下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/30オリ12回戦(MLD)】連勝でオリ戦カード勝ち越し決める。今日の勝利への大貢献は「牛さんの残塁大祭」かな。継投は相変わらずの問題が続く。1日休めばリセットされる感覚なのかな。来週の地獄の「敵地遠征9連戦」は本当に地獄になりそう。鷹もリーグ戦再開後に三連勝とは。。。それに置いて行かれたら脱落あるのみ。

交流戦後のリーグ再開の緒戦カードは
連勝で勝ち越しを決めましたね。
まあ「牛さんの残塁大祭」が最大の勝因ですね。


継投は相変わらずの問題続き、
リーグ戦再開後に鷹も三連勝
パの団子状態の均衡がそろそろ崩れそうであり、
来週の地獄の敵地9連戦は本当の地獄になりそうです。


鷹は今日もハムに逆転勝ちで三タテを決めました。
ハム戦カードは2点差、1点差、1点差と
点差は僅かでしょうが、
鷹の勝負強さ、地力の高さを示し、
鷹とハムの実力差が大きいことを示しましたね。


球宴前に鷹が抜け出す懸念も高いですね。
とにかく、
鷹に抜け出されて差を広げられたら
優勝争いからの脱落は否めなくなるので、
本気で真剣に「連覇」「日本一」の実現を見据えるなら、
必死こいて鷹に食らいついて追走するしかありません。

となれば、
当然、勝率5割ではなく、
しっかり勝ち越して行かねばなりません。


さて、今日の試合について、
まずスタメンです。


相手先発は「スズキの軽」でした。
鷲がHQSを達成されても
次の二度目の戦いでリベンジしています。
でも、獅子は緒戦にHQSを達成されて
次の二度目の戦いでは初勝利を献上しました。
すなわち、「スズキの軽」にとって、
獅子は最大のカモになっていますね。


ただし、前回もそうですが、
与四球が多いタイプです。
今年通算においても、
与四球率(BB/9)は4.6と高いです。
その制球難の特徴は
「スズキの軽」攻略ポイントの一つ

になりそうですね。


一方、こちらの先発は松本航でした。


一年目から先発ローテに入ってくれているのは
正直、それだけでもありがたいです。


ただし、松本航は他投手と違い、
多和田、光成、今井らとともに
獅子エース級四銃士に育ってもらいたいですから、
現状に甘んじず、
高みを目指して欲しいです。


その中で、重要な課題の一つが
「球数」ですね。
球数が節約できず嵩んでしまうので、
中盤から崩れやすく、
そう長くは投げることができない

ということが課題ですね。


下記はイニング別の被打率&失点です。
5~6回で捕まってしまい、
7回まで投げることができていません。


では、今日の結果です。

サードユニDayを勝利で飾りましたね。


与四球数については、
牛が獅子に9個を献上したのに対し、
獅子が牛に献上したのは僅か1個でした。


出塁数で考えれば、どちらも同程度ですね。


早い話、このスコアボードを見てもわかるように
今日の試合は
「牛さんの残塁大祭」でしたね。


まず獅子投手陣の結果です。


今日の先発・松本航は、
5回107球、3失点
被安打10、与四球1、奪三振3

3失点で踏ん張りながら、
4勝目を挙げましたが、
内容は今一つでした。


度重なるピンチも、
秋山の好守(3回表)や
外崎真正面の二直からの併殺
助けられた面も大きかったですね。


ところで、
今日の松本航は、いつもと違って
自慢のストレートの
投球頻度が少なかったですね。


ストレートの割合
いつもの全体の6割前後ですが、
今日は6/2ロッテ戦より少なく
43%でした。


2シーム、カットボール、スプリットと
変化球中心でオリ打線を攻めていましたね。


イニング別のストレートの割合を見ると、
1回53%、2回52%、3回45%、
4回44%、5回24%と
球数を嵩むにつれてストレートが減って
変化球の割合が増えています。


