下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【日ハム3回戦(MLD)】「あと一本が・・・」野球の残塁大祭『まけほ~😢』/チーム防御率も昨日までは1.00が今日で4.67へ!(まあまだ3試合ですけど)/でも『新・絶滅危惧種』のお宝という収穫もありましたね。

開幕戦カードの勝ち越しを賭けた「日ハム3回戦」です。


スタメン結果です。

先発は與座でしたね。
絶滅危惧種アンダースローであり、
一軍戦・初登板ですね。


課題は、
相手が慣れてくる
二巡目以降の中盤
投げることができるか?ですね。


大敗『まけほ〜』
開幕カードを負け越し
ましたね。


最大の敗因は、
タイムリー欠乏症の
「あと1本が・・・」野球、
連日開催の『残塁大祭』ですね。
残塁は昨日9個、今日11個であり、
獅子威し打線は、
決定打不足の「猫」打線と化してます。


まずは決定打不足の猫打線の結果から整理しましょう。



相手の杉浦についてですが、
昨年の球種構成割合については、次のとおりです。
<全体>
 〇ストレート:56%
 〇スライダー:18%
 〇フォーク :15%
 〇カーブ  : 8%
<2ストライク後>
 〇ストレート:55%
 〇スライダー:16%
 〇フォーク :26%
 〇カーブ  : 2%


長身から繰り広げる角度のあるストレート
落差のあるフォークが厄介であり、
追い込まれた2ストライク後になると、
フォークの投球頻度が増えていました。


しかし、今日の杉浦は、
序盤となる打線一巡目でフォークを封印しており、
二巡目に入り、スパンジーの2打席目で投げ始めましたね。


ただし、
スパンジーの2打席目やその後に投げたフォーク
そこまで落差も小さく、決まりにくく、
精度が低い状況でした。


4回裏、栗山
その落ちない外角フォークを捕らえて
中二塁打を放ってチャンスを拡大しましたね。


スパンジーの2打席目は、
2回裏、二死満塁のチャンスでしたが、
スパンジーは、内角フォークにより
右飛に倒れてチャンスを活かせませんでした。


でも、このとき、
杉浦がスパンジーに投げたフォークは、精度が低かったですね。
1球目&2球目のフォークが低すぎて、
スパンジーも手を出さず、ボールカウントを稼ぎ、
最後の7球目も、落ちきれず、
スパンジーもフェンスぎりぎり手前まで飛ばしました。
ただ、最後の7球目は、
内角へ投げ切られた分詰まらせてしまい、
打球の距離が伸びず右飛になったところですね。


 ※2打席目のスパンジーの凡退は、
  フォークが原因というより、
  内角に投げ切られて詰まらせたのが原因。


ところが、4回裏
一死満塁のチャンスであるスパンジーの3打席目では、
杉浦が冴えるフォークも投げるようになり、
空振りも奪われましたね。
最後は、内角一杯に小さく落としたフォークに
スパンジーは全く手が出ず、見三振に仕留められましたが。


とにかく、スパンジーの弱点は、
①縦系変化球
②左腕のクロスする外角低め変化球

であり、
2~3打席目の満塁チャンスでは、
杉浦もフォークを中心に攻められ、
「①縦系変化球の弱さ」により

チャンスを潰し続けました。


というか、
相手もピンチとなった勝負処では、
上記①の弱みを既知のため、
スパンジーには、
フォーク攻めを敢行しましたね。



6回裏のスパンジーの4打席目
左腕の堀に
上記②の弱さを攻められて沈みましたね。


確かに、
4打席目の最後に見三振を奪われた3球目は、
ストレートを外角一杯に決めらて、
全く手が出なかったわけですのが、
変化球ではなく、得意のストレートであり、
「低め」ではありませんでしたね。


でも、その前の2球目は
外角低めに逃げるスライダー
いつものようにお約束の空振りをしており、
3球目も外角低め変化球を意識したんでしょうね。


しかも、カウントは追い込まれていたけど、
B0S2であったから三球勝負をしてくるとは考えず、
3球目は、クロスしながらストライクゾーンから
外角ボールゾーンへ逃げる変化球と読み、
見送ることを視野に入れていた可能性は考えられますね。


