下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/4日ハム14回戦(札幌)】敵地遠征9連戦を頭から連敗!優勝争い終焉の日は近いか?鷹の尾っぽが見えなくなってきている。しかもこの連戦遠征は疲労ばかりが残る『死のロード』。その行く先はやっぱり地獄か?でも、戦力不足もあるけれど、自らそちらの道を選んで進んでもいますからね。。。

地獄の敵地遠征9連戦は
昨日、
悲惨な完敗でスタートしました。


今日は負けられないわけですが。。。
今日の戦前、鷹に4.5ゲーム差を離されています。
球宴前に優勝争いから脱落
が十二分にあり得る崖っぷち
です。


今日のスタメン控え投手陣です。


今日は十亀が昇格しただけで、
他の一軍・二軍入れ替えはありませんでした。


昨日、泰雄と松本直を敗戦処理で消耗しました。
武隈、ヒースも使いました。
それだけに、
今日も敗走展開になったとき、、、
ケツを叩いて働かせないと、
敗戦処理班が不足しています。


平井&増田は温存できましたが、
敵地遠征9連戦の初日から

ブルペン陣は疲弊し、
駒不足になりかけてています。

このままでは、
9連戦は勝った負けただけではなく、
中継ぎ陣パンクという地獄を見るかもしれません。


ただし、敗戦処理班なら二軍にいます。
敗戦処理班が不足するなんていう球団は
投手が30人以上いるのですから、
あり得ず、球団として崩壊しています。


だから、敗走展開のリスクを見据え、
消耗した泰雄や松本直を抹消して
二軍から誰か入れ替えて、
ブルペンを新鮮化しておくことは大事であり、
遠征途中だから、とか言ってられません。
東京から札幌なんて飛行機が多く出ており、
4時間もあれば移動できますから。
アメリカから呼ぶわけではないので
交通費くらいケチらないでというところです。


しかし、
そんな簡単なことすらしませんでした。

ところが、控え投手を見ると、、、
昨日、炎上した光成がベンチ入り!?

大炎上から一夜…西武高橋光がベンチ入り 先発翌日に異例の処遇
2019/7/3 18:01 (西日本スポーツ)

 西武の高橋光成投手(22)が先発翌日では異例のブルペン待機となった。
 2日の日本ハム戦で自己最短1回0/3、自己ワースト8失点と打ち込まれKO。先発投手は登板試合の翌日は「上がり」でベンチ入りしないことが通例だが、48球と球数が少なかったこともありベンチ入りメンバーに名を連ねた。小野投手コーチは「精神的なところを含めて、ブルペンで勉強してほしい」と意図を説明した。
 次回は予定通り、中5日で8日のソフトバンク戦(東京ドーム)に先発する見込み。高橋光は「中継ぎの方の苦労も知っていたら、責任感も感じられる。1イニングしか投げていないので体は元気。しっかり学んでいきたい」と表情を引き締めた。


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16年にフルボッコの翌日に
ベンチ入りしていましたこと
を思い出しました。

当時は本人の希望らしく、
このときは先発フルボッコで翌日中継ぎ転換なので、
今回と事情は違いますが。。。


今回は中継ぎで出てくることは想定してなく、
あくまで勉強の意味でのブルペン見学&野球観戦。
札幌滞在中でもありますから、帰京を1日遅らせたのでしょう。


ところで、今回、
「中継ぎの方の苦労も知っていたら、責任感も感じられる」
と本人が言っていたように
ブルペン見学をして
中継ぎ陣の苦労を自分の目で見て、責任感を強めよう、

ということなんでしょうけど、


光成って、
そんな中継ぎの姿を目視をしないと
責任感を持てない奴なの?
そんな無責任な奴だったの??
もしそうだったら
プロ野球選手をやめるべきです。


そんなことをさせなくても、
責任感はすでに十分感じているでしょ。
「責任感があれば絶対打たれないの?」
責任感があったって
打たれるときは打たれます。


次回は中5日で板させるわけですから、
早々に帰京させてリフレッシュさせて
気分を入れ替えさせないと。。。


普段の中6日より間隔が短いのに
ここで1日油を売っていて
次回への準備はできるのでしょうか?
次回の鷹戦も不安ですね。。。


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さて、今日の結果です。。。


先制されたものの、
直後に逆転して良い流れが築けそうも、
その直後に再逆転されてしまい、
こちらも貧打状態で1点しか返せず、、、
手痛い連敗、負け越し決定。。。


1点獲られて、
その直後に2点獲り返して逆転、
でも、その直後に4点獲り返されて再逆転。
倍返ししての倍返しされて、、、
ダブルクロスカウンターでノックダウンでした。