松本航の場合、
ストレートは高レベルの武器になってますが、
変化球はそこまでの精度にありません。
それを考えると、
ストレートの割合が少なかった今日は
今一つの結果になっても
不思議ではありませんね。


また、ストレート、それ以外の変化球における
ボール球(ボール判定の球)の割合
双方とも39%でした。


全体のボール球率と比べると、
そう多くはありません
でした。
また変化球のボール球率は
やや少なめという処でしょうか。


ただし、各打者に対して
初球がボール球から入るケースが多いですね。
打者23人のうち11人が初球=ボール球でしたね
確かに「初球から警戒しているから」
ということもありますが、
あまりにもボール球から入りすぎであり、
それが無駄球につながります。
警戒しすぎていないでしょうか?


もちろん、最近、プロの洗礼も受けて
プロの怖さを知るようになっています。
そのため、
厳しい処に投げようと、制球を意識しすぎて
逆に大胆さを失っていないか?
逆に力みが入って制球も乱してないか?
  球に力が上手く伝わってないのでは?
そして、
カウントを悪くしてしまって、
苦しくなってきますから、
ストライク欲しさに
甘く入ってしまって痛打される
まさに負の連鎖ですね。


また、今日のストレートの球速を見ると、
30球過ぎてから球速が低下していますね。
もちろん、
その球速の低下は、走者が出しているため、
クイックになって下がっています。
しかし、その走者有りの中でも
30~70球では右下がりに低下していますね。


正直、今日のストレートは
いつもより割合が少ないとともに、
球速の低下から見ても、
いつもより精度があまり良くなかった可能性が
考えられますね。


球数については、
1回15球、2回25球、3回24球、
4回18球、5回25球と、相変わらず多いですね。


そのように球数が多いのは、
当然、安打等も多いことがあります。
また、決めに行ってもなかなか決められず
力んだりして無駄なボール球が嵩んだり、
ファウルで粘られやすくなったりして
(相手の粘りを振り切れない)
球数を節約できませんね。
普段もそうですが、
フルカウントのケースも多いですね。


もちろん、スタミナの問題もありますが、
無駄な球数を節約できるようになること
重要の課題になりますね。


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さて、2番手にKマートが連投で登板しました。


しかし、6回表のKマートは
乱調気味であり、ピンチを背負いながら、
命からがら何とか無失点で凌ぎました。


このとき、西村と後藤には
甘いスライダーを打ち込まれましたね。
Kマートの場合、
角度のある重いストレートと
落差のあるサークルチェンジが武器ですが、
スライダー等の他の変化球は
精度が低いのが現状です。
それを考えると、
ストレートやサークルチェンジを決め球にしたく、
精度の低いスライダーは見せ球で活かしたいです。
ただし、西村には、見せ球、決め球関係なく
初球から打ち込まれてしまいました。
それでも、6回表の1イニング目は、
サークルチェンジで相手を仕留めてはいました。


しかし、
今日は6回表の1イニング目で
一杯一杯になっており、
回跨ぎをするのは厳しい状況でした。
おそらく、
昨日からの連投が響いていると思います。
ところが、
回跨ぎをして7回表も突入しましたね。


確かにKマートは、
先日の巨人戦で回跨ぎの適性を示し、
アメリカ時代には回跨ぎの使い方をされていました。
西武に来る直前の2018年前半の
3A時代の登板状況を見ると、
30試合を登板して
そのうち26試合が回跨ぎをしており、
2イニング以上が14試合
3イニング目突入が6試合あります。


ただし、2イニング以上の登板後の次回は
平均して中2.9日を開けています。
これを見ると、
Kマートは、回跨ぎさせる代わりに、
乱調しないためには、連投させるよりも、
間隔を開けることが重要なのでは?
ということが考えられます。


実際に、間隔を開けても「乱調」は見られますが、
3A時代、回跨ぎをして、中1日で登板したら、
1アウト奪うのがやっとで4打者に3与四球と
よく見られる「Kマート乱調」がありましたね。