その分、腰高の高さに入るストレートで意表を突かれ、
「全く手が出なかった」というところでしょう。


とにかく、スパンジーについては、
もう他球団も上記①や②の弱みを中心に攻めてきますから、
我慢することも含めて
上記①②の弱みへの対応力を何とかしたいですね。



ところで、今日の打線は、
2度の満塁チャンスを活かせませんでした。


しかも、2度目のチャンスは
「無死満塁の大チャンス」から
金子、スパンジー、源田で棒に振りました。


金子、スパンジー、源田と言えば、
現在、首脳陣が見据えている
うちの「1番打者候補者」らですね。


一般的に1番打者に求められることは、主に次の2点です。


必ず先頭で回ってくる1打席目で
 相手の立ち上がり時に相手へ脅威を与えること
 相手のリズムを崩すこと。
 →1打席目できっちり爪痕を残すこと
 ※まあ、2番以降に相手の様相を伝えることもある
最も多く打席が回ってくるので、
 できる限り、倒れず数多く出塁すること。


そのうち、②(出塁率)の観点から鑑みると、
無死満塁で1番打者候補が3人続くのであれば、
そのまま3人連続で倒れ続けるというのは、
あまりにも情けなく、3人とも1番打者失格
とも言えますね。


以前、辻監督は、
取材時にマスコミが「下位打線」という言い方をしたとき、
「ウチの場合、下位打線と呼ぶのはやめてくれる?」
と仰っていましたね。


本来、獅子威し打線が機能しているときは、
下位打線でも相手へ脅威を与える強靭な打線になりやすいので、
「“下位”という表現はしない」で良いわけですが、
この開幕カードは、
上位も含めて、明瞭な下位打線であり、
打線を分断してつながりを消してしまい、
残塁祭の神輿わっしょい!わっしょい!
盛り立ててしまっていましたね。


まず1番打者については固定せず、
状況(相手を含む)や調子に応じた適用
して欲しいですね。
首脳陣はスパンジー、源田、金子あたりを
1番打者候補として考えられてますが、
外崎や、その他も候補も含めながら、
幅広な選択肢を考えてもらいたいですね。


昨日のハム2回戦のように左腕が先発なら
左腕を苦手とするスパンジーは1番に向きません。
昨年、左腕>右腕の源田の方が合いますね。
ただし、出塁率を鑑みると源田より外崎ですね。
でも、外崎の場合、1打席目の率は高くないように、
エンジンがかかりにくいので、
必ず先頭で回る1打席目がネックです。


秋山は最強の1番打者でありましたが、
スパンジー、源田、外崎、金子らでは一長一短もあります。
(金子は全面的に劣勢ですが)


場合によっては、右腕投手が先発であるならば、
今、栗山が絶好調ですから、
栗山を1番に起用する案があってもいいでしょう。


とにかく、1番打者については
絶対的な不動の1番・秋山を失った今、
まだまだ固定化するには早計であり、
チーム内争いはまだまだ決着してなく、
「使えるかも」という者がいたら
まず使ってみることを視野に入れるというくらい
状況や調子に応じた適用を
柔軟に対応して欲しいですね。


また、ベンチには、
熊代、川越、将平、呉、山野辺らが控えており、
休んでいる先発投手(今井、光成、本田)を合わせても
一軍登録人数が「野手>投手」であるにも関わらず、
数多くベンチに座らしている
野手の控えをまともに使い切っていませんね。


今日、武隈&田村が炎上しましたけど、
(この点差で増田、平井、ギャレットは出さぬだろうけど)
下手をしたら、敗戦処理班が不足していたら、
平良、宮川、森脇ら昨日投げた
中継ぎ陣を連投させていた可能性はありますね。
今日は、その一歩手前だったとも言えます)


