下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/4日ハム15回戦(札幌)】まだ今日は生き残っております。北の大地にニール神降臨で三タテを阻止。ただし、加速する鷹の躍進で『V戦線脱落』危機に変わりはなく、その中でヘロヘロになりながらの地獄街道『死のロード』がまだまだ続く。

連敗で始まった地獄の敵地遠征9連戦
鷹が加速して駆けている中、
こっちは中継ぎ陣の疲労ばかり残る
『死のロード』になりつつある状況に。


今日はハムからの三タテを阻止して
とりあえず、優勝戦線で
今日はまだ生き残っております。
ただし、鷹は連勝連勝の勢いで
今日も鷲をフルボッコにして
ノンストップで加速して
独走しつつあります。


↓↓↓マジですか?もう全打席敬遠しかないか?
 何なんだ、この外人は。。。熱男より厄介。


このため、今日、獅子は勝ったけど、
鷹との差は5.5ゲームのまま。。。
勝ってトントン収支、
負けて赤字収支、、、分が悪すぎます。


とにかく、
今年の優勝争いで脱落するか?否か?
地獄の連戦街道の最後に控えている
鷹との直接対決が一つ目の山ですね。
もちろん、生き残りたければ、
そこで求められるクリア条件は、
『鷹への三連勝』のみか。
直接対決突入時のゲーム差次第では
2勝1敗でも『脱落』になります。


首の皮一枚の状況で生き残るか?
介錯されて死すか?であり、
後者の確率が高いという
かなり厳しい状況にあります。


勢いが左右しやすい獅子ですから、
ビックウェーブを早々に呼び込み、
その波に乗らないと。

チンタラしていたら
波にのまれます。。。


さて、今日の試合について、
スタメン控え投手です。

森がベンチスタート
岡田がマスクをかぶりましたね。
まあ森も調子を落としていますし。

今日も一軍・二軍の入れ替えなく、
ブルペンの新鮮化は図れていません。


ブルペンの状況は、
一昨日、3イニング投げた泰雄
球数多の松本直今日投げれば中1日。
間隔が短すぎます。
できれば中3日を開けたいところです。
それ故に、泰雄松本直を休暇含めて抹消し、
誠らと入れ替えて、ブルペンの新鮮化
図っておきたかったです。
そもそも、
泰雄と松本直の代わりなら
十分用意できるのですから。


またヒース武隈連投中ですから、
今日登板したら
絶対に回避せねばならぬ『三連投』ですね。
それ故に『登板NG』です。


あと、森脇は昨日、回跨ぎをしています。
今日登板すれば、回跨ぎからの連投になります。


ブルペンは皆ヘロヘロです。
温存されて残るのは
Kマート平井増田のみになりますね。。。
もしニール早期降板からの
敗走一色の展開になっていたら、、、
点差のある勝戦処理状態に入っていたら、、、
泰雄らが強行するか、
まだまだ連戦を控えてますが、
平井さんらに依頼するか、、、
ですね。。。考えるだけでも恐ろしや。。。


さて、今日の結果です。

上機嫌のおかわり君

北の大地にニール神降臨!

ついでにマーティンも。


今日の勝利は、やはり
ニールの好投が最大の殊勲でしたね。


今日のニールは、
制球も良く緩急も活かしつつ、
落としたり、タイミングを外したりする
チェンジアップもハマりまくり、
(こんなCアップ投げていたっけ???)
2シームカットボール詰まらせたり、
無駄球なく、ハム打線を抑えていきます。


岡田もきっちりリードし、
盗塁も刺しまして(たまたま?)
役目を果たしましたね。


とにかく、
ハムはニールの魔球に
全くタイミングが合わず、
翻弄させられまくりましたね。

まあ、逆に走者を出さなかった分、
投げやすかったのもあると思いますが。


前回の中日戦より良かったと思います。
札幌はメジャー仕様のマウンドでもありますから、
マウンドが合っていたかもしれませんね。
角度がある長身タイプでもありますから、
低めにも決まりやすかったのかな、
という印象はありました。


