下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/8:広島OP戦(広島)】マッザ・カデースキ見参!で、結果は・・・/ちなみに、開幕は新コロナで延期???

さて、世間では、新コロナ旋風が吹き荒れる中、
NPBでは、現在、無観客試合をオープン戦で敢行しています。


しかし、今年のNPB日程は
東京五輪のために開幕を早めましたが、
サッカーなどと並んで、
この新コロナ旋風に伴い『NPBも開幕延期?』
という雰囲気も報道されるようになりましたね。



プロ野球3・20開幕延期を検討、4月上旬案も浮上
[2020年3月8日4時0分] 
 
プロ野球の3月20日の開幕が新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、延期案が本格的に検討されていることが7日、分かった。オープン戦をすでに無観客試合で行い、日本野球機構(NPB)はJリーグと合同で対策連絡会議を開き、対応を協議中。結論はまだ出されていないが、未知の病原体の終息気配は見えず、通常開幕は難しい流れになってきている。
 球界の開幕の息吹が聞こえてこない。20日まで2週間を切り、時間的猶予もわずかに残されているが、関係各所で開幕延期を前提とした善後策が本格化していることが判明した。
 2月26日に3月15日までのオープン戦72試合の無観客試合を決めたが、その後も国内で新型コロナウイルスの拡大は止まらない。9日にJリーグとの第2回の対策連絡会議、同日に12球団も含めた実行委員会を経て、12日にも専門家から意見書を受け取る予定。それを踏まえて開幕の可否を判断する。NPBの斉藤コミッショナーは「3月20日は我々としてはできればやりたいという気持ちは強い」と意気込んでいた。だが状況は好転しておらず、11年東日本大震災以来となる開幕延期の決断を迫られる可能性が日に日に色濃くなっている。
 延期となれば、日程再編に苦しむことになる。五輪イヤーで、今季は7月21日から8月13日までが中断期間。五輪に選手を派遣するチームの戦力不均衡を生まないために、この期間で代替開催することは不可能に近い。まとまった空白の日程も少ない。レギュラーシーズンの予備日として確保されている10月中旬以降の約10日間はあるが、天候不順も考慮しなければならない。11月7日に開幕予定の日本シリーズを後ろにずらすなど、選手の調整、球団の経営への影響は計り知れない。
 開幕を2週間前後遅らせ、4月上旬に仕切り直す案も浮上しそうだ。もちろん、その時点で新型コロナウイルスとの闘いが決着することもないだろう。今は球界が、スポーツ界が一丸となって、着地点を模索する。


<新型コロナウイルスをめぐるプロ野球界の動向>
◆2月25日 巨人が29日と3月1日のオープン戦無観客試合を発表。
◆同26日 12球団代表者会議を臨時で開き、3月15日までに予定されているオープン戦と教育リーグの無観客開催を決定。
◆3月2日 NPBとJリーグが合同会見を開き「新型コロナウイルス対策連絡会議」の設立を発表。
◆同3日 第1回会議を開催し、専門家から開催時のファンの応援スタイルのリスクを指摘される。
◆同9日 第2回の会議が予定。
◆同20日 プロ野球開幕予定。


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現在、国策とまでは言い難いですけど、全国各地では、
今月3月中に、早期に新コロナ旋風を終息させたいムード一色です。
それもやむを得ないでしょう。


ただ、3月中に終息するのか???


そもそも今まで被検査者がもの凄く少ない状況でした。
今までの感染患者数は、その中で判明している人数です。


しかし、検査をしやすい環境づくりが大事で
それにも力が入っています。


ということは、
徐々に被検査者数が増加するということですから、
(被検査者が今までと比ではない数に増えるわけなので)
感染者数も今まで以上に増えることが想像されます。


それを鑑みると、
新コロナ旋風も3月中に終息せず、
4月までは続くのかな?という気がしています。


ただし、これは素人の個人的な感想ですから、
実際、感染者数がどいいう推移するか?はわかりません。


もちろん、世間における今の雰囲気を考えれば、
『NPBも開幕延期』やむを得ないですね。
ただ、選手らも調整が難しいですから、
決めるなら、とっとと決めて欲しいです。


