下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【開幕前夜】有無を言わさず戦いの幕は上がる。戦いに全神経を集中させよ!狙うぞ「三連覇&日本一」/獅子よ、頂上へ駆け昇れ!

さて、開幕です。


まあ、今年は色々と問題も抱えての開幕になります。


NPBにおける「ガイドライン」は完成し、
感染・発症したときの個々の対応は記載されていますが、
感染者が生じるなど、コロナの面で問題が生じたとき、
どういうときに試合を中止にするのか?
どういうときにリーグ戦を一時中止にするのか?など、
全体における対応に関しては、記載が見られませんでしたね。
 ※ある意味、「個々の対応のみやります」で、
  「全体では何があっても試合、リーグ戦は続行する」
  でもいいわけですが、
  「一体、どうするの?」の全体の方針は明示すべき。


FA権利取得の日数に関しては、コロナ特例を起用するのか?


球団は経営難が見込まれるが、年棒減はどうするのか?
 →今の雰囲気では、
  年棒減を全体では決めず、各球団に一任の可能性?
  でも、それでは、当然、球団格差が拡大し、
  FA流出促進する球団も出そうですね。
まあ、現時点では「うやむや」状態です。
それでは、多分、実行が困難になります。
 ※人って、仕事を先にしてから、給料減らすね、
  というのは嫌悪感(抵抗感)を感じやすいものですので。


本来ならば、開幕前(働く前)に
「方針」を決めておかねばならぬ重要事項です。 
(詳細な具体的な話は後だとしても)


逆に、次のことは決まりましたね。


・レギュラーシーズンは6球団24回戦総当たりの各球団120試合とする。
・CSは、パ・リーグは1位球団と2位球団の対戦、セ・リーグは開催しない。
・延長回は10回までとし、
 10回を終わってなお同点の場合は引き分け試合とする。
 (イースタン、ウエスタンも同様)
・出場選手登録は1球団31名まで、ベンチ入りは26名まで。
 (うち外国人選手は出場選手登録5名以内、ベンチ入り4名以内)
・「勝率第一位投手賞」の表彰は10勝以上を規定とする。
 (従来は13勝以上)
・新型コロナウイルス感染拡大を防止し、
 シーズンを最後まで継続することを目的に
 「感染拡大防止特例2020」を新設。
 本人や家族の感染疑いや体調不良の症状が発生した場合、
 選手異動手続き(出場選手登録、登録抹消)に
 特例を適用することができる。



まあ、色々と問題は山積したままの開幕となりましたが、
もう泣いても笑っても、
戦いの火蓋が切られます!
やる以上は「勝ちたい」ですね。
当然「頂点」を狙いたいですね。


今日は、その観点からダラダラと述べていきます。


開幕一軍メンバーは次のとおりです。


<西武ライオンズ>
【投手】
Z・ニール(開幕戦先発)、松本航、與座海人、
増田達至、平井克典、R・ギャレット、
平良海馬、宮川哲、浜屋将太、森脇亮介、
田村伊知郎、武隈祥太


【捕手】
森友哉、岡田雅利、柘植世那


【内野手】
山川穂高、外崎修汰、源田壮亮、中村剛也、
山野辺翔、呉念庭


【外野手】
栗山巧、金子侑司、木村文紀、
C・スパンジェンバーグ、
鈴木将平、熊代聖人、川越誠司
※以上28名


<日本ハムファイターズ>
【投手】
有原航平(開幕戦先発)、加藤貴之、金子弌大、
宮西尚生、井口和朋、村田透、堀瑞輝、
秋吉亮、鈴木健矢、公文克彦、玉井大翔、吉川光夫


【捕手】
清水優心、鶴岡慎也、宇佐見真吾


【内野手】
杉谷拳士、中田翔、中島卓也、清宮幸太郎、
渡邉諒、野村佑希、谷内亮太、石井一成、横尾俊建


【外野手】
王柏融、谷口雄也、大田泰示、西川遥輝、近藤健介
※以上29名


西武の場合、
残り先発陣の光成、今井、6番手(本田らしい)を含めれば、
これで31名の枠が埋まります。


ただし、昨年までは、
登録人数が野手>投手の傾向でしたが、
過密日程の今年は、
例年以上に投手陣へ負担が嵩むから
投手は16〜17名が欲しいところです。
(野手は14~15名)


