下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【オリ2回戦(MLD)】次期エース候補生、エースの条件を一つも満たせず一撃で散る。一方、獅子威し打線、『初物』弱く二週連続で「ノーヒット」騒ぎに。。。だめだこりゃ!次いってみよう!

今日は仕事によりほとんどリアルタイムで見ることができず、
まあ、一球速報はチラチラみておりましたけど、
帰るころには、ほとんど試合も終わりかけていました。


録画も1.5倍速で6回までを掻い摘んで流し見しました。


それ故に、トンチンカンなことを述べていたらご容赦ください。


さて、相手のオリは、
7連敗中で精神的に参っている状況でした。


昨日、悪送球で失策して、
懲罰的に代打を出された中川も二軍へ降格しましたね。


「流れ」は獅子の方にあります。


そういう弱っている相手と戦うときというのは、
相手が立ち直らさせないことが肝要であり、
隙を見せずに、相手が立ち直る前に先制して
叩き潰すこと鉄則ですね。


そう『相手が弱っているときこそ、
 隙を見せずに徹底的に叩け』
というのは
ある意味で、勝負の鉄則の一つですね。


相手をビハインドの環境下におき続けることにより
「あれ、今日もダメなのかなぁ」という気持ちを
相手の心底に残し続けさせることが大事です。


そのためには、相手から先制することが大事。
先制したら、リードしておくことが大事。
もし相手に先制されたら、
その直後に同点・逆転することが大事ですね。


で、今日は、初回表から
山川が先頭の宗の打球を悪送球で出塁を許すものの、
次の安達は、バント作戦を講じますが、
そのバントが失敗しているように
立ち上がりでは、
やはりオリには流れがないことが伺えましたね。
(今井の二塁の送球も跳ね上がって危なかったが)




でも、今日は
前半は今井、鈴木の両先発が
ノーヒットで凌ぐ投手戦
でしたね。


こちらの今井も好投を続けていましたが、
相手の鈴木も全く引かずに
ノーヒット合戦になりましたね。


ただし、昨日も書きましたが、
オリ打線は、
吉田正など凄い打者はいますが、
「線になっていない」から
とにかく注意しなければならないのは、
『一発被弾』ですね。


結局、今井の方が先に崩れ、
その『一発被弾』by吉田正を皮切りに、
一気に崩壊して、試合が決しましたね。


今井は、光成、松本らとともに
ドラ1三銃士として、
獅子の次期エース候補生です。


そもそも、
エースに求められる投球って何なのか?
①その試合を勝てる投球
 劣勢でも、苦境でも、勝てる投球
②白星を稼げる投球
③中継ぎの負担を減らす投球
④相手先発より先に崩れぬ投球
 好投合戦だったら、相手に競り勝つ投球
⑤味方に弾みをつける投球
⑥ピンチになっても、失点しても
 そこからズルズル落ちずに
 踏ん張る投球

などなどですね。


別に上記をクリアしてくれれば、
ノーヒットである必要はありません。
最も欲しいのは『勝負強さ』です。


しかし、次期エース候補生の今井は
今日もエースの投球をできず負け
でしたね。。。


6回表、先頭の安達に粘られて歩かせました
確かに、これは「安達の粘り勝ち」と言ってもいいでしょうが、
逆を言えば、次期エース候補生の「粘り負け」です。
(これが一種の「勝負弱さ」です)


そして、その次に、吉田正尚が相手であり、
打った吉田正尚が「あっぱれ」ではありましたけど、
今井が前々から課題としている『一発病』を露呈して、
先制を許してしまいましたね。


前述したとおり、
オリは連敗で弱っていただけに
「先制」を奪わなければならないのに、
オリ打線は、吉田正尚など脅威の打者がいるものの、
線になっていない傾向だっただけに
「一発被弾」には細心の注意を払わねばならないのに、
次期エース候補生
その双方でやってはならない投球をしてしまいましたね。


それでも、今日のロースコア展開を考えたら、
エースに必要な上記①④の観点より、
一発被弾で先制を許したことは、
「エースの投球」とはかけ離れた投球でしたね。
(投げたイニングは、相手先発よりは長かったですが)


まあ、吉田正尚が上手く打っているから、
百歩譲って、その一発被弾には目をつぶったとしても、
最もダメであったのが、
ジョーンズに長打を浴びて、
ロドリゲスにタイムリーを打ち込まれ、
続いて、若月にまで甘いスライダーを叩かれ、、、と
一発被弾で先制されてしまったら、
そこからズルズルと
炎上急落下して撃墜される
踏ん張ることができぬ投球
をしてしまったことですね。


少なくとも、
吉田正尚の一発で
終わらせないとダメですね。


エースに求める
上記の⑥の踏ん張る投球ができず、
上記⑤どころか、
味方を沈める、相手を弾ませる投球となり、
(宮川、小川、源田も調子が狂う)
さらには、上記の③も叶わず、中継ぎに負担をかけ、
結局、負ける投球(上記①もできず)
になってしまいましたね。


まあ、別の意味で、
主力リリーフには休養を与える投球になりましたが。。。


確かに、前半戦は好投をしていたわけですが、
全てをフイにしてしまう不甲斐なさを露呈しましたね。



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一方、獅子威し打線は、
今日はリレーになりましたけど、
「あわやノーヒット」に抑えられる惨劇
2週続けてやらかしてしまいましたね。


獅子威し打線の苦手なキーワードというと、
『初物』『左腕j』『技巧派』などが
昔から挙げられますね。


今日は『初物』が大きく効きましたね。


基本的に、ストレートフォークを駆使するタイプです。


ストレートは、角度がありましたね。
フォークは、落差が大きかったですね。
そして、球が動く2シームも混ぜるみたいですね。


結局、獅子威し打線は、
初めて見るその鈴木の投球特性から
高低感覚を惑わされて
凡打の山を築きましたね。


まあ、相手の鈴木は
3イニングより多く投げた経験が無いのだから、
昨日のアルバースのように、
球数を嵩ませてスタミナを消耗させたかったですが。。。


でも、山川が三振で料理された後
鈴木の高低差に、
目を丸くしていましたように
驚いているばかりだっただけに、
我慢すらできず、手を出してしまう投球で、
我慢したら我慢したで、
コース一杯でストライクを取られ、
カットすら難しい投球だったんでしょうね。


今日の獅子威し打線は、
迷いからの半端なスイングによる
空振りや凡打も散見してましたね。


オリ鈴木が良かったのは確かでしょうが、
とにかく、
初物に弱い山賊たちです。


でも、鈴木は勝ち投手の権利を得たら5回で降板し、
あとは、外国人(ヒンギス)以外は
良く知っている山田、増井、沢田らが継投したわけですが、
弱っていたはずのオリよりも、
(オリも7回からゼロ行進ですけど)
獅子の方が負けムードで弱っていましたね。




本田くん、別に
君が「獅子のエース」の座を奪ってもいいんだよ。。。


あっ、明日の山崎って、左腕だっけ。。。
苦手キーワード『左腕』・・・
でも、そう長いイニングを
投げるタイプでないのだから、
スタミナを早期に消耗させたいですね。