問題は、その後の日程をどうすのか?
パっと、考えられる方向性としては次の案でしょうか。


①強行案
 五輪中の休養は予定通りとし、
 日程がカツカツでも
 予定通り143試合、CS&日本Sの実施をフル強行
 →経済効果は維持できそうです。
  しかし、当然、選手らが悲鳴を挙げます。
  負傷者も生じる懸念大です。


②五輪中も開催案
 五輪中の休養はヤメて、例年通り、
 公式戦を続行させて、
 予定通り143試合、CS&日本Sを実施
 →当然、五輪期間中には、
  五輪出場選手を多く輩出する球団が不利になる。
  五輪期間中の球団格差の問題


③CS中止案
 五輪中の休養は予定通りとし、 
 予定通り143試合、日本Sを実施するけど、
 CSは中止する。日本Sはリーグ優勝者同士の戦いに。
 →CSの経済効果は大きいけど、
  その経済効果が見込まれない。
  CSのみならず、
  リーグ戦でも終盤には消化試合を増し
  (3位以下の球団などが)
  その分、経済効果を薄まるおそれあり。


④公式戦試合数減少案
 五輪中の休養は予定通りとし、 
 CS&日本Sを実施するけど、
 公式戦は143試合もやらず、試合数を減らす
 (昔のように130試合にするとか) 
 →減らした試合数分の経済効果が見込まれない
  また減らす対象試合にどの試合を選ぶか?
  (経済効果減少の格差等の影響などに配慮要)


  ただし、CSの経済効果は大きく見込まれる。
  CS以外でも3位決定戦など盛り上がる
  でも、例年と比して、
  レギュラーシーズンの成績価値が下がるか?
  (特に個人成績)
  例えば、リーグ優勝も、
  143試合で実現した場合と、
  130試合で実現した場合では差異が生じ、
  試合数の多い前者の方が価値が高いですし、
  それは個人成績もそうですね。
  絶対数を争う成績(HR等)は数が少ないですし、
  率を争う成績(打率等)は精度が粗いですから。


⑤CS&日本Sの開催時期の延期
 五輪中の休養は予定通りとし、
 日程がカツカツでも
 予定通り143試合、CS&日本Sの実施
 ただし、開幕で遅れた分、
 CS&日本Sの時期も遅らせる
極寒環境になるおそれあり。
 寒さにより負傷者続出などの懸念あり。
 11月のメラドは極寒であり、
 楽天が進出したとき、
 仙台とかではさすがに無理。
 また、オフシーズンの短縮で選手への負担増


色々と選択肢があります。
最善の選択肢を選んで欲しいです。


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前置きが長くなりましたが、
本題の広島とのオープン戦ですね。


昨日土曜日は、
試合を観ていないので詳しいことはわかりませんが、
『山賊現る!』状態で、『山賊降臨!』状態
獅子威し打線が大暴れしたようですね。
川越ら若手に結果が出たことは良かったです。


ただ、獅子威し打線は、
不調な相手、得意や格下の相手の場合、
容赦なく遠慮せずに徹底的な大攻勢を仕掛けますが、
好調な相手、苦手や上級の相手の場合、
借りてきた猫になってもの凄く静かになってしまいます。


すなわち、獅子威し打線は、
相手投手に左右されやすいことが
結構、著しい面があります。
(だから苦手な天敵も多し)
それ故に、大攻勢した翌日は閑古鳥とか。。。
閑古鳥だったけど、翌日は大暴れとか。。。


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さて、今度こそ本題である今日の広島戦についてです。


今日はJsports1で中継をしておりましたので、
仕事から帰宅して録画を観ました。


世間の注目度が最も高いのは、
先発のマッザ・カデースキ見参!
ですね。
今日のスポーツニュースはこのニュースで持ちきりでしょうか。


今日のスタメンと結果です。

今日のスタメンは、開幕時打順の最有力案ですかね。
木村の打席に、川越など若獅子らが強襲できるか?


