下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【オリ6回戦(MLD)】試合破壊となる『殿のご乱心』が連日で生起。一方、獅子威し打線はハンデもらっても山本を堕とせず。結局、オリ(ぽんた)に「勝ち越し」の手土産を持たせる『まけほ~(>_<)』に。。。

今日は、オリ6連戦の最終戦でしたね。


ただし、金子が首痛で抹消され、
代わりに、岸が二軍から昇格しました。


スタメンについては、
センターに川越が9番で入りました。


おそらく、来週までは川越の出番も増えます。
しっかり活躍してアピールしたいですね。

ところで、オリ山本との昨年の対戦成績は
3試合で1得点のみ。。。



それ故、山本との対決は、
基本的には「1点などロースコア勝負の展開」
が想定されますね。


一方、與座はまだ故障明けから支配下復帰して間もなく、
現時点では、先発ローテの一員として名を連ねたばかりであり、
とにかく「初勝利」が欲しいわけですが、


與座にとって、今日の一戦は、
いきなり球界を代表する山本との投げ合いとなり、
與座が勝つためには、無失点投球が求められる?
昨年まで故障していた男が
いきなりエースの投球を求められる?

険しく高いハードルが待ち構えていますね。


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今日の結果については、次のとおりであり、
オリ6連戦カードを負け越す(2勝3敗1分)
連敗『まけほ~(>_<)』でしたね。


オリを相手に白星を稼がねばならぬ
カードで負け越した
というのは、確かに痛いですね。


ただし、鷹戦カードの場合、
獅子が大の苦手としている敵地・福岡では、
白星を獲り返すことが困難であるから、
本拠地メラド開催では、
どん欲に白星を稼げるだけ稼いでおかないと
通年で鷹戦の負け越しが決まってしまいます。


でも、オリ戦の場合、鷹戦とは事情が異なり、
敵地・京セラとかは、福岡のような苦手さはないため、
白星を獲り返すことは可能であるため、
今週の負け越し分は、
しっかり利子をつけて獲り返しましょう。


しかし、今週のオリ6連戦について、
山本が登板する今日(6回戦)は、
厳しい状況にあることが戦前から伺える話でしたが、
勝てる試合2つ(4~5回戦)を獲ることができず、
ましてや、昨日の5回戦は、
殿のご乱心により勝てる星を奪われましたね。


本来なら、昨日の5回戦は
カード勝ち越しを決めるべく制しなければならぬ一戦
しかも、勝っていても不思議ではない一戦でしたから、
それを「ご乱心」で落としたこと
今週の6連戦カードの中で最も痛かったでしたね。


さらに、今日は厳しい戦いも強いられていたわけですが、
連夜で今日も「殿のご乱心」により
試合が壊れましたね


それだけ、今週のオリ6連戦カードは、
チグハグ采配に伴う
お粗末な負け越しカードになりましたね。


しかも、5~6回戦においては、
同じ負けるにしても、
連夜の『殿のご乱心』により
試合を壊したことがお粗末すぎましたね。



ちなみに、今日の試合を簡単に述べますと、


まず投手陣についてです。


先発の與座については、
相手のタイミングを狂わせることが大きな武器になるわけですが、
ジョーンズ、T岡田、ロドリゲスには
タイミングを捉えられており、
そのように捉えられてしまっていると、
球威や球速などがあるわけではないから、
高い球などは、きっちりと
打ち込まれてしまいますね。


2回表における
ジョーンズ、T岡田、ロドリゲスの三連打は、
高めに浮いたところを好タイミングで打ち込まれました。
特に、T岡田の逆転2ラン弾は手痛かったですね。


しかも、こちらが先制した直後、
わずか3球で逆転されてますから、
山本が相手であるだけに、
この電光石火の逆転劇は、
こちらに大きな重圧となりましたね。


今日の與座に関しては、
相手もタイミングを捉えようとしてきたことや、
ロドリゲスには嫌悪感を示して連続で四球を与え、
T岡田や吉田正の左打者は脅威になりましたし、
初回以外、制球面も含めて、
相手のタイミングも狂わせるのに
苦労させられましたね。


それでも、獅子威し打線山本から先制したものの、
山本から追加点がなかなか奪えない、
奪える雰囲気にない状況下で、
与四球もあって、ピンチを招いていましたが、
クイックなどで間の獲り方を変えたり、
高め釣り球も駆使して高低で揺さぶったりなど、
1球ずつ丁寧に投げ込み、
相手のタイミングを狂わせながら
崩れることなく、追加点を許さず、
山本との投げ合いを堂々と繰り広げましたね。