おまけに、十亀の早期降板になったので
そのリスクをノーマークで
ブルペンを新鮮化していなかったから、
負傷明けの武隈に連投からの回跨ぎ
敗戦処理でヒースの連投
と、、、
リスクなんか顧みない
戦略無き体当たり特攻の出たとこ勝負です。


戦う前から
「十亀が長く投げる」それが必須条件になっており、
それ以外は全く考えないという戦略です。
そのときは玉砕あるのみ。
「みんな興亜へ散る覚悟!」です。


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で、試合の方を簡単に振り返りましょう。


まず初回、秋山が先頭で
二塁打を打ってチャンスを築きますが、
そのチャンスを活かせずでした。


相手は負傷明けで今季初登板の村田です。
立ち上がりに大きな不安があったはずです。
それだけに、
初回から叩き潰しておけば
かなり優位に展開できましたが。。。


今日のハム先発の村田は、
教科書通りの投球でしたね。


3回までは
 基本に忠実な攻め
 インハイ&アウトロー
 しっかり活かされながら
 料理されてしまいました。
◇球数が50球超えた
 4回から急に制球力を乱しました。
 先頭の山川&次の森に連続与四球です。
 しかも、森は簡単にB3S0とボール先行で
 こちらを有利にしつつ、歩かしてくれました。
 イニング先頭の与四球は
 失点に繋がる
という教訓通り、
 こちらも得点を奪えましたね。
◇しかも、タイムリーを放ったおかわり君は、
 初球打ちでしたね。そうです。
 与死球後の初球は注意せよ!
 の教訓ですね。
 特に今回は与四球が連続しているので。


今日の村田は、事例紹介なんかで
良い教材になりそうな印象でした。


 
そう、今日の獅子威し打線は、
村田が急に乱れたことが大きかったですが、
3回裏に先制された直後の4回表に
きっちり逆転できたことはOK
でした。


「獲られた直後に獲り返して逆転」というのは、
相手へのダメージが大きく
試合の流れを取り戻しやすい
きっかけになりますから、Good Job!です。
できれば、その勢いに乗って、
一気に主導権を握って優位に立ちたいわけですが、
相手の玉井が好判断でもありましたが、
栗山の投ゴロからのおかわり君の三塁での走塁死。
愛斗の一ゴロ併殺打。。。


「逆転したから、さあここからGo!」
と言った矢先のズッコケ連発です。
そりゃ来そうな流れも
堰き止めてしまいます。

でも、ハムの第二先発となった玉井
踏ん張って流れをハムに引き戻しましたね。
先発が早期降板したとき、
その二番手の働きは大事であり、
その二番手が踏ん張って
勝ちを得たなんていうケース
は多々ありますね。
試合後にお立ち台に立つ価値のある働きでした。


あとは、昨日もそうですが、
下位打線の差が出ていましたね。
金子侑は好調でマルチでしたが、
ハムは線になって繋がるのですが、
獅子は点でしかなく、
全くつながりません。


そして、その直後の4回裏、
先頭の渡邉のポテンヒットと
宇佐見のセンター返しの連打でピンチに陥ります。
渡邉は獅子戦で暴れている印象が強く、
(しかも渡邉は十亀に相性が良い)
宇佐見は昨日に続き移籍後の張り切り一年生です。


で、無死一二塁から
清水がバント作戦を講じてきます。
初球は森の前に打球が落ちて
森がサードへ投げますが、ファウルに。
2球目は、バスターに切り替えて空振りです。
わずか2球で追い込み、清水不利のカウントです。
3球目は高めつり球要求も、
すっぽ抜けて大きく外へハズれます。
4球目、外角低めのボール球を
清水がバットの先っちょに当てるボテボテ。
まあ、バントと同様の効果で走者は送れましたが、
一死は献上してくれる凡打でした。。。
ところが、慌てた十亀が
グラブだけで捕球しようとして、、、
まさかまさかのポロリ。。。
オールセーフになって
無死満塁の大ピンチになりました。