回跨ぎをして間隔短しと、間隔短しで回跨ぎの
どちらが影響が大きいかわかりませんが、
Kマートの使い方としては、
昨日、登板させたのならば、
 昨日に回跨ぎをさせて、
 次回には中3日を開けること、


もし今日も連投登板させるなら、
②今日は昨日と同様に
 回跨ぎをさせぬこと


少なくとも、
昨日からの連投だったということと、
6回表の現状を鑑みれば、
②の使い方だったと思います。


すなわち、
今日のKマートの回跨ぎは
1)連投への配慮が皆無
2)現状の自選手の状況を
  把握する能力が皆無

ということを露呈した采配でした。


そもそも、今日、Kマートを
連投させる必要があったのでしょうか?
すなわち、点差が開いていた昨日は、
やはり、泰雄や小石で
最後まで投げさせるべきだったのでは?


それは、三番手の平井投入
にも同様のことが言えます。


平井に関しては、
もし登板させるならイニング頭からであり、
Kマートを回跨ぎさせたことで
後手後手の采配になっており、
おまけに回跨ぎをさせてしまいます。
結果的には、球数少なく済みましたが、
それは「結果論」であり、
「采配」に関する評価とは別物です。


そもそも、6点差開いていた昨日に
平井の無駄遣いをしているから、
「連投」ということになっています。


そして、今日も、8回表に
平井に回跨ぎの残業をさせました。
この時点で4点差と半端ですが、
Kマートと同様に
「連投」で「回跨ぎ」を
重ねてはダメです。
しかも、来週は
地獄の敵地遠征9連戦が待ち構えているのに。


すなわち、
「平井らでなければならぬ場面」は
必ず生じるわけで、
そんな場面で「ヘロヘロなんで打たれました!」
というのは困りますから、
そのような場面に備えて、
「平井らでなくても大丈夫の場面」では
「平井ら以外」で賄うようにすべきです。


結局、Kマートや平井を
彼ら以外でも良かった昨日に無駄遣いして、
必要になった今日、連投させざる得なくなっており、
連投に加えて回跨ぎ残業までさせている。
実力を最大限に発揮出来ることを
念頭にされたいです。
(目先だけではなく)


今日の最終回の増田投入は、
調整登板を目的としたのでしょうが、
他の者で代えがきかない平井らに関して、
来週からの地獄の敵地9連戦遠征で
彼らが最大限力を発揮できるよう、
その遠征突入に向けて
余計な疲労は貯めたくない
です。


もしかしたら、
明日(月曜日)1日休みを挟んだら
疲れはリセットされる、
とでも考えられているかもしれませんが。


来週からの敵地9連戦の遠征は
本当に無残な「地獄の遠征」
になるかもしれませんね。。。


ところで、今日の試合に話を戻しますと、
初回までは、獅子に流れがありましたが、
獅子自らがその流れを断ち切り
(※打撃に関する後述参照)
流れがオリに傾きかけていました。


2回裏にこちらは盗塁失敗。
3回表にあちらはエンドラン成功。
まさにオリに流れが傾いていました。


しかし、3回表、
中川の中安打で1点失う処を
秋山の好返球により本塁で刺し、
失点を凌ぎました。


この好守が流れを転じる
きっかけになりましたね。
ただし、この好守だけでは流れは変わりません。
運良く、その直後の3回裏が
その秋山からの攻撃であり、
その秋山が逆襲の突破口を開いたことが大きかったです。
そのキャプテンによる
好守&好打のセットにより
この試合の流れを転じ、
こちらに流れを引き込みましたね。


それ以降、オリはチャンスを何度も築きますが、
打球が外崎真正面で二直からの併殺打とか、
オリそのものが打ち損じたり、
Kマートが回跨ぎで苦しむとき、
先頭で出た大城が一二塁間に挟まれての牽制死
(Kマートに逆を突かれるというのは走塁ミスです)
とにかく、
「牛さんの残塁大祭」が
獅子の勝利に大きく貢献してくれました。