しかし、今の公表では、
まあ想像がついておりましたけど、
結局、野手陣16名>投手陣15名の構想であり、
昨年までの【野手優先】の視点、
『野手多め、投手は甘えず働け!』思想
今年も繰り返されそうな懸念が大ですね。


まあ、日ハムの方も野手が17名、
ソフバンも野手16名のようで、
開幕時は「野手>投手」の構想らしいですが。。。


確かに捕手3名を用意しておくことには
異論はありません。
6連戦続きで大変ですから。


ただ、今回の面子を考えると、
熊代を使うのかな???
熊代より投手の方が

使う機会が多いのでは???
という気はしますけど。。。


確かに熊代はユーティリティープレイヤーで
「投手以外」ならどこでも守ることができるので、
何かアクシデントがあったときに使えます。


でも、上記メンバーを見ると、
捕手役はできないけど、
まず外崎&スパンジーがユーティリティープレイヤーです。


外野手においては、栗山がDHだったとしても、
金子、木村、スパンジー、外崎
鈴木、川越の5人もいれば補えます。


内野手においても、
守備面の実力レベルの問題はありますけど、
山川、外崎、源田、中村、スパンジー
山野辺、呉と7人もいれば補えます。


捕手は3人もいますから、何とかなりますね。


そして、
今年は延長しても10回までですから、
その分、昨年よりアクシデント発生率は低下します。


昨年も、アクシデントらしいアクシデントというと
岡田が負傷したくらいですかね。。。


結局、熊代も、水口も、
代走や守備で出てくることはありましたが、
「代打」で気休め程度に
(打てることに期待薄)
無理やり使ってもいましたね。。


でも、うちの投手については、
「炎上」という
アクシデントの発生は多々あり、
投手は1人でも

「多い」に越したことがありませんからね。


まあ、今年も平井さんは、、、
やっぱり「酷使再来」なんでしょうかね。。。


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ところで、打線の方は
やはりスパンジーが1番で決まりみたいですね。


そうなれば、辻采配の打順は、
今までの練習試合でのオーダーも鑑みると、


 1番:7スパンジー
 2番:6源田
 3番:2森
 4番:3山川
 5番:4外崎
 6番:5中村
 7番:DH栗山
 8番:9木村
 9番:8金子


が順当に濃厚でしょうね。


川越&将平は、まずベンチスタートで、
あとは、虎視眈々とレギュラーの座を狙う
というところでしょうね。


当然、木村金子も、
うかうかとしてられません。


とりあえず、
激しいレギュラー争いはまだまだ続き、
比較的、内容の濃い戦いになりそうですね。
それがチームの底力アップを促しますね。


もちろん、
1番打者問題もまだ決着はしませんね。


スパンジーについても、相手は、練習試合と違って
本気で彼の弱点を探り、突いてくるでしょう。
彼の弱点というと、
縦系の変化球や、外角低めへに逃げるスライダー等が想定されます。


6月練習試合におけるデータを見ると、
(1.02 ESSENCE of BASEBALLより)
スパンジーの「球種別の100球当たりに対する得点増減」は、
 〇ストレート(wFA/C)+7.84
 〇スライダー(wSL/C)+0.23
 〇カットボール(wCT/C)-16.31
 〇チェンジUP(wCH/C)-6.13
 〇カーブ  (wCB/C)+4.33
 〇フォーク (wSF/C)-0.31


ストレートは


懸案となる変化球については、
スライダーやカーブには対応できていた方であり、
カットボール、チェンジアップ、フォークがマイナスでしたね。


まあ、試合数が少ないので変動しやすいですけど、
メジャー時代の通算成績で、同様の指標を見ると、
 〇ストレート系(wFB/C)+0.44
 〇カット系  (wCT/C)+0.61
 〇カーブ系  (wCB/C)ー1.78
 〇チェンジ系 (wCH/C)ー0.98

でしたね。


メジャー時代のwCT/Cについては、
スライダーまで含まれている可能性はあり、
また、カーブは、
今年の6月の方だと頑張っていることが伺えますが、
今度は、相手も
本気で「弱点」を攻めてきますから、
スパンジーがそれに抵抗できるか?
ですね。


