて空三振。。。


もう一歩、榊原を攻め込み、
陥落させたいのですが、
なかなかトドメを
刺すことができません。


4回裏栗山が粘りますけど、
結局、三者凡退に終わりました。


でも、5回裏秋山からの攻撃で
秋山は三振に終わりますが、
(これは榊原が凄かった)
源田が中安打で出て盗塁し、
外崎が歩かされて、
一死一二塁のチャンスを得ます。
ここで一気に榊原KOに持ち込みたいですが、
山川がフルカウントから
高めのボール球に手を出して三ゴロ併殺打・・・


もう少し選球していけば
四球を選ぶことができていました。
でも、3球目の甘いど真ん中を空振りし、
冷静さを欠きましたね。

もちろん、
4球目、6球目と見極めて我慢したんですが、
最後の7球目は我慢できず手を出しましたね。


山川については、
フルスイングで本塁打が特徴ですが、
山川のバロメータ
監督らも言っているように
「四球を選べるか?」
「冷静に打席に入っているか?」
にあります。
しっかりボール球を見極めれば、
相手投手は見極められるから、
厳しく投げることができなくなり、
甘くなったところを一発で仕留めます。
すなわち、
四球と本塁打が正のスパイラルで上向きになります。


でも、何でもかんでも盲目的に振るようになると、
相手も一発被弾が嫌だから、
厳しい処、ボール球を中心に投げてきて
山川も手を出してしまって凡退

すなわち、
負のスパイラルで下向きになります。


実際に四球を選べているとき
IsoDが高いときは好調
ですが、
逆のときは不調になっており、
昨年8月の不調期にも
それがデータで明瞭に出てます。


また那覇で鷹の東浜と対決したとき、
本人曰く「最初は打ちたい気持ちが先行していたが、
途中で冷静になることができて(一発)打てた
とコメントしていますね。


当たれば打球が飛んでも
当たらなければ飛びませんからね。
如何に頭は冷静に、
ボール球はしっかり見極める

これが重要です。


※山川打撃成績(今年の5月までのデータ)は
 以下を参照下さい。

6回裏、状況が一変します。
オリは榊原から
成瀬に交代しました。
ここまで榊原は5回3失点。
でも、昨日の山本と違って3点を奪いましたが、
打ち込みながらも、それ以上得点をできず、
(その分、本田にはあまり援護できず)
結局、得点を奪ってリードをしても、
打ち崩してKOとまでは至りませんでした。


で、正直、榊原は6回裏まで投げ切ったら、
QS達成の目はまだ残っていたのでは?
嫌だな、、、と考えていましたが、
ここで成瀬に交代してくれて
この交代はラッキーでしたね。


成瀬というと、遅い投球ですけど、
制球力の優秀さ回転数の多さから
鴎のエースでしたね。
特に爪の研ぎ方が1mmでもズレると
投球精度が変わってくる
という
繊細なタイプでもありました。


また「左腕」でしたが、
鴎時代、西武から見ては
苦手という感覚はあまりなく、
抑えられたり、打ち込んだり

(後者の方が多い?)
でした。


でも、今の成瀬は、
残念ながら、正直、終わっております。

持ち前の制球力が衰えれば、
ただのバッティング投手になってしまい、
今がそんな状況です。


甘い球を打ち込まれたときの打球の飛び方は、
本田や今井、伊藤など比ではなく、
どこまでも飛ばされてしまいます。
成瀬の特徴を考えると、
衰えれば、
それもやむを得ないんですよね。
むしろ、
制球力の良さ、回転数の多さで
一時代を築くほどの活躍したわけだから、
今井、本田、伊藤らも
制球力等の大事さを見習って欲しい
ですね。


知り合いの鴎党は、
鼻で笑いながら「成瀬流出」を
そこまで痛がってませんでした。
その分、涌井がしっかりしましたからね。


正直、ここで榊原から成瀬への交代は
ありがたいサービスタイム
でしたね。
成瀬がマウンドにいる間、
大量点を荒稼いで牛を突き放すのに
絶好なチャンス
でした。


ただ、森を三球三振?!
栗山もタイミング合わず三振?!
おいおい、、、
栗山は左腕が苦手かもしれないけど、
成瀬からは打ってなかったっけ???
おかわり君は
成瀬をカモにもしていたから
順当の二塁打でしたけど。。。


で、二死二塁の状況で愛斗が打席に入ります。
前の2打席も含め、
この打席で追い込まれるまでの愛斗は、
ボール球でもブンブン振り回しており、
打てる気配がありません
でしたが、
しかし、4球目、成瀬が低めを投げ切れず、
ストライクゾーン内に残ったので
愛斗がそれを右安打タイムリーで1点追加します。


そして、次の金子侑には、
2球目スライダーが高めの甘いコースに入り
それを金子が振り切ってレフトスタンドへ

まさかまさかの
オリにトドメを刺す2ラン弾に!

