下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【FA騒動】SB福田にナベQアタック。でもFAお買い物への「覚悟」が足りないよ。買い慣れていないためか、相場観への認識が甘くない?4年4億円超&背番号(2,3or7の選択肢)では獲得戦線を勝てないよ。。。金以外ではレギュラーが欲しい福田にとっては、背番号では1円の価値もないから。鷹よりも安価では。他球団とも激戦になるのに。。。

FA権利行使者との交渉解禁となり、
早速、西武はSB福田にアタックを仕掛けましたね。


やる気満々なのは良いことです。



鷹からFAの福田秀平「西武はなぜケガ人が出ないんですか」
2019年11月03日 17時09分(東スポ)

 国内FA権を行使したソフトバンク・福田秀平外野手(30)が3日、福岡市内で西武と初交渉に臨んだ。福田は「現役時代から知っている方」と恐縮する渡辺久信GM(54)にプレーヤーとして高い評価を受け「光栄ですし、うれしかったです」と素直に喜びを表現。「好青年でした」と印象を語った渡辺GMによると、約40分間の交渉の席では福田からも積極的に質問があったという。


 「西武はなぜケガ人が出ないんですか」。今季、規定打席にレギュラー8人が到達した西武。木村がわずか2打席満たず、基本布陣のスタメン野手9人全員の規定到達という快挙こそ逃したが、そのインパクトは絶大だった。


 渡辺GMは「ウチはここ数年、メディカル部門の強化をやってきたし、強いと言ってもらえるようにやってきた。そういうふうに見てもらえているということは、うれしかった」とご満悦。例年、酷暑のメットライフドームが話題になるなど選手のコンディション維持が難しい中で、故障者の少なさは他球団所属選手も一目置いていることが分かり「(スタッフ)みんながよくやってくれている」と鼻高々だった。


 条件面などと合わせて今季、新設された室内練習場など環境面についても積極的にアピールした西武。FA交渉解禁日に一番乗りとなる「速攻アタック」の誠意と合わせて、GM自ら球団の魅力を伝え切った。
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福田から問われた質問
「西武はなぜケガ人が出ないんですか」


平井、源田、秋山らが鉄人サイボーグだからです、、、
なんて、、ね。。。


まあ、それはさておき、
今年は岡田等の負傷もありましたし、
西武のメンバーも、終盤、
源田は股関節が、金子はクビが、中村はバリバリです、
皆が身体の痛さをトレーナーに訴えながら

ヘロヘロの中でやっていましたが、
確かに負傷者はソフバンに比べると少ないです。


むしろ負傷者続出では層が薄い西武では
終了してしまいます。
一方、ソフバンの方は、負傷者が続出する中でも
層の厚さを活かしながら若手の台頭も見られてました。


渡辺GMは、新設された室内練習場など
環境面についても積極的にアピールしたそうですが、
正直、そのあたりの環境面は改善されつつも、
さすがにソフバンの環境には叶いません。


『タマホーム スタジアム筑後』1つにしても、
1・2軍が同じ環境で練習できることを念頭に、
最新のIT技術を導入したトレーニング施設も完備しています。
選手寮に関しても、宿泊可能であり、42名を収容できます。


若獅子寮は、あのオンボロ平屋から
市役所のような鉄筋コンクリートのビルに
生まれ変わりましたが、
収容人数は20名から28名と8名分しか増やしてません。
(それを考えればソフバン型三軍も厳しいですね)


ハコ物、ハード整備では
さすがに金満のソフバンには叶いません。


ただし、ソフト面対策として、
今年から
メディカル・コンディショニングGを発足しましたね。
同グループはトレーナー、リハビリ担当、S&C担当、
そして、管理栄養士あわせて9名から構成されています。


帝京大学に委託して管理栄養士を派遣してもらい、
選手寮やキャンプ中の食事献立、
普段の栄養管理などの指導など
スポーツ医科学の専門的知見から
選手の栄養管理強化を図っています。


