【広島OP戦(広島)】投手戦???どちらかと言うと『双方残塁祭』かな。。。
今日、広島とオープン戦(マツダ)でした。
Jsports1の録画を観ました。
ところで、明日(土曜日)の2戦目は、
NHKのみ放送のようなんですが、、、
『広島』の地方局のみ・・・
受信料払っているのにね(^_^)
NHKが放映権を買っているから、他局は流せず。。。
『広島』の地方局のみにするなら、
他チャンネルが放送してくれた方がマシですね。
NHKが買うならせめてBsーNHKで流してくれ!
さて、今日の試合は、スタメンが次のとおりで、
ニール、大瀨良と、双方とも予定している開幕投手が先発に。
結果は、広島2ー1西武と、、、
『投手戦』と言うようなロースコアの展開でしたが、
実質は『双方の残塁祭』という感想です。
(残塁数が広島9、西武8)
さて、今日の試合について、まずは投手陣からまとめます。
【1回裏】ニール
◆田中
初球の外角2シームで遊ゴロに打たせる。
◆菊池
2球で追い込みますが、
チェンジアップが落ちずに甘く真ん中に入り
右中間を割る二塁打に。
◆西川
三球三振。西川は全くタイミング合わず。
◆鈴木誠
制球を乱してボール先行でカットされながら与四球
5球目チェンジアップが甘く真ん中に入り、
振り急いでくれてファウルで助かったが、
結構、危なかった投球でした。
◆松山
外角蟇目一杯に決めて見三振。
<1回裏>
ニールについては、立ち上がり時における
チェンジアップの精度が悪かったですね。
実際に打たれており、他でも危うかった。
また初回の球数が18球とやや多め
【2回裏】ニール
◆ピレラ
外角低めカーブを腕を伸ばさせて泳がせて
バットの先で引っかけさせて三ゴロ。
◆坂倉
内角でなかなか決められず、フルカウントになるが、
外角腰高のチェンジアップで泳がせて
バットの先で遊ゴロ。
◆野間
やや低めの2シームをすくい挙げ、
打球は左中間へ飛ぶが、金子が追いつき中飛。
<2回裏>
ニールについて、このイニングは危なげなく三凡
初回で嵩んだ球数も、ここで帳尻合わせる。
【3回裏】ニール
◆安部
低め2シームで一ゴロコースも山川がスルーし失策。
ゴロアウトで打ち獲りたいニールの時の失策はNG
◆田中
外角2シームを泳がせながらバットの先で当てるだけ。
打ち上げて遊飛。難しい球で淡泊に手を出してくれました。
◆菊池
外角スライダーを泳がせ、遊ゴロ。
源田も三遊間になり、菊池も足が速く
ギリギリ仕留める
◆西川
B2S1から外角2シームを打つものの、
バットの先で当てた打球が三塁線側に転がり、
森の少し手前で止まり、
森も捕球しに突っ込むが、送球できず。
◆鈴木誠
初球、外角2シームを流すが、右飛。
<3回裏>
ニールについて、3回まで45球
初回で嵩んだ球数も、1回15球に合わせる。
【4回裏】ニール
◆松山
高めに甘く入った2シームを弾き返され、
二遊間を抜く中安打。
まあゴロ打と言えばゴロ打。
ゴロ打の多いグランドタイプピッチャーの場合、
打球のコースが悪いとヒットになりやすいので、
◆ピレラ
初球、内角要求が外角へ入るが、
その後、2球でコースを突いて追い込みました。
しかし、最後はインハイがシュート変化して与死球。
ただし、ニールも逆球を露呈するようになりました。
(1球目、5球目は逆球
◆坂倉
外角攻め。最後は外角低め2シームを
当てに行っただけの投ゴロ。
しかし、ニールが捕球後に一旦落球し、
打球処理が遅れてギリギリ仕留めました。
◆野間
一死二三塁。
初球、内角攻めで外し、B1S0カウントから
低めボール球のチェンジアップを泳がせながらも、
上手くバットでミートされて、
そのままセンター前に中二塁打タイムリー
を打ち込まれました(2失点)。
ただし、このタイムリーは
野間が巧に上手く打ち過ぎた感はあり、
やむを得ない面も。
◆安部
野間が二盗失敗。
ただし、走者が無くなりますが、
2シームが真ん中に甘く入り、
左中間を割る二塁打を打たれました。
バットの先でのインパクトでしたが、
完全に捕らえられた打球でした。
(ここまで球数60球)
◆田中
制球乱して与四球。
◆菊池
初球をハズしますが、
2球目、インロー一杯に2シームを決めて見逃しを奪い、
3球目、2シームが外角一杯にバックドアで決まり、
追い込みました。
最後は外角2シームで泳がして二ゴロに。
<4回裏>
ニールについて、この4回裏に捕まりました。
ただし、野間のタイムリーは、
野間が上手く打ち過ぎたから、やむを得ない面は。残ります
