下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【球宴後のあり方(案)その2】本題の前は『水曜日は負けられない!』/本題:今日は続きの『中継ぎ陣』についてです。来年の糧になることを見据えて『目標』を目指す転換期が来た気がします。ここまで追い込まれたのだから、今までのやり方と違って、前向きに球宴以降『来年』を見据えた戦い方で今の『目標』を目指して走りませんか?

今日で球宴前の前半戦が終了しました。
今日の獅子は、
鷹戦の三連敗を踏みとどまりました。
とにかく、
三タテ食らって球宴休みに入るのと、
何とかそれを阻止して入るのでは、
球宴休養中における精神的な影響が全く違いますからね。
まあ、球宴出場者は多いですが。。。

とにかく、今日は水曜日でしたから、、、
源田の女神、いや獅子の女神が微笑む水曜日にしないとですね。


結局、地獄の敵地遠征9連戦は、
3カード連続負け越しの3勝6敗でした。
「リーグ戦再開から」と見ても
5勝7敗であり、狙うべくは勝ち数と負け数が逆でしたね。
これで鷹とは7.5ゲーム差で後半戦を迎えます。


さて、今日の試合について、簡単にコメントします。


今日の相手先発・和田については、
初回に先頭の秋山が右安打で出ましたが、
(次の源田バントは???一番打っている水曜日なのに。)
ストレートが走り、チェンジアップも駆使されて
チャンスを活かせませんでした。
確かに岡田2回表、甘かったとはいえ、
三直に終わりましたが、
和田のストレートを捕らえていましたね。
それが次の4回表、高めストレートを捕らえて
テラスぎりぎりでしたが、
反撃の狼煙となる珍一発!を放ちましたね。


金子は相手の好守で阻まれましたが、
木村は外角2シームを
ポール際・フェンスぎりぎりの
右同点弾を放ち、追いつきました。


でもヤフオクは一発が出ますね。
その次の秋山を簡単に歩かして
源田も外角球を逆らわず流して左安打。
和田は次の外崎の2球目を投げて、
一旦、ベンチで治療しに戻り、

そこで降板しました。
どうやら、どこかを痛めていた模様。。
その影響の恩恵もあったかもしれませんね。


その後は、
田中正義~川原~松田~田浦と繋がれます。
少しランクは下がる面子ですね。
ただし、鷹の方は、昨日の火曜日に
・球宴ブレイクがあること
・ホームゲームであることもありましたが、
不調のモイネロや
東京Dで投げたミランダ、武田ら4名を抹消し、
田中正義、田浦、川原と格下ですけど、
入れ替えてきてブルペンの新鮮化を図っておりました。
もちろん、層が厚いからできる技でもありますが、
獅子の方は、
なかなか入れ替えを行わないですから、
その当たりは参考にされたい気はしています。


田中正義からは
外崎が高めストレートで
走者一掃の適時右三塁打を放って勝ち越しました。


松田は東京Dで回跨ぎしていましたが、
7回表一死三塁で登板します。
ただ、今日はスンナリ投げていましたね。
東京Dでは走者一塁でしたが、
外崎に対して中々投げず、時間ばかり過ぎていました。
誰か投手をブルペンで準備させる時間稼ぎ?と思うほど。
今日は先頭の外崎が空三振で料理されましたが、
山川&おかわり君の獅子両横綱による
連続アベックアーチが出ましたね。

1点差に詰められた直後でしたから、
この2発は大きかった
です。
岡田&木村の一発は
十両弾というギリギリの感じでしたが、
山川&おかわりの一発は、
(おかわり君はポールネット直撃でしたが)
本物の一発でしたね。
さすがにメヒアまでは続けませんでしたが。。。


一方、こちらの先発ニールについては、
得意のゴロアウトを稼いでいましたね。
まあ、ちょうど良い感じで荒れたのが
鷹も絞りにくく、功を奏したかな、
という印象はありますが、
QS達成を逃していますけど、
鷹相手に炎上しなかったことで十分でした。
でも、何やかんや言って4勝目ですからね。
そこはありがたいです。