まずマッザ・カデースキについて。


昔のような自慢の速いストレートがもう投げられませんから、
現在は、カットボールを上手く適用し、
動いた球を投げながら、相手を打ち獲る投球スタイルですね。


同じ打ち獲るにしても、ゴロアウトを増やしたいですね。


で、今日のマッザ・カデースキは、


【1回裏】
田中をチェンジアップで一ゴロ、
菊池を外角カットボールで遊ゴロ、
西川を外角低め2シームで遊ゴロと
立ち上がりを
ゴロアウトを重ねての三者凡退でした。
結果としては、上々の立ち上がりと言えます。


〇田中をチェンジアップで一ゴロ

〇菊池を外角カットボールで遊ゴロ


ただし、
田中への2球目、菊池への4球目と
(菊池への4球目は危険球に近いすっぽ抜け)
抜け球が目立ちましたね(12球中2球)


当然、その抜け球が、制球良く投げられぬ球
彼の場合、致命傷になる懸念はありますから、
そういう投げミスは極力減らしていきたいです。


【2回裏】
ここで捕まります。
鈴木誠には、

抜けて甘く真ん中付近に入るカットボールを左本塁打1失点

ピレラには、
サードおかわり君に捕球してもらいたかったですが、
サード強襲でおかわり君を弾く左二塁打
曾澤には、粘られて粘り負けし、
ど真ん中の甘いスライダーを左安適時打1失点
でした。


ピレラのヒットは、
サード強襲と不運さもあるかもしれませんが、
カーブが外角高めに抜けたこと
鋭い打球を生み、強襲打になったことの要因です。


すなわち、このイニングでは
マッザ・カデースキの弱さを露呈しました。


もともと、昔のように球威で抑えるタイプではなく、
変化球ももの凄いキレがあるタイプでもありません。


それ故に、抜けたり、甘く入ったら
そりゃ打たれるのも当然
ですね。
バッティングピッチャー化します)


そして、曾澤の打席やその次の3回裏でもそうでしたように
カットで粘られやすいことを露呈しました。
(空振りを奪えず、凡打も打たせられず)


こうも簡単に粘られてしまうようでは、
球数は嵩みますし、粘り負けして四球を与えやすいですし、
甘く入って痛打されやすくなりますね。


【3回裏】
無失点に抑えたとはいえ、
田中が飛び出した牽制死で助かり、
制球を乱して3与四球、西川に右三塁打と
ボロボロでした


先頭の田中には、2球で追い込むものの、
簡単に粘られて、粘り負けの与四球でしたね。
(その後、牽制死で助かる)


西川には、
低めカットボールを完璧に捕えられ、
山川のグラブを弾く痛打されました。


結局、ゴロアウトも初回のみであり、
2~3回はゴロアウトはありませんでした。

今のマッザ・カデースキは、
緩急を活かしながら、動くボールで
ゴロアウトと凡打の山を築かせることが肝要です。
そのためには、
抜け球や甘い所へ入る球を極力減らすための制球力アップ
しかも、粘られても粘り負けしない制球の持続
身に付けぬと厳しい状況のままですね。
まあ、それら課題はかなり高い壁でもありますが


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2番手には平井が登板しました。


2三振を奪いましたが、
2与四球、2被安打で1失点でした。


〇菊池 キレ不足のスライダーで
レフトへタイムリー被打


とにかく、今日の平井は、制球が乱れまくり
自慢のスライダーのキレも不足していました。


当然、この投球では厳しいですね。


気になるのは、昨日は抑えましたけど、
今日は『連投』になったことです。
昨年の酷使による影響
連投したことで露呈したのか?


もちろん、昨年の酷使による影響はまだ判断できません
判断できるのは、もっと後々、
シーズン途中で疲労が蓄積されたときに
踏ん張れるか?否か?でしょう。


ただし、昨日は抑えたけど、
連投した今日は大乱調、というのは
嫌な不安材料になりますね。


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3番手には増田が登板しました。


いきなり先頭の松山に
ど真ん中のストレート
左安打を打ち込まれましたね。
まあ、おかわり君には止めて欲しかったですが、
サード強襲というか、
おかわり君の反応が遅れましたね。


〇松山に真ん中ストレートで左安打


次の小園がバント失敗で大いに助かり、
次の阿部が二ゴロ併殺で抑えましたが、
これも飛びついた外崎の好守に助けられました。
しかも、打球は
ストレートを捕らえられており、
鋭い打球
になっていましたね。


今日は、ストレートそのものを打たれており、
力負けしていましたね。
仕上がりにはまだ時間を要しそうですね。


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4番手には、6回以降の4イニング
與座が投げて無失点に抑えました


