下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷹8回戦(福岡)】2点差でも、内容は雲泥の差の完敗。終始一貫して「流れは鷹に有り、獅子に無し」の展開であり、鷹が得意とする『先行逃げ切り』で敗北!流れを考えると「序盤で勝負あり」とも言える。

苦手な敵地・福岡
相変わらずその苦手さを露呈する獅子たちです。


今日は、点差は2点差でしたけど、
内容はその点差を大きく超える
雲泥の差でしたね。


鷹が得意とする
先行逃切りの展開に持ち込まれて負けました。


試合の流れは主導権は
最初から最後まで

終始一貫してにありましたね。



今日のスタメン結果です。


今日のスタメン(オーダー)については、
源田を9番に下げて、森を2番にし、
それ以降を1つずつ繰り上げましたね。


源田の疲労状況から、こういうオーダーを組んだみたいですが、
ある意味で、
【2番打者最強論】の適用にもなるので、
こういう打順も面白いし、
導入してもらいたいところがあります。


やはり、2番を源田で並べるよりを配置した方
相手が不安に感じる立ち上がりにおいて、
相手への重圧・威圧感が大きくなりますからね。


ただし、この打順は、当たり前ですが、
2番打者が最強であることが前提ですね。


今の森は調子が良くないですから、
「最強」になっていない
んですよね。
森が回復するなら、それは「あり」ですけど。
逆に、今、絶好調と言えば、レジェンド栗山ですから、
今日、適用するならば、2番には栗山でしたでしょうね。


まあ、今日は、そんなことを考えて用意したわけではなく、
あくまで、
〇源田の体調が良くないので、
〇でも源田を休ませたくないので
という理由だけで、
単純に1つずつ
繰り上げただけの結論だったんでしょうね。


ところで、今日の森は、
3K(三打席連続三振)でしたが、
最後の最後で詰まらせず、
良い二塁打を打てましたね。

それをきっかけにして
復調されることを願いたいですね。


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さて、今日は出先から直帰したので、
試合を頭から見ることができました。
ただ、明日は早朝から出張なので、
簡単に整理します。


まずは獅子威し打線から整理しましょう。


相手の先発・和田に関しては、
前回のメラドの結果や、昨年の結果を見ても、
獅子が苦手にする左腕投手に該当しますが、
和田個人に対して、正直、
そう苦手にしているタイプではない
ですね。


それだけに、
今日は勝ちを狙う価値のある試合だったのですが、、、


ところが、どっこい・・・
和田のストレートにかすりもしない、、、
【獅子の三振祭(第2夜)】の大惨事でしたね。
和田に9奪三振、リリーフに5奪三振で
今日は合計14個の三振祭。。。


昨日と今日で合わせて
獅子の三振は30個。。。



打てないどころの
問題レベルにとどまらずか、
それ以前に、
バットに当たらない、
バットにかすらないんですから。
お話になりません。


確かに、豪快に振っていくのが
獅子威し打線の売りではあります。


ただ、昨日から『大振り』になっている面もありますし、
最大の問題は、
タイミングを全く捉えていないこと、
読みが全く当たっていないこと
ですね。


今日、フルスイングの空三振ばかりではなく、
躊躇しながら反応が遅れて手を出してしまう
半端なスイングの空三振
、も散見しましたね。


それでも、今日、一番、合っていなかったのが、
和田のストレートであり、
そのストレートで空を切らされまくりましたね。


その要因については、山川の1打席目のように、
緩急を活かされた面もありましたが、
今日の和田は、ストレートの調子が良かったからか、
84球中58球がストレート、
全投球の約7割がストレートであり、
初回から6回まで多投していましたね。


球速はそこまで速くないですが、
バックスピンがかかっている分、
減速しにくく、

手元でノビびていたんでしょうね。
さらに、和田の場合、
ギリギリまで手元が後ろに隠れているから、
リリースポイントが読みにくい、
球の出所が分かりにくいので、
タイミングが掴みにくかったんでしょうね。


今日はその双方がマッチして、
獅子は戸惑わされたんでしょうね。


ただし、和田の調子が良かったかもしれませんが、
最近の獅子威し打線の不振さも
大きく助長
していましたね。


少なくとも、チームで、個々で、
何か策を講じようという様相は無く、
ひたすらに、ただやられていく一方で、
戸惑いながら
時間(イニング)だけが過ぎていく
という感じでしたね。


