下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

さあ、鷹をメラドで迎え撃つ6連戦! 鷹から勝ち星を稼ぐのはいつやるか? 今でしょ!今週でしょ!

明日23日(火)からメラドにおいて、
ソフバンとの6連戦
が始まりますね。


まだ、獅子が敵地・福岡で
そこそこの勝負をすることができるのならば、
今週の鷹6連戦も、
4勝2敗、3勝3敗なら御の字(大成功)と言えます。


しかし、獅子の福岡(ヤフオク)における
3ヶ年通算勝率は木村の2019年の打率より低いです。


 2019年:3勝6敗
 2018年:3勝8敗
 2017年:1勝11敗
 →3ヵ年:7勝25敗
  (勝率0.218<昨年木村打率0.220)


まあ、2ヶ年で見れば、6勝14敗ですから、
秋山の打率(0.303)くらいの勝率ですが、
勝率で3割は低すぎますね。
(12試合で借金8~9個の計算)


しかも、昨年の開幕戦カード三連敗のように
週6連戦を含めますから、
あれよあれよと2017年状態の可能性もあり得ますね。


さらに、来週は、
千賀、甲斐野、デスパ、グラシアルらが不在です。


それらを考えれば、古いけど、
鷹から勝ち星を稼ぐのはいつやるか?
今でしょ!今週でしょ!
ですね。


ちなみに、
来週はオリ6連戦、再来週はロッテ6連戦です。


もちろん、
オリやロッテからも勝ち星を稼がねばならず、
オリやロッテも舐めてはアカン!ですが、
少なくとも、
オリ戦やロッテ戦は、鷹戦より楽になるのは確かであり、
ホームでも、敵地でも、勝ち星を稼げます。
今回、ロッテ戦は敵地・千葉ですが、
その後のオリ戦の敵地・京セラ等も含めて、
福岡(ペイペイD)とは事情が違います。


それらを鑑みれば、
この週6連戦という過密日程を逆手に取り、
今週は、多少、無理をしてでも
を相手に勝ち星を1つでも多く稼ぎ、

来週のオリ戦、再来週のロッテ戦では
その疲れを癒しながらがら勝ち越す!

そして、疲れをなるべく残さない状況を保ちながら
その次の週に敵地・仙台へ乗り込みを撃破する!

という戦い方が考えられます。


そのイメージの例え話をするとすれば、
「今年の平井がそもそも抑えられるのか?」
という心配が別の問題としてあるわけですが、
一応、昨年のように「抑えられる」という前提を仮定したとき、
平井を鷹6連戦のうち4戦で使う
(鷹戦で酷使する)
でも、鷹戦終了翌日6/29に平井を抹消し
オリとの6連戦、ロッテとの平日4戦は休ませる。
その休養期間に疲労を癒し、
再昇格させて敵地・仙台の鷲戦で使う。


もちろん、今年の平井は
連投たらパフォーマンスがかなり低下するのでは?
という話もあり、そうであるなら、
使い詰めは「逆効果」なので、
平井の無理使いはNGですね。


また、光成バージョンも考えられますね。
鷹1戦目(6/23)先発の光成を
鷹6戦目(6/28)でも先発として使い、

でも、鷹戦終了翌日6/29に光成を抹消し、
オリとの6連戦、ロッテとの平日4戦は休ませる。

その休養期間に疲労を癒し、
再昇格させて敵地・仙台の鷲戦の

1戦目(7/14)先発で使う。


もちろん、それをやるには、
「光成がそもそも鷹を抑えられるか?」
(無理させられる価値が光成にあるのか?)
「光成が中5日で鷹を抑えられるか?」
ということは別途、考えなければなりません。


ある意味、今週の鷹6連戦は
CSのような短期決戦のような戦い方もあり

という気もしています。


ただし、今の首脳陣は、
おそらくそんな考え方をしない
でしょうね。


基本的に「2軍降格」というのは、
「調子が悪いとき」「実力不足のとき」
という既存の固定概念があるからですね。


しかし、過密日程の今年は、
特例的な年でもあり、
そんな固定概念を
捨てた方が良い局面も出てくるはずです。


というか、そういう視点が
来年以降に向けて
「新たな戦い方」という発想

にもつながることが期待できます。


「2軍降格」は、
上記のような既存の固定概念によるものではなく、
日程等を鑑みて、
戦略的な配置があっていいですね。
(休養のために降格させるなど)


今回、武隈が抹消され、2軍行きになりましたが、
その理由は、武隈の投球を見れば一目瞭然、
「調子が悪いから」
ですね。


しかし、田村の方は「抹消」しなさそうですね。


敗戦処理班については、
代わりはいくらでもいるのだから、
原則的に『使ったら抹消』して
二軍にいる他投手と入れ替え、
再昇格日数を消化し、
順番が来たら『再昇格』を繰り返し、
常にリフレッシュ度を高めておくこと
があってもいいわけですが、
今、首脳陣にあるのは既存の固定概念のみ
という雰囲気です。


ところで、ソフバンの方は、
今年の週6連戦は『総動員』で乗り切る!とか。



ソフトバンク工藤監督、鷹投総動員で6連戦を乗り切る
6/22(月) 14:27配信(サンスポ)

 ソフトバンク・工藤公康監督(57)が22日、ペイペイドームで行われた投手練習を視察した。あす23日から西武(メットライフ)との6連戦。移動リスクを減らすために設定された同一カード6連戦について投手陣の総動員を誓った。