【6回裏】
いきなり先頭の坂倉に死球を与えます。


しかし、次の野間を2球で追い込んで
インハイのストレートを詰まらせて二飛
ただし、このとき、高め釣り球でも
森は中央の高めを要求していたものの、
與座の球は、制球乱してインハイへ
追い込まれた野間の焦りが功を奏しました


〇野間に外角要求がハズレてのインハイへ。
 それをバットの根元で詰まらせた二飛。
 結果オーライだったアウト。


次の髙橋大樹にも
高め釣り球の外角高めストレートをバットの先で右飛
最後は、堂林に緩急を活かしながら
外角低めに曲げるカーブで空三振を奪いました。
堂林はアンダースローに全く合ってませんでした。
ただし、2~3球目、外角を狙うものの、
外へ外れすぎて、無駄球になりましたね。


〇堂林 外角低めのカーブで空三振。
 完全のボール球にうを伸ばして泳ぎながら手を出す。


【7回裏】
いきなり先頭の上本に
初球の外角ストレートで右安打を打たれます。
甘い腰高の高さに入ったところを
タイミングよく合わされて流されました。


與座の場合、
タイミングを合わされてしまうと辛いですね。
タイミングを狂わすことが武器なんですから。


ところで、上本の登場曲って、
競馬のファンファーレなの!?(^o^)


しかし、次の曽根が打ち上げてバント失敗し、
次の小窪では、上本と同じような外角ストレート
タイミング良く合わされましたが、
ライト線手前に落ちる打球を
愛斗が追いついて捕球する好守に助けられて右飛。
ただし、上本のときより、外寄りのボール球でしたが、
タイミングは上本と同様でした。


上本&小窪には、
與座の外角腰高のストレートは捕えられていましたね。


〇上本、外角腰高ストレートを流されて右安打

〇小窪、外角腰高ストレートを流されて右飛
 上本の球と比べて外寄りのボール球でしたが、
 上本と同様の好タイミングで流されました。

最後の小園には、
森のパスボールもあって進塁を許しましたが、
(これは止めたい)
外角低めストレート三ゴロに仕留めました。
浅いイレギュラーのバウンドになり、
スパンジーが突っ込んでジャンピングスローの好守
判定はセーフでしたが、リクエストでひっくり返りました。
スパンジーは本職のサードは動きが良いですね。


【8回裏】
この回から齋藤誠がマスクを被りました。


安部をシンカーで一ゴロに仕留め、
坂倉ではインハイ攻めで内角を意識させて
外角の緩いスライダー

泳がせながら緩急を活かして空三振を奪い二死に。


〇安部 低めシンカーで一ゴロ
 小さく沈むシンカーで
 球の頭を叩かせゴロアウトを稼ぐ
 左打者を打ち獲ったのもOK


〇坂倉 外角スライダーで空三振


ただし、次の野間には、
外角低めの要求でしたが、
ストレートが甘く中に入り、
好タイミングで流されて

三遊間を抜く左安打を打たされました。


〇野間 真ん中低めストレートを左安打
 外角要求から甘く中へ入ったところを痛打。


しかし、髙橋大樹を外角低めストレートで
二ゴロに料理し、失点を許しませんでした。


このイニングは、相手の早打ちもありましたが、
11球で凌ぐ節約投球に。
ここまでの3イニングも38球とで球数も
1イニング平均13球/回未満と上々でした。


相手の早打ちも、
タイミングが合わないアンダースローだから、
追い込まれると厄介、と相手も考えやすいです。
それだけに、
球数を嵩ましたくない與座にとって、
追い込まれると面倒と思われ、
相手の早打ちを誘うように
ストライク先行は続けたいですね。


【9回裏】
先頭の堂林には粘られ、二遊間を抜けそうなところを
山野辺が追いついく好守に助けられ、
次の上本には、制球を乱して与四球に。
次の曽根のバント失敗(2度目)に助けられ、
調子が上がっていない長野を
外角低めに外れるスライダー(ボール球)で
遊ゴロに仕留めました。