すなわち、
まともに使い切れぬほどの野手を
ベンチに座らしているくらいなら、
敗戦処理班で良いから、
ブルペンの駒を1つでも増やしておきたいですね。


しかし、
今の一軍登録人数はそうなっていません。


それであるならば、
こういう打撃に困っているときにこそ
準備している控えを使うとき、と言えますね。


実際に使うなら、熊代とかではなく、
川越将平らあたりになるわけですが。


少なくとも、点差が開いた8回以降は、
若手の川越将平らを試しでも使いたいですね。
そういうときこそ
彼らに経験を積ませるチャンスにもなりますから。
(まあ金子は8回裏にタイムリーを打ちましたが)


要するに、現時点では、
1番打者争いも決着してないとともに、
レギュラー争いもまだ決着はしてなく、
レギュラーについても、
状況や調子に応じて適用を図って欲しい
ですね。



まあ、敗戦処理投手が不足するときは、
投手として
メジャーで登板経験のあるスパンジーに投げさせますかね?
(メジャーでは敗戦処理投手として野手に投げさせたりもしますね)
それとも、木村、川越、熊代に投げさせる???


彼らを含めれば投手の人数は増えますが、、、、
一軍登録人数
やはり「野手<投手」としたい
ですね。
(投手:16~17名、野手:14~15名)




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話が脱線しましたが、
今日の試合の打線に話を戻します。


ところで、今日は中村が猛打賞でしたね。


1打席目は全くバットを振らず、四球で散歩しました。


2打席目は、B2S1からの4球目の高めストレート
真後ろに逸らすファウルを打ちましたね。
「真後ろに逸らす」ということは、
球へのインパクトは上下でズレがありますけど、
「バットを振るタイミングは合っている」
と言えます。


5球目は、バットの先でインパクトしましたが、
外角高めストレートを合わせながら
弾き返して中安打を打ちましたね。


今日の中村の安打3本については、
本来のホームラン打球ではなく、軽打狙いでしたから、
「絶好調」というわけでないですが、
打った全てがストレートだったことから
そこには価値はある
と考えています。


中村は、状態が良ければ、
「甘い変化球を見逃さない」というセールスポイントがありますが、
落とされる変化球で空振りをするなどは、
好調時でも見られる光景です。


しかし、ストレートが打てぬときは、
中村自身が不調状態
になっているとき
ですからね。


近年における中村のストレート成績を見ればわかるように、
ストレートを打てるか?否か?の結果が
中村自身の好調・不調を表していますね。

絶不調だった2017年はいい例です。


※中村:対ストレートの成績
 2014年 打率 0.263、wFA/C 2.23
 2015年 打率 0.292、wFA/C 2.52
 2016年 打率 0.281、wFA/C 0.36
 2017年 打率 0.215、wFA/C 0.62
 2018年 打率 0.302、wFA/C 2.07
 2019年 打率 0.349 、wFA/C 3.93
 ※wFA/C:ストレート100球当たりの得点増減


また年齢(衰え)との戦いもあるから、
速いストレートにどれだけついていけるか?
大いに重要な目安重要な物差しになります。


それ故に、
中村の打撃面の調子を計るバロメータには、
やはり「ストレート」が重要な指標になりやすく、
「ストレートを打つ」ことは
彼の状態の評価を高めても良い
と考えています。


逆に、甘い変化球は仕留めても、
ストレートに全く対応できないときは、
そのデキに関して、不確実性は高まると考えています。


だから、ストレートばかりで稼いだ今日の猛打賞3本は、
「ホームラン」という観点ではまだ評価しにくいですが、
「打撃」全般としては、評価したいところです。


ただし、今日のヒット3本は、
打撃の基本を忠実になぞるかの如く、
センター方向へ弾き返す打球ばかりでしたね。


それだけに、今日はストレートに対して、
バットを振るタイミングが合っていたわけですが、
弾き返す基本に忠実な打撃ばかりしていたのは、
今まで「振り遅れ」などタイミングが合っていなかったから、
タイミングを合わせるよう意識しながら、
実戦でタイミングの修正練習を兼ねていたため
なのかな、
という気はします。
すなわち、今日はタイミングが合ってきましたが、
現時点では、上向きになっていても、
まだ試行錯誤中であり「合わせ途上」
ということは否めないと思います。


