下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【オリ1回戦(MLD)】順当な決着『れおほ〜\(^o^)/』投手陣が踏ん張る!ただ、アルバースが相手なので楽勝とは行かないのはやむを得ないが、ギャレット&増田を投入する展開に持ち込みたくはなかった。明日以降のリリーフは「二班体制」で交互に使われたい。「鷹戦のような無理はせずに勝つ!」(先発の山本以外)が大事。

今日から毎週6連戦の二巡目となり、
今週はオリとの6連戦になります。


先週は、
こちらは鷹を相手に逆転3連勝で勝ち越しましたが、
オリの方はロッテ相手に6連敗中。
開幕カードも、
決定打不足&中川トンネルの負けた開幕戦を含めて
負け越しています。


オリの場合、戦力不足という点もあるかもしれませんが、
最近の低迷ぶりを見ていると、
戦力不足よりも『野球が下手』(作戦含め)という印象ですね。


ところで、先週のオリ6連敗は次のようです。


僅差の1点差負け4試合もあり、
サヨナラ負けが2つありますね。


僅差負けが続く」というのは
まさに『流れがない』ことを明示していますね。


「流れ」については、
確かに『運』も左右するものですが、
当事者らの「心理状態の差」などが
大きく響きやすかったりしますね。


ファインプレーのダイビングキャッチなどで例えると、
流れがあればその好守を実現しやすいけど、
流れがないと際どく捕球できずとか
になりやすいですね。


ある意味で、
前者は何をやっても上手く行く、
後者は何をやっても上手く行かず、のようなものです。


なぜ、そうなるのか?


前者は、
気分が乗って結果を恐れていないから、
身体が委縮されることなく動けるので、
動作がスムーズに出やすいから
(例えば最初の第一歩が素早いとか)
そういう打球に間に合う好守も生みやすくなったりします。


でも後者は、
気分が乗らず結果を恐れたりしてしまうから、
身体が委縮しやすかったりするので、
動作が鈍くなりやすいから
(例えば最初の第一歩が鈍るとか)
結果的にあと一歩、半歩及ばなかったりしやすいですね。


いわゆる
前者はリズムがある後者はリズムがない
という表現が合っているかもしれません。


話をオリに戻すと、
そういう僅差の負けを続けていますから、
悔しさが倍増するとともに、開き直ることができず、
今日のように1点差まで追い詰めても、
脳裏に『やっぱり今日も負けるかもしれない』
というイメージが浮かんだりしやすく、
前述の例で表現するなら、
結果を恐れて、焦って、
身体が委縮しやすかったりして、
動作が鈍くなりやすくなったり、
空回りしやすい
ですよね。


こういうようになってしまったときは、
とにかく『開き直り』が必要ですよね。
(投げやりとかではなく、いい意味での)


ある意味、同じ連敗を続けるのであれば、
大敗続きの連敗の方が
割り切りやすく、開き直りやすいですから、
精神的にはマシですね。
(まあ、実力差問題の懸念は残りますが)


そう考えると、今日の試合については、
獅子と猛牛の心理的な差は大きいです。
「流れ」のある獅子
「流れ」のないオリさんの差ですね。


ただし、こういうときの『戦い方』としては、
こういうときこそ、
相手が立ち直る前に先制して
叩き潰すことが鉄則ですね。


相手が弱っているときこそ、
 隙を見せずに徹底的に叩け』
というのは
ある意味で、勝負の鉄則の一つですね。


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さて、今日の試合についてです。


今日は、出張から直帰できたので、
試合をリアルタイムでしっかり見ることができました。
まあ、明日以降の平日は、さすがに難しいですが。


今日の試合のスタメンです。


スパンジーがベンチスタートであり、
将平が1番に入り、木村、金子の三人で外野手を担います。


スパンジーは、左腕が苦手な分、
アルバースが左腕だから?という気もしましたが、
どうやら『脇腹痛』で自重したみたいですね。


本人は「大丈夫」と言っていたらしいけど、
監督が無理をさせなかったみたいですね。


開幕戦カードでは「首」を痛めていましたね


気になるのは、スパンジーのスイングは、
身体をかがめながら、
強引に低めなどに対応しようと振ってきます。
さらに、大振りも多いですね。


しかも、努力家でもあることから、
今は苦手な変化球に対応できるようにしようと、
あれこれ努力しているわけですが、
その分、今までの自分の打撃フォームと比べて、
打撃バランスが崩しているのではないか?