そこは二番手のKマートもそうでしたね。
まあKマートは、
最初、抜け抜けご乱心でストライク入らず、
ピンチを築いて「おいおい大丈夫かよ」と思っていたら、
まあ、近藤に対しては、
ストレート一辺倒で攻めて粘り負けましたが、
(できれば直球一辺倒、変化球一辺倒はやめた方が良い)
2分前のご乱心マーティンは何処へ?の如く
落ち着いたら、二重人格投球!?のように、
(近藤への10球が投球練習になった?)
サークルチェンジが落ちる!落ちる!で
中田&王から連続奪三振で
西部劇『荒野の乱心マーティン』を無事に終劇させました。


Kマートも
落ち着いて決まるようになったら、
札幌のマウンドをしっかり活かせた
と思います。
まあ、合うマウンドだったから修正できた
とも考えられます。


ニール&Kマートについて、
外角低めの変化球で
空を切らせた写真を前述しましたが、
タイプは違えど、
角度のある長身を活かした投球であり、
『札幌のマウンド大好き!』
の可能性は高いと思われます。
ただ、もう札幌はあと1カードくらい?
と数が少ないですけど、
ニールに関して、特性は活かしたいですね。
(Kマートはいつ何時でもどこでも仕事必須です)


で、ニールは、ゴロアウトが得意であり、
今日もゴロアウトを7個稼ぎましたが、
今日は、チェンジアップで決めた4個を含み
三振も5個奪いました。
※今日は、
 ゴロアウト7、フライアウト5、奪三振5
 ゴロアウト率 :13.5→12.9
 フライアウト率:   4.7→ 5.3
 奪 三 振 率:   3.7→ 4.4
 (プロ野球データノートさんのデータより)


ただし、1点だけ注文があります。
3回裏、石井に初ヒットを打たれた直後、
西川の打席で、サイン違いの暴投をして
走者を二塁から三塁へ進まれます。
岡田は落ちることを全く想定してなく、
ニールは落ちる球を投げ込み、
岡田は慌てて上からかぶせるような捕球となり、
完全にサイン違いでしたね。
森もそうですが、
結構、「サイン違い」は多く散見されます。
バッテリー2人の責任です。
初歩的な話ですから、
ミスしないようしっかり頼みます。


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で、ニールは最長の6回まで投げました。
ブルペン陣も疲労が蓄積してますから
ニールの球数はまだ80球なので、
ハムもタイミングがまだ合ってなかったから
もう1イニング行けるのでは?
と思いましたが、
自重しましたね。


まあ、ニールの球もまだ行けそうで、
相手も翻弄中でしたから、
もったいない気もしますが、
逆に交代させて、
今までタイミングが合ってなかったハムを
助けてしまう懸念もありましたが、
ここでのニール交代の判断は、
ベンチで感じるニールの様相もありますから、
何とも言えず、やむを得ない面もあります。


また最大6回までと決めていた可能性も高いですし。


問題は誰を二番手に送り込むか?
温存していたのは、
Kマート、平井、増田のみ。
7回表をビックイニングにして、
8点差のリード展開でしたから、
平井はもったいなく、
Kマートのチョイスで良いと思います。


ただし、残すは3イニングですから、
Kマートには、少なくとも回跨ぎ、
できれば残り3イニングを消化して
最後まで一人で投げさせたい

というところでしたね。


まあ、米国時代での
3イニング目の突入はあっても、
3回は投げきってなく、
3回投げ切ったのはあの巨人戦だけですから、
Kマートで7回&8回、
松本直で9回
3イニング
で良かった気がしました。
 ※泰雄も松本直も、
  回跨ぎ(どちらも50球前後)の前回から
  中1日ですが、泰雄の方が長く投げて、
  球数も多かったので、松本直を優先。
そして、明日、松本直を抹消して
二軍から誠を上げればいいので。