もうしばらく、
中村の「対ストレート」には経過観察要
と思います。


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一方、投手陣についてですね。


1~7回の與座&浜屋の成績を示します。


まず先発の與座についてです。


全般的に見れば、
二巡目問題を抱えていただけに、
苦しみながらも、6回を投げ切って、
失点3で踏ん張り、QSを果たしたこと
二巡目問題の低減の可能性にもつながり、
今後に期待が膨らむ「上々の結果」だった
と思います。


確かに、ハム打線は、
鷹打線とかより攻撃力が低下する相手とは言え、
打線が二巡目に突入しても、
大崩れするようなことはなく、

球数が嵩んで苦しくなった6回表も、
失点を許し、中田を歩かせましたけど、
王や渡邉を相手に
タイミングを狂わせながら連続空三振で料理しましたね。
マウンドに西口Cが来てから、
球威のあるストレートも気迫で投げていましたね。


まあ、故障持ちでもありますから、
あまり無理をさせたくない面はありますが、
浜屋を回の頭から使いたかったようなので、
與座には6回を最後まで続投させ、
與座もその期待に応えましたね。


また、基本的には
内外、緩急、投げるタイミング等で相手を揺さぶるわけですが、
二巡目以降、球数が嵩むようになると、
森自身「高め釣り球」を増やして、
高低の揺さぶりを増やしたり、
アンダースローの特性を活かすように、
低めから浮き上がって相手を仕留める狙いを増やしたり
していましたね。


5回の清水には3球連続で、6回の大田には2球続けて
「高め釣り球」を活用していましたね。


二巡目以降も、バッテリー
相手のタイミングを狂わせる工夫や、
アンダースローの特性を活かす工夫を講じながら、
中盤もテンポよく投げて
相手を攻めましたね。


ただし、中田や大田に一発被弾したり、
その他でも打たれたりしていました。


一巡目だろうが、二巡目だろうが、
甘い球でタイミングを掴み取られてしまうと、
アンダースローなので球威は軽いから、
大きく飛ばされやすいですね。


確かに、甘いコースでも、
タイミングを狂わしていれば、
凡打で料理することが散見されるわけですが、
やはり、当たれば大きく飛ぶため、
甘く入ることには
細心の注意を払わねばなりませんね。


あともう1点は、
前々から見られている課題であり、、
今日も散見された課題です。


與座は、比較的、制球力が良い方ですが、
外角(内角)要求で中へ甘く入る球や、
逆球気味になったりすることが、

一巡目から散見されていることですね。


結果往来で、逆球でカウントを稼いだり、
タイミングが合ってないから凡退させたりしていますが、
投げたいところへ意図して投げ切れない、
捕手が構えたところに意図して投げ切れない
ということは、
甘く入る球を助長する懸念がありますね。
(逆に荒れ球になって相手を翻弄することはありますけど)


制球力は良い方でありますが、
甘い球を減らすためにも、
制球の詰めの甘さをもっと低減されたいですね。


あと、二巡目になると
相手がタイミングが合ってきて云々という課題を抱えていましたが、
ある意味、
次に再戦するときや、対戦を重ねていくと、
相手も與座の投げ方を知るようになって
慣れるようになっていく懸念はあります。


それだけに、次に日ハムと当たるときや、
他球団でも対戦を重ねていくに連れて生じやすい、
相手の與座に対する『慣れ』に注意が必須ですね。


いずれにしても、
與座は今後が楽しみの存在です。


ただし、故障持ちですから、
シーズンを通しての観点から未知数でもあります。
無理を強いて、潰すなどは厳禁ですね。



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2番手の浜屋については、


先頭の横尾を左飛で仕留めましたが、
打球はフェンスギリギリであり、
外角だった分、インパクトがバットの先だったので、
打球が伸びずスタンドインしないで助かりました。


しかし、球自体は、
打ちごろの腰高の甘い高さであり、
振るタイミングは捕らえられていたので、。
「危ない一球」でしたね。


また、清水には、
内角へ構えていましたが、甘く中へ入ってしまい、
真ん中のちょい高めのスライダーと、
打つには絶好球(失投)となり、
レフトスタンドへ運ばれましたね。


