下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/19オリックス13回戦(MLD)】レジェンドが決めた『令王伝説』の幕開け!これを序章で終わらせず、栄光への物語を築いていくことができるか?明日、昨年最多勝投手がそれを引き継ぐ。今日の試合は『負け戦』の展開で課題は多々残ったが、他力本願による鷹撃沈と奇跡のネコ一撃からレジェンドのメモリアーチで三途の川から生還し、再び優勝戦線の最前線へ辿り着く。そのまま前進して栄光への架け橋を渡っていくのか?それとも後退して三途の川を渡ることになるのか?今日の多々ある課題をクリアして上昇気流に乗りたい。

今日からライオンズフェスティバルズ2019
『令王』ユニ着用のゲームでした。

おまけに
観客動員数100万人突破!とか。

ただ、今日の試合は、
正直、土壇場まで
『負け展開』の様相でした。


ところが、
最終回、金子侑によるまさかまさかの3ラン、
ネコ・ミラクル同点弾で追いつき、
守護神・増田が気合の三者連続奪三振を魅せ、
あわや延長戦11回表に
ネコ源コンビの中継&森のブロックで
勝ち越される危機を阻み、平井を助け、
最後は、おかわり君が
通算400号記念弾を
サヨナラ弾で決めてくれました。

まさにマンガ顔負けの激震が走る一撃でした。

祝400号!おめでとうございます

剛也のT!平良のT!
金子、、、3ランのT!

レジェンドがメモリアル弾で
『令王伝説』幕開けを決めました!


で、本当に大事なのは
この勢いをもって、明日以降、
怒涛の追い込み劇を魅せること!

ですね。
追い込み差し切ってこそ
『令王伝説』が築かれます。


また今日も鷹が敗れて、
球宴後、5連敗となりました。
鷲が勝ったことはシャクに触りますが、
他力本願だろうが、
今は独走していた鷹の足を止めること、

混パを取り戻すことが最優先ですからね。
そのためには、
追う立場で崖っぷちの獅子にとって
どんな形だろうが、勝って結果を出し続け
優勝戦線に生き残ることが大事ですね。


これで鷹とは4.5ゲーム差まで
何とか回復いたしました。

とにかく、
この「勝ち」という結果
優勝戦線参戦権を取り戻す意味で
大きな勝利になりました。


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ただし、正直、今日の試合について、
課題は多々あります。


土壇場の同点劇、最後の劇的な逆転ストーリーには
オリの救援陣不振も大きく貢献しています。
オリの救援陣は、
昨年までいた山本が先発転向し、
黒木が負傷離脱し、増井も不振ですから、
ディクソンが勝ちパを担う苦しい台所事情です。


ディクソンは、
かつて獅子の天敵でしたが、
年齢的な衰えもあって、
今ではその天敵も卒業しております。
そして、増井も本調子でないですから、
こちらにとって、
ディクソン→増井の登板は助かっておりました。


山本が前回のようにスタミナを切らしていなければ、
そのまま山本が続投し、勝ちはありませんでした。
そもそも試合そのものは
『負け展開』の様相
でしたからね。


で、その山本を全く攻略できませんでしたね。
昨年8月16日以降、今日の得点を得るまで
山本は獅子を18イニング以上で無失点に抑えています。
7回裏の1点奪取でその連続無失点劇は止まりました。
しかし、自責点ゼロは
19回1/3続いており、まだ継続中です。

ディクソンからは天敵卒業をしていますが、
新たに山本がさらに手強い大天敵
になっていますね。


とはいっても、
山本は今やリーグを代表する大投手です。
鷹なども手を焼いている状況ですね。
しかし、鷹の場合、
今まで打てなかったですが、
独走態勢に入ろうとした7月上旬には、
負けられない戦いが続きましたから
持ち前の「勝負強さ」を活かして
天敵・山本を連打猛攻で打ち崩しましたね。


確かに本物の良い投手を打ち崩すことは難儀です。
野球は打線が6~7割がアウトになるゲームであり、
受動的な打者とな違って投手は能動的に動けますから、
投打で見比べれば、基本的には投手が有利です。


とは言っても、昨年のうちもそうでしたが、
本当に優勝を実現するためには、
良い投手が相手だろうが、

「ここぞ!」というときには
しっかりと打ち崩さねばなりません。


はしっかり天敵を打ち崩しましたね。
ちなみに、下記はその試合後のコメント記事の抜粋です。


【抜粋1】

【抜粋2】


キーワードを抜き出すと、
◇とにかく球種を絞り込むこと
 ※高い球を狙う
 ※ストレート、カット、フォークに絞る
  速い球、遅い球で分けていく
 ※カーブは捨てる
◇コンパクトに打ち返すこと
 しっかり合わせて弾き返すことですね。
◇丁寧に行きすぎないこと
 半端なスイングになってしまうから。


というところでしょうか。


そのまま獅子に
当てはまるわけではないでしょうが、
山本が打ち崩された事例は参考にされたいです。


少なくとも、今日に関しては、
確かにカーブは低めに決まる傾向にあるから、
緩くてタイミングも狂うので当てても引っかけるだけ
ですから、捨てて良い球種でした。
実際、引っかけていましたけど。


フォークも低めに決まると打てませんから、
落ちぬ高め以外捨てていきたいです。


ストレートも微妙に動いているから、
芯を外されやすいですが、
基本的にストレート、スライダー、
腰高以上の高めのカットボールに絞り込みたいです。


初回裏、秋山はストレートで右安打、
5回裏、おかわり君は
腰高の外角カット弾き返して中安打、
7回裏、森は
腰高の内角ストレート弾き返して中安打、
栗山はど真ん中の落ちぬフォーク
弾き返して中安打、
山本からの安打は、その4本のみでした。


その他は山本のあらゆる球種で手玉にとられましたね。


とはいえ、山本も万全ではなく、
隙を突くチャンスはありましたね。


まず4回裏でした。
先頭の秋山、次の源田に対して
全くストライクが入らず簡単に歩かせる
連続与四球となり、
山本の独り相撲となった
自滅型の無死一二塁のチャンスを得ました。
で、3番外崎、4番山川、5番森と続きますから、
ここで打ち崩さねば
いつ打ち崩すの?という状況でした。


良い投手ですから、
こんなチャンスは滅多にありませんから、
勝つためには、そのようなチャンスを
着実に仕留めなければなりません。


次の外崎には初球に
腰高以上の外角カットボールが投じられました。
結果は、手痛い二ゴロ併殺打に。。。
これに手を出し、流し気味に打ったのは良い
と思いますが、
半端なスイングになってしまい、
結局、当てるだけになってしまいましたね。

しっかりスイングした流し打ちだったら
左前安打を打ち込めた可能性はありましたね。


次の山川は同じような
外角高めのカットボール
遊ゴロに仕留められました。
基本的に、
遠目の外角球を強引に引っ張った結果ですが、
フルカウントになっていた分、
四球を意識しすぎたためなのか、
始動が遅れていますから、
結局、引っかけるだけ
になってしまいましたね。


このチャンスを残塁祭の無失点
山本に切り抜けられました。。。


次が6回裏です。
低打率の木村の打球を大城が失策しました。
こういう相手の守乱
流れを奪還するのに良い機会になります。
しかし、次の秋山は
外角の腰高に集まった初球の落ちぬフォーク、
2球目のシュートを見逃してしまい、
最後は内角に落ちるフォークで
三球三振を奪われてしまいました。
こういう三球三振は、
相手投手に勢いをつけてしまいますね。


次の源田は、荒れ球に翻弄させられて
インハイのカットボールで
詰まらされて凡フライの二飛に。
その後の外崎は、
初球の内角低めに決まったカーブと、
2球目のインハイに抜けたフォークで
内角を意識させられ、
3球目の外角ストレートまで手を出せず追い込まれ、
結局、外角低めに落ちるフォークで空三振に。


7回裏は、二死一三塁のチャンス
金子侑は低めフォークを引っかけてしまい、
二ゴロコースで万事休すでしたが、
二塁手福田からの送球が逸れて
カバーに入った山本も捕球できず
金子侑は間一髪で生き残り、
ようやく1点を返すことがデキました。
その守乱により、
山本も疲労感が見られ、集中力が分散し、
木村も内角のカットをしっかり選球し、
木村が四球を選らんで
満塁チャンスを築いて秋山に回しました。


で、秋山は粘るに粘りましたが、
外角シュートを流しますが、
バットの先で引っかけて遊ゴロとなり
満塁からの残塁祭で終わり、
最小失点でとどめられた痛い結果に。。。


いずれにしても、
何やかんやと山本は大天敵状態になっております。
しかも、山本は獅子以外に、
今年、鷹、鴎、公、竜、星、兎と対戦しておりますが、
唯一、獅子戦が自責点ゼロが続いており、厳しいですね。
今後、毎回のカードで投げられたり、
もしCSで対決することになったら
こちらの投手陣が相当踏ん張らないと
必敗状態になってしまいます。
そうなると、
山本の調子が悪いときを待ちぼうけするか、
前回のように最後まで投げさせることを避け、
今日のように二番手以降で勝負するか、
しかなくなってきます。


調子が悪くなるのを待っていても
それでは神頼みと変わらなくなってきます。
二番手以降頼みと言っても、
試合の終盤にさしかかってきますから、
攻撃もそう簡単ではなくなってきます。


優勝を本当に狙うならば、
やはり手強い天敵とはいえ、
鷹のように自ら打ち崩す術が欲しいデスね。


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一方、こちらの光成については、
序盤、フォークは落ちないし、
カーブやスライダーのキレは乏しく、
変化球の精度が今一つでした。
それにも関わらず、
最初は変化球中心の配球になり
その変化球を打たれまくりましたね。
もう少しストレートを増やしたかったですけど、
球宴のときの不調を
まだ引きずっていましたね。


おまけに、2回表、先頭の小島に対して、
外崎の悪送球で出塁を許し、
そのままピンチを築き、
与死球からそのピンチを満塁に拡大してしまいました。
その後続に対しては、
福田にストレートを使って一ゴロで仕留め、
大城は外角高めの甘いスライダーを打ち損じてくれて
無失点で2回表のピンチを切り抜けました。


しかし、3回表あたりから、
ストレートを活かしつつ、
カーブの曲がりやフォークの落ちが復調してきましたね。


とは言っても、球数が嵩みながら、
3回表以外は、毎回走者を出しており、
そのうち5回表を除くと、
毎回、得点圏に走者を置くピンチに見舞われました。


味方の援護射撃もなかなか得られない中、
アップアップになりながらも、
6イニングは投げ切れませんでしたが、
5回2/3を何とか1失点で切り抜けてくれました。


6回表の二死まででアップアップしていましたから、
また小田には1打席目で死球を与えていますから、
そのイメージで攻めきれぬかも、と判断すれば、
小田の処での交代もやむを得ないと思います。
正直、あと1人と二死でしたから、
このイニングまでは投げ切って欲しかったですが。


ただし、二番手に武隈をチョイスしました。
たぶん、いつもの傾向を鑑みれば、
小田、福田と左打者が揃うので
『左対左神話』の崇拝による交代だった?
とい気もしております。


しかし、武隈自身、乱調になっていました。
武隈に関しては、小川と違って、
右打者より左打者を抑えていますので、
 ※今年、打者被打率0.281、左打者被打率0.222
  昨年も右打者の方が打たれてます。
武隈投入もわからないでもないですが、
左右に関係なく武隈自身の調子が
まだ復調されてませんでしたね。
自慢のチェンジアップの落ち方は不足し、
スライダーもキレが鈍いです。


小田を簡単に歩かしてしまい、
福田には真ん中のやや高めに
チェンジアップが落ちず弾き返され、
2点奪取の適時中安打を打ち込まれました。
しかも、秋山からの悪送球もあり、
走者一掃で3点目も献上しまいました。


武隈自身、復調までまだ時間がかかりそうですね。
とりあえず、今は敗戦処理班で適用し、
復調するのを待つしかないか、と思います。
状況に応じて、
二軍の投手と入れ替えてもよかったでした。


三番手以降は、泰雄がバタつきましたけど、
泰雄、森脇、平良、増田とつないで抑えていました。
増田は気合の三者連続奪三振を決めました。


ただし、平井に関しては、
球宴前から懸念されていた
疲労による影響の可能性が濃くなってきましたね。
身体も開いてリリースポイントもバラバラで、
コースは甘いところが多く、
自慢のスライダー等にもキレ不足で、
実際に、打ち込まれましたね。。。


正直、その疲労度から、
11回表は他投手の投入もあり得ましたが、
延長戦になれば、
良いカードから切らざるを得ないので
11回表は、
平井投入もやむを得ない面はあるかな、と。


ただし、猛暑、灼熱地獄の季節にさしかかっています。
猛暑になる前に一旦休ませたいところはありまうすね。



ところで、今日、3点差ビハインドの9回表、
平良がプロ(1軍)初登板を果たし、
変化球を使って危なっかしい面もありましたが、
木村の好守にも助けられました。


それでも、真ん中付近ですが、
自慢のストレートで遊併殺打を奪って
無失点で凌ぎましたね。


平良のストレートについては、
浮き上がるホップ量があり、
手元で伸びますから、
コースが甘くても差し込みやすいです。


とにかく、楽しみな逸材です。



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さて、明日は多和田が久々に登場します。
オリは比較的、得意な方でもありますから、
『令王伝説』を序章で終わらさず、
しっかり勝って、

栄光への物語を築いていきましょう。


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昨日の記事に関して追伸です。


昨日、投稿した記事に関して、
Twitterで「たこベースボール」さんから
貴重なご意見をいただきました。
的を射るご意見であり、
大いに参考になりますので、
是非とも紹介したく、掲載させていただきます。

なお、補足として、岸のデータを掲載します。


 
「たこベースボール」さんが仰るように
奪三振率K/9やK/BBは移籍後にアップしています。


またストレートでの三振を奪う割合も増しています。