(確認はしていませんが)
今までの自分のフォームと違う打ち方をしているために、
今までの打撃バランスと違って崩れているために、

『首』や『脇腹』を

痛める結果になったのでは?
という懸念が残ります。


痛みが癖にならぬよう、
早期に治るようになって欲しいですね。


一方、オリの先発はアルバースですね。


この6連戦で予定されているオリの先発陣(順不同)は、
山本、アルバース、鈴木優、山崎、榊原あたりが想定され、
ディクソンも守護神失格で先発に戻るとか。


いずれにして、山本のときは苦しいけれども、
あと厄介そうなのは、今日のアルバースくらいですね。
鈴木優、山崎、榊原は打ち崩さないとダメであり、
ディクソンも、昔は苦手でしたけど、
衰えてからは、ハマらなければ、というところですね。


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今日の結果についてです。


双方の「流れ」の差を活かした
『れおほ〜\(^o^)/』でしたね。


基本的に、鷹6連戦の後半から続いて、
投手陣が踏ん張る勝利にもなりました。


まず獅子投手陣から振り返りましょう。


先発した光成については、
まとめれば、
序盤に制球苦しみましたが、
先制してもらってからは修正して、
QS達成し試合を築き
ましたね。


ただし、オリ打線
吉田正など凄い打者はいますが、
「線になっていない」から
とにかく注意しなければならないのは、
『一発被弾』である
わけですが、
7回表、ロドリゲスに打ち込まれた
一発被弾は余計でしたね。


そして、次期エース候補生として
中継ぎ休ませる投球も果たしたいですよね。


結局、今日は、先週の鷹戦で
三連投したギャレット、増田
投入する展開にもなってしまいましたね。
もちろん、
それには、打撃陣にも非はありますが、
光成自身、7回まで突入したのであれば、
一発を打ち込まれず、
無失点で切り抜けてHQSを達成したかったですね。


少なくとも、
ロドリゲスから一発を被弾したことは
百歩譲って、同点や逆転されたわけではないので、
(まだリードを1点差なので)
しょうがないと考えたとしても、
その次の若月に抜けた
ど真ん中のフォークを初球で
打ち込まれたことがネックでしたね。


まあ、実際に限界でしたが、さすがに
甘い球で連打されてしまうと、
陣営も交代を決断せざるを得ません。


やはり、一発を被弾しても
1点差リードを自らの手で守り抜き、
あの場面なら、完投は無理でも、
HQSを達成してこそエースですから、
一発被弾した直後、
簡単に連打されぬよう
踏ん張れる地力を養いたいですね。


その地力は、攻められる苦しい状況でも
崩れず踏ん張る力、
さらに「勝てる投球」につながりやすくしますね。
ピンチになったとしても
踏ん張って最少失点で切り抜けるとかなど
もそうですね。


それでも、次期エースの座に向けて、
発展途上である現在の段階では
今日は、負ける投球にならず
6回まで無失点で試合を築いたのだから、
そこは及第点を与えられますが。


ところで、やはり今日も、
立ち上がりから制球に苦労しましたね。


特に初球でボールカウントから入ることが目立ちますね。
確かに、初球は相手も振ってきますし、
一般論でも、打率が一番高まるのが初球ですので、
初球は注意して投げなければなりません。


山川のような一発屋には、
迂闊にストライクゾーンを投げるより、
ボールから入った方が良いケースもあります。


しかし、若月や安達、俊太、大城あたりまで
初球でボールカウントから入るのはもったいないですね。


オリの先発アルバースは、光成と違うタイプですけど、
アルバースのカウントを稼ぐ初球とは対称的でしたね。


もし光成が重い良質なストレートを有していないのであれば、
迂闊にストライク勝負すると、軽く打ち込まれたりするので、
きな臭いところを突いたり、タイミングを変えたりなど
工夫する必要
がありますね。


しかし、光成の制球難は、
コース一杯を突こうとしてなど
緻密な投球をしようとするときに生じる
『無駄な力み』が大きく響いていたりしますね。


その一方、光成には重い良質なストレートがあり、
大胆に投げ込めば、そう簡単に打ち込めるものでもありません。
それだけに、
細かい制球は気にせず、
重い良質なストレートを軸に
ストライクゾーンで大胆に勝負されたい
ですね。


昨年、小野コーチが仰っていた
『大胆かつ緻密な投球』のような
相反する投球を克服する物凄く難しい投球ではなく、
とにかく『大胆な投球』を目指されたいです。


先週、獅子にノーヒットをしかけようとした
鷹のバンデンも、良質なストレートを軸に
ストライクゾーンで大胆に勝負
してきましたね。


光成や明日の今井、平良などには、
そのような投球を目指されたいですね。



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二番手以降は、1点差ということもあり、
平井~ギャレット~増田と勝ちパを投入しました。