そりゃ、せっかく良い波が来そうだったけど、
走塁死→ゲッツー→ポロリでは
さすがに流れを堰き止めるどころか、
相手に流れを献上してしまいますね。


再逆転されてから、
その直後に1点は返しましたが、
その5回表だって、
先頭の金子侑が高めを叩いて左二塁打で出て、
秋山にはストライクは1球しか入らずの与四球
正直、玉井を攻め落とすのに絶好なチャンスです。
というか、玉井自身も力みで苦しくなってましたね。


その後、木田コーチが間を置きにマウンドへ行きましたが、
源田は外角低めのチェンジアップを
泳がされながら打たされ、併殺崩れの投ゴロでした。
次の外崎には、B3S0とボール先行するのですが、
最後はフルカウントから、
外角球を泳ぎながら、バットを折りながら、
バットの先で引っかける二ゴロ
その間に三塁走者が還って1点入りましたが、
ハムから見れば、1点やむ無し、二死OK。
一塁は空いているから、
次の山川はカウント悪くなれば歩かせる
という感じだったでしょう。
しかし、山川
外角低めのカットボールに手を出して、
初球拙攻の右飛。。。


これで獅子威し打線は
早期の閉店ガラガラになりました。
6回以降は、金子侑がヒットを打ちましたが、
あとは7三振を含む12凡退のみ。
ただ、まさにジリ貧状態で
時間を早々に消費するだけ
で、
全く逆転する様相はこれっぽっちもありませんでした。


打強投弱の獅子にとって、
勝つためには
得点を奪いまくることが必須です。
勝つためのノルマとしては
1試合当たり5得点以上は欲しい
です。


ちなみに、今日の結果も含めて、獅子の勝敗は
5得点以上の場合、
 29勝8敗1分(勝率0.784)
ですが、
5得点未満の場合、
 9勝28敗(勝率0.243)
と真逆です。


打たねぇ獅子は、ただのネコです。

1992 紅の豚 飛ばねえ豚は ただの豚だ…


一方、十亀については、
与四球こそ1個でしたが、、、
投球に豪快さ、球に力強さが
あまり感じられません
でした。
制球を気にするあまり、
大胆さが欠けている
のでしょうかね。
でも、ボール球を打ち損じてくれたアウトも稼ぎ、
内角に投げ切って詰まらせたりもしていましたが、
もともとからそこまでの精密さは有してませんから、
甘くなる球も多く目立って4回裏はそれで打ち込まれました。
西川の当たりはグラスラ被弾?と思うほど飛ばされました。


早い話が、
コーチの言う「大胆かつ精密な投球」で例えるならば、
「大胆」、「精密」もどちらも付かず、
どっちも中途半端な投球になっていた気がします。
おまけにというか、間に
慌ててのファンブルですから、
4回裏はしんどいイニングになりました。


先制点を許した3回裏あたりは、
低めでしたが、杉谷や中田から打ち込まれました。
3回裏は二死まで至っていただけに、
杉谷に内野安打を打ち込まれたのは痛かったです。
コースが二遊間抜けそうなところを、
外崎が何とか止めて逆シングルで処理しますが、
杉谷のヘッスラと気合いを見せつけられました。


まあ、昨日の光成もそうですが、
光成に関して言うならば、
光成も、多和田も、今井も、松本航も、
エース級への育成途上の状況であり、
本格化して安定するのは、
来年開幕までに実現してくれていれば御の字
ですから、
今年は、良かったり、
悪かったりを繰り返しますね。


一方、十亀の場合は、
今から成長というのはあまり見込めませんが、
まあ、そう何連勝も安定するタイプではなく、
良かったり、悪かったりを繰り返す
良くて10勝10敗タイプであり、
安定してローテを守ってくれると
ありがたい貴重なタイプ
です。


