獅子の新旧4番の来季における明暗はどうなる? おかわりとアグーの意識の差が来年の結果にどう出てくるのか?(双方の報道記事を読んでの感想)
獅子の4番打者はおかわり君が今まで勤めていましたが、
今年から山川が世代交代でとって替わるように。
当然、山川はその4番打者としてその座を渡すまいと、
おかわり君はその4番打者の座を奪い返そうと、
(7番でいいや、では終わりです)
競うようになれば、
さらなるチームの底力アップにつながります。
今日は
おかわり君が巨人岡本に打撃法を伝授した
というニュースと
山川が来季の4番取りへ誓った3か条を掲げた
というニュースが流れておりました。
西武中村から巨人岡本へ「適当のススメ」伝授
12/17(日) 7:45配信
巨人の未来の大砲へ「適当論」のススメだ。巨人岡本和真内野手(21)が西武中村剛也内野手(34)と合同自主トレを行った。今季0本塁打に終わった岡本は6度の本塁打王と通算357本塁打を誇る中村から、本塁打量産への心構えを伝授された。「おかわり君」との合体で、才能開花への手応えをつかんだ。
岡本がおかわり君の柔らかな言葉に包まれた。
「適当に打てばいい」
確認から授業は始まった。「どんな選手になりたいの?」「ホームランを打ちたいです」「それなら息の長い、品のある打球を打とう」。先輩を前にしたロングティーはライナー性の打球が外野に弾む。次は中村が実演する。「全球1発を狙えばいい」。打球が高々と上がる。平均滞空時間は岡本の3・5秒に対し、中村は5・8秒。差は歴然だった。
適当という一見、投げやりな言葉。実は深い。
中村 片仮名で「テキトー」は雑に感じるが、漢字なら適する当たり。考えることも大切だけど、考えすぎもよくない。だから、適当。インパクトの瞬間は80%で、打った後に100%に。そんな感覚でいい。
適当が生む2・3秒差。「打球が上がらないと、本塁打にならん。息の長い打球、つまり打球を上げる意識を持つ。ゴロとフライ、どっちがヒットになるか? フライやで」と説き、方法論3つを挙げられた。
(1)右足に体重を残す
前に突っ込めば、力が伝わらない。理想は左4:右6、極端に1:9の意識でも。構える時点で目線を上げて、タイミングをとる際に右膝をくの字に折る動きを加えると、体重を残しやすくなる。
(2)骨盤から回る
上半身から回ると開きが早まり、打ちに行く体勢になってしまう。骨盤を意識することで開きを抑え、バットが内側から出やすくなる。
(3)右手は添える→押し込む
無駄な力を入れずに構える。インパクト時に右手人さし指と親指の間でバットを押し出すことで、スムーズにヘッドが返る。
岡本の顔が、パッと明るく変化した。かごに入ったボールがなくなるころ、打球の質も変わり始めた。
岡本 プロに入り、中距離打者なんかなと思うこともありました。でも、やっぱりホームランバッターになるんだと強く思いました。
去り際、先輩から声を掛けられた。「感覚はそれぞれ。でも、これと思うことは継続した方がいい」。岡本はうなずいた。「自分の形をしっかり見つけ、来年頑張ります」。岡本らしい適当な一打を、中村の頭上に高々と打ち上げる。【久保賢吾、桑原幹久】
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おかわり君と巨人・岡本の合同自主トレ、
片岡を通じて成り立ったんでしょうかね。
考えることも大切だけど、
考えすぎもよくない。という
「ほどほどに」ということもいいと思います。
何も考えてなければダメでしょうし、
考えすぎても力む一方ですからね。
おかわり君は、見た目から
投げやり的なテキトーの雑に見えますが、
おかわり君なりの天才としての理論が
そこにはあるんでしょうね。
おかわり君自身、
ホームランを打つのは天才肌
でありましたからね。
ただし、それは
天才のおかわり君が
全盛のときに大いに通ずる理論
でもあるでしょう。
今回のおかわり術伝授は、
才能のある若き岡本にはいい伝授になった
かもしれませんね。
ところで、
先日、NHKBSの番組「球辞苑」で
初球に関する考え方を放送しており、
おかわり君が出ておりましたが、
※最初は今年の初球打率の高い打者へ取材するつもりが、
日本シリーズや帰国等で取材できなかったんで、
全員取材NGとなり、データを過去10年に拡大して
初球打率が高く、かつ暇なおかわり君に
取材の白羽の矢が。。。。
おかわり君へのインタビューは
Q:初球で重視していることは?