このサービスタイムで
ビックイニングとまではいきませんが、
試合を決する追加点を
得ることができましたね。


ただし、二死で追い込まれてからの
愛斗のタイムリーは大きな成果でもありましたが、
正直、たまたま成瀬の球が
ストライクゾーンに残ったこと

大きかったのを否めません。


愛斗については、
それまでの打席、この打席も追い込まれるまで
ボール球を闇雲にバットを振り回していましたね。
積極的にスイングすることは大事ですが、
球筋を見極めてバットを振り抜くのと、
闇雲にバットを振り回すのでは
全く違います。


愛斗のボール球見極め率
たったの50%しかありません。
(出塁率-打率=IsoDも僅か0.05)
金子侑は76%、木村が72%あり、
メヒアが67%ですけど、
1軍レベルには70%以上が欲しい所です。
(熊代だって72%、戸川は74%)
その課題は、第二球場で埋もれて
声はでかい獅子男・山田にも言えます。


結局、ボール球に手を出すから、
当然のごとく、凡退の山を築き、

打線の安定性(打率・出塁率)が増さない
という課題につながっています。


見極め率を最低限70%以上
せめて、メヒア以上に向上させたいです。


牛さんは、7回裏、
調整登板でしょうが、
敗戦処理で守護神・増井が登板させます。
明日、守護神が必要な展開になったら
連投になるけど、、、ラッキー。

まあ他所の話だからどうでもいいですが、
まあうちも6点差リードでお約束登板がありましたが。


増井は出塁を許すものの、
失点は許しませんでしたね。
増井クラスになると、
得点を奪うのは簡単ではありません。


しかし、8回裏、吉田凌(誰?)が登板し、
金子&秋山の連打でチャンスを築き、
一発が出ればサイクル達成という源田が打席に。
レフトスタンドでは
源田の前奏からのチャンテ4で盛り上がります。
今日は、金子侑が一発打ったからといって
金子侑&源田のアベックアーチはさすがに、、、ね。
二ゴロアウトの間にもう1点追加しました。


以上のように、今日の獅子威し打線は、
今日の相手投手が
昨日の山本と比べて格は下がるので
(増井からは得点できずでしたが)
山賊化して大暴れしました。


ただし、榊原から点を奪って
先制したのは良かった
ですが、
KOさせることができず
成瀬サービスタイム効果

大きかったことを否めません。


それだけに、
獅子威し打線が復調したというよりは、
今日も相手投手次第の結果だった
とも言えます。
獅子威し打線も
相手次第の結果は多いですからね。


まあ「強きを助け 弱きを憎む♪」
たけちゃんマン打線
でもありますからね。。。


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一方、今日の勝利は
先発した本田が6回まで
ゼロ封で凌いだことが大きかった
です。
いつもの獅子投手陣では、
今日のような3点は援護射撃が薄く、
3点差のリードを守り切れず
中盤には形成逆転されていること
も多いです。


それ故に、前半の段階で
成瀬が出てくる前の榊原の段階で
5得点以上欲しい所
でしたね。


さて、本田
立ち上がりの初回を三者凡退で凌ぎました。
ただし、逆球もあったり、
後藤にはフェンスぎりぎりの右飛もありましたね。
打球の角度が高すぎた分、フェンスぎりぎりでしたが、
下手をしたら、スタンドインでした。
それだけコースが甘く、
「甘く入ると飛ばされる」の課題

顔を覗かせていましたね。
このようなフェンスぎりぎりは
その後も見られましたね。


ところで、
このイニングは全てフライアウト
今日もフライアウトは目立ちました。


戦前までの成績を見ると、
ゴロアウト:フライアウト比=7.3:10.6
本田はフライアウトが多いタイプです。
フライアウトが多いのは、
やはり全体的に球が浮いている、高め傾向だから
と思います。
フライ打が増せば、フライボール革命ではないですけど、
一発被弾も、被長打も、打ち込まれやすいですね。