トレーナーに関しては、今夏に募集してましたね。


いずれにしても西武球団も
そのようなソフト対策もハード整備とともに
急速に整えるようになっています。


森がWBC練習試合のキューバ戦で
与死球から骨折したとき、
治療を本人任せにしてしまい、
初動治療を見誤って
逆に離脱期間が長引いたとか、
森が寮を出て独り暮らしを始めた頃、
大好物『松屋』ばかりで夕食を食べていたとか、
金子が金曜日に負傷したとき、
土日は病院が休みなので月曜日に行きますとか、
「おいおい」と思うことが目立っていましたが、
球団としてメディカルサポートの支援体制を
急速に整えつつあり、それはそれで良い方向
です。


でも、ソフバンも
そのようなソフト対策は既に整っております。
選手らはナイター後に球団で
栄養管理された夕食を食べて帰る仕組みもあります。


負傷者続出に関しては、
西武球団が少ないこともありますが、
最大の問題は、西武の問題よりも
ソフトバンク自身に故障者が多すぎる
ということですね。


投手陣に関しては、
今年の森もそうですが、
潰れた加治屋や岩嵜などを見ると、
ソフバンも酷使傾向があることが要因の一つとは言えます。


まあ、今年の平井は、
彼らより酷使されていましたが。
投球数で見ると、
森の投球数は平井の6割程度です。


でも、野手も故障者が多いですね。
福田自身も一時、負傷していました。


ソフバンは、春キャンプでも、
普通は「4勤1休」のスケジュールが多いですが、
鷹は「3勤1休」にして練習の量より質を高めたりしています。


「休日返上」の練習は推奨せず、それなら
それならば3日間の練習の中で目一杯やり、
『やる時はやる。休む時は休む』の方針です。


にも関わらず、故障者が続出しています。


良く言われている理由を見ると、
日本シリーズまで目一杯戦うので、
その疲労蓄積が大きく響いている
という話をよく聴きます。


ただ日本シリーズまで野球は続かぬ他球団でも
その点は同様であります。


ここからは推測ですが、
ソフバンの選手は高すぎるパフォーマンスを演じます。
そのパフォーマンスの高さに
身体がついていっていないのではないか?
身体も限界がありますから。
限界ギリギリのところ、それを超えて
身体に過度な負担をかけているために
故障者が続出しやすい
のかな、
という気はします。


しかも、ソフバンの場合、
チーム内競争が激しく高レベルですから、
その中で勝ち抜くにしても、
限界一杯、それを超えて
自分をアピールしなければなりませんから。


いずれにしても、
負傷者がソフバンより少ないことに
福田が関心を寄せて、好感をもってくれること
はありがたいです。


でも、提示額が4年総額4億円超
(1年当たり1億円超)
背番号2,3,7を好きに選んで!

ではFA獲得競争は勝てなさそうですね。。。


単年あたりたったの1億円超です。


福田の現年俸が3600万円であり、
年俸が千万単位のレベルなら
何倍でも跳ね上がりやすいです。


さすがに億単位の年俸の選手では、
3倍となら年俸1億円で3億円、
3.5倍というとそれに5千万円増なので
増額率がちょっと高まるとお金も跳ね上がるので
支払える上限に達しやすいですが、
3600万円程度なら、
3倍で1億飛んで800万円、
4倍でもそれに3千6百万円増だから、
億円プレイヤーより増やしやすいです。


ソフトバンクが1回目交渉で
4年総額5億円(1.25億円/年)を提示しています。
それより安価の条件提示はあり得ません。


普通に考えて、福田の相場については、
年俸1.5~1.8億×3~4年が最低限と思います。


しかも、Cランクで補償無しですから、
獲得争いが激化するので、
1年当たり2億円までの高騰
十分あり得ます。
3年6億円、4年8億円、5年10億円とか。


そもそも、「補償無し」という条件が
高騰する価値になるのですから、
それを含めた値段設定が重要です。
それがFAでのお買い物というものです。
普通の競争が激しくない
お買い物(外国人等)とはわけが違います。


しかも、もともとの年俸が3600万円です。
5倍にしても1億8千万円です。
4倍でも、5倍でも、
出そうと思えば出せる金額です。
球団経営を圧迫する金額ではないですから。
一方、もとの給料より5倍増!となれば、
福田へ与えるインパクトはあります。
これが3億6千万円だったら、
整数倍の増額率では
3億6千万円ずつ増えていくので
4倍と5倍では偉い差になるので、
足踏みしやすいですけど。