西川のポテンヒット二塁打は、不運の面があり、
空振りも奪う投球も見せていたわけですが、
この公式戦初登板となった今日は、
たかが1球、されど1球、
甘く入るときの怖さを学ぶ

良い機会になりましたね。
それは與座にとってもいい学ぶ機会になりました)


いずれにしても、
浜屋も今後が楽しみの存在です。


ただし、所詮はルーキーですから、
シーズンを通しての観点から未知数でもあります。
無理を強いて、潰すなどは厳禁ですね。


ところで、
西川のレフト線ぎりぎりに落ちたポテンヒットについて。


レフト線に落ちるポテンヒットでしたね。
打球は打ち獲っており、西川も緩急差により打ち損じました。


しかし、源田とスパンジーが
お見合いしましたね。


スパンジーも突っ込む源田に遠慮、
追いかけた源田もスパンジー遠慮しました。


今までなら金子源田で息が合っていましたが、
源田とスパンジーの間では
まだ連係の意思疎通ができていませんね。


先日、交錯しそうになった
スパンジー金子の左中翼間も同様ですね。


とにかく、
そういう意思疎通も含めて
連係を崩さないよう注意が必要
と思います。



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一方、武隈、田村は大炎上しましたね。


まあ、そもそも、練習試合でも
重ねて苦しい投球をしていた武隈
開幕一軍に選ばれていたことについて、
疑問しか浮かばず、
全く理解できなかったわけですが、、、
正直、今日のような武隈の投球は
想定される
順当な結果・内容という印象でしたね。


田村については、
鶴岡等にも簡単に打ち込まれていたように、
現時点で、実力面で格下感を否めず、
一軍戦では敗戦処理班の枠を超えることは
厳しいですね。


まあ、今日の武隈&田村の炎上は
「そんなもんである」という感想です。
田村の場合は、「ハマれば」という条件付きですが)


しかし、
「敗戦処理班に最優先で求めるモノは何か?」
という観点から考えると、
正直、いくら失点を重ねても構いません。
(試合は既に壊れていますから)
敗戦処理班について、
最も優先して欲しい任務は、

他投手(自分らより格上投手)を
使わず温存させること
にあります。


すなわち、戦国時代の戦でいえば、
負け戦で退却・後退する本隊を無事に逃がさせるために、
限られた戦力で敵の追撃を食い止める
殿(しんがり)の役目が
まさに敗戦処理班の役目に求められるとも言えます。


だから、激しい攻撃を受けながら大炎上しようとも、
他投手を温存させる任務を成功させられれば、
敗戦処理班の役目は果たした
とも言えます。


まあ、大炎上することにより
あまりにも守備が長くなりすぎることで、
野手の疲労を増す、という話はありますが。


今日、田村がこのままもっと沈めば、
昨日投げた中継ぎ陣の誰かが、
連投することになるのでは?
という心配があったわけですが、
(増田、平井、ギャレットは無いでしょうが)
だから、投手駒は1人でも多く
ブルペンに用意しておきたい
わけですが、
今日は、武隈&田村で消化を留め、
「他投手を使わず」で
済んだことは御の字でした。


ただし、敗戦処理班も
疲労を蓄積させてしまえば、
次以降、役目を果たすことはできません。
しかし、主力投手らの代わりはそう簡単にいませんが、
敗戦処理班の代わりはいくらでもいる
と言うことが挙げられますね。


それらを考えると、
敗戦処理班については、
原則的に『使ったら抹消』して
二軍にいる他投手と入れ替え、
再昇格日数を消化し、
順番が来たら『再昇格』を繰り返し、
常にリフレッシュ度を高めておくこと
が大事であり、必要と思います。


もちろん、登板したとき、
その試合であまり負担になっていなければ、

1軍にそのまま滞在させ、
間隔が開けたらまた登板させ、
疲労が蓄積したら『抹消』し、
他と入れ替えること
になるでしょう


このような戦略は、
今年のような過密日程の場合、
例年以上に有効となる運営であり、
今年は日程が「連戦続き」で過密だからこそ、
特に求められる思想であると考えています。