正直、もっと低めの制球力を高め、
ゴロアウトを
増やせるタイプに変わりたいですね。


2回表は、小島に出塁されますが、
マレーロ、小田と連続奪三振で凌いだのは立派でした。

ただ、このイニングの小島の右安打について
愛斗がダイビングキャッチを試みますが、
捕球できず、でも後ろへ逸らさなかったのは大きいです。
しかし、この場面で、愛斗は
ダイビングする必要があったか
後ろに逸らす可能性も高かったわけです。
昨日は、走者が三塁にいるピンチで
ダイビングキャッチをして今井らを助け、

その好守は光りました。
ただ、昨日はヒットになったらどのみち、
三塁走者が還ってきて失点を許しており、

1点が重い展開でしたから、
それなら、後逸のリスクを踏まえても
ダイビングするギャンブルに出ても
その価値は高い
です。


ただ、今日のここでは
一死無塁の状態であり、
失点の危険性の無い場面でした。
一死一塁ならまだしも、
後逸して一死二塁になれば、
一気にピンチ陥ります。

(後逸の可能性が高いですし)
それを考えると、今日の愛斗は、
ダイビングするギャンブルの価値があったのか?


確かに失点は無い場面でも
「流れを変えたい」とかなら
そのギャンブルの価値はあります。
でも、流れは獅子にある状態であり、
走者を1人出したところで
流れを失うような雰囲気
でもありません。
むしろ、後逸して一死二塁にした方が
流れを失うきっかけになります。


そうすると、愛斗の守備について、
昨日のダイビングには評価しますけど、
今日のダイビングには必要性を感じられず、
むしろ、ワンバンさせて捕球して
右前安打に持ち込みたかったですね。


3回表も、若月を三ゴロにし、
逆球とかありながらも、
安達から見三振を奪いつつ、
三者凡退で凌ぎます。


4回表は、
大城に球が浮きまくり
四球を与えますが、
一死一塁から中川を三ゴロ併殺打に打ち獲り
三人で凌ぎました。


ただし、中川の4球目の大ファウルは
肝を冷やしましたが。。。
ライト線切れて助かりますが、
一発被弾の心配は残しましたね。


リードしていても差は3点ですから、
崩れれば一気に追いつかれ追い越されますね。


5回表、勝利投手の権利がかかってますが、
そんな重圧を感じさせず三者凡退でクリアします。
ただ、小田の三ゴロは、
三塁線上に飛ぶ打球をおかわり君が捕球して遠投し、
送球がやや逸れるところを、
山川が短い手を精一杯伸ばして捕球します。
タイミングはアウトでしたが、
判定はセーフに。
ベースから足が離れたのか?
山川がリクエスト検証を要求し、
ベンチから申請されて検証になります。


どうやら山川が捕球した左手
走者・小田の左手が当たっていて
タッチ成立により判定覆りアウトに。


この検証結果は大きかったです。
正直、双方の手が接触したのは
たまたま、偶然でしょうし、
流れが獅子にあって、
牛にないことを示すプレーでした。
まあ、小田も走塁が下手ということですが。。。
オリは潜在能力は高いのに、
こういう不器用というか、
何か野球が下手で損している印象があります。


6回表、
先頭の若月を与四球で歩かせます。
本田の球も浮きまくってましたので
球数が70球超くらいですけど
嵩んで疲れが見えてきたのか???
また福田にも三遊間を割られてしまいます。


しかし、一死一二塁のピンチで、
後藤には
カーブ等の縦割り変化球で空を切らせて
空三振でアウトを稼ぎます。
最後は逆球臭かったですが、
見事な奪空三振でした。
そして、大城には、甘い真ん中でも
タイミング合わずの三ゴロで仕留め、
中川まで回さずこのピンチを乗り切りました。


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そして、7回表、本田が降板して
Kマートが二番手で出てきましたね。


本田は、球数もそうですが、
後藤からの奪三振とかを見ていると、
また6点差もあるわけですから、
正直、本田が
もう1イニング行けなかった?
という気はしました。


まあ、そこは間近で見てませんから、
もしかしたら、最初から全力で飛ばして
フラフラだったかも
しれません。


そのあたりを考えると
この交代はあまり指摘できそうにないですね。
一応、交代はありきで考えると、
で、この二番手については、
泰雄小石を投入し、
勝戦処理のロング登板で最後までも良かった

と思います。


それでも、実際は、Kマートが出てきたので、
それなら、Kマートについては、
このまま最後まで投げさせても良かったのでは?
とも思いました。


Kマートは先日の巨人戦
回跨ぎで長めに使うと良かったことが証明され、
アメリカ3A時代では
むしろ回跨ぎの使い方の方が多かったです。
(ただし、登板間隔は開けたく、それが良いのか