先頭の松山から打ち込まれましたが、
その打球はゴロ打であり、
ゴロアウトを稼ぐグラウンドピッチャーなら
打球コース次第でヒットにもなるのが宿命でもあるから、
松山のヒットもやむを得ぬ面は否めません。
しかし、ここまでは許容範囲としたとしても、
問題は、その後ですね。制球崩れて田中を歩かせ、
安部に甘く入って痛打されたことですね。
またまだ仕上がり途上としても、
60球を過ぎてから、
余力が無くなっていたことも課題ですね。
【5回裏】ニール
◆西川
B2S2からカットして粘られ、最後は与四球。
8球目は内角に際どく外れ、惜しかったですが、
結局、西川に粘り負け。
◆鈴木誠
B1S2に追い込んでから、
真ん中の甘い2シームでしたが、
鈴木誠が打ち損じてくれて二飛。
※ここでニールからギャレットに交代
走者有りでの登板に。
ギャレットについては、
シュート変化量が大きく、
抜け球を含めて制球を乱さないか?が課題です。
例えば、左打者から見れば、
外角コースにハズしやすいことが懸念されます。
※ギャレット各方向の変化量
◆長野(一死一塁)
真ん中に近いストレートの球の下をこすってファウルフライに。
ライト川越とセカンド外崎が双方で打球を追い、
外崎が追いついて捕球
◆小園
三球三振に仕留めました。
縦スライダーが外角低め一杯に決めて追い込み、
外角高め157km/hストレートで完全に泳がして
空三振に仕留めました。
シュート変化して完全なボール球でしたが、
小園も手を出してしまいました。
もし、もっと実力の高い打者だったら、
見送られていたかもしれませんね。
<5回裏>
途中で降板したニールは、結局、
4回1/3で82球を投げて、2失点。
被安打5、与四球4、奪三振2
ゴロアウト5、フライアウトは5でした。
ゴロアウトをそこそこ稼ぎましたが、
このイニング数で82球は多すぎですね。
このように球数が嵩めば、
当然、6回、7回と続投することはできなくなりますね。
ギャレットに関しては、後述します。
【6回裏】ギャレット
◆坂倉
初球、シュート変化量が大きく外角高めにハズしました。
2球目も低めにハズレ、ボール先行に。
その後、3球連続をファウルで粘られました。
最後はフルカウントから7球目、
真ん中低めストレートで空三振を奪いました。
◆野間
B2S2からファウルを3球連続で打たれました。
最後は外角低めで泳がして、引っかけさせて遊ゴロに。
※今日のギャレットは、3三振を奪っていますが、
坂倉、野間と2者連続して
ファウルで粘られたことが気になるところです。
当然、球数は嵩みますし、
下手したら粘り負けて与四球を増やす懸念があります。
◆安部
ストライク先行で3球で追い込みますが、
その後、高めすっぽ抜けを含めて外し続け
フルカウントに。
このようにカウントを悪くしたのはもったいないです。
最後は、インローに曲げる縦スライダーで空三振を奪いました。
縦スライダーは決まれば、十分な武器になりますね。
<6回裏>
今日のギャレットについては、
要所を押さえて三振を奪いながら抑えましたね。
縦スライダーも決まればかなりの武器になりそうです。
シュート変化量が大きくなりすぎるボール球も少なかったです。
ただし、前述したように、
坂倉や野間にファウルで粘られたことは気がかりであり、
球数も嵩みましたね。
【7回裏】 増田が登板
◆高橋大樹
外角高めストレートで遊ゴロ。
ただし、初球は、振り急いでくれてファウルで助かりましたが、
フォークが抜け気味で高めへ甘く入っていたので、
危うかったと思います。
◆小窪
ファウルで粘られますが、7球目m内角ストレートで
止めたバットに当たっただけの詰まらせる打球で一ゴロに。
◆上本
カーブが真ん中に入り、左二塁打を打たれます。
完璧に捕らえられて、
レフト頭上を越えるフェンス手前まで飛びました。
このカーブは、一発被弾してもおかしくない失投でした。
カーブの精度はまだ低く、緩急を活かせず。
◆鈴木誠
外角のスライダーで三遊間を抜く左安打に。
しかし、レフト将平の好返球で
二塁から暴走する上本を本塁で刺しました。
<7回裏>
増田については、変化球を試しているところですが、
今日は、変化球を打ち込まれましたし、危うさを露呈しました。
もともとから変化球の精度は粗いタイプです。
ストレートと組み合わせながら緩急を活かしたいです。
ストレートをもっと意識させれれば、
変化球が多少粗くても仕留められるはずです。
【8回裏】平良
◆長野
インハイのストレートを詰まりながらも二安打。
