【野上FA問題決着】意外にも人的補償で高木勇人をゲット!2000万円のおまけ付き。GoodBye野上、Welcome高木勇人!ところで、まさかこの人的補償のお仕事が年内の仕事納めじゃないですよね?この時点での投手陣の補強終了ではないですよね?もしこれで投手の補強を打ち切り、それで新外国人が活躍できなければ、フロント総辞職レベルの問題ですから。
野上FA流出の人的補償として、
高木勇人投手(28)を
獲得することで決まりました!
正直『えっ、マジ?!』
が最初の感想でした。
先週末、渡辺SDが
「投手希望であるが、即戦力になれば
投手、野手に関わらず獲りに行く」
とコメントされていたので、
投手狙いバレバレの西武に対して、
投手陣をプロテクトしまくってきたかな?
と心配しており、
それならそれで野手を獲得して
坂田あたりと中堅投手のトレード
すればいいんじゃないの?
と思っておりましたが、、、
高木勇人ですよね。京介じゃないですよね。
高木勇人といえば、
一昨年の1年目は負け越しているけど、
ブレイクして、衝撃デビューをしていましたね。
「タカギボール」とか言って
カットボールなんだろうけど
手もとでキュっと曲がる魔球?!
巨人で数少ない生え抜きの先発の柱に
なるんだろうな、と思っておりました。
1年目の成績は、
26試合、9勝10敗
163回2/3、防御率3.19、QS率61.54%、
被打率0.236、WHIP1.16
1年目の球種構成※は
ストレート :41.44%
カットボール :32.04%
シュート : 9.44%
フォーク : 9.78%
カーブ : 7.29%
チェンジアップ: 0.00%
(※データで楽しむプロ野球さんのHPより)
しかし、2年目のジンクスが訪れましたね。
夏頃から中継ぎに降格して投げていましたね。
そして3年目の今年は、
送りバントで負傷して
復帰しても中継ぎで使われていました。
3年目の成績は、
16試合、1勝2敗
27回1/3、防御率2.63、QS率-%、
被打率0.208、WHIP0.91
→被打率、WHIPは1年目より改善
3年目の球種構成※は
ストレート :35.57%
カットボール :35.82%
シュート : 9.45%
フォーク : 8.71%
カーブ : 6.72%
チェンジアップ: 3.73%
→ストレート、カーブが減少、フォークも微減
カットB、チェンジUが増加
ちなみに、今年の2軍戦では、
12試合、6勝1敗1S
60回、防御率1.50、完投2、完封1
被打率0.202、WHIP0.82
まあファーム日本選手権の広島戦では、
7回表に出てきて
左前安打、与四球、左前安打、投安打、
1つアウト獲るも、一死一二塁で降板。
その後の森福が1発被弾したので、
高木勇人の自責点は5点となり、
ファーム日本一を逃す敗戦投手
になっちゃいましたが、、、
確かに1軍でもっと期待されていただけに
3年目の成績はそれに伴っていないでしょうが、
プロテクトで外すほどのレベルか?
というと、本来ならプロテクトされているでしょ!
という印象です。
もし私が巨人ファンなら、
野上を評価以上の高額で獲得するなら、
高木勇人をもっと粘って育てようよ!
と思ってしまいます。
西武にとって、野上ロスは痛いですが、
野上は30歳で年俸が5千万円。
残留していたら最低7~8千万円は支払っていたでしょう。
それが2歳若い28歳の高木勇人で、
年俸は4千万円を切っている状態。
さらに野上の20%2000万円もおまけがつく。
ちなみに、高木勇人のFA権利は
4年以上先なのでまだ時間はあります。
しかも、この3年間の実績から、
先発でも、中継ぎでもどちらでも使えます。
もちろん、野上FAロスは、
十亀クラスでもFAしやすい環境を促進する
中長期的問題が残っていますが、
戦力・経済性の観点から
当面の短期的問題では、
もしかしたらお得になった?!
という可能性が見えているかもしれません。
ただ、高木勇人がプロテクトから外れていた
というのは、実は、
逆に落とし穴があるの?