そこをケチってしまうと、
獲得競争には勝てません。
(経営母体を考えたとき)そのくらいの額を
ポーンと出せなければ、FA戦線では勝てません。


一般社会な中小企業なら
そんな金額を出せませんけど。


他球団は西武の条件を
軽く上回る条件を出してきます。

しかも、他球団は後攻ですからね。
西武の提示額を見て
ラッキー!と考えている
と思います。


そもそもFA制度でお買い物をするということは、
FA権利というのものが、
需要のある売る側(選手)が
お客(球団)を選べる権利
ですから、
適正価格より高騰するのは当たり前であり、
その成果が購入価格に合わぬケースが多いのも当然です。


でも、FA制度でお買い物をするということ
一軍レベルの日本人選手を
補強する手段でもあります。


もちろん、こちらに放出駒があるならば、
トレードという手段がありますけれど、
こちらの放出駒は乏しいのが現状です。
榎田トレードのような奇跡は何度も起きません。


あとはドラフトですが、
ドラフトはもう既に終わってしまいました。
源田のような奇跡は何度も起きません。


外国人(外野手)を獲得する話は、
FA獲得と関係なく獲得すべきであり、
このFA獲得とは別の話です。
ライトも穴なんですから。


スペアを含めて外野手外国人が2人欲しいですが、
(不調になったとき、外れたときの控えとして)
投手陣に3人の外国人を一軍登録させるとしたら、
野手は1人しか登録できないのが現状です。


外国人に関しては、
先発2名、中継ぎ3名、内野手1名、外野手2名と
スペアを含めて合計8名を確保しておきながら、
一軍で使える人数枠を最大限に活用し、
調子の良いタイプを一軍で使っていくべきです。


でも、外野手で秋山の分、木村の分と
2名を消費することをマストにしてしまうと、
投手陣など他へ外国人を当てることに
制限がかかってきます。


当然、愛斗や将平らが台頭することは必須であり、
彼らが台頭すれば、
そこまでの補強を必要としないでしょうが、
若手の台頭と補強とは別に行うべき対応です。


それ故に、組織を強くしたければ、
『育成』『補強』の両面で対応すべき話です。
もちろん、西武の場合『流出抑制』も大事な課題ですけど。


もし彼らが台頭しなかったら?
その二の矢になるのが補強です。


すなわち、
今年は彼らの台頭をマストにしたことが誤りであり、
彼らが台頭するシナリオ、
彼らが台頭しなかったときのシナリオ、
どちらにも対応できるようにしておくことが肝要です。
(全滅する最悪のシナリオもありますが)


また木村がレギュラーで行きますか?
無論、木村が昨年以上に覚醒するという
楽観的なシナリオもあり得ますが。


もちろん、このFA騒動
秋山の残留を勝ち取ることが
最大の成功ではありますし、
それなら外野手の外国人1名だけでも
いいかもしれませんが、
これ以上、交渉をしないでしょうから、
秋山残留の確率は、、、薄氷の如くです。


メジャーからもオファーがゼロということはありませんし、
メジャー挑戦を強く要望するなら、
多少安価でも行くでしょう。
逆に、安価で条件が折り合わずとなると、
金の方も優先する考えもある可能性があるので、
国内他球団への流出が危ないです。


あとは3Aもあり得るとかなら
渡米断念もあるでしょうが、
その可能性は小さいでしょう。


というか、そもそも西武が提示したのが
4年20億円浅村に提示した同条件
という段階で後手後手です。
せめて5年20億円でしょう。
柳田の年棒を超える4年24億円くらい
初回には提示して欲しかった
ですが。


今から4年28億円、5年35億円とかに
上方修正提示するなら、
まだ可能性はちょっと上がるかもしれませんが、
交渉時に大事な
1回目の条件提示時の初動インパクト
の与え方を失敗しています
から、
上方修正で心を動かすには、
相手を驚かせるには、
割高にしないと話になりません。

