下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

明日から交流戦。週6戦日程が続き、茨の道は続く。「いないもん」により因縁の広島戦から昨年同様に奈落のどん底へか?

先週末の土日は、
散々な結果に終わりました。


しかし、今週からは
気分を一新して交流戦に挑みましょう。


交流戦が始まって13年目を迎え、
優勝はパが10回、セが2回。
昨年も順位は
ソ、ロ、広、楽、日、西、
巨、中、横、神、ヤ、オ
パ・リーグの方がセ・リーグを圧倒し、
セ・リーグの順位・成績では、
広島の独走状態になりそうな雰囲気で
それ以外は、借金状態という珍現象に。


「人気のセ、実力のパ」
が継承されている雰囲気です。
まあ、野球特性の違いもありますが。


正直、私は昔から西武ファンなので、
セか、パか、と言ったら、
徹底的にパ・リーグ贔屓です。
このため、応援するのは、
オールスターではパ・リーグ、
日本シリーズではパ球団です。
(ソフバンは相手によりますが)


ただし、
西武のリーグ順位を優先しますので、
交流戦に関しては別です。
交流戦では、いくら西武が勝っても、
他のパ球団が勝てば、順位は変わりません。
もし西武が負けても、
セ球団が皆勝ってくれればOKです。


それ故、交流戦で望むことは、
◇西武が勝ち進むこと。
◇セ球団の西武以外で勝ってもらうこと。
が優先です。
他力本願的な願望で、
他パ球団の負けを望み、
人としてどうか?と思う考えで
申し訳ありませんが、、、


ということで、
セ・リーグのみなさん、
西武以外の試合では全力で頑張って下さい。
私はアンチ巨人派ですが、
まずは、巨人のみなさん、楽天を撃破下さい。


といっても、
一番頑張ってもらわないといけないのは、
獅子丸くんたちですよ。


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さて、西武にとって、
交流戦での最大の問題は、
週6戦日程が3週間続くため、
駒不足の先発をどうするか?
でしょうね。


今年の西武は、昨年と違って、
・現時点が25勝19敗1分で貯金6
・アホみたいな失策が少ない
 守備力強化の成果が発現
・機動力強化の成果が発現
・鉄壁な勝利の方程式確立

・不動のエース確立
など、いいことが増えており、
期待が大いに膨らむ状態にあります。


ただし、未解決状態にあるのが
先発陣の駒不足という問題であり、
これは喫緊な重大問題レベルにあります。


今までの成績については、
週4~5戦日程と、
日程に恵まれたところが
大きかったですが、
今週からは週6戦日程が続きます。


今まで週6戦日程は、
5/16週は不調ロッテ戦だったので
好成績を残すことができましたが、
4/25週ではオリに、
GW週ではソフバンに3連敗を喫し、
特に福岡でのソフバン戦では、
徹底的に木っ端微塵の撃破されました。
そして、先週末の土日の楽天戦でも、
徹底的に木っ端微塵の撃破されました。
これらの完敗は、
先発陣の駒不足問題によるものです。


もちろん
この問題の根本的な解決には
「補強」と「育成」

しかありませんが、
フロントからは何も公表は無いし、
下からもめぼしい即戦力が見当たらず、
来週、再来週と、交流戦期間中に
この策がどうこうなりそうにありません。
それ故、
今の戦力でやりくりするしかありません。


そもそも、
今まで「補強」「育成」で成果無し
というのが大問題であり、
例えば、キャンディの例をとっても、
(彼は嫌いでなく、むしろ好きですが)
論外の補強、ふざけすぎた補強
と言わざるを得ません。


ソフバンのスアレスの例もありますが、
彼はまだ20歳台であり、球も速い。
キャンディは???
誰が見ても厳しいことがわかります。
草野球チームの補強
じゃないんですよ。

舐めんな!プロ野球を。


さて、話を戻しますと、
この駒不足問題について、
やはり牧田=先発とすれば、
計算できる駒が簡単に1つ埋まります。
本来なら、開幕戦からそうするのが当然の策ですが、
球団側はそれをやってきませんでした。
それ故、その策は「今さら感」が強く、
こっちやって、やっぱ、あっちやってでは、
牧田自身のリズムを壊すおそれが高いです。
(本人も「またかよ、やっぱ来年抜けよう」となるかもね)
また、先発の駒不足問題は、
牧田を1人入れたところで解決できませんし、
次年度を踏まえれば、他の台頭も必須です。
どのみち、育成も必要ですから。