二番手の武隈は、
甘かった立ち上がり初球を積極的に捕らえられました。


で、誰?という2年目・田浦
8~9回を連続三凡に抑えられたので
差は4点差のままで進みました。


で、案の定、8回平井9回増田の投入です。
〇確かに連敗中であったから、
 絶対に勝ちたかったこと
〇鷹が相手だから4点差でも不安


この気持ちと気合いはわかります。
ただし、球宴でお休み!と言っても、
平井&増田は球宴もご出勤なんですよね。。。
というか、補欠とはいえ、野手欠場の補欠で、
何故、増田を選んだの?という疑問が大きいですが。。。
もしかして、もしもつれる展開だったら、
辻監督は他球団ではなく、自球団の投手を投入する
(他球団の選手を疲れさせるわけに行かないということで)
みたいなことを仰っていましたから、
平井一人に負担をかけぬための増田投入???
とにかく、球宴で無理しないことを願いますが。。。


増田も、ファウルで粘られて
空を切らすのに苦労していましたね。

周東からは空振りを奪って、最後も空三振を奪いましたが、
そのときのストレートは、
2500回転以上の球でした。
それ以外は2500回転を下回る傾向でしたね。
(1球2500回転以上でファウルありましたが)
※回転数はFOXTVの中継での表示されていたものを参考にしてます。
東京Dでも低めを一発被弾しました。
上林が上手く打ったわけですけど、
勤続疲労が心配です。


ところで、
ヒースは何処へ???でしたね。
信頼が失墜したのか?

このままヒースの信頼が戻らないと、
「やっぱり平井じゃなきゃダメなのね」
という風潮が強まり、酷使傾向が促されそう
で、
後半戦の采配に影響しそうな気がします。


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さて、今回も前回投稿の続きで
『球宴後のあり方(案)』を勝手に書かさせていただきます。


その前に「首都圏」さんから
記事を挙げていただくとともに
ご意見を賜りました。
誠にありがとうございます。


仰るように
鈴木らの若手は台頭の芽が出始め、
山川らの復調により、勢いが重要なチームですから、
「炎獅子の時のような打線の爆発時期」が来る可能性は否めません。


山川は今日ヤフオクで一発でました。
高めの大好きなコースでした。
(おかわり君もどさくさに連続HRに)
そして、球宴が山川にとって
大きな復調舞台になってくれることを期待したいです。
山川は、余計な邪念を吹き払って
球宴ではホームランしか狙いません。
相手投手もストレートを中心に投げてくると思います。
(まあ投手によっては変化球勝負もあるでしょうが)
もちろん、山川も熱くはなりますが、
球宴は遊び半分の面もありますから、
気はだいぶ楽になって打席には入れます。
それだけに、
そこでリズムを取り戻してくれる可能性は
あり得る気がします。

また仰るように、
平良もあのストレートを武器に
将来は抑えの後継者候補としても
楽しみになるほど良い投手であり、
ようやくノーコン病が低減できてきて
良い感じで成長し、
ようやく1軍昇格と良い所まで来ています。


正直、東京Dで平良の投球は見てみたかったのが本音でした。
ただ、あの試合で出てくるときは敗走一色の展開なので
心の中ではその相反関係から複雑でしたが。。。


そして、他力本願に関しても
可能性がまだゼロではないところも否めません。
(グラシアルが一時離脱しますからね)


「首都圏」さんからのご意見は、
『優勝』への確率が完全にゼロになったわけではない
まだノーサイドではないのだから諦めてはいけない!

という貴重なそして熱いご意見であり、
それは糾弾なんかできるものではなく
ファンとして最も大事な理屈を超えた精神でもあり、
正直、見習わねばならぬところとも感じております。
実際に昨年も奇跡を起こしてきた歴史もありますからね。


また、前回の記事でも書きましたが、
『勝つこと』を忘れてしまったら、
ただ時間を浪費するだけになり、
チームとしての進歩はありません。
可能性は薄くとも
『目標』を失ってしまったら、
無気力になる一方です。

『勝つんだ』という気持ちを持って
『目標』に向かって走ることは大事です。


その一方で、実現の可能性が低くなっているとともに、
今のままでは『来年』も同じことを繰り返すおそれが高い
ということも否めません。


でも、そこは今の逆境を前向きに捉え、
可能性が低いからできることでもありますが、
ここまで来てしまったのだから、
どうせやるなら、
来年を見据えた形で
来年の糧になることを見据えて
『目標』を目指して走ってみませんか
と思います。


とにかく
『来年の糧になること』
今は、そこを肝に感じております。