例えば、
粘って相手のリズムを崩そう
というのも乏しかったですね。


確かに、
獅子は積極的に打っていくが売りです。


でも、例えば、相手のあたりは、
中村晃らのみならず、柳田とかも粘りますよね。
まあ、粘られやすい、
うちの投手陣にも問題があるともいえますが、
今日も渋太く、投げる方としては、
もう投げる球もなくなってきて
苦しかったですね。


相手が嫌がること
しっかり講じたい
ですよね。


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一方、二番手の嘉弥真以降のリリーフに対しては、


まず和田が7回表途中でピンチを築いて降板し、
左打者が続くから、嘉弥真が登板しましたね。


まあ、途中で右打者の木村が挟まってますが、
相手から見たら、転がっている『小石』のようなもので、
そこは無視してもいいだろう、というところでしょうね。


また、今日はスパンジーもタイムリーを打っていたから、
代打は送りませんでしたね。
もしスパンジーが凡退続きだったら、
代打が送られていたかもしれませんが。。。


スパンジーについては、
米国時代から、左投手は右投手より苦手の傾向で、
今のイメージも、左腕のクロスファイヤーとなる
スライダーとかを苦手にしている印象が強いです。


ただ、左右別成績を見ると、いつの間にか、
左投手に対する打率は
右打者より高くなり、3割超
ですね。
 〇右投手:打率0.193(83打数16安打)
 〇左投手:打率0.317(41打数13安打)


まあ、小川の左右別成績とかを無視している首脳陣ですから、
スパンジーの左右別もそう気にしていない気がしますが。


でも、スパンジーも、基本的には、
左腕のクロスファイヤーとなる
スライダーは苦手にしていること

大きく変わってませんし、
嘉弥真そのものが
左打者に対して、圧倒的に強いですからね。
(逆に右打者には弱い


その一方、控え野手については、
ベンチで野球観戦している者が多い
ですね。


川越は、左腕投手が苦手ですが、
右打者として、
メヒアがいるし、山野辺もいますね。


相手が嫌がること
しっかり講じたい
ですよね。


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一方、獅子投手陣については、、、


先発の松本に関しては、、、
順序が逆になりますけど。
まず柳田の一発被弾は余計でしたね。


打線が和田から打てる気がしないほど抑えられ、
苦しんでいるところを、点差は3点差で進んでおり、
ようやく反撃の狼煙となる
キムラン一発が出た直後でしたね。


96球目と球数が嵩んでしましたけど、
外角要求だったのが、中へ甘く入って、
スタンドへ運ばれましたね。


キムラン一発の効果は
あっという間に消えましたね。


昨日の今井もそうですが、
こっちが稼いだ直後に獲り返されること
せっかく盛り上がるところを消沈させ、
相手への流れを促しますね。


しかも、リードしている相手にとっては、
返された分が帳消しになりますから、
大きいですよね。


そこは大いに反省されたいですね。



そして、松本に係る本題については、
やはり、序盤戦(1~3回)の投球ですね。


球数を見ただけでも、
初回は32球、3回は30球も嵩み
3イニングで76球も消耗しましたね。
立ち上がりから内容もボロボロでしたね。


本来なら、5点以上を失っても不思議ではなく、
逆に3失点で済んだことがラッキーでした。


初回、先頭の周東には、
インハイを上手く打たれましたね。
前進守備で越えた球を捕球できず、
一気に三塁を奪われました。
次の今宮の犠牲フライも
泳がせながらも、片手で外野まで持って行かれました。


まあ、この先制1失点はやむを得ぬところがありました。
ただし、きっちり先制してくるところ
鷹らしく、鷹の強さを再認識させました。


ところで、今日の周東は、
2打席目で犠牲フライを打たれたわけですが、
1~3打席目において、続けて
詰まらせながらも
打球を飛ばしていましたね。
内角球引き付けながら、
バットを振り切られていましたね。


