下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【CSF2戦目】鷹に先制許す連敗😢完全に鷹の強さに圧倒される。追い上げはしたが、『負け』は所詮『負け』。双方消耗したけど勝った向こうより、負けたこっちの疲労度は大きい。とにかく鷹に勝つには野球は3回までだと覚悟してやるべし!初回からエンジン全開でリードを奪って逃げきるしかない。鷹相手に後手では敗戦濃厚。いずれにせよ『崖っぷち』で圧倒されている今、結果を恐れても何もならない。どうせ死ぬなら、、、強く打って死ね!腹をくくって覚悟を決めて、そこを掻い潜ったとき流れが一気に転じるはず!日本一への道は開けるはず!

 手痛すぎる連敗を喫しました。状況は昨年以上に苦境です。確かに終盤までくらいついて追い上げました。しかし、何点差だろうと負けたら苦しくなり勝てば楽になるのが『短期決戦』です。


 確かに追撃することで、相手の投手陣を消耗させました。鷹の方も森や甲斐野、モイネロと連戦、連戦の消耗を今日もさせることができました。しかし、こちらの投手陣も消耗しています
 そして、鷹の方は消耗しても『勝利』という成果を得ています。一方、こちら獅子の方はその消耗は『敗戦』で徒労に終わってます
 その差は『疲労』という形になって大きく響いてきます獅子の方が敗戦の影響が伴い『疲労度』は大きくなります。しょうがないですね。


 下表はいつも掲載している『3回終了時の状況別における獅子&鷹の勝敗数』です。一昨年から今年のレギュラーシリーズまでの結果を対象として整理しており、昨年のCSも含めてます。


 獅子が3回終了時までにリードできていないと、獅子が勝つ確率は約23%と低迷します。今年だけを対象にしても勝つ確率は約31%と低いです。
 すなわち、『獅子が3回終了時点でリードしていること』は、鷹に勝つための必要条件であり(勝つための十分条件ではないけど)、3回終了時にリードしていないと負ける公算が高いということを示します。
 ちなみに、今年を対象としたとき、鷹以外のパ球団との戦いにおいて、3回終了時にリードしていないときの勝つ確率は47.7と、勝つも負けるも半々であり、鷹戦より高いです。結局、その傾向は鷹戦の方が他球団を相手にするときより顕著ということです。


 鷹自身、自分たちが『先行逃げ切り』の展開を得意としていることを認識しています。それだけ強靭の中継ぎ陣を誇っているから、先行すれば逃げ切りやすいということを熟知しています。
 それだけに鷹は、その自分たちが得意な展開に持ち込むために、初回に得点を稼ぐことに全力を尽くし努力し、実際、どんな形だろうが、初回に得点を挙げる頻度も多いです。
 今年、鷹は、初回に得点を挙げたケース44試合あり(全体143試合の3割)、その結果は33勝9敗2分で勝率が0.786ともの凄く高いです。
 なお、CSに関しても、5戦中4戦で初回から得点を奪っています


 初回から相手のリズムを崩す、自分たちが主導権を握る野球を徹底してするために、初回から得点を奪う執着度が鷹には強くあります


 今日は先頭の牧原初球からポテンヒットで出塁して突破口を築きそのチャンスを活かしてきっちり得点を稼ぎました
 牧原というと、早打ち傾向があるので、初球(ファーストストライク)に慎重さは欲しいですね。しかも、セーフティバントでも、スクイズでも、何でもどん欲に試みて攻めてきます
 それよりも、ここでの着目点は、『ポテンヒット』で突破口を築いたことですね。
 打ち獲ってはいるんだけど、『ポテンヒットや内野安打など嫌らしいヒットで突破口にされたり、点を奪われたりする』鷹にやられる典型的パターンの一つです。今日も13本の安打のうちそのパターンの嫌らしい安打は4本もありました。また昨日に続いて、初回から嫌らしい安打で突破口を築かれて失点しています。
 結果的にそうなっている、とも言えますが、バットをしっかり振り切ったりしてポテンヒットを打ち込んだり、巧みなバットコントロールで上手く打ち込まれたり、いずれにしても、鷹はホームランも多いですけど、チャンスを築いたり、点を奪ったりするとき、どんな内容でもモノにするということにどん欲です。特に初回得点への執着度は高いです。