 「6連戦になると投手の負担は大きくなるので、そこのバックアップをどうするか。調子が悪いから落とすというのではなくて、疲労してきたら休ませるためにというのも考えないと」


 19日からのロッテとの開幕カード(ペイペイドーム)は1勝2敗。3試合で5得点と打線が苦しんだ。投手陣で高橋礼、松本が第2先発として登板。難しい調整を強いられた先発陣のために設けた第2先発だが、先発や1イニング限定のリリーフよりも負担は大きくなる。


 「名前はいえませんが(第2先発としての起用を考えている2軍の選手が)いることはいる」


 16、17日のシート打撃では2軍から大竹、杉山、板東が登板。19日のウエスタン・オリックス戦(タマホーム筑後)では昨年11月に右肘を手術した武田が実戦復帰。右前腕部の張りから復活を目指す千賀も20日の同戦で先発し4回2失点と、投手陣の駒はそろってきている。


 「考え方のひとつとしては6連戦とはいえシンプルにした方がいいと思います。『3連戦がふたつあるんだ』と。選手もわかりやすいと思う」


 4勝2敗で1週間を乗り切れば、おのずと頂点は近づいてくる。今こそ、日本一の戦力を見せるときだ。


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確かに戦力層が厚い鷹だから
そんなことができる、
ということは言えます。


しかし、この過密日程を乗り切るには、
「如何に疲労を溜めこまない」が
基本的なカギ
になります。


獅子投手陣の戦力層は薄く、脆弱でもあります。


半端者が多いからこそ、『総動員』で
スクラムを組む戦い方、烏合の衆の戦い方をし、

せめて疲労度を酷くせず、
パフォーマンスを少しでもアップさせること

が大事になり、


要は、
無理をさせるなら、
 その代替休養を与えて
 その間、他でやりくりする
休養を与えないのなら、
 中継ぎも「班」を複数化し
 (例:2班でローテ化)
 負担を分散させる。
ケースバイケースで適用することが必要、
(敗戦処理班は①のような適用)


そして、それには人数が必要になるので、
『総動員』で戦うことが必要
ということですね。


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さて、話を明日の鷹戦に移りましょう。


明日23日(火)の緒戦、の方は
左腕の新外国人ムーアが先発するみたいですね。


昨年は負傷で棒に振ったみたいで、
明日23日(火)もどこまで投げるのか?
第2先発を使うのか?、わかりませんが、
ムーアについて、簡単に見てみましょう。


「Baseball Geeks」の分析は次のとおりです。


ストレート(4シーム)150km/h程度であり、
球種別投球頻度は55%だったみたいですね。


変化球は、
カットボール、チェンジアップ、ナックルカーブを投げ、
各々15%前後の頻度のようです。


すなわち、ストレートを多めに投げてくるとともに、
持ち前の変化球を満遍なく使うタイプみたいですね。


各球種の変化量は、


ストレート(4シーム)
ホップ方向の変化もありますが、
そのホップ変化にはバラツキがあって、良い時でMLB平均ですね。


ストレート(4シーム)の回転数は、
2200回転程度であり、MLB平均とか。


チェンジアップ
右打者に対して外角に逃げ(泳がされ)
左打者なら内角に食い込む(詰まらせるようですね。


米国時代(メジャー時の通算)において、
球種別で100球投げた場合に
「平均と比べてどのくらい失点を少なくしているか?」の指標
を見ると、
ストレート系wFB/Cは-0.26、カット系wCT/Cは-1.88ですが、
カーブのwCB/Cは+0.13、チェンジ系wCH/C+0.56です。
これを見ると、
「カーブやチェンジアップが厄介」という感じですね。
逆に、
「ストレートやカットボールは狙い目?」

球種については、スパンジーと逆の傾向であり、
スパンジーの弱点球種に強い左腕タイプのようですね。
ムーアが先発の緒戦は、
スパンジーの1番は止めた方がいいですね。



米国時代のGO/AO(ゴロアウト/フライアウト)を見ると、
大きな差は無いようですが、1以下の傾向と、
フライアウトの方がゴロアウトよりやや多い傾向ですね。


昨年はまともに登板してませんので、
2年前(2018年)のMLB結果を見ると、
奪三振率(K/9)は7.6
与四球率(B/9)は3.62でした。
2017年もそう大きく変わりません。


まあ可もなく不可もなくというところでしょうか。
与四球率(B/9)はやや高い傾向ともいえますが、
「べらぼうに悪い」という感じでもないですね。


でも、外国人らしく雑な面もあるので、
四球は選んで、リズムを崩したいですね。



ただ、獅子威し打線には、
前々から苦手にしているキーワードがあり、
その中で、
次の2ワードがムーアに該当します。
『初物』『左腕』のワードですね。


おまけに、今の獅子威し打線は
本当の『鹿威し』の如く、
静けさの中に現る『コツン!』の単発音のようですね。


安打は単発で出ることはでます。
でも、単発だから、連打にならず、
次の安打まで静かになっている、、、、
すなわち、
打線が途切れ途切れで線にならず、
「残塁大祭」という状態
であり、
相手を癒してしまうまさに「鹿威し」ですね。


獅子ではなく、鹿ですね。

(リンゴを食う鹿・・・アップルパンチ!)


打てなければ、勝てませんね。。。
ゼロでは勝てませんね。。。


タイムリーを打ち放て!