と勘ぐってしまうほどです。
過去の報道では
色々と解説者らに指摘はされていました。
◇せっかちで、ストライクを投げ急ぎ、
ゾーンを幅広く使っていない。
◇カットボール頼みで
カットBをもっと効果的に魅せるために
シュートを上手く活用していない。
◇カットが横振り、フォークは上からで
ストレートはその中間からで
球種が腕の振りによりバレバレ
◇(1年目ノムさんぼやき)
甘い。ミットの位置を見ていれば、
ボールがどの辺か分かる。
ど真ん中や。低めのコントロールがない。
まあ、野上だって「決め手」が無い投手でしたからね。
フォーク、チェンジアップを使い分けるようになって
覚醒したのは確かですが。
でも、高木勇人の場合、
上記指摘では「せっかち」というのが気がかりで、
好調・不調の波があることを否めませんが、
「せっかち」の性格は銀ら捕手がカバーすれば良く、
荒削りの面があるので、
伸びしろがあるでしょうし、
新天地に舞台を替えて
野上以上に化ける楽しみはあります。
来年、パで慣れる時間は要るかもしれませんが、
今年の成績を考えれば、
少なくとも1軍でそれなりに活躍してくれる
即戦力になる存在だと思います。
まあ高木勇人がプロテクト外だったというのは、
西武がこだわる左投手を中心にプロテクトしたからか?
鹿取さんが
励ましの言葉を高木へおっしゃっていたように
チャンスが広がる機会を与えるために、
高木勇人のことを思ってのプロテクト外なのか?
前向きに考えましょう。
なお、本人もTwitterで早速挨拶を流していましたね。
前向きに考えてくれていると思います。
本人にとっても投手不足の西武なら
この移籍は大きなチャンスですからね。
高木勇人投手
所沢の獅子軍団へようこそ!
自然豊の田舎で
夏は灼熱、早春晩秋は極寒のドームですが、
高木投手が活躍する場は多々あり、
チームムードもいい球団です。
(フロントは知りませんが)
パ・リーグにはソフバンという強き王者がいて、
打者もガンガンに打ってくる猛者が多いですが、
チームが一丸となって打倒王者を目指しており、
強気の高木投手なら猛者どもと渡りあえます。
我々ファンも全力で応援しますので、
悲願のリーグ優勝、日本一に向かって
是非とも大活躍されることを願っております。
あっ、野上さん。お元気で、重圧の中を頑張って。
虎を倒しすぎたりして
奥さん、義父さんに捨てられないでね。
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さて、今オフは、ここまでで
野上ロスが決定し、シュリちゃん解雇。
牧田が渡米の可能性大という1軍戦力減の状況。
おまけに、外国人投手が3名解雇。
そんな中、新たな雇用としては、
新外国人が二人の招聘が決まり、
人的補償でも高木勇が来てくれる。
で、、、それで???
まさかこれで投手補強終わり?
本部長様、SD様
今回の人的補償が年末最後の仕事納め?
とか言わないですよね。
契約が済んだ新外国人二人が
確実に活躍できるかは、
例年の如くわかりません
むしろ危険の方が大きい懸念も。
リーグ優勝、日本一を本気で見据えたとき、
もしこれ以上の投手補強が無いのであれば、
新外国人二人とも確実に活躍すること
活躍する確率が100%であること
不確実性が皆無で絶対活躍すること
が必須条件になります。
フロント陣が、もうこれ以上、
投手を新たに雇わないということは、
新外国人二人とも不確実性皆無で
絶対・確実に活躍することを確信している
ということを意味します。
それが実現できなければ、
この時点での補強終了は
フロント総辞職するくらい
重大な問題になる
と言っても過言ではありません。
しかし、今までの外国人投手の傾向から
そんな不確実性が皆無で
絶対活躍できるなんて
言えますでしょうか?
ほら吹きでもそんなことは言えません。
もしフロント陣に
そんな愚言を言える奴がいたら、
辞職すべきです。
老ボケが始まっております。