確かに2回表は、
センター川越の好送球ロドリゲスの足に助けられて、
3点目を失うことを阻止できましたが。


川越の守備について、
昨年の二軍戦では、まだたどたどしい面もありましたが、
今年は、数が少ないですけど、
今のところ、こなしているとともに、
今日のホームへの好送球は良かったですね。
元投手ということで、
そのあたりは木村と類似するところもあるんでしょうね。
まあ、投手時代に第二球場で見たときは、
投げた21球のうち3球しかストライクが入らず、
だいぶホームより手前でワンバンしていましたね。
外野手の場合、
投手ほどの制球力までは求められませんが。。。


そして、問題は6回表、7回表ですね。


與座は、今日のロドリゲスに合ってなく、
制球を乱して四球を2つ与えていました。


この6回表は、T岡田を打ち取るものの、
ロドリゲスを歩かしてしまい、
一応、若月を左飛で処理して二死まで至りましたが、
左打者である俊太には、
上手く合わせながら、甘く浮いたところを流されました。


二死一二塁で打席に迎えたのは、右打者の安達でしたね。
1打席目は、腰高に甘く入ったところを弾き返されましたが、
2打席目は、詰まらせて源田の真正面に打たせましたね。


確かに、ここまで球数は90球に至っており、
このとき、與座自身、ヘロヘロになりつつありましたね。
與座も限界に来ていましたから、
交代もやむを得ない面はありました。


ただ、次の安達は、右打者でありますし、
1打席目は打ち込まれたけど、
2打席目は抑えています。
(※左打者の宗との対戦は不安が大きいですが)


二死なので、
あと1人でこのイニングが終了
という状況も考えれば、
安達までは、與座に続投させても
良かったのではないか?
という選択肢が考えられていました。


それでも「與座をここで交代させる」
というのであれば、
連投で投げる田村よりも、
間隔をあけて
フレッシュ状態浜屋の方を
先に投入したかったすね。


しかも、浜屋は
2~3回を投げることができる
ので、
8回表くらいまで
任せることができますね。


そこで、9回表に入ったとき、
もしリードしていれば、
中2日を開けている増田を投入しても良いし、
もしビハインドだったら、
そこで連投になるけれど、田村等を投入すればいいです。


もし浜屋が大炎上して試合が崩壊したとしたら、
そのときは、連投でも森脇&田村に
打たれようが、回マタギで頑張ってもらい、
明日は抹消して休ませ、
二軍の投手と入れ替えすることを願いたかったです。


すなわち、
試合がまだ壊れていないのであれば、
フレッシュ度の高い浜屋の方が先投入であり、
(新人ですが、実力面でも浜屋の方が先)
試合が壊れてしまっていたら、
連投でフレッシュ度の低い
田村らの投入も見据える

というカードの切り方(順序)だと思ってました。


カードの切り方(順序)
めちゃめちゃなんですよね。


確かに浜屋はルーキーであるため、
経験が乏しい現時点では、
途中のピンチから登板させるのは、
荷が重く、力んで発散してしまう懸念

残っていることを否めないので(宮川も同様)
また「平井らを使いたくなかった」というのも
先々のことを見据えれば、適切でもあるから、
他に投手もいなくなっているので、
6回途中(二死)のピンチ(一二塁)では、
消去法で「田村に任せておく」
ということも確かに考えられます。


しかし、そのケースを講じるのであれば、
連投の田村の回マタギはNGであり、
7回表の頭から浜屋の投入が必須
ですね。


しかし、6回途中で投入するにしても、
田村では火消役としては、物足りません。
それなら、
中1日にある平良を投入しても良かったですね。


まとめれば、
【選択肢1】
 二死であと1人の場面なので、
 右打者の安達まで與座が続投
【選択肢2】
 與座を交代させるとするならば、
 連投の田村よりも
 間隔が空いてロングが可能な
 浜屋の方を投入させる
【選択肢3】 
 與座を交代させるとするけれども、
 6回途中のピンチでは
 中1日の平良を投入して消火し、
 7回からは
 浜屋を投入させて最低8回まで
 リードしていなければ、
 9回までできれば投げさせる


でしょうね。


でも、実際には、
①火消役で連投の田村を投入し、
②その田村で回マタギをさせてしまう
連夜の『殿、ご乱心』により試合崩壊・・・
特に②は絶対NGレベルの愚策にでしたね。


結局、獅子の中継ぎ投手陣の運営については、


①まず最初の一軍登録の対応
 『野手>投手の人数』根底の問題であり、
 (駒が最初から不足している布陣
 しかし、控え野手は余らして
 ベンチで野球観戦状態。。。
 (無観客対策なの???)