西武に入団した2018年の前半、
アメリカ3Aで30試合を登板して
そのうち26試合が回跨ぎをしており、
2イニング以上が14試合
3イニング目突入が6試合あります。
ただし、2イニング以上の登板後の次回は
平均して中2.9日を開けています。


もし今日、Kマートが回跨ぎで最後まで投げて
次回に向けて中3日を開けるとしたら、

次回登板は来週の敵地9連戦の2日目(7/3(水))
から投げることができるので、
Kマートに
残り委イニングを任せる、
せめて回跨ぎで2イニングを任せる

というのは十分考えられる選択肢でした。


Kマートは先頭の中川に打たれて、
暴投もあって、最初、バタバタしてましたが、
マレーロ&小田の打席では落ち着いており、
この7回表が終わったときの状況を鑑みても
正直、もう1イニング行っても良かった
と思いました。

しかし、Kマートが投げている間、
ブルペンで仕上げていた平井が
6点差リードの8回表に
お約束通り登板してきましたね。。。

この場面は、
「平井でなければ」絶対にダメな局面だったのか?
平井以外でも良かった局面ではなかったか?
前者の問いはNo回答、後者の問いはYes回答
と思います。


首脳陣の頭の中では、
来週から地獄の敵地9連戦になること、
しかも、その連戦の疲れを感じる遠征終盤は
苦手ヤフオク(一発多い東京Dも含めて)で
手強い鷹
との直接対決が控えています。
それだけシーズンを左右しそうな重要な連戦で
かつ、熾烈な戦いになる分、過酷な遠征です。

正直、
「平井でなければ」絶対にダメな局面は
その連戦中
に必ず訪れます。


それらの背景を踏まえたら
他の者で代えがきかない平井や増田に関して、
彼らが地獄の遠征で最大限力を発揮できるよう、
その遠征突入に向けて
余計な疲労は貯めたくない
ですよね。


この6点差のある8回表は、
平井ではなく、
Kマート続投か、泰雄や小石を投入か

最終回に登板した森脇を前倒し登板させるか、
いくらでも選択肢はあります。


でも、平井がマウンドにいないと
『特効薬マキタ』の
後継薬『平井特効薬』を投入しないと、
精神が穏やかにならないのかな。。。


今日の平井は、無失点で凌ぎましたが、
最近の状況と同様に、
スッキリ終わることが
できませんでしたね。


百歩譲って、吉田正のヒットは許容しても
福田へストライク入らずの
簡単に歩かせた与四球は
疲労に伴う影響を感じられる結果
でしたね。


平井は、
6月に入って、奪三振率が低下し、
平井はフライよりゴロアウトが多い
グラウンドボールピッチャー
ですが、
6月はゴロアウトよりフライアウトが多いですね。
今年習得したフォークの落ちが不足し、
自慢のスライダーのキレが鈍っている

可能性が懸念されますね。


それだけ酷使による疲労に伴う影響が
投球に表れている可能性が高い
ですね。


※平井月別成績

(プロ野球データノート(2019)さんHPより)


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さて、このカードを負け越すわけに行かないので
明日も勝って連勝することが最低限のノルマですね。


明日の先発は、松本航vsK鈴木です。


松本航に関しては、
無駄球を減らして
もう少し長く投げられるように、

というところでしょうか。


気になるのは「スズキの軽」です。
勝敗数が1勝4敗!?
その1勝って
獅子からもぎ取った1勝ですよね。。。
他の球団には黒星をつけられているよ。。。


「スズキの軽」には
4/28に試合で勝ちましたけど、
7回無失点とHQSを達成されていますね。
本人に勝敗星はついていないけど、
5/11に鷲が獅子と同様に
7回無失点でHQSを達成されています。
しかし、2回目の対戦で、
獅子は5/18に5回2/3、1失点で
初勝利を献上してリベンジに失敗しました。
でも、鷲の方は5/26に
5回3失点で負け星をつけて
リベンジに成功しています。


すなわち、
「スズキの軽」から見ると、
鷹、ハム、獅子、鷲、兎、燕と対戦し、
獅子だけが彼のカモになっていますね。。。


獅子の天敵コレクションに
「スズキの軽」も追加されそうな状況です。
今年の追加コレクションには
鷲の福井や、鷹の高橋礼、虎の岩田もいます。


ここは天敵コレクションの仲間入りを
回避するためにも、

しっかりリベンジしないと。


鷲がリベンジに成功しているのに
獅子はリベンジできない、、、
それはアカンでしょ。


なお、下表は、前回対戦時の
「スズキの軽」と獅子威し打線の結果であり
参考までに示します。