下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【雑 記】4コーナーを回りラストの直線勝負に突入。今週から地獄の9連戦が始まり、その後にゴール前の7連戦。獅子よ、二の脚&三の脚を使って逃げ切れ!そのためには打ち勝て!歩いて、走って、打ちまくれ!

優勝争いも佳境になってきました。


現在の成績は
西 71勝49敗2分 勝率0.592
ソ 66勝52敗1分 勝率0.559 差4.0
日 65勝54敗3分 勝率0.546 差5.5
です。


4ゲーム差と言っても
鷹の勢いや直接対決の多さを踏まえると、
安堵できるセーフティリードになってません。


日程についても、
今週から地獄の9連戦が始まり、
その後にゴール前の7連戦が控えており、
しかも、その連戦中には鷹公の直接対決も。
まさに4コーナーを回って
ラストの直線勝負に突入しています。
獅子においては、
二の脚&三の脚を使って

逃げ切らねばなりません。


競馬で言う逃げ馬は、
二の脚でさらに末脚を伸ばすことはあっても、
さすがに三の脚までは現実的になく、
馬はバテるともうダメなので、
逃げ馬は一旦交わされると
差し返すのは容易ではありません。


まあ競馬の世界とは異なりますが、
勢いを踏まえれば、鷹に一旦交わされると
苦しいでしょう。


↓↓↓今後の日程


これからの最後の勝負においては、
接戦で競り勝つことができるか?
打線は水モノでもありますから、
投手陣がしっかり相手を
封じることができるか?などは、
当然、重要な要素になってきます。
それらのことを肝に銘じて
戦って欲しいところです。


それ故、
ロースコアの接戦展開でも
1点の重みを噛みしめながら
競り勝っていかねばなりません。


ただし、今年の獅子軍団の特性を鑑みれば、
やはり最大の武器は
獅子威し打線にあります。

そりゃ、1対0の試合でも
競り勝っていくことは目指しても、
接戦での競り勝ちが大事なんて
わかっている話
ですが、
今の投手陣の戦力を踏まえれば、
その競り勝つ確率は低く、

勝算が低下するのが現実です


やはり
獅子が逃げ切っていくためには、
投手陣の抑える意気込みは当然ですが、
最低限、打ち勝つことが必須です。
すなわち、
打てない試合は勝ち目が無い
というのが現状です。


もちろん、野手陣には
著しく負担をかけることになりますが、
今まで打ち勝ってきたように、
最後の勝負も打ち勝つことが大事です。


ちなみに、以下は得点別の勝敗数&勝率です。
 3点以下: 7勝31敗2分 勝率0.184
 4点以下:11勝34敗2分 勝率0.244
 5点以上:60勝15敗  勝率0.800


当然、得点が高ければ勝率は高まります。
ただし、参考までに鷹軍団の場合を見ると、
 3点以下の勝率が0.262、
 4点以下の勝率が0.283
獅子の勝率を上回っております。
結局、失点(投手力の差)の問題
に依存しているわけですが、
全試合の中での5点以上の試合数割合を見ると
鷹は半分の50%に対して、
獅子は61%を占めております。


すなわち、
今まで獅子は得点を挙げて
勝ち星を積み重ねてきた
わけです。
それを踏まえれば、
残る試合も今までと
同様の展開に持ち込むこと
が大事
になってきます。


当然、辻監督が昨年就任当時におっしゃっていた
「1点をいかに取るか守るか」 の
意気込みは持ちつつも、
打ち勝って行くことが大事です。


ところで、
点差別の勝敗数&勝率はいかがでしょうか?
【獅子軍団】
1~2点差:22勝23敗 勝率0.489(0.400)
3~4点差:22勝13敗 勝率0.629(0.684)
5点差以上:27勝13敗 勝率0.675(0.660)
※勝率の( )は昨年の結果


【鷹軍団】
1~2点差:45勝37敗 勝率0.549(0.618)
3~4点差:20勝10敗 勝率0.667(0.757)
5点差以上:21勝15敗 勝率0.583(0.633)
※勝率の( )は昨年の結果


※昨年の詳細は以下を参照下さい。


獅子軍団について、
1~2点差という接戦においては、
昨年より勝率を上げて
接戦で向上していることが
伺えますが、鷹と比べても
接戦に弱いという面は
払拭しているとはまだ言い難い
です。


一方、5点差以上の展開では、
まあ敗戦処理投手を相手に
ダメ押しのダメ押しも助長してますが、
獅子は相変わらず得意であり、
鷹は逆に勝率を下げている
ということが伺えます。


また獅子の場合は、
逆転勝ちが勝ち星の半分あるわけですが、
それでも当たり前の話ですが、
6回終了時には
リードを保っておくべきです。


※ちなみに、4/18ハム戦での大逆転劇は
 6回までは日1-0日の展開で、
 ハムが7回に4点、8回に3点を奪って
 8回表終了時に日8-0西という状況でした。
 その後に大逆転します。



以前7月に入ったとき、
中継ぎ陣問題が勃発していましたので、
6回終了時に
何点以上リードしていれば逃げ切れるか?
と検討して、4点差以上と仮定しましたが、
その後のデータ更新を踏まえると、
5点差で1度ひっくり返されましたね。
というと、セーフティリードは5点以上?
まあ野手陣が怒りそうな贅沢なセーフティリードですが。
もちろん、
7月頃と比べて中継ぎ陣は強化されておりますが、
主力のヒース、Kマート、平井、野田といて、
平井や野田に疲労に伴うパフォーマンス低下、
Kマートも急性制球難病を発するおそれがありますから、
できる限り、
5点差以上をつけたいのが理想です。