そして、Kマートは、前述したように
最初にバタバタし、31球を投げていましたが、
近藤の10球が投球練習になったのか知りませんが、
ピンチになってから落ち着き、
中田&王から連続で三振を奪っていましたから、
もう1イニング
投げさせても良かった
という気はしました。
もちろん、
その場合、中3日を開けたいので
ロッテ戦を全休にさせれば、
鷹戦に控えることができます。


しかし、8回は泰雄が登板し、
最終回は松本直が投げましたね。


前回50球前後を投げてからの
中1日の強行登板ですから、
正直、打ち込まれたのも
やむを得ないというところです。
松本直の場合は、
実力レベルの問題もありますが。
むしろ1失点ずつで凌いだから、
それで『良し』というところでしょうか。


また、ハムは明日から鷲戦カードです。
近藤や中田らには、
鷲戦で頑張ってもらいたいですから、
その弾みをつけさせるのに
ちょうどいい置きお土産になりましたね。


で、まだまだ明日以降も
6連戦が控えております。
特に最後は、
優勝戦線からの脱落が決まるか否かを占う
超重要な敵地での鷹直接決戦があります。


とにかく、
ブルペン陣を新鮮化しつつ強化したく、
明日、ハム戦カードで消耗した
泰雄&松本直を抹消して休ませ、
二軍から誠らを上げて下さい!


今日の泰雄&松本直の投球を見れば、
アップアップでしたね。


今日の鎌ヶ谷で行われる予定だった
日ハム二軍戦で誠が先発!?
とも思ってましたが、
今日の二軍戦は雨天中止でした。


明日、二軍は巨人と戦います。
誠がその二軍の巨人戦で
先発しているとか
そんな愚策は絶対にして欲しくないですね。


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一方、獅子威し打線については、
相手は、巨人から移籍復帰した
吉川光を先発に立ててきました。


こう言っては失礼なのですが、
獅子は左腕が苦手でありますけど、
今の吉川光に抑えられたら
話になりません。


銀FA移籍に関する人的補償で
プロテクトされていたか?否か?
わかりませんけど、
今の吉川光には昔の勢いはなく、
打ち込んで当然の相手です。


昔、ハム時代には
抑えられた試合もありましたが、
打ち込んでる試合もあり、
それほど「苦手」「天敵」
という感じでもなかったですね。


ただ、今日の初回表の立ち上がりでは、
いきなり先頭の秋山が
外角直球を完全振り遅れの空三振から始まり、
源田は、詰まり気味でレフト王の真正面の左飛、
外崎は、セーフティBの素振りを見せますけど、
3球目ファウルも振り遅れており、
最後はキレのあるスライダー
泳がされながら空を切る空三振。。。
「おいおい、打てないよ。。。」
という立ち上がりを見せました。


ただし、2回表先頭の山川
初球で詰まらせた遊飛で片付けられますが、
次のおかわり君には、
3球で追い込みましたが、
低めを狙いすぎるものの、
力みが入っており、与四球で歩かしてくれます
まあ、おかわり君をよく知ってますから、
昔の幻想もあるでしょうし、
6球目、腰高に浮いた球もファウルにしていましたから、
吉川光も警戒しすぎましたね。


次の岡田は
インハイで詰まらされて打ち上げ、
遊飛に片付けられましたが、
このときも低めを狙っても
ワンバンしたり
低めの制球が乱れてましたね。
ただし、次のメヒアには、
全球ストレート勝負でした。
メヒアにとって、
それはとてもありがたいですが、
球がいい具合に荒れており
外角低め一杯に決まったりして
なかなか絞りきれず、
また追い込まれていたから、
メヒアも変化球を懸念していた
のもあったでしょうが、
完全に差し込まれての右飛で終わりました。