ただ、与四球が少なくなって
暴れん坊ではなくなっていますが、
その分、こじんまりして
球の力強さを欠けている

豪快さが見られなくなっている懸念が気がかりです。
「牙を抜かれたガメラ」というところでしょうか。


で、十亀が早期降板になってしまい、
駒不足のブルペン陣が
バタバタするビハインド展開になりました。


①負傷再発懸念の武隈が昨日から連投で回跨ぎ
②昨日はお休みだった森脇の回跨ぎ
③ヒースが連投で敗戦処理
 (点差は2点差ビハインドでしたが)


平井&増田、Kマートは温存しましたが、、、
昨日消耗している泰雄と松本航を抹消して
誰かと入れ替えていれば、
そんな強行軍にはならなかったと思いますが。
しかも、まだまだ死のロード遠征は7日も続きます。


明日は先発がニールですね。
そんなに長く投げることは期待できません。
貧打の中日を相手に5回ですからね。
早期降板のリスクは十分あり得ます。


まず三連投を避けるべきなので
ヒース&武隈は登板できません。


森脇回跨ぎからの連投?
やらせるのでしょうか???


松本直2イニングからの中1日ですから
カツカツで何とか行ける?
でも47球と50球近く投げてます。


泰雄3イニングで50球以上を投げていますからね。
(54球で松本直と近いですが)
中1日は強行軍すぎます。
できれば中3日は開けたいです。


となると、ニールが早期降板したら、
残るブルペン陣は、、、
Kマート、平井、増田ですね。
Kマートも投げても最大3イニングです。
4イニングは経験がたぶんありません。
(米国3Aでも2回以上はあっても3回は無し)


ニールが3回で終わったら、
Kマートが3回投げて、
残り2イニングは誰???


明日、入れ替えをしない限り、
◇平井らを敗戦処理で出しますか?
◇それとも泰雄らを強行させますか?

この二者択一しか残ってませんね。


まあ明日の二軍戦のハムとの試合(鎌ケ谷)では
あたりが先発しているかもしれませんね。
二軍で投げるなら、一軍で投げさせれば良いのに。


獅子は一軍と二軍の連携が出来ていませんから。

まさか光成をもう1日残してというわけにいきませんし。
もしかしたら、
明日は十亀が反省込みで
札幌居残りでブルペン待機???


あとは、
木村に投げてもらいましょうか?
それとも、
ユーティリティの熊代に
投げてもらいましょうか?
高校3年夏、甲子園で
近江高戦での1対0の完封勝利www


平井さんが敗戦処理だろうがなんだろうが
どんなご依頼も即日対応OK!
とかなる日も近そうですね。。。


さて、今日の鷹は
鷲の岸に抑えられていましたが、
終盤、デスパがグラスラで鷲を一撃しました。
和田まで復活とか。。。


鷹が連勝連勝で
完全に抜け出し体勢に入っており、

獅子との差も5.5ゲーム差に。。。


今の地獄の敵地遠征9連戦の終盤に
鷹との直接対決がありますね。
しかも、遠征疲れが露呈される中での戦いです。


正直、この対決は、
今年の優勝争いで

脱落するか否か
を決する戦になります。


ここで三連勝すれば、
まだ何とかクビの皮一枚つながりますが、
これ以上差をつけられて
直接対決に突入するとした場合、

2勝1敗の勝ち越しでも
「脱落」ムードに突入します。


やはり三連勝と2勝1敗では
差が大きすぎます。
5ゲーム以上の差がついている場合、
鷹から見れば三連敗はヤバイですけど、
1勝2敗なら1ゲームしか詰めないので
まだまだ大丈夫、というところです。


もし、鷹が他に負けなければ、
(獅子が他で差を詰められなければ)
鷹との直接対決で6連勝が必須になります。
あの昨年の天王山でも5勝1敗がマックスですね。


確かに鷹との直接対決
後半になると獅子のホームが多いですが、
(その点は好材料だけど)
さすがに5ゲーム差以上は苦しいです。


今日、前半の5回で獅子威し打線は
閉店ガラガラになりましたが、
今日の試合のように
今年、球宴前の前半で獅子の優勝争いは
閉店ガラガラになる可能性が十分高い
ですね。


9連戦では死のロードが続き、
行き着く先は、、、
DEAD OR ALIVE?