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一方、獅子威し打線についてです。


昨日と同様に、
初回から秋山、源田が出塁して
Kスズキの立ち上がりの不安を煽ります。
まさに、昨日に続いて、
流れは獅子にあり、
序盤から相手の出鼻をくじき、
Kスズキのリズムを崩させる
のに
絶好なチャンスでした。


ところが、無死一二塁で
外崎に「バント作戦!?」


昨年の獅子だったら、
序盤で1点くらい獲っても
投手陣がすぐ貯金を吐き出してしまうので
セーフティバントで
バントヒットを狙う奇襲とかでない限り、
当然、ヒッティングで攻めていました。


でも、今年に入ってからは、
「バント作戦」が増えています。


確かに先制点を初回で挙げることは、
Kスズキを攻め込むのにもの凄く大事であり、
必須事項と言ってもいいでしょう。


でも、この場面での打席は、
低打率・低出塁率の木村とかではなく、
中軸を打つ外崎ですからね。


監督の中で
「早く先制点を奪いたい!」という気持ちはわかりますが、
その気持ちが強すぎて
焦りがあるのでは?
「早く先制点を奪いたい!奪いたい!奪いたい!」と。
そのような焦りは、
このバント作戦に限らず、
投手起用(継投)も含めて
様々な采配に影響していないか?
という懸念が心配です。


もちろん、その背景には、
「バントをすれば
得点が獲れる確率が高まる」神話
あると思われます。
すなわち、
「バント作戦→手堅く1点奪取」神話
です。


本当にバントすることで
1点奪う得点確率は

高まるのでしょうか?
しかも、チャンスで
中軸の外崎以降の攻撃です。


野球は1イニングのアウトは3つです。
その中で
1つのアウトを献上することは
1得点する確率を下げやすくなります。
当然、大量点を奪う確率も低下します。


今回は無死一二塁でしたが、
1点奪うということは
二塁走者がホームへ生還すればいいですね。


そこで、無死二塁の場合、外崎の打順から
バントをしないときとバントをしたとき
得点確率はどうなんでしょうか?


無死二塁の場合にしたのは、
以前、本ブログ記事で掲げているので
その仮定で考えて見ました。


このときは、
源田がバントしたとき、しなかったとき
で考えていますが、
今回は、その源田外崎に変更して更新しています。
ただし、バント成功率は
外崎の方が源田より高く、
外崎はほぼ成功させているので、
バントしたときの確率は以前より高まります。


計算方法は下記を参照下さい。


計算結果です。

得点確率について、
バントしないときは0.686
バントしたときは、0.538と算定され、
バントしないときの方が
1得点を挙げる確率が高いです。

やはり
「一死」献上がその差に響いています。



上表では「併殺打」を考慮していません。
確かにバントしないことで
併殺打によるリスクはあります。
ただし、上表における安打は
「単打」のみであり「長打」を考慮していません。


例えば、外崎の併殺打率は?
今年のデータ(今日を含まず)を見ると、
走者が一塁にいるときの打数は94個あります。
併殺打は5個あります。それらを考えると、
外崎の併殺打率は0.053(=5/94)と推算されます。
外崎がアウトになる確率が0.666(1-出塁率)ですから、
全アウトの中で約8%が併殺打と考えられます。
(=0.053/0.666)


ただし、外崎が長打(二塁打以上)を打つ確率は?
262打数の中で27個ありますから、
長打の確率は0.103となり、
併殺打になる確率の倍もあります。


すなわち、
併殺打を恐れてバントをさせるのは、
その併殺打より高確率の長打になるチャンス
潰してバントさせることと言えます。


もちろん、バントしたことで
走者が三塁に行きますから、
◇相手投手への心理的重圧をかけられる
◇内野ゴロアウトの間に1点入る
などのメリットはあります。


走者が三塁に行けば
得点しやすくなりますからね。
ただし、内野ゴロならなんでも得点できるか?
というとそうではないですね。
次の山川あたりは、引っ張りますから、
三ゴロ、遊ゴロで本塁へ突っ込めるか?
ですね。
しかも、山川は三振やフライアウトが多いですし。
※山川のアウト個数
 三振79個、ゴロ37個、
 フライ73個(ライナー2個含む)