でも、今の首脳陣にその転換の頭はなく、
実現性は極めて低いでしょう。


補強も、配置転換も実現性無しと考えると、
とにかく、
今の戦力でやりくりを考えるほかはありません。


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現時点では、
前半が野上、光成(ガル?)、十亀
後半が雄星、?、?
という感じで、
計算できるのが雄星、野上のみ。
でも野上も絶対ではありません。


ウルフは軽傷ということで、
5/28だけを飛ばして
戻ってくるかもしれませんが、
それも不明瞭であるとともに、
病み上がりでもあるし、
それでも足りないことに変わりません。


おまけに、
光成は投げてみないとわからないレベルですが、
多和田に続いて、肩に違和感発生?!とか。
少なくとも、今週の広島戦では、
代替にガルちゃんが投げるとか?!
広島打線は怖いですよ。
昨年のようにフルボッコかもね?


辻監督のコメント(5/28)
先発ピッチャーはちょっと弱いけど、
打線が助けてあげていた試合もあった。
先発ピッチャーはがんばって
5、6回ぐらいまで投げてもらわない
と困る。


現在、西武には、武隈も含めると
武隈→牧田→シュリちゃん→増田
という鉄壁なリリーフ陣が確立され、
4名体制なら6回から発動できます。
ただし
◇延長戦の場合は
 対応をどうするか?の課題
◇武隈らは夏季に
 下降傾向になりやすい課題

を残しますが、、、
一番の課題は、辻監督のコメントの通り
先発が試合を作らなければ
鉄壁なリリーフ陣が不発に終わり、

敗戦処理モードに入る
ということです。


ただし、裏を返せば、
一番難しいことですが、
とにかく5回を維持してくれ!
とにかく5回まで壊さなければ
何とかなる可能性が残されている

ということです。


相手から見れば、
野球は9回までのゲームですが、
ある意味、
5~6回までにリードすることが必須、
得点チャンスは9イニングではなく、
5~6イニング(二巡目まで)しか無い

とも言えます。
ただし、先発5回、鉄壁継投6~9回で
延長戦になったら敗戦濃厚になりますが。
こちらは5/21のソフバン戦のように
9回までに決することが必須。


それ故、先発陣には、最低限、
5回までに4点以下に抑えること
(※雄星はHQS、野上・ウルフはQS)
ですね。


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そのためには、
1人でこなさなくていいです。
2~3人で5回をクリアしてもいいです。
まあ、今の実力を踏まえれば、
軽く1イニング3失点以上は見込めるので
1~2回毎で2~3人セットと束になっても
あっさりと轟沈のおそれが十分懸念されますけど。


5/27の楽天戦で言えば、
泰雄の制球は序盤から乱れまくっていました。
3回裏の満塁で無失点に終えたのは
ラッキーだっただけです。
いつ大量失点になっても不思議ではなく
4回裏の大量失点3回裏を見れば、
先頭アマダーに一度もバットを
振らすことなく与四球を出した時点

想像がつきます。
そこが最後の交代時期でした。


5/28の楽天戦で言えば、
誠の交代時期は、
2回裏に茂木から余計な1発を浴びたとき、
または3回表の頭、
どんなに遅くとも、
ウイラーに被安打を浴び、
暴投してウイラーを2塁へ進めた場面です。
この暴投場面では、
誠はもうまともに投げられる状態で無いこと
を示す最後通告
でした。


どちらも満塁の大ピンチでの交代でしたが、
それでは1~2点失う公算が高いので時既に遅く
そんな場面で登板する投手もリズムを作れません。
そんな場面では牧田とかでも崩れるおそれがあります。


この交流戦では、
2点失ったら交代させるくらい
でないと、厳しいかもしれません。
(まあ一撃満塁弾、3ラン弾もありますが)


一番のバロメータは、
やられても力みまくっている様相が見られる、
制球がもう制御できなくなっているなど、
その投手の性格を踏まえ、
気持ちが萎えていないか否か
パニクっているか否か
などを見極めることでしょうが。。。