1~2回の吉川光の投球を見ると、
攻め落とすのに苦労しそうな様相でした。
しかし、3回表に入って、
金子侑にストレート攻めをしますが、
真ん中付近に集まります。
最後は吉川光のストレートに
差し込まれ気味で流しましたが、
打球は一二塁間を抜けそうなコースへ。
でも、二塁手が深い位置で見事に止めました。
しかし、体勢悪い中での送球だったので
それが悪送球になり、二安打で出塁しました。
ただし、金子侑は、ベースを踏んだ後に
金子侑の左足が清宮の右足に接触して、
金子侑はバランスを崩して右足を痛めました。
一旦下がって治療して帰ってきて、
その後も出場しつづけ、ヒットも打ったから
そう大事はないでしょうが、
足は痛さを残したでしょうね。
一応、明日以降が心配です。


次の木村は、ライナーを打ち込みますが、
遊撃手の真正面で倒れます。
しかし、
次の秋山吉川は制球乱れて与四球
2回表と同様に、低めが決まりませんでしたね。
次の源田粘りながら、
低めのストレートを上手く流して左安打で出て
一死満塁のチャンスを築きます。
そして、次の外崎が
外角で腰高に甘く入ったチェンジアップ
合わせながら強く叩き込んで
右中間を抜ける走者一掃の
適時三塁打を放ちました。


次の山川には
初球が外角に、
2球目が高めに抜けつつ、
低めに落とす
チェンジアップが決まらずも
内角攻めを徹底しますが、
 ※山川は内角球の本塁打は
  今年0本、昨年2本のみ。
ファウルで凌ぎながら、
四球を選んで出塁しました。


ここで吉川光は力尽きました。


しかし、二番手に
昨日からの連投で玉井が登板しました。
でも、その連投の玉井に、
一死一三塁のチャンスも
全く活かせず残塁に抑えられました。


そして三番手に井口が
次の4回表から2イニング投げますが、
この井口にも全く手が出ず
三凡祭の2イニングに。。。。


獅子威し打線の場合、
相手投手が代わった途端、
さっきまでの山賊は何処へ?
急に魔法が解けてしまって
『借りてきたネコ』に戻ってしまう

ということが昔から目立ちます。


追加点が欲しいのですが、
しかも、前半までに
1試合当たりの最低限ノルマ5得点

を奪って主導権を掴んで
ニールに援護射撃をしたいのですが、
4~5回でチンタラしてしまいます。


ところが、6回表
4番手にバーベイトが登板します。
このバーベイトは、
6回表、ストレート中心で攻めますが、
球も高くて、獅子向きであり、
制球が定まらないですし、
獅子としては好材料となる交代でした。


この6回表は、山川が与四球で散歩し、
おかわり君が外角高めのストレートを
軽く合わせて中安打を打ち、
無死一二塁のチャンスを築きます。
しかし、次の岡田が
最近、多い『バント作戦』を遂行し、
バントを成功させますが、
次のメヒアの打席で、
森が代打で出てきます。
「えっ?」でしたね。


まず『バント作戦』に関しては、
走者を三塁に置けますけど、
「バントが得点する確率を
 高める手堅い作戦」とは限りません。
一番ネックなのは、
野球は1イニング3つまでのアウトしかない中、
『一死を献上してしまうこと』
得点確率を下げる大きな要因になりやすいです。
特に、打者がそれなりに打つタイプだったら、
強行ヒッティングの方が
バントするよりも得点する確率がかなり高く、
長打も期待できたりしますので。


まあ岡田は、開幕頃、
高打率を残しましたが、
最近は打撃不振に陥っており、
打率も2割を下回っていますから、
百歩譲って
「バント作戦」をOKとしましょう。
いずれにしても、
ここのチャンスは
ベンチも勝負を打ってきました。
そのため、代打・森は理解できますが、
何故、その代打は
木村の打席ではなく、
メヒアの打席なの?
という疑問
が残りましたね。
というか、
確かにメヒアは安定性に欠きますが、
メヒアは攻めるために
存在するのであって、
その存在を否定する代打
に見えました。
そもそも、
今日、メヒアをスタメンにしています。
調子が悪いならば、
スタメンに入れるのもおかしいです。


