下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今週から那覇決戦・凱旋『どすこい祭』で錦を飾れるか?ところで、今の山川の成績って『できすぎ』なの?『まだまだ伸びる余地』はあるの?統計の観点から簡易に整理してみました。

山川は3~4月MVPの座に輝きましたね。


本人もビックリしていたわけですが、
3~4月は、昨年の方が良かったですし。


今週は那覇で鷹を迎えての連戦です。
ホームと言っても、応援は盛んでしょうが、
地方球場なので勝手は違ってきます。


それでも、やはり
凱旋『どすこい祭』
錦を飾ってほしいですね、

2019年3月10日 朝日新聞


ところで
今年の成績については、開幕当初は、
安打数がほとんど本塁打数であったから、
打率も低い状況でしたが、
今は、本塁打を19本を放って、
打率も0.280超まで回復しています。


また山川にとって、
大事なバロメータである四球数に関わる
IsoD(=出塁率ー打率)も
0.117ですからマズマズです。


昨年、不調のときのIsoDは、
0.100を下回り、0.070程度まで低迷しましたね。


ちなみに、下図は、
2017年、2018年、2019年(5月まで)における
月別成績の経月変化グラフを示します。
※並びが見にくく申し訳ありません。


ところで、
今の山川の成績については、
今後、
さらに上がっていくのでしょうか?
それとも下がっていくのでしょうか?


そこで、
山川の打率、出塁率、長打率、OPS、本塁打率について、
過去のデータに基づき、確率統計の観点から
誤差、推定値、標本数の関係式(下式参照)より
本来の数値(真の実力)の変動幅を推測してみましょう。
その変動幅と今の成績を概略的に比較してみます。


その変動幅については、
下式で誤差を概算して検討してみます。


なお、検討方法・考え方は
こちらのSports Analysisさんのブログを参考にしています。
大基は書籍「メジャーリーグの数理科学」です。
(興味深い本なのでもしよろしかったらご一読をどうぞ)


簡単に例えますと、
ある選手が100打数で打率が0.250だったとします。
もしかしたら、これが実力通りの成績かもしれません。
あるいは、出来すぎの成績かもしれませんし、
若しくは、調子がよくない成績かもしれません。


すなわち、「0.250±誤差=真の打率」と考え、
その誤差をデータから推定します。


上記の式を用いて誤算を算出すると、
誤差=1.96×√(0.250×(1-0.250)/100)=0.085
 ※推定値=打率0.250、標本数=打数100
そのため、真の打率=0.250±0.085=0.165~0.335
と幅を持ちます。


誤差に関しては、
標本数(データ数)を増やせば小さくなってきます。


では、山川の打率、出塁率、長打率、OPS、本塁打率を整理してみましょう。
標本数に関しては、打率、長打率、本塁打率に「打数」を
出塁率に「打席」を適用し、OPSは誤差を出塁率+長打率で考えます。


またデータに関しては、2017年~現在を対象にします。



その結果を下表に示します。
なお、今年の成績(5/19時点)も併記します。


これらを見ると、山川の真の成績の変動幅は、
 打 率は0.258~0.316
 出塁率は0.379~0.436
 長打率は0.600~0.662

 OPSは0.979~1.098
 本塁打率は0.076~0.114
と算定されます。


それら変動幅今年の成績を照らし合わせると、
今年の長打率、OPS、本塁打率
変動幅の最大値以上ありますね。
ということは、
『出来すぎ』という評価であり、
これから長いシーズンで
今後、下降線
もあり得る

ということが推測されます。


まあ本塁打数が異常に多いから
当たり前と言えば当たり前の数字ですね。


本塁打数を単純に4倍で評価するので
それが長打率に響き、それがOPSに響くわけですが。。。


まあ単純に二塁打は2倍、三塁打は3倍、
本塁打は4倍でカウントするところが
長打率の短所でもあり、OPSにも響きますね。
※本当に2倍、3倍、4倍で良いのか?
 という係数の問題ですね。
 本塁打で過大にならないか?


ただし、今までの成績との比較であれば、
同じ土俵での算出になるので
比較対象の目安にはなりますね。


今までの長打率等をベースに
今の長打率等を比較しての評価ですから。


一方、今年の打率&出塁率は
変動幅の中間的な数値ですから、
今後においては、
もちろん、下降線もあり得ますが、
まだ上昇させる余地は残っている
とも考えられます。


まあ数字の遊びですから、あしからず。。。


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ところで、
山川の本塁打というと、
フルスイングもの凄い振り方をしますね。


先週の鷹戦では
凄まじい本塁打
豪快に2本打ちましたね。。。


外角球で泳がされて体勢崩されながらも
跪く『どすこい弾』
です。


まあ、内角球の本塁打
まだ今年は無く、昨年も極少でしたね。



でも、確かに山川の本塁打は外角球多いと言えども、
こんな体勢を崩しながら膝を着地させて打つんですから、
とんでもない破壊力です。
とは言っても、
ただ振り回したんでは(しかも腕だけで)
飛びません。


やはり体勢を崩されても
体幹が「柔軟に」かつ「強く」なっているんでしょうね。
そして、右半身の軸は動かず
(軸がブレたら力は上手く伝わりません)
左半身を大きく動かしながら、
その反動を活かして
凄まじい旋回力のスイングを生みだし

思い切りバットを振り抜きます。


力学的にも理にかなっています。


ただ、こんな打ち方をしていて
フォームを崩さないものかなぁ?
右半身がブレたりしないかなぁ?

という心配は残りますけど。。。


調子が良くないときは危ないですね。


さあ、故郷の沖縄で
凱旋『どすこい祭』を!
錦を飾ろう!