そのうち、ギャレット、増田は、
鷹戦で三連投した後の中1日で
使い詰めの登板になりました。


監督自身、試合後に
『ギャレット、増田は三連投で使っていたので、
 使いたくはなかったが、初戦を落とすわけに行かず
 使ってしまった』と述べられてますね。


まあ本音でしょうね。


でも、増田も抑えましたけど、
ストレートで空振りを
奪えていませんでした。


もちろん、投げたコースの問題もありますが、
例えば、若月への8球目の高めストレート
空振りを奪いたい典型的な投球でしたが、
空振りを奪えませんでしたね。


すなわち、使い詰めの登板であるため、
その分、球威(パフォーマンス)が
低下している可能性が懸念されますね。


ただし、ギャレットに関しては、
使い詰め状態にもかかわらず、
もの凄い投球(パフォーマンス)を
魅せてくれていましたね。


確かに、あの投球をされれば、
相手は打ち込むことが困難となり、
それだけ半端ないエグい投球とも言えます。


「制球力の悪さ」という前評判も吹き飛ばすくらい
素晴らしい投球をしています。
158km/hで
あのコース一杯に決めるストレートはヤバいです。


課題としては、多少の波はあるにしても、
今後、その投球を概ね安定し続けることですね。


ただし、気になるのは、今は調子が良いのですが、
米国時代のAAAにおいて、
例えば、昨年や一昨年の登板状況を見ると
ここ2ヶ年(2018~2019年)において、
連投したことがあるのは、
一昨年にたったの2度しかない
んですよね。


昨年、在籍していたマーティンなどは、
米国時代でも連投経験はそれなりにありましたが、
ギャレットは、
連投経験があまりありません。


もしかしたら、
連投させることで調子を維持している?覚醒させた?」
という仮説もあるかもしれませんが、
普通に考えれば、
あまりにも休ませ過ぎでは調子を崩すことはあっても、
連投(登板過多)は、疲労度を蓄積させるので、
パフォーマンスが低下しやすくなる

というのは、考えられる話ですね。


だから、今は開幕早々で疲労もなく、
来日して結果を出したいから
モチベーションも高いので、
使い詰めでも、
その気力により大いに力を発揮している可能性もありますが、
基本的には、連投経験が乏しいので、
連投は、今が良くても、
後々に息切れして調子を下げる懸念もあります。


そのあたりには注意されたいですね。
(負傷されると困りますし)


とにかく、
平井も含めて、ギャレット、増田に関しては、
『勝ちパ』として
うちの中でも「上位にいる主力リリーフ」です。


今年のような6連戦日程となれば、
主力を3連投でも投入したくなる場面
いくらでも生じるでしょう。
しかし、そういう場面のほぼ全て
無理をさせながら酷使していたら、
身が持ちませんからね。



今週のオリ戦来週のカモメ戦においても、
先週の鷹戦のような
無理をする戦い方をし続けていては、
7/15以降の鷲戦で息切れしながら突入し、
鷲の餌食になる懸念は大きくなります。


それ故に、
今週のオリ戦カードの残り5試合では、
平良らも有効活用しながら、
主力らの負担分散、疲労低減を図りつつ、
きっちり勝ち星を稼ぎたいですね。


平井のポジションでは、代替が見つかりませんが、
少なくとも、
今日、ギャレット&増田を投入したのだから、
次は、宮川&平良の班を投入する。
その次は、ギャレット&増田を投入する。


今週のオリ戦や、来週のカモメ戦では、
連投を避けるなど負担を分散させながら、
勝ち星を稼ぎたく、
相手が相手でもあるので、
それは実現可能な話と思います。


そして、7/15以降の鷲戦カードでは、
先週の鷹戦と同様モードで戦う
というところでしょうか。


ところで、7回表の二死二塁の場面で
オリの方は、中川を下げて山足を代打に送りました。


確かに中川は、現在、打撃面でも低迷しています。
しかし、中川の打撃センスは侮れなく、
昨年も打たれているように、
こちら獅子から見たら、
不振でも脅威の中川には嫌悪感を感じていますから、
ここは山足を代打で使ってくれて
オリさんが助けてくれましたね。
まあ普通に考えたら、
一死二塁の俊太の打席で「代打」ですょね。


オリ陣営としては、
その直前の6回裏における
中川がやらかした
悪送球の守備ミスの懲罰交代
でしょうかね。


確かに、中川は開幕戦でもトンネルをやらかして
それが敗戦に直結しましたね。
まあ、このときは、
9回裏に満塁まで形成されたサヨナラ勝ちのチャンスを
活かせなかったことが大きいですけど。