もちろん、
ころころ代えていたら
投手不足になることは必須です。
そこは、1軍2軍入れ替え、抹消・登録
を頻繁に繰り返しながら対応するしかありません。
どのみち、そのような対象投手は、
1軍レベルに達していない者ですから。
逆に多くの若手らにチャンスも与えられます。


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ただし、
計算できない・不安を残す投手が先発する日は、
打撃陣が最低5点以上を奪うこと
も併せて必要になります。


そもそも、雄星、野上、ウルフ以外の投手に
3点以下に抑えろ!というのは無謀な要求です。
せめて4点以下、多くても5点以下
いいところでしょう。
それを考えると、勝つためには、
こちらの得点が5点以上は必要
ということです。


とにかく、打撃陣がカバーするしか無いです。
とは言っても、
序盤フルボッコではカバーしきれませんが。
失点5点以上はやはり厳しいでしょうね。


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では、光成、十亀のほかに
「?」の投手はどうするの?
ですね。
まあ、唯一優位に立っていた光成も
故障により「?」状態なんですが、、、、


もちろん、
十亀も投げてみないとわからなく、
消去法で優位に立っていますが、
「?」投手と本質的には変わらず不安レベルですが。


まあ、泰雄楽天戦で自滅しまくりましたが、
あのカーブが決まれば、だいぶ変わるはずです。
どう扱われるかわかりませんが、
まずはローテに第一の残留候補となるでしょう。


ガルセスに関しては、
球威、制球面で問題を残すほか、
一番は落ちる球を覚えない限り、
決め手不足で振り切れません。
それを考えると
1イニングが最大でしょうね。
できれば下位打線など選べるとベストですが。


はまずは敗戦処理で
経験を積ませることで、
やはり先発は厳しいですね。


小石不振が続いており、
日曜日も打たれまくりましたが、
あんな大ピンチでは無く、
頭からなら違っていたかもしれませんし、
先発の実績、ロングの実績を踏まえれば
試す価値は十分有ると思います。


岡本もアテにしにくいですが、
一度は試してもらうこと
見据えるべきでしょう。
このまま下で腐らせてもダメですし、
(残す価値が無くなる)
好投するときも見られています。


本田は2軍でやられたり、好投したり
と不安定ですが、
平井もいいスライダーを持ちますが、
甘い球もありますが、
試すべきでしょうね。


最近、復帰した國場
体調次第でしょうが、
投げることができるなら、
試すべきでしょうね。


あとは田村の先発
というのも面白いと思います。
元々、大学
時代には先発をやっています。

また彼は度胸もあります。
シュート回転している直球に
1発病などの不安を感じますが、
上記投手陣と比較しても
球威、制球力、精神力を踏まえると、
有力候補に十分なると思います。


候補者というと、
上記に挙げたメンバーくらいですかね。

その中で期待できるのは
小石、岡本、田村、泰雄
くらいですかね。


ただ、上記メンバーについては、
制球がボロボロ、自滅からドッカン
というタイプが多いことが
アキレス腱にもなっています。


先日の十亀vs佐々木のロッテ戦で
TBS系列の中継で解説の里崎氏が、
ストライク入らない佐々木の話から、
球が暴れている投手のリードの仕方について、
言及していました。


その要旨を紹介すると、


そういう投手には「ど真ん中」に投げてこい
 と言って、真ん中に構えるんです。
すると、その投手は真ん中に投げて良いのですか?
と聴いてくるけど、
「おまえ、ど真ん中に投げることできるのか?」と答える。
逆に下手にコース隅をつけば、
ベース半分も使えないことになる
ので、
ど真ん中なら変な風に荒れることを見据えれば、
ベースの全幅を使えるのだから、
球が動いていい範囲が広くなる。

そして、荒れ玉が良い具合に武器になる可能性がある・・


みたいなことを言ってました。


光成、十亀、泰雄などは、
下手に四隅を狙っても自滅していくばかりです。
ストライクゾーンを9分割して
厳しいところを要求しても逆効果になります。


せめて、
4分割くらいで内角、外角、高め、低め
若しくは
低めだけ意識しろ
アバウトに投げさせる方がベターです。


こういう制球ぼろぼろのタイプは、
一番、力ませてはダメですからね。


とにかく、交流戦では
パ球団の中で上から最低3番目、
もちろん貯金作りは必須で凌ぎ、
一気に飛躍できればベスト
という感じになれば、、、、


厳しいスケジュールとなり
茨の道が続きますね。