〇長野 外角低めボール球に
 腕を伸ばして泳ぎながらバットの先で引っ掛ける
 追い込まれていたとはいえ、
 この球を見送ることができぬ長野もまだ不調。


今日の與座毎回、出塁を許しましたが、
4イニングを無失点に抑えました。
4イニングを無失点で切り抜けてくれるなら、
まずはロングを含めた中継ぎで活躍が期待できます。
もっと長く投げることができるなら
先発ローテ入りもそう遠くはないでしょう。


ただし、4イニング目は、
二巡目で意識しすぎたのか?
それとも、
30球を超えて息切れしたのか?
(もともとそんなに長く投げた経験が乏しいだけに)
制球を乱し、山野辺の好守や
相手(曽根・長野)に助けられましたが。


また、今日の與座結果を残しましたが、
内容においては、
粗い投球になっており、まだ課題を残すことを否めません。
投げたい所へ投げてもハズレてしまうなどの
不安定要素をまだまだ減らしたいですね。


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一方、打撃陣については、
まず山川に2発出ましたね。


8回表の2本目は、ど真ん中の甘い球でしたが、
バットの先でしたけど、スタンドへ運びました。

カメラに向かって、マイセルフ『どすこい!』


山川や森、外崎ら主軸は
とにかく「開幕に仕上げる」しかないので、
ここでは、新外国人スパンジー1番打者・金子
途中出場の若獅子らとその対抗株・木村、と
カギを握る選手らを中心に触れます。


まずスパンジーは、
3打席無安打、1与四球、1空三振でした。


1打席目は、一二塁間を抜けず、
菊池の広い守備範囲に阻まれましたが、
初球から低めを強引に打ちましたね


注目は、懸念される『空三振』(5回表)ですね。
相手は先発の森下で二巡目でした。


初球はセーフティバントの仕草を見せて空振り。
2球目は、あまり落ちず外へ逃げる
チェンジアップを振り遅れの空振り
このチェンジアップが
完全にタイミングが合っていません。

その後、3球続けて外角にストレートを外し、
フルカウントに展開します。
6球目、外角ストレートをカットするものの、
しかし、最後は2球目と同じような
チェンジアップで空三振になりました。


〇2球目空振り(外角チェンジアップ)

〇7球目空三振(外角チェンジアップ)


どうも、スパンジーの打撃に関しては、
打ってもらわねば困る存在なんですけど、
まだ本調子に上がってこないこと、
変化球にはまだ翻弄されていることと
なかなか上手く行っていませんね。


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1番打者・金子に関しては、
今日は4タコでしたね。。。


まず初回ですね。
初回は相手も立ち上がりで不安を抱えています
一死獲るまでは不安はついてまわりやすいです。
だからこそ、1番打者としては、
必ず先頭に回ってくる初回の一打席目が
かなり重要な役目になってきます。


相手の森下もアピールせねばならぬ立場であり、
当然、強力な獅子威し打線に不安はあったと思います。
現に、ストレート中心に攻めてきたわけですが、
初球の外角高めにストレートを外し、
2球目も力みが入って高めにストレートを外します。
3球目は、外角にストレートを入れてきてB2S1。
でも、4球目にカットボールが力んで低すぎて外します。
これでボール先行となりB3S1のカウントに。
森下自身、ここまで自分のリズムを築くことができていません。
すなわち、
この時点でカウントでもそうですし、
心理的にも金子の方が森下より優位に立っている展開でした。
ただ、金子も迷いのある表情をしていますけど。。。
5球目はコーナー一杯の外角低めストレートを決められ、
フルカウントに持ち込まれます。
まあこの5球目は、捕手の要求より外れましたが、
厳しいコースだったので、見逃しもやむを得なかったでしょう。
問題は6球目です。
フルカウントだから見逃すわけにもいきませんが、
低めの角度のある難しいストレートを流すものの、
バットの先で当てるだけの打球となり、左飛で仕留められます。
追い込まれているとき、
その難しい球をカットできるようにしたいですね。


データは数年前の少し古いものですが、一般論で
2ストライク後、
ファウル0球の打席ファウル4球以上の打席の出塁率は、
前者が0.232であるのに対し、後者が0.338と高まります。
打率、四球率、そして出塁率は
ファウルを打てば打つほど「率」が高まる傾向があります。