打球が二塁ベースに当たってヒットになりましたが、
基本的には打ち獲っています。
◆小園
外角攻め。ファウルで粘られながらも、
最後はB1S2からの6球目、
内閣要求の逆球でしたが、
外角高めに抜けたカットボールで空三振を奪いました。
◆會澤
外角低めのカットボールで遊ゴロ。
6,4,3の併殺打コースでしたが、
ショート森越が捕球後に一旦落として、
二塁ベースを踏むのがやっと。
送球できず、併殺を奪えませんでした。
※森越は守備が売りの人です。にもかかわらず、
ここのところの実戦では、今一つの守備を見せ続け、
守備の安定感に欠く印象を持ちました。
正直、守備が売りなのにそれでは厳しすぎます。
土のグラウンドだから、と言うようなら
森越ではなく、恭平を一軍に上げた方が良いです。
◆野間
低めチェンジアップを引っかけ二ゴロ
<8回裏>
平良については、
運や見方に足を引っ張られて出塁を許しましたが、
基本的に抑えており、変化球も決まりました。
あとは開幕までにきっちり仕上げること、ですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次ぎに打撃陣についてです。
【1回】大瀬良
今日の大瀬良はカーブやフォークを試していたようです。
◆金子
三球三振。初回の先頭打者がそれではNGです。
三球とも全て振り遅れの空振り。
(最後はイン要求の逆球)
1番打者が先頭に立つのが「確実」なのは
当然、初回ですね。しかも、相手は不安な立ち上がりです。
それだけに、初回・先頭は大事です。
淡泊に三球三振はダメですね。
同じアウトに倒れるにしても、何か得たいですが、
◆源田
1,3球目、低めボール球を見極め、
ファウルでカットボールをカットしていきますが、
内角低めの力のあるストレートを詰まらせて二ゴロに。
◆森
初球の落ちきれぬ外角フォークを引っかけ一ゴロ
【2回表】大瀬良
◆山川
2球で追い込まれますが、
B1S2から真ん中のストレートを弾き返して中安打
◆外崎
山川と同じようなカウントの展開で、似たような球を左安打
◆中村
真ん中のスライダーを強襲しますが、
サードが適切に処理し、5,4,3併殺打に。
◆スパンジー
初球、僅かに内へハズレるストレートを見極めます。
2球目は、やや低いストレートを振り遅れてファウルに
3球目は、低めを上手くすくいますが、打球は伸びず中飛。
【3回表】大瀬良
◆栗山
真ん中のカットボールをライナー性の鋭い当たりで打ちますが、
真正面の右飛に。
◆川越
外角にストレートがハズレ続け、ボール先行と有利な展開。
しかし、B3S1からの5球目、
外角のカットボールをを仕留められず、振り遅れファウル。
最後は内角ストレートで詰まらされて一ゴロに。
バットも折られており、
カウントが厳しくなっても冷静に対処した大瀬良の方が
格上だったというところでした。
◆金子
落ちきれなかったフォークをすくい上げますが、中飛
2球目で追い込まれましたが、
低くワンバンしたカーブに手を出しており、
金子の勘が全く合ってませんでした。
【4回表】大瀬良
◆源田
内角カットボールを引っ張って一二塁間を抜く右前安
◆森
ボール先行(B3S0)の有利な展開でも、
B3S1から真ん中カットボールを振り遅れ空振りし、
最後は低めカットボールを打ち上げて中飛。
外角要求が中へ入りましたが、低すぎて
打球角度も大きすぎましたね。
◆山川
外角低めカットボールで泳がされて当てただけ。
打球は投手・捕手間で止まって、
大瀬良が好反応で処理し、投ゴロに
しかし、一塁走者の源田は、
ランエンドでスタートを切っており、
打球の行方を見て、とっさに三塁へ進塁。
源田の好判断でした。
◆外崎
アウトロー、インハイと攻められ、
3球目、やや中寄りのインハイを鋭く打ちましたが、
振りが急ぎすぎてレフト線を切るファウルに。
最後はB2S2からアウトローのカットボールを
泳がされて真正面の二ゴロに。
結局、この4回表は、
源田は大瀬良のカットボールを上手く打ちましたが、
他の者は、大瀬良のカットボールに翻弄させられましたね。
【5回表】大瀬良
◆中村
B0S1からハズレ続け、B3S1とボールが先行しますが、
カットボールに合わず三振
◆スパンジー
落ちる球には苦手の懸念がある中、
3球目、フォークを空振りして追い込まれます。
4球目は、外角にきわどく外れるストレートで
追い込まれながらも手を出しませんでした。
ただ、これは3球目のフォークがあったから、慎重になったのか?