一番打者の候補者としては、
全般的な面で厳しいけど、一応、金子が残っており、
源田も、外崎もいますね。
(監督の中では「スパンジー、金子、源田」ぽいですが)


一番打者の座を賭けた争いはまだまだ続き、
そのときの状況に応じた適用になりそうですね。


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ところで、ハムの開幕投手は、有原ですね。


有原については、
基本的に、対戦経験が少ないのですが、
「天敵」というところまでの印象は無く、
状況に応じて、良かったり、悪かったりのイメージですね。


前回の今年3月の練習試合では、
有原を相手に打ちまくりましたね。
まあ、有原も本調子ではなかった様子ですけど、
ただ、この日の獅子威し打線は、
16安打も打っておきながら、稼げた得点は5点止まり。
残塁も12個と、
非効率的(無駄が多い)な攻撃
になりましたね。


昨年、有原との対決は、
4月の東京ドームでの一戦のみでした。


当時、最終回に逆転を図って、試合には勝ちましたが、
有原には、8イニングを無失点に抑えられましたね。
(3安打、1四球)


一昨年も一試合しか対決していなく、
そのときは、打ち込んでいるのですが。。。



まあ、昨年は、
獅子威し打線の方が有原の球筋を絞り切れていませんでしたね。


昨年の有原の球種を見てもわかるように、
ストレートは約3割しかなく、
チェンジアップが約2割、
スライダー、カットボール、
フォーク、2シームが各1割前後あり、
カーブも持っているように、
球種は多様ですから、
こちらが迷走してハマるとやられますね。
スパンジーは大丈夫かな???


※今年6月の練習試合では、
 ストレートが約3割半ば、
 フォークが約2割程度ありました。
 まあ「試し投げ」もあったでしょうけど。


昨年、2ストライク後の球種になると、
全般と比して、
チェンジアップが約3割、フォークが約2割と、
縦系の変化球が頻度を増して勝負を打ってきますね。
(ストレートは約3割で全体とあまり変わらず)


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一方、ハム打線について、
嫌なのは、近藤、大田、渡邉あたりでしょうか。


正直、中田は失投を気を付けておけば、そう怖くはありません。
清宮はよくわかりませんけど。
また練習試合で好調だった万波は、一軍に残りませんでしたね。


そのうち、近藤渡邉は、
6月練習試合で打率4割超、OPSも1超と好調でしたね。


近藤の場合は、全般的にレベルの高い打者ですけど、
渡邉の場合は西武戦でやたらに打つんですよね。
ただ、昨年、ニールは、渡邉を抑えています。
(ニールも、昨年のように状態が良ければいいが)


<渡邉(西武戦)2019年成績>


でも大田は、渡邉以上に、
西武戦でめちゃめちゃに打つますし、
昨年、ニールも打たれていますね。。。


<大田(西武戦)2019年成績>

とりあえず、開幕戦において、
投手面でとにかく心配なのは、
ニールが練習試合時と違って
明瞭に大きく仕上げてくるか?
ですね。


そして、
ニールが何イニングまで投げるのか?
ですね。



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ところで、今年は、さっそく来週に、
大きな勝負処となるソフバン6連戦を迎えます。
敵地・福岡では分が悪いけど、
本拠地・所沢ならまたマシであり、
デスパ、グラシアル、千賀らが不在ですから、
鷹戦での勝ち星を
その6連戦で稼がなくて、いつ稼ぐの?
来週は、必死に鷹から
1つでも多く勝ち星を稼ぐ週間と思います。


そのためには、
その大勝負に向けて
弾みをつけておきたいです。
この開幕カードは、もちろん、
2勝1敗のカード勝ち越しが欲しいですね。


もし負け越したとしても、1勝2敗で切り抜け、
少なくとも
『今年の初勝利』は実現しておきましょう。


万一、3連敗のまま、
「今年、まだ初勝利が無いです」状態で
鷹6連戦に突入すると、
嫌な重圧がかかって、
鷹6連戦で一気に「連敗街道」へ突入する

おそれがありますからね。


投手なら立ち上がりで「まずは1アウト」
打者なら「まずヒット1本」というように、
まずは『初勝利』
とっとと稼ぎましょう。


そして、
今年目指すのは、
「三連覇&日本一」

獅子よ、頂上へ駆け昇れ!