②次に中継ぎの使い方に関して、

 今年の密日程に対する工夫が無いですよね。


中継ぎの使い方も然り、
控え野手の余らせ方も然りです。


確かに今年は過密日程により
「大変になる」ということは認識されてはいます。
それにより、増田休養など僅かに配慮はしています。


ところが、今年は大変になる問題を認識しつつも、
その対応の基本思考
昨年とあまり変わっていないことが厳しく、

昨年同様にチグハグな采配になり、
ドタバタになって慌てていますね。


また、田村の起用については、
「前日に好投していたから」と監督は述べていました。


ちょっとお待ちください!!
お考えについて、何か抜けてませんか?ですね。


まず昨日の田村の登板は
既に試合が壊れてしまっていた場面
であり、
その一方、今日は、連投なのに、
もっと厳しい緊迫感があって
精神的にも疲れる接戦の場面
ですから、
そこの差は大きいことが抜けてませんか???


次に、昨日は調子が良かったかもしれませんが、
投手って連投など使い詰めになると
パフォーマンスを落としやすいことを

忘れてませんか???
野手の連日出場よりも負担が大きいと思いますが。。。
野手と同じレベルで
お考えになられてませんか???


投手に関して、根本的な面から、
歯車が狂っている可能性はありますね。


とにかく、昨日や今日における
投手継投に関する『殿のご乱心』については、
実際に行われたその決断そのもの
それに伴った結果問題があるわけですが、
それらの問題にとどまらず、
もっと根が深い問題であるということ
そこが今後に向けて
大きく懸念されるところですね。



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一方、獅子威し打線については、
とにかく『対山本』でしたね。


山本は、楽天戦ではきっちり抑えましたが、
ロッテ戦では序盤から崩れました。


このとき、ロッテ打線は
初回こそ三者凡退で終わりましたが、
2回からその2点を先制し、
3回、4回と1点ずつ稼ぎ、
序盤から山本をリズムに乗せませんでしたね。


山本に対して、
際どいコースをしっかり見極めて四球を選び、
ストレートをまずしっかりコンタクトして前に飛ばし、
コンパクトなスイングでセンター方向に弾き返すを徹底してましたね。


さて、今日の山本vs獅子打線は、


先制点は、ロドリゲスの守乱を突破口にして、
初回から奪うことができましたね。
とはいっても、ヒットは
外崎の詰まらされながらのポテン気味のヒットのみ。。。


それでも初回から1点でも得られたのは良かったです。
確かに、その直後、電撃されて逆転されましたが。。。


問題は、ロドリゲスはもう1度、二塁手までも失策しており、
相手が5回裏までに
3つもの失策をサービスしてくれており、
山本自身も、6回裏には、すっぽ抜け球が増え、
1イニングで3与死球という記録となり、
自滅型満塁までサービスしてくれていたのに、
 ※7回裏にも、山川への与死球があり、
  合計4与死球がありましたね。
それらハンデをもらいながらも、
たった2得点しか得られず、
その2点だけでは、
オリに勝つことができぬ状況にあり、
それを脱することができませんでしたね。



山本の場合、ゴロアウトGO/フライアウトAOは、
昨年が1.57、一昨年が1.94となっているのよに、
ゴロアウトが多いタイプですね。
強引に打ちに行くと、
引っかけてしまって
ゴロアウトの山を築きますね。


今日は、GO/AOが上記ほど高くないですが、
失策も含めると、
打てばゴロアウトのコース打球も目立ちましたね。


とにかく、山本に関しては。
 〇速く力強いストレート
 〇ストレートの軌道から
  小さく動いて芯を外すカットボール
 〇右打者(左打者)なら
  高速で内角(外角)へ小さく食い込みながら、
  やや落ちる2シーム
 〇低めにしっかり落とされるフォーク
 〇緩急を活かすことに役立つ緩いカーブ
とあるわけですが、
今日は、乱れる球もありましたが、
それらを有効的に操ってくるので、
獅子威し打線は、
絞り込むことができず、打っても凡打の山
とにかく得点を思うように
稼ぐことができませんでしたね。