バント作戦を敢行し、
一死を献上してでも二三塁に持ち込みました。
当然、ここは一気に得点を挙げたいわけで、
メヒアは安定性に欠いても
一発が備わっています。
また、一塁が空いているのですから、
メヒアなら一発を相手も怖がって
与四球で歩かしてくれるかも
しれない。


それ故に、
メヒアでギャンブルする価値はあります。
森はその次の二の矢として使えば良いです。
(木村の打席に回ったら)


また相手はストレート主体の外国人投手です。
相手はパワーがありますから、
逆にパワーのあるメヒアは
それだけに活かしたい処です。
しかも、相手のバーベイドも、
強打者の山川&中村に
一発を気にして力みも見られましたから、
メヒアが有効です。


メヒア→最近好調の金子侑
→木村から代打・森→秋山の布陣の方が
相手は怖いですから、
手元が狂いやすくもなります。


でも、メヒアから代打・森
→最近好調の金子侑→木村→秋山の布陣では、
木村の打席で自動アウトに近いので、
(一発の怖さもメヒアほど無いですし)
そして、岡田がバントで
一死献上してますから、
岡田&木村で二死を稼げる分、
相手は気が楽になります。


すなわち、
一死をバントで献上したのですから、
その献上した代用成果が無ければ、
献上した意味がありません。
その代用成果とは何か?
走者を三塁に置くということであり、
その三塁に置いた効果は、
①相手へプレッシャーを与えること
 (これは確率論を超越したメリット)
一死なら、ゴロアウト等でも
 1点入る可能性があること
にあります。
 ※併殺を抑制することもありますが、
  これは打者によっては、
  長打を打つ確率と比べれば
  相殺されるか、長打確率の方が高いです。

しかし、①の効果が薄まりますね。


金子侑が四球で歩きましたが、
二死次が木村ですから、
金子侑が歩かされた時点で
The Endの状態でした。
セで言えば、
二死の状態で8番打者が歩かされて
9番の投手と対決するのと同義。


結果論としては、森が三振に終わり、
それが痛かったでしたが、
作戦論としては、一死を献上して
三塁走者を置く展開を手に入れているだけに、
メヒアをそのまま使って
代打・森のタイミングは
木村の打席だった
と思います。


結局、攻撃がチグハグでしたね。
一死を献上してでも得たチャンスなんだから、
あとは思い切り攻めればいいのに、
アウトになりやすい木村の打席を残して、
攻撃力を低下させてしまう
というところですね。


もしかしたら、メヒアに関して、
その前までの打席で
見切りをつけた、
見限ったのかもしれませんが。。。
まさかトレード放出予定???
半年分の年棒を払う球団がいるか?
ですけど。。。


でも、森の打席では
見事なスプリットを見せて
森を仕留めましたね。
あんなスプリットがあるなら、
最初から使えばいいのに

逆の立場で考えて見たら思いました。
落ちる球が苦手なおかわり君
とかにも使われていたら、
危なかった
でした。


とにかく、この6回表は
勝負に出てそのギャンブルに負けました。
そう負けは、
流れを転じるきっかけになりやすく

流れを一気に喪失し、
形勢逆転になりやすくなる懸念
があります。


それだけに6回裏の守備が大事になります。
ハムの方は攻撃前に円陣を組んで
ニール攻略を仕掛けてきます。
一死から石井が
セーフティバントの奇襲
見事に決めてきました。
もの凄く
嫌なムードが高まります。