金子自身、「率」を上げたいなら、
カットで逃げる技術のレベルアップを図られたいです。


初回は、源田もあっさり倒れ、森がヒットを打ちましたが、
緊張の1イニング目を無事に終えた森下は、
その後は自分のリズムに乗ってしまいましたね。


金子が1番打者に挑む以上、
必ず先頭に回る初回の1打席目は、
相手投手の不安を増大させるよう
結果を出すことに全身全霊をかけてほしいです。


〇金子 1打席目(1回表) 右飛

2打席目の3回表二死では、
ボールが先行した1打席目と違って
ストライク先行で攻められ
最後はカーブで空三振でした。


3打席目の5回表二死一塁では、
2打席目と同様、ストライク先行で攻められ
最後は低めストレートで空三振でした。


4打席目の7回表二死では、菊池に対して
遊び無しのストライク先行で、
(バットを振らずに2球で追い込まれる)
最後はフォークをすくい上げての中飛で終了しました。
まあ、これは初球の真ん中カーブはタイミング合わずで、
2球目は外角高め一杯(ボール気味)だったから、
追い込まれるまではやむを得ず
最後のフォークも空振りをせずに
当てることができたのはいいのですが、
結局、バットの先で当てるだけの打球でした。
これをカットするのは難しいですが、
追い込まれてはいましたけど見送れるか?
ですね。当然、難儀なことですが、
それをクリアしないと、「率」は上がりませんね。


〇金子 4打席目(7回表) 中飛


現在、オープン戦では、
打つときには打つんですけど、
打てないとさっぱり打てないと、
安定性が微妙な打撃をしています。
安定性を保てないと「率」もなかなか上がりませんね。


秋山らが言っていた「1日1本」
1番打者を担うなら、
「1日1本」を実現されたいですね。


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若獅子らについて、今日は途中出場になりました。
ただし、今日、打席に入った若獅子らは、
1打席だけですが、山野辺、川越、愛斗です。


今日の川越は、8回表一死で前日に本塁打を放っている相手
ジョンソンとの再戦になりましたが、
低めストレートを打たされて一ゴロ
まあ、これはやむを得ないでしょう。


愛斗は、最終回に打席が回ってきましたが、
スコットのスライダー攻めで
リズムをつかめず空三振でした。
スライダーに合ってませんでしたが、
アピールも後手になっており、
(守備でアピールはしましたが)
3球目とかは甘かっただけに、
ここは打ちたかったですね。


山野辺に関しては、8回表二死、
甘く真ん中に入ったカーブ
思い切り引っ張って左安打を打ちましたね。
しっかり引き付けながら、
上手くレフト前に運びましたね。
まあ、山野辺の場合、
守備面も含めた総合力の観点からの使い方
カギを握りますが。


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一方、若獅子の前に対抗株・木村については、
今日も1本安打が出ましたね


5回表二死での2打席目において、
森下のチェンジアップを完璧に捕えて
引っ張りながら左安打を放ちました。

まあ7回表無死一三塁の場面
1得点を得ましたけど、
低めの2シームを引っ掛けて遊ゴロ併殺打
まだB1S1のカウントだっただけに、
これはチャンスをモノにしたかったですね。


ところで、レギュラー争いにおいて、
木村は、昨夏の若手との争いでは、
結局、若手が低迷する一方、
本塁打を固め打ちしてアピールしていましたね。


木村の場合、若手との違いでは、
今までやってきた格の違い(意地)を魅せて
奮起しています。
土壇場で奮起する力を木村が備えていることは
それはそれで良いですが、
若手もそれに負けていては、
チームの将来も乏しく困りますね。


ただ、木村&金子はOP戦で活躍していても、
開幕以降で閑古鳥の前科があるから、
OP戦で大好調でも信用仕切れぬ部分は残りますが。


いずれにしても、レギュラー争いについては
レベルの高い競争を繰り広げ、
チームの地力アップを図られたいですね。
そして、若手にはその争いをのし上がって欲しいです。
もちろん、木村には
レギュラーを死守するようレベルアップされたいですね。



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オープン戦も残すは5試合です。


開幕時期がどうなるか?
不透明な部分が大きいですが、
開幕ダッシュは決めたいですから、
仕上げには抜かりないように調整されたいですね。