球がと多かったから手を出さなかった(出せなかった)のか?
結局、最後も外角一杯のストレートで見三振に片づけられました。
これも手が出なかったのか?慎重になりすぎたのか?
本人は首をかしげながらベンチへ戻っていましたから、
もしかしたら、NPBのストライクゾーンに
まだ迷いがあるかもしれませんね。
ところで、今日までのスパンジーは、
11打席、8打数、1安打、3四球、5三振です。
まだ打席数が少なすぎるので、これで判断しにくいですけど、
気になるのは5つの三振ですね。
米国時代も三振は多かったので。
◆栗山
外角低めストレートで一二塁間抜きそうでしたけど、
菊池の広い守備範囲で阻まれました(二ゴロ)
【6回表】高橋樹也(左腕)
◆川越
相手の格(レベル)は落ちますが、
昨年の二軍戦で苦手さを露呈した左投手から
ヒットを打ったことは大いに価値があります。
確かにスライダーのキレ不足ではありましたが、
川越は泳がされ気味で片手打ちになりましたけど、
きっちりショートを抜く中安打を決めました。
◆金子
真ん中のやや高めスライダーを窮屈そうに打って詰まる遊ゴロに。
ただし、打球は、打ち損じの併殺打コースでしたが、
相手が悪送球して併殺は免れました。
でも、金子自身、内角球と読んでいたから、
腕を畳んで窮屈そうに打つところが、
あんなに窮屈そうなバッティングになったのか?
いずれにしても、併殺打コースは避けたいですね。
◆源田 制球乱れて四球
◆森 一死一二塁
真ん中のストレートを引っ掛けて4,6,3の併殺打に。
【7回表】岡田
◆山川
低めストレートを引っ掛けて遊ゴロ
◆外崎
外角カーブで右飛
タイミングが緩急により狂う
◆中村
低めストレートっを三ゴロコースも相手が失策。
(基本的に打ち獲られていました)
◆栗山
初球、低めストレートで三ゴロ。
結局、このイニングは、
低めストレートに打ち勝てていない
というところですね。
【8回表】スコット
◆メヒア
スライダー攻めで、スライダーに合ってなかったです。
追い込まれた直後の3球目、
真ん中に甘く入るスライダーでしたが、左飛に。
◆金子
低めスライダーで三安打
相手のサードは不慣れですね。
◆源田
金子が二盗しますが、B2S2からの5球目、
真ん中のスライダーを打ち損じて左邪飛
◆森
内角スライダーで、詰まらされて投手ゴロに。
結局、このイニングは、
スライダーにやられまくっていた
というところですね。
【9回表】フランスア(左)
◆山川
真ん中ストレートを遊飛
球の下部を叩き、打ち上げるミスショット
◆外崎
ストレートで三球三振。
最後はインロー一杯に手出ず。
◆龍世
初球、低めスライダーで左安打
初球をしっかり捕らえました。
低めをバットの先でミートしましたが、
サードをきっちり抜いてレフトへ運びました。
◆スパンジー 制球乱れて四球
◆将平
真ん中の高めに甘く入るストレートを弾き返し、
中二塁打タイムリー1点
甘い球を見逃さずきっちり決めてくれました。
◆愛斗
初球の難しめである低いストレートに手を出し二ゴロで終了
二死二三塁の逆転チャンスを活かせず。
このような「難しい初球で凡退」は
愛斗が抱えている課題(見極め率アップ)へ大いに関連してきます。
これをクリアしないと、愛斗に覚醒への道はありません。
(もちろん他に課題は山積でしょうが)
しかも、今日は、川越、龍世、将平と若手が奮起しているのに対し、
愛斗は活躍できませんでした。脱落へのカウントダウンは味待っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
打線全般に関しては、
最終回にタイムリーがでましたけど、
若手が打ってくれたことは良かったですが、
6イニングで出塁しながらも、
しかも、2回、4回、6回と無死から出塁しているのに、
併殺打が2個あり(相手の悪送球で免れたのもありますが)
結局、残塁8つで、得点は最終回二死でやっと奪えた1点のみ。
確かに大瀬良が投げていたから、という点はありますけど、
大瀬良自身もまだ本調子には感じられませんでしたから、
もっと打たないと!、という感想です。
中日相手には6点を奪いましたけど、
(でも柳には抑えられました)
山賊らしさがあまり出ていないですね。
というか、今の打線は、個々には打っていても、
打線が線になってなく、タイムリー欠乏症
という印象を持ちます。