まあ、今日の話で例えるなら、
苦しい状況に追い込まれながら投げ続けた
武隈や田村には、相当の疲労も蓄積しているでしょうから
 ※ただし、武隈は、今の状況では全く通じないので、
  その観点から「二軍降格」は必要であり、
  再昇格はかなり改善させないと無理、と思います。
  (今の武隈では、松坂の方がマシです)


また、来週、鷹を相手に6連戦が控えていますから、
武隈&田村は早々に『抹消』し、
他の投手(泰雄や伊藤など)と入れ替え、
次の投手を使ったら『抹消』し、
また別の他の投手(誠や国場など)と入れ替え、
その投手を使ったら『抹消』し、
休ましていた田村と入れ替え、、、、を繰り返す
というところですね。


もちろん、これを行うには、次の点が必要ですね。


〇一軍と二軍の密な連携が必須
  二軍戦の登板についても、
  一軍戦ファーストで考える必要があり。
  一軍戦で使おうと思って昇格させたら、
  実は二軍戦で酷使したばっかりだった
  ということは昨年まで多々に見られたので。
〇一軍で次々に投手を投入しますし、
 一軍戦を見据えて休ませるので、
 当然、二軍戦で登板させる投手が減ります。
 そのため、それには、三軍クラスの投手も含めて
 さすがに一軍昇格は無理というレベルの投手を
 二軍戦で多く投げさせることが必須。
 それにより、低レベルの投手も二軍戦で実戦を多く経験させ、
 実力アップを図らせることが期待できます。
 ※二軍の主力レベルを一軍戦で、
  二軍で控えレベルを二軍戦で、というように
  自分のレベルより少し上のレベルの実戦経験を積ませられます。



ところで、
練習試合でも厳しかった武隈が開幕一軍入りしたがある反面、
榎田、小川、野田、泰雄ら左腕は
何をやっているのか???


今日、榎田&小川が
戸田の河川敷・青空球場で
投げていたみたいですね。


まあ、河川敷で道くさしていないで、
早く1軍に上がって来なさい!というところですね。
多分、そろそろ昇格すると思いますけど。。。

6月21日(日)イースタン・リーグ 埼玉西武戦(戸田)


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さて、今回の開幕カードは負け越しました。


まあ、勝ち越したかったですが、
その負け越しそのものは、
まだそこまで気にするところでもありません。
(鷹も負け越しましたし)


とにかく、
打線が貧弱な猫状態という問題は
しっかり向き合わねばなりませんが。



いずれにしても、日程的な問題に関しては、
来週が鷹を相手に
超勝負ウィーク6連戦❗
になるということですね。


もちろん、普通に考えるなら、
4勝2敗で勝ち越し、
3勝3敗でイーブンなら『御の字』となるわけですが、
獅子自身が敵地・福岡では弱すぎる
ということを考えると
来週は
本拠地・メラドで開催できる6連戦ですし、
千賀、甲斐野、デスパ、グラシアルらが不在ですから、
1つでも多く勝ち星を
稼いでおかねばならない6連戦

意地を張らねばならぬ6連戦
とも言えます。


<獅子の福岡(ヤフオク)成績>
 2019年:3勝6敗
 2018年:3勝8敗
 2017年:1勝11敗
 →3ヵ年:7勝25敗
  (勝率0.218<昨年木村打率0.220)


来週は、多少、無理をしてでも
鷹を相手に勝ち星を1つでも多く稼ぎ、
再来週のオリ戦、その次のロッテ戦では
その疲れを癒しながらがら勝ち越す!
そして、疲れをなるべく残さない状況を保ちながら
その次の週に敵地・仙台へ乗り込み鷲を撃破する!


これだけ過密日程になっていますから、
相手に応じた濃淡をつけた運営
有効かつ必要になると思います。


同一カード週6連戦は辛いですけれども、
反面、使い方によっては、
そういう戦い方が可能とも言えます。


一旦、抹消しても2週間もあれば、
強敵相手のカードでは再昇格ができる。


強敵相手カード直前や直後の週のカードを
有効的に使うことが肝要!
です。


今年は、こういう特例的な日程なんですから、
今までの固定概念は捨てて、
使える物・者は何でも使う!
(日程等のモノでも、人でも)
と考えることも大事です。