↓↓↓7月突入時の検討



ところで、次図については、
8月までの主力打者における
月別成績を経時変化図にしたものです。
先日、Twitterで掲載しましたが、
そこから9月分は更新できていません(あしからず)


今は山川とかも復調の兆しを見せておりましたが、
この8月までの成績を鑑みると、
まず、周知の通り、
おかわり君の急上昇が挙げられます。
バットの軽さが要因として報道されてますが、
この活躍の原因が何なのか?正直、わかりません。
今年の10大謎ニュースには挙げられるでしょうし、
今の優勝争いに大いに貢献していることは確かです。


しかも、一発が目立っておりますが、
長打率のみならず、
与四球率が上がり、出塁率も上がって、
8月は上記のメンバーの中で
それらの項目で最高値を誇っております。
三振率まだ最高値ですが、
低下傾向にありますね。


これとは正反対に、
山川の方は、誰の目から見てもわかるように
8月は不振に陥っており、
8月に出塁率が落ち込み、凡退が増していました。
(三振率は大きく見て横這い)
特に著しい減少が与四球率です。
逆に4月の与四球率は著しく高く
そこに当時の絶好調の要因がありました。


獅子打線は、最初、山賊打線とか言われていましたが、
そのときの強さは、
一発攻勢を豪快に仕掛けるイメージもあるでしょうが、
次につなぐ意識を持ちながら
球筋を見極めて、
相手投手が投げにくくなり、
そこを容赦なく残酷に

仕留めていくことにあり、


一般的に投手が投げたいコースは、
打たれないコースであり、
審判の判定が許されるなら
ボールゾーンへ投げたいです。
でも、そのままボールゾーンへ投げれば、
当然、ボール判定になるから、
ストライクゾーンから
ボールゾーンへ変化させるとか、
際どいコースを突いたりするとか、
投手は苦労するわけです。


もちろん、
球を投げてくる投手の方が打者と比べて
どこに投げるなどの意志をもって主導するので
本来ならば、有利のはずなんですが、
その苦労して投げた球を
見極められてしまったら、
その投手は投げるところが無くなってきて
もの凄く嫌な展開になってきます。


獅子威し打線(山賊打線)は、
そんな攻め方をしてきて
打撃面で大活躍していったわけ
ですが、
攻撃の柱となる山川が象徴的ですけど、
前半戦は与四球を意識しながら
(特に追い込まれてから)
球筋を見極めていたわけですが、
最近では、
来た球を何でもかんでも闇雲に手を出して
与四球率を下げ、出塁率を下げ

不振に陥っていきました。


これは推測ですが、最近は、
おかわり君の活躍(特に本塁打)が目立つ
ようになり、それはそれでいいのですが、
山川を含めて打撃陣全般で、
おかわり君の活躍に刺激を受け、
本塁打(長打)を
意識しすぎるようになった?
という気もします。
その結果、山川らが不振に陥った
という気がします。


しかし、山川も、おかわり君のことを
意識するのはいい
のですが、
おかわり君の本塁打ばかりを見るのではなく、
与四球率、出塁率の増加、
三振率の減少なども意識されたい
ですね。


あとは、三振率(=三振/打数)について、
秋山が最近、上昇傾向にあること、
源田が6月に上げて、
その後が横這い傾向にあること

が気になる所です。


2人とも
昨年は通年で2割を下回っていまるタイプなのに、
今は2割を上回っており、
三振しやすくなっています。
特に秋山はここ2ヶ月で上昇傾向にあり、
実際にその間は不振に陥っていました。
秋山もおかわり君の一発に影響を受けた?
そんな性格では無いと思いますが、
三振率が増しているということは、
球を見極めきれず、大振りになっていた
ということが伺えます。



とにかく、
残る最後の直線勝負では、
獅子威し打線に
打ち勝って欲しい
わけで、
そのためには、
お散歩することも十分見据え、
球筋をしっかり見極めつつ、
機動力を存分に活かしながら、
(機動力を用いた抑止力も含めて)
つなぐ意識で適時打を放つ攻撃、
すなわち、
前半戦にやっていた
上記のような山賊攻撃を
再び想い出しながらやって欲しい
です。



昨日のロッテ戦のように、
ホームランこそ出なくとも、
(まあ本塁打も効果はありますが)
ヒットや四球でチャンスを築き、
機動力も活かしながら
チャンスを広げ、
そのチャンスをタイムリーで
仕留めていくことが欲しいです。


獅子よ、
歩いて、走って、打ちまくれ!
そして、打ち勝て!



ところで、今週の鷹戦では、
ヤフオクで三タテを食らったときの
千賀、ミランダ、大竹を先発させる
そうです。
とにかく、同じ相手に何度もやられぬよう
しっかり策を講じて挑んで欲しいです。


ただし、その鷹戦の前には、
こちらはオリ戦を控えております。
そのとき鷹の方は、鷲と戦っていますが、
鷲の方が安楽を先発にさせるなど、
来年を見据えた起用になっており、非力です。
ただ、獅子戦には、
苦手としている辛島とかをぶつけってくる?


そのため、
鷹が鷲を相手に連勝するおそれがあります。
鷹が勝っているときに、
獅子が敗れるよう
であれば、
その敗戦は直接対決で
敗れたのと同じこと
になってしまします。


それ故、鷹が負けない以上、
明日以降のオリ戦には
勝っていかねばなりません。
※前回の負け越しの借りは
 熨斗をつけて返上せよ!


で、オリとの緒戦には、
獅子が苦手にしてそうな松葉
復帰登板してきます。
とにかく、
ここで「苦手投手かよ」なんて
言ってられませんから、
松葉をしっかり攻め崩したい
ですね。