A:投手は初球からストライクを
とりにきたいだろうから、
しっかりタイミングをとれれば
初球からドンドン行きます。
Q:では狙い球はどのように絞っているの?
A:まずはストレートでタイミングをとって
変化球が来ても甘い球だったら
ドンドン手を出していきます
Q:振る振らないの判断はどこでしているの?
A:どうですかね。。。
ストライクと思ったとき、
それがボールになることもありますが、
ストレートはだいたい手を出します。
Q:来シーズンもそのスタンスは
変えずに行きますか?
A:しっかり打てるように、
初球から行けるように
努力しますけど、
今年があまりデキなかった
のもあるので、、、はい。
おかわり君らしい
取材陣泣かせの曖昧回答で、
(取材陣はもっと具体に聴きたかったでしょうが)
天性のホームラン打者ですからね。
ただし、おかわり君自身、
天才が故に、今までそれで成功してきましたが、
今は年齢的な衰え、下降線を否めない状態
にあります。
もともとおかわり君は、
滞空時間の長い一発が特徴で、
かつてのおかわり君なら、
あっ打ち上げたよ、外野フライかな?と思うや否や、
打球が伸びてスタンドインとすることが多かったです。
とにかく打球が思った以上に伸びるのが特徴でした。
しかし、最近のおかわり君は、
あっ打ち上げたよ、外野フライかな?と思うや否や、
やっぱり外野フライだったよ!と
打球の勢いに伸びを欠いていること
が目立っております。
飛距離の衰えを否めません。
そしてもう一つ気になる点が、
今までは2ストライクに追い込まれてから
最後は落ちる球でスカっ!と
空三振は定番でしたが、
ストレートはそれなりに対応しており、
甘くなった球を見逃さず、
それを一発で仕留めるタイプでした。
しかし、最近では、
高めの速い直球を簡単に空振りするようになり、
(まあ変化球との読み違いも大きいですが)
甘い球は今でも仕留めますが、
仕留めきれずファウルになってしまい、
そのまま追い込まれることも増えています。
動体視力の衰えが懸念されます。
それらを踏まえると、
おかわり君自身、
若いときから変わってきたことを自覚し、
今までと違った意識で挑まないと
復活するには厳しいと思います。
極端なことをいえば、
復活して活躍するためには
ホームランを捨てる覚悟も必要になるかもしれません。
その勇気があるか?
ホームランにこだわらないなら
オレじゃ無いと思うなら、
もう現役を辞めた方がいいでしょうし。
意識を変えることは、
打つときにはもちろんでしょうが、
息の長い活躍をするために、
イチローのように
ストイックに体作りをするなど、
準備するときからも変えないとですね。
そういう点では
今度入団するストイックな松井稼頭央を
見習ってもいいでしょうが、
今までだって
栗山というお手本はいたと思いますが、、、
【西武】山川、来季の4番取りへ誓った3か条
12/17(日) 6:05配信
西武の山川穂高内野手(26)が16日、来季の4番取りへの3か条を掲げた。理想の4番像には落合博満氏、松井秀喜氏といったレジェンドを挙げ、「理想は最強の人。好機に強く、打点、本塁打、打率も残せて、四球も取れるのが最強の4番」と自らにハードルを課した。
〈1〉目に見えない力
相手に威圧感を与えることも4番の役目と捉え、「ここぞのところで打ってくれる存在感とか、目に見えない部分が大事」。グラウンド上での存在感アップを目指す。
〈2〉勝利に導く打撃
今季は23本塁打とブレイク。シーズン終盤は4番を務め「どれだけチームが勝てるかが大事だと感じた。調子が悪くても、好機で回ってきたらどんな形でも打つのが4番」。調子に左右されない勝負強さを磨いていく。
〈3〉打点にこだわる
今季はチーム4位の61打点を挙げたが「(4番の役割の)究極は打点を挙げること。打点と得点圏打率は意識したい」。打点が増えた分だけ、チームは勝利に近づく。
この日は沖縄・宜野湾市内で野球教室に参加。「今年の収穫を大事にしていけば、今年よりも(良い成績を)見せられると思う」。成長を示し、真の4番の座をつかみ取る。 (小島 和之)
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当然、ホームランを狙いたいでしょうが、
ホームランだけにこだわらずとも、
四球を選んででも出塁率を高めること、
どんなときでもチャンスをモノにすること、
調子に左右されない勝負強さを身につけること、
状況に応じてとにかく結果を必ず出す
など、
山川には、さらなる覚醒により
新たな最強4番打者になること
を期待したいですね。