山本のカットボールについては、
山川も初めて見た時は
あっけに取られており、
「こんな球、見たことが無い」と言ってましたね。


また、今日、川越は、3打席目の4球目で
(6回裏二死満塁の大チャンス)
外角一杯の2シームを見逃したとき、
その球の軌道が
外へ逃げながら小さく落ちる
ので、
川越自身、呆然としながら
『こんな球、見たことない』

『こんな球、打てるのかよ』
というような表情をしていましたね。


できれば、山本を直接攻略KOできなくても、
山本に球数を嵩ませて、
降板時期を少しでも早めさせたいわけですが、
カットしようにしても、
軌道が捉えられないため、
手が出ず、当てることすら厳しかったですね。


山本は101球を投げましたが、
そのうち、ファウルは僅かに10球程度
その約3倍の28球が空振り見逃しでした。
また、その約半分の15球が見逃しであるように、
見極めて見送ろうとしても、
ストライクゾーンにも決めてくるから厄介です。


結局、球が乱れる面もあり、崩せそうでも、
崩すことができぬ投球されましたね。


ゴロアウトを稼ぐグラウンドボール投手が相手の場合、
打ち気になって打ちに行くと、
そのままゴロアウトの餌食になります。


とはいえ、カットを狙っていっても、
その次でチェックメイトされる可能性もあり、
なかなか厳しい面もあります。


もちろん、四球は見極めて選んでいきたいわけですが、
また、狙う球筋を絞っていくことも考えたいですが、
山本を打ち崩したロッテ打線のように、
速い球をしっかり強くコンタクトして前に飛ばす意識
コンパクトなスイングによりセンター方向に弾き返す、
外角球だったら、それに逆らわず自然に強いインパクトで流す
それらを組織立って繰り返すしかないかもしれませんね。


ところで、川越を今日はスタメンで使い、
負け戦の展開で与死球の影響で大事をとった中村の代わりに
昇格した岸を代打で送り込み、
山野辺や呉にも打席に入らせ、
今日は若獅子らを起用してきました。


若獅子を試すことで、起用采配の選択肢を増やすとともに、
若手に経験をさせることで、育成にもつながりますから
積極的に若獅子を使うのは良いと思います。


ただ、中村の代打で岸は良いんですが、
川越の代打で山野辺岸の代打で呉と、
そもそも経験させる機会も
そう数が多いわけでもないのに、
若獅子から若獅子への代打ということは、
若獅子同士で、
その数少ない経験の場を減らす状況ですね。


もちろん、プレイヤーとして残っているのが
主力でここまでは下げられないという
レベルの選手ばかりであったら
(例えば、山川や森、外崎、源田など)
若獅子から若獅子への代打等もあるでしょうが、
例えば、レギュラー争いの対象である
中堅の木村を残したままで
若獅子から若獅子への代打等
経験の場数、試す場数という観点から
疑問がのこりますね。


それなら、
8回裏の二死無塁で回ってきた木村の打席
将平や山野辺、呉の誰かを代打に出し、
9回裏は、川越にそのまま打たせたかったですね。


まあ、9回裏に追撃を行いましたが、
もし、木村まで打席が回っていたら、
木村には代打は出さず、
そのまま木村を使っていたでしょうね。


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さて、来週からは
敵地・千葉でロッテとの6連戦です。
敵地・千葉は福岡と比して、苦手ではないですね。


ロッテが好調と言っても、福田は不在ですし、
オリから稼いだ6連勝で勢いに乗ったものの、
(うちはオリから稼ぐことできず)
楽天に叩かれまくりましたね。


とりあえず、
6連戦の勝ち越しは必須ですね。


ところで、
現在、楽天が大暴れして山賊化しているとか。。。


しかも、奴を中心に、
鈴木大地も古巣相手に打ちまくり、
手が付けられなくなりそうな雰囲気ですね。


奴も絶好調のようで、本塁打も打ちまくっており、
低めも片足を突きながらスタンドに運んでいますね。
さらなる覚醒もしているように見えます)


とにかく、
ロッテ戦のカードで疲労を蓄積させてしまうと、
7月15日以降の敵地・仙台での楽天戦
その疲労が響き、大惨事につながる可能性がありますので、
ロッテ戦は、それも見据えた戦い方をして、
勝ち越したいですね。


まあ、それ以前に、
『殿、ご乱心を!』は避けたいですね。