話を初回に戻すと、
柳田、中村晃、栗原に3連打を食らいましたね。
柳田には、外角狙いが甘く中へ入って流され、
中村には、内角狙いが甘く中へ入って流され、
栗原には、フォークが落ちきれず弾き返されました。
どれも甘く入って3連打を食らいました。


2回裏も、先頭の松田には、低めでしたが、
松田のバットが届く中へ入って打ち込まれました。


初回の3連打を食らった3人にも、
森が構えたところズバリと、
コース一杯に決めてカウントを稼いではいましたが、
詰めが甘く、制球しきれませんでしたね。


松本の投球(球種)パターンについては、
いつも立ち上がりの初回は、
ストレートばかりを投げ込み、
イニングが変ってから、
緩いカーブなども混ぜ
球速差30km/hの緩急を活かすことが武器の一つですね。


確かにカットボールなどを駆使し、
球速差10~15km/hくらいしかありませんでしね。


今日のように序盤から苦しいなら、
緩いカーブをもう少し混ぜて
球速差を広げた緩急を活かしたかったですね。


いずれにしても、鷹が相手でしたけど、
松本は、
もっとやってもらわねば、
勝利へ導いてもらわねば困る存在です。


今年は、まず
しっかりた投球をしながら、試合を築き、
最低限6回3失点
できればHQS達成を果たす投手
なってもらいたいですね。



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2番手には、伊藤翔が上がりました。


ストレートは軽いタイプですが、
無駄な力を入れずに、
軽くても球に力が込められており、
150km/h超の速い球も見せつつ、
緩急も活かしながら
低めにも丁寧に集めつつ、
相手を抑えていきましたね。


こういう投球ができると、楽しみです。


ただし、不調なバレンティン、
下位打線や周東あたりまでは、
余計な力みを入れてませんでしたが、
やはり、
今宮や中軸を相手にするときにどうか?
そこが一つの試金石になるわけですが、
今宮が相手になると、
急に力みが入ってしまい、
制球も乱れましたね。


そのあたり、まだ課題を残しますね。



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で、柳田の打席になって、
いつもの左対応で獅子也を投入しましたね。


結局、獅子也は、柳田を1球で片づけましたね。


で、8回裏へまたぎ、
左打者の中村晃、栗原
同じように内角球で詰まらせる一ゴロで
危なげなく、料理しましたね。


そして、のバレンティンの打席になると、
獅子也はお役御免で、
宮川にスイッチしましたね。。。
この継投は、無駄な消耗でしたね。


この8回裏は、二死無塁だっただけに、
あと1人で終了するわけですから、
また、
獅子也も右打者のほうが得意ですから、
ここの8回裏は、
獅子也まま投げさせて、
宮川は温存しておきたかった
ですね。



獅子投手陣については、
やはり『駒不足』が大きな課題す。


それだけに「左専用」にしてしまうと、
その分、もう1人必要になり、
『駒不足』問題を促しますね。


それを考えると、
右の方も抑えやすい獅子也については、
左右にこだわらず、
1イニングを投げ切ること
ができる中継ぎとして活用されたいですね。


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さて、明日は、與座坂東が先発です。


鷹の坂東は、ロングリリーフを含め、
中継ぎで3試合登板して、好投しているみたいですね。



キレのあるストレート縦に大きく曲がるカーブが武器であり、
フォークカットボールも満遍なく駆使してきます。


ある意味で、絞り切れず、
戸惑う可能性は懸念されます。


しかし、明日は、鷹6連戦に中で、
勝てる可能性が最も高いのではないでしょうか。
というか、
実績の乏しい相手を攻め落とせず、
一体、鷹の誰を攻め落とすの?

でしょうね。


しっかり序盤から
相手先発を叩き潰しておきたいですね。



鷹戦の場合、他球団と戦う以上に
『序盤戦』を制するか?否か?
大きく結果が変ってきやすいですね。


序盤戦(3回終了時)
獅子がリードで通過するこは、
勝つための十分条件になっていませんが、
ある程度、勝つための必要条件になりやすいです。


逆に、獅子が3回終了時にリードできていなかったら、
鷹が得意とする先行逃げ切りの展開になりやすいので、
獅子の勝率が大きく低下しますね。
今日もそのパターであり、
終始一貫して
鷹に流れあり、獅子に流れなし
でしたね。