でも、そういうところが
オリさんの弱さ(野球下手)
という気がしますね。


怠惰な態度でやらかしたとか、
全く反省する素振りもなかったとかならまだわかりますが、
こういうときこそ、
『打撃で返してくれ!』と発破をかける方が
本人も意地から着火することができ、
打撃の不振からも脱する可能性
はありますね。



正直、この中川→山足への代打は、
こちらにとって、ラッキーのはずでした。
山足が打った打球は外崎の真正面に転がり、
外崎は捕球の基本通りの動作をすれば
そのまま二ゴロでの処理が完了するはずでした。


ところが、、、まさかまさかの、
外崎がポロリ失策。。。
平井の負担を増やしてしまいましたね。。。


まあ、オリ打線は「線になっていない」から
吉田正以降に回さなければOKであり、
安達なら打ち取れる公算は高く、
実際に抑えましたから、
とりあえず、
外崎は平井にリンゴ100個を送っておけば!
というところでしょうね。


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一方、獅子威し打線について。


オリ先発のアルバース
基本的に好投しており、
なかなか簡単に攻略するのは
難しかったでした。


また、アルバースの場合、
昨年は、ゴロアウトとフライアウトの比は、
概ね1:1とイーブンの傾向でしたが、
今日は、ゴロアウトがかなり目立ちましたね。


好調だった一昨年は、
ゴロアウトの方がフライアウトよりやや多かったですね。


それだけに、
今日、低めに投げ切ったりしてゴロアウトを稼いだ当たり、
アルバース自身、状態は復調している懸念を残しましたね。


ただ、アルバースと言うと、
ホップ量が多いことから、
バックスピンが効いている中を
球の下を叩いてしまい、
そのまま打ち上げてしまう
という印象が強いんですが。。。
(特に一昨年は)


でも、低めに決まった球を含めて
球の頭を叩いているから
ゴロ打になっていましたね。



しかし、今日は、得点はわずかしか稼げませんでしたが、
初回から粘りを見せながら、
アルバースの球数を多く嵩ませたこと

アルバースが長く投げられず、
先制点も奪うことにつながりましたね。


相手が弱っているときにこそ
立ち直る前に、隙を与えず叩くこと!
それが勝負の鉄則の一つです。


それだけに、
相手は連敗で流れが無くなっているだけに
こちらが先制することは物凄く大事したから、
まずはこちらが先制する、
さらに相手がアテにしているアルバースを長く投げさせないこと
相手の不安を促すことにつながりますから)
そこは重要でした。


それだけに
アルバースの球数を
嵩ませた結果大きかったです。



また、6回裏、
中川の悪送球は助かりましたね。


山川が無死一塁の場面で、引っかけて
打球は5,4、3併殺コースになりましたね。
しかし、中川が二塁へ悪送球でオールセーフでした。
このミスは大きかったですね。
この1点があったおかげで、
リードを保ち、逃げ切れたわけですから。


ここで、無死一塁から
「二死走者なし」になるの
「無死一三塁」になるのでは、
大きく差がありますからね。


結局、オリの神戸は四球を1個与えたが、
あとは打ち取っているのに、、、それが今のオリの流れ。


こういう守乱がオリの弱いところであり、
流れを得ることができないところでしょうね。
中川は開幕戦でトンネルして試合を失っていますし。


5回裏、二死一塁の場面で、
金子が二盗を失敗しましたね。


金子が出塁して、
マウンド上にはアルバースから神戸に交代され、
神戸&若月の相手バッテリー
かなり警戒されていました
が、
その相手の警戒網を突破できずでしたね。


ただし、二死一塁での森の打席では、
オリ神戸は、
金子の足森の打撃が脅威になっており、
双方に注意を払うのも
ギリギリな状況でやっていましたね。


正直、このときは、
神戸&若月の警戒網がかなり激しかったですから、
ここでの盗塁は
無理に仕掛けるのではなく、
ブラフだけで神戸に重圧を
かけ続けるだけでも良かった気がしましたね。


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明日の先発は、


とにかく、明日は
リリーフ陣の負担低減を鑑みながら
勝つことですね。


流れはこちらにありますし、
今井は次期エース候補生であり、
今度は先週より楽なはずです。
(牛相手に前回のような投球は論外です)


それだけに、
明日は今井が7回まで投げ切り、
8回表に宮川9回表に平良の構
勝つことですね。
平井、ギャレット、増田は休ませましょう。


確かに、もしかしたら、
それでは負ける可能性も否めません。


ただし、鷹とは違って
敵地も苦手ではなく、力も劣るオリさんが相手なら、
その負けはすぐに取り返せます。
※鷹の場合、苦手な敵地・福岡になれば、
 負け分の勝ちを取り戻すのは大変。