3年30億円とか、5年50億円とか。
2度目の条件提示が単年7億円くらいでは
驚きません
。既に鷲がその額を臭わせていますから、
それを上回らないと。


そもそも、昨年の下打ち合わせで失敗して
印象が良くないのですから。。。


やはり初動インパクトでは
『えっ、こんなにくれるの!?』といことが大事であり
そこで
『ああ、ケチったね』と思われたら
その心理を修正するにはかなり大変になります。


それが人間心理です。


脱線しましたが、
福田のFA獲得戦線に関しては、
一番手で速攻アタックした心意気は良かったですが、
お買い物をするときに
最も大事な投資への覚悟が弱かった
と考えます。


福田がもともとから西武ファンで
背番号3や7に価値を見出していれば
まだその条件も効く可能性がありますが、
金以外ではレギュラーの座を要求しているので、
福田にとっては、
背番号に1円の価値もありませんね。


背番号3や7は西武にとって価値はありますけど、
相手がそれに価値を見出していなければ、
ただの自分たちの価値の押しつけにすぎません。
交渉において、自分たちの価値の押しつけは通じません。
背番号3や7をつけたからと言って
レギュラーが確約されたわけではありませんから。
脇谷だって、7番を背負ってましたが、
あっさり巨人に出戻りましたね。


FA選手獲得競争は、、、これでは
正直、厳しいのではないでしょうか。。。


愛斗や将平らの台頭が
今年も昨年以上にマストになりそうで、
外国人を外野手で2名使うことが必須になるなら、
中継ぎ陣で日本人の若手が台頭することがマストになり、
それら若手台頭が無ければ餓死もありそうです。


今は物価上昇でも投資しなければ
餓死する危機にあること
をどれだけ認識されているか?
ですね。



西武がFA福田に4年4億超、伝説背番7など提示か
11/4(月) 0:00配信
 西武が3日、ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(30)に即日アタックした。FA選手との交渉が解禁となり、福岡市内で席を設けた。
獲得に名乗りをあげた球団では一番乗りの速攻技。推定で4年4億円以上とみられる契約条件に加え、「7」を筆頭にレジェンドたちがつけた背番号も提示した。渡辺久信GM(54)が、現役時代の投球術さながらに硬軟使い分け、熱意を伝えた。


  およそ30分間に及ぶ交渉で、福田のふところを攻め込んだ。一番乗りでアタックした西武渡辺GMは、まずはストレートに伝えた。「うちのチームの足らない部分を埋めてくれる選手。すべての部分で能力が高い。私が監督を6年間やっているときから肌で感じた部分。走攻守そろった素晴らしい選手。どれだけうちが彼を必要としているか、誠実に伝えるだけだった」。直球勝負で熱意を伝えた。


  思いは行動に表れる。前日、FA権行使が公示されると同時にアポをとった。「とにかく誠意を伝える。すぐにいきますって言ったのも早かった。だったら1番にいかないとなってことで」と、解禁即日アタックとなった。条件提示は推定4年4億円以上とみられる高評価。実力を評価すると同時に、必要性を訴えた。


 リーグ2連覇を果たす一方で選手層の薄さを露呈して日本シリーズを逃した。レギュラーでの即戦力として、いかに必要かを説明した。それは背番号を見ても分かる。松井2軍監督らがつけた「7」を筆頭に今季空いていた「2」「3」を提示したとみられ、過去に大下、清原、豊田泰、石毛らいずれも西武が誇るレジェンドが背負った伝統ある番号。違った角度からも誠意を伝えた。かつて剛腕で鳴らした同GM。豊富な変化球を持ち合わせた現役時代さながらの緩急おりまぜた交渉術で、口説いた。


  福田からは「なんでそんなにケガ人が出ないんですか」とメディカル面での質問を受けた。実際に今季、規定打席到達が8選手という固定メンバーで2連覇できたのも、主力に大きな故障がなかったことが勝因の1つ。「メディカル強化を数年やってきた。いきなりそういう印象を持ってくれたことは、うちのメディカルにはありがたい」。今夏完成した室内練習場などの新施設も説明。環境面でも万全の態勢を訴え、福田の決断を待つ。【栗田成芳】