しかし、ニールが西川を
チェンジアップ連投で空三振に料理し、
正直、チェンジアップを連投した3球目、
ファウルで凌がれたとき、
4球目、何を投げるのか?
チェンジアップも連投な分、投げにくいな、
嫌な雰囲気になりましたが、
西川もタイミングが合ってなかったので
バッテリーは、勇気を持って
もう一度、三度目の正直で
チェンジアップを選んで仕留めましたね。
もちろん、制球も際どくストライクゾーンから
ボールゾーンに落ちたので良かったでした。
これが明瞭なボール球になっていたら、
ボール2のカウントですが、
あれこれ考えさせられていましたからね。


ただし、次の杉谷
粘って嫌な感じになってきます。
チェンジアップもバットをかすらせており、
投げる球に苦労します。
タイミングは終始合ってませんでしたが。
しかし、石井の盗塁を
岡田が見事に刺してこのイニングを凌ぎました。


これでハムも反撃したいけど
なかなか反撃できず、
しかも、盗塁失敗で!
ハシゴを外されたような終わり方で
ストレス溜まるイニングになりました。
すなわち、ハム側から見ると
「この試合、反撃できるのか?」
心理的にダメージを与えます。


試合の流れは、
そういう心理的な変化が
大きく左右しますね。

この6回裏における
岡田の盗塁刺し&ニールの好投は、
ハムへ傾く流れを堰き止めました。


そして、7回表、
バーベイドがありがたく続投します。
先頭の秋山と次の源田で
連続して一安打で出塁します。
というか、バーベイトから見れば、
連続して打ち獲ったのに、
連続して投手カバーが間に合わず
ストレスの溜まる出塁を許しました。
難しい打球で、足も速いから、
切り替えていけばいいですけど、
実際は、
心理的にそう簡単に切り替えは難しく、
ストレスを溜めやすく、
投手へのダメージは大きいですね。


このような形で出塁できていますから、
流れは完全に獅子にあり、
相手の心理的ダメージは大きく、
もう行け行けドンドンの
押せ押せムードに乗る
大きなチャンス
になりました。
パチンコで言えば、確変モードです。
ここは山賊現れ、
一気に畳み込むチャンスです。


ところが、
無死一二塁の局面で外崎を打席に迎え、
またしても
『バント作戦』です。


同様のケースが
先週のオリ戦でもありましたね。

源田がバントしたケースもそうですね。


結果論としては、バント成功後、
一塁が空いていたので山川が歩かされ、
一死満塁となり、満塁男のおかわり君が
その満塁での強さを発揮して

結局、5得点のビックイニングにしました。


しかし、
作戦論としては
どうなんでしょう?
上記記事にあるオリ戦と同様に
個人的には、
この場面での
『バント作戦』は反対です。


その理由は、
流れが完全にあるから、
 ここは押せ押せで畳み込みたいのに
 その流れを堰き止めてしまうリスク
 大量点を奪取できぬリスク
 6回表の岡田と違って
 打席には長打も期待できる外崎です。
 しかも、今日、外崎は走者一掃の
 適時三塁打を放っており、状態は良いです。
外崎が打者ですから、
 強行ヒッティングの方が
 得点を挙げる確率が高いです。


詳細は上記の記事をご覧下さい。


もしどうしてもやりたいなら、
一万歩譲って
セーフティバント
一発決め!をしたいですね。
相手の外国人投手も、ハム自身も
内野安打三連発
おちょくられたような
嫌らしい形になり、
その方が精神的ダメージが大きい
です。


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さて、試合の方は勝つことができましたが、
鷹の勢いが止まりませんから、
獅子の優勝争い脱落の日が
近づいていることには

変わりはありません。


まず明日からのロッテ戦では、
三タテを食らわせるくらいないと
三タテしても、
鷹が負け無ければ差は縮まりません。


追う立場で離されつつありますから、
鷹以上に勝たなければ、
活路は見出せません。


今のままでは、
来週の鷹との
敵地での直接対決で
三連勝が必須の状況にあり、
それでもまだ差が残っており、
「まだ脱落せず」の権利を得ただけであります。


一日でも早く
「奇跡」を引き起こしたいくらい
苦しい『死のロード』が続きますね。。。