 一方、獅子の方は、今年一年間で初回得点したのが46試合(32勝14敗)もあり、その数は鷹に負けていません。しかし、そのうち鷹戦では、わずかに3試合しかありませんね(1勝2敗)。
 正直、鷹戦では序盤のリードが他球団の戦いより重要になりますから、初回に得点する試合数は増やしたいのが本音の要望です。序盤からリードしていきたいわけですから、特に、鷹が初回から得点を奪ってきたのであれば、こちらも初回(もし敵地ならその直後の2回表)に点を奪い返しておきたいですね。


 しかし、武田を相手に僅か9球で三凡です。初回表に鷹のやり方で点を奪われているのですから、流れは鷹に傾いておりますからそのような三凡祭では流れを奪い返せないどころか、流れをますます鷹に傾かせます
 結局、初回から取り返すためには、1番打者の秋山から打って行かないと厳しく、必ず1番が先頭で回ってくる初回に効果を発揮しなければ、1番打者の役割も半減します。


 ところで、初回に限らず、秋山が不調から抜け出せませんでした。最後はタイムリーをようやく放ちましたが(今日のゲームに関して時すでに遅し)、せっかく9番打者の金子が猛打賞だったにもかかわらず、秋山の凡退でその金子の働きが有効活用できませんでした。やはり秋山が打たねば苦しいです。


 で、今日の試合については、今井の大炎上が最大の要因ですね。球速が出ておりましたが、制球力が相変わらず酷かったですね。確かに牧原の初球ポテンヒットからリズムを崩した面がありますけど、追い込んでいてもフルカウントになったり、二死まで行っているのに失点してしまったり、と凌ぎ切れませんね
 確かに初回も、2回も、最小失点といえばそうですが、それを重ねて手痛く今井自身、いつ代えてもいいような状況でした。
 そもそも2回表、打率1割台の高谷裕を持って球を合わせられて軽々と流し打ちをされていました。本来なら併殺にしたいところなのに、それどころか打ち込まれて、『高谷を抑えないで、誰を抑えるの?』状態でした。それだけ今井の投球が酷かったと言えます。2回で内川や松田の打席で球速が既に下がっておりましたね。


 この短期決戦は、やはりレギュラーシーズンとは違いますそれこそ諦めるときは早期に諦めて別を投入し、あとは総力戦で戦わねばなりません
 短期決戦だろうと、普段通りやることは大事でありますが、それは普段通り力を発揮できることであり、短期決戦では『戦略・戦術』が普段と違う状況はいくらでも出てきますから、無論、裏目に出ることはあっても、首脳陣は思考を止めず、もうこれ以上出ないというほど勝つ確率を挙げる策をあれこれ考え抜き、結果を恐れず腹をくくり勇気を持って実行して欲しいですね。


 しかし、今日は、今までのレギュラーシーズンと同様首脳陣厳しい状況に陥っている今井を引っ張り過ぎ、ただ『祈願』するだけの思考停止采配になっていましたね。それでは勝てません。
 多分、昨日、平井から平良にすぐ交代さすせていましたは、そこで裏目に出たことを気にしていたかもしれませんが。。。


 采配も、攻撃も、防御も、全てにおいて『後手後手』でした。後手では鷹に勝てません。


 また、今日の獅子威し打線は、終盤まで追撃を繰り広げましたが、甲斐野やもモイネロ、森らが連戦連戦で消耗して、石川も負傷明けの影響なのかわかりませんけど、調子が良くないにも関わらず、そんなヘロヘロの鷹中継ぎ陣を破壊的に打ちくずくことができませんでしたね。甲斐野らからは得点を1点だけ得ましたが、もっと点が奪えそうでも奪えず、特に鷹の森からは、ストライク入らないはありましたけど、結局、無安打に終わりましたね


 このことは、鷹の中継ぎ陣からは、彼らがヘロヘロになっていても大量に猛攻することができないのですから、なおさら勝つために『先発を叩く』が重要ということですね。


 ちなみに、武田に関しては、初回は抑え込まれましたが、それ以外では、打ち崩してもおかしくない状況だったと思います。しかし、得点を武田から奪うのに手間取り、残塁も目立ち、さすがにそれでは序盤からリードを奪還することは難しいです。