いずれにしても、外崎の打撃力や
その後の大量点チャンスと
引き替えにする価値があるか?
ですね。


特にこの初回においては、昨日と同様に
秋山&源田の電光石火の攻撃で
一気にチャンスを築いており、
流れがこちらにありました。


そこで、相手投手の心理を考えて見ましょう。
不安な立ち上がり初回を1点で終えた場合
こちらは、先制はできますが、
相手から見れば
山賊たちを最小失点で済ましたと
一安心でき、立ち直るきっかけが生じます。
でも、相手投手が一番嫌なのは、
獅子威し打線の勢いの脅威
つまり、序盤からの山賊出現、
大量点を奪われる危機です。


しかも、流れが来ている、良い波が来ているなら
その流れに、波に乗って勢いをつけたいですね。


逆に「バント作戦」を講じるということは、
不安になっている相手に
安心材料の一死を献上しますから、
 ※どんな投手でも「一死」をまず獲ること
  立ち上がりの不安の中、
  心のよりどころになりますからね。
 ※また「一死」献上は
  得点確率を下げる大きな要因
  になりやすいです。


逆に「バント作戦」が
その流れを、良い波を
堰き止めることが懸念れます。


結果論になりますが、
似たような展開になった
初回裏と3回裏を見比べると、
バント作戦を講じた初回裏
バント作戦を講じなかった3回裏
明暗を分けましたね。


3回裏は、その直前に秋山の好守で失点を抑え、
流れが転じるきっかけになりました。
3回表裏における
秋山の好守~秋山の打席は、
今日の最大の勝負処、
流れの最大の潮目でした。


初回は、
秋山&源田連打による良い波を
バント作戦で堰止めてしまいました。

もし、3回裏も同様にバント作戦を講じていたら、
秋山好守により得た流れを堰止めていたかもしれませんね。


一応、2点差ビハインドだったことが功を奏しました。
もし1点差ビハインドだったら、
ここも「バント作戦」だった可能性
はあります。


でも、良い波が来ている状況下なら
押せ押せムードに乗って

一気に畳み込みたいところはあります。
獅子威し打線も勢いに左右されやすいタイプですから。
 ※勢いがないと借りてきたネコ状態の閑古鳥
  勢いがあると猛獣化した山賊大暴れ
  が多いですからね。


『奪えるときは徹底的に奪え!』
『ツキがあるときは徹底的に賭けろ!』
これは勝負の基本です。
もちろん、流れの下がり目を見誤って
賭け続けたら悲惨なことになりますが。。。


また7回裏、おかわり君のタイムリー直後、
栗山から岡田に代えてバント作戦を行いました。
このときは、
こちらが流れを完全掌握していたので
押せ押せムードで、
代打を出さずそのまま栗山で攻めた方が
勢いに乗りやすいです。
流れがあるときは、ツキもあるわけですから、
その流れに乗ることを徹底したいです。


ただ、岡田がバースデーで、
「どこかで使ってやりたい」と
監督の思惑があったようですから、
既に勝負はついているのと同じでしたから、
モチベーションを高めるなどを目的として、
遊び心で、ということはありかもしれません。
それだったら、
投手の方も平井らに負担を減らすよう
勝戦処理を図る勇気と配慮が欲しい
ですけど。


また、バント後に愛斗が初球拙攻で遊ゴロに終わり、
走者が動けず、得点を挙げられませんでした。
(金子侑も二ゴロ凡退でしたが)
ベンチでは、
監督が直々に愛斗へ指導していました。
勝負がだいたいついていましたから、
三塁走者を還す打撃技術向上のための
愛斗への教育カリキュラムを見据えた
岡田の代打バント
だったら、
価値はありますね。


実際はどうかわかりませんが。


さて、今日の試合について、
「スズキの軽」は、
天敵のような存在になりつつありましたが、
獅子威し打線への重圧から
もともとから有している制球難を発症してくれました。
その力んでくれたことが
一番大きかったです。
そこはやはり、先頭から秋山、源田と続く
1番2番効果が実際に発揮されたこと
山川らへの恐怖心の幻想などが効きましたね。
今の山川は迷走中で不振ですが)
昨日の打撃も効いたかもしれません。
山本に完封された翌日だと、
イメージは変わっていたかもしれません。


ただし、2番手に出てきた山崎について、
あの緩いカーブだけは
全くタイミングが合いませんでしたね。
今日の結果にはあまり影響しませんでしたが、
左腕が投げる緩いカーブは
相変わらず、獅子が苦手

ということを露呈しましたね。
これは今後に向けて
さらりと流してはいけない
大事な課題になると思います。


ところで、3回裏に、無死一三塁から
外崎&源田の重盗が見事に決まりましたね。
「さすが」であり、賞賛しかありませんね。

ただ、オリの立場から見れば、
無死の状態ですから、
二塁への送球は疑問が残りますね。
飯田という若い捕手のようで
Yahooの選手情報を見ると、
送球の正確さに定評があるキャッチャー」とありました。
送球に自信のあるタイプは
二塁へ送球しやすいところがありますね。
ただし、送球するなら、
二盗を阻止してイニングが交代となる
「二死」のときでしょうね。
でも、色々と条件を考えて
投げるか否かを判断しなければなりませんね。


以前、銀が送球に自信があるので、
「二死一三塁」で二塁へ送球し、
結果的に二盗成功となって、
重盗も仕掛けられて本塁も奪われる
というケースがよく見られましたね。


あと、オリが三番手に増井を出してきましたね。
今は不振のあまり、別人のようになっています。
でも、昨日は、失点を許しませんでした。
今日はもっと酷くなっていましたね。
不調になっていることが
打ち込まれた最大の原因でしょうが、
調整登板とはいえ、
「連投」も響いていない?
という気はしました。


オリも中継ぎの使い方は
酷使タイプでもありますから、
増井炎上は対岸の火事
という気はしません
でしたね。


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いずれにしても、
明後日からは
地獄の敵地遠征9連戦ですね。


7月2日 火:ハム (札幌)
7月3日 水:ハム (札幌)
7月4日 木:ハム (札幌)
7月5日 金:鴎 (千葉)
7月6日 土:鴎 (千葉)
7月7日 日:鴎 (千葉)
7月8日 月:鷹 (東京D)
7月9日 火:鷹 (ヤフオク)
7月10日 水:鷹 (ヤフオク)
7月11日 木:- 2軍球宴
7月12日 金:- 球宴
7月13日 土:- 球宴


今回のオリ戦カードは2勝1敗で終わりました。
球宴までの12戦8勝4敗
最低でも7勝5敗が必須と考えれば、
残り3カードを勝ち越しが必須ですね。


ちなみに、鷹の方の日程は、
7月2日   火:鷲 (ヤフオク)
7月3日   水:鷲 (ヤフオク)
7月4日   木:鷲 (ヤフオク)
7月5日   金:牛 (神戸)
7月6日   土:牛 (神戸)
7月7日   日:牛 (京セラ)
7月8日   月:獅子 (東京D)
7月9日   火:獅子 (ヤフオク)
7月10日 水:獅子 (ヤフオク)


鷲に勝ち越し、牛に三タテを食らわしたら、
次の獅子との直接対決までに
5勝1敗とかあり得ます。
鷲次第ではあるでしょうが。。。
一応、鷲に対して、鷹も借金ですから。
でも、鷲も獅子より上にいるのが厄介です。
鷹&鷲でつぶし合ってくれるといいですが。


その場合、
獅子がハム&鴎戦で4勝2敗で行っても
さらに1ゲーム差広がり、厳しくなります。
もちろん、
鷹との直接対決で三タテとかしたら良いですが、
敵地開催でもあるので
逆に三タテくらうリスクの方が大きそうですからね。