 まあ、今日は追い上げムードで3点差まで詰め寄りながらも、その直後にマーティンがグラシアルから一発被弾して再び4点差に広がったのは痛手でしたが。。。


 ところで、今日も平良など連投してきました。平良は回跨ぎもやって球数を嵩みました。短期決戦だからやむを得ない面はあります。出し惜しみしてもダメですから。
 ただし、ブルペン投手陣について、もう少し人数を増やすべき、ではないでしょうか。今日も、今井が早期に降りたので、ブルペン陣はてんわやんわ状態ですそれがあるから、厳しくなっている今井を引っ張りすぎた感は否めませんが。


 そもそも、いつもベンチを温めている野手は、現在、山野辺、恭平、水口、龍世、熊代と入っています。山野辺とかベンチに入れておくならば、投手を1人追加しておきたいですね。短期決戦では駒数の多さがモノを言い特に投手陣の駒数は大事です
でも、獅子の場合、野手陣のスタメンと非スタメンで大きな格差がありますから、非スタメン(メヒア、栗山以外)がそんなに出てくる機会は少ないです。山野辺らはベンチでCS観戦しかやっていません。むしろ、観戦要員をベンチに入れておくなら、投手陣は1人でも多く配置しておいた方が何かと役立ちやすいです。
國場とかはどうしているんでしょうか?フェニックスに行っているわけでもなく、遊んでいるならば野手をベンチから外して、國場とかをブルペンに入れて欲しいです。


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 さて、12日(土)4戦目は、台風で中止になりました。代替は15日(火)ですね。個人的には観戦予定だったので残念ですが、今回の台風は超大規模ですからやむを得ません。みなさま、お気を付けください。外出は避けられた方が良いです。


 ただ、鷹が疲れを癒すときになってしまいますね。場合によっては、15日には千賀が再び登板することも可能です。


 とはいっても、先制されている状態で、鷹に圧倒されている現在目前の試合を一戦必勝で挑むしかありません。まずは明日です鷹キラー(?)十亀に期待するしかありません。まあ、勝ち運に恵まれないタイプなので、松田も着火状態にありますから、不安は増しますが、前回の天王山で千賀との投げ合いで7回無失点でした。結局、勝ち運には恵まれませんでしたが、今度は打線が千賀を打ち崩すことを信じて、もう一度、あの投球をやり遂げてもらいたいですFAドリーム(自分の価格アップへの夢)もありますから、張り切ってくれると思います。動機は不純でも、まずは勝ってもらわねば


一応、朗報一口メモを添えるならば、十亀は松田云々もありますけど、柳田に一番強いのも十亀です。ここ3ヶ年成績では26打数5安打で打率2割を下回ってます


 そして、獅子威し打線は、初回からエンジン全開で千賀に猛攻仕掛けて十亀を支えるしかありません。そりや、当然、難しい話です。しかし、その一本道しかありません。初回から全身全霊で大暴れされたいです。



 崖っぷちですが、そう簡単じゃ無いですけど、結果を恐れず、切り替えて、開き直って、腹をくくって、思い切り戦って欲しいです。
 気負って、空回りしている場合ではありませんどうせ気負うくらいなら『The End』を受け入れなさい。降参とか、投げやりという意味ではないです。


どうせ死ぬなら、、、
強く打って死ね!

そう腹をくくって、
覚悟を決めて
そこを掻い潜ったとき、
流れが一気に転じるはず。

そこを掻い潜ったとき、
日本一への道は開けるはず。


そして、苦しくなったらとにかく笑え!
あれこれ考えず、やられるなんて思わず
今までやってきた

自分たちを信じて気分を高めて
目前のプレーに集中して
全身全霊を尽くすべし!
※首脳陣はあれこれ、
 勝つ確率を高めるべく策を考えないとダメですよ。


勢いを獲り戻せ!獅子たちよ!
自分を信じて突っ走れ!



埼玉西武ライオンズ 応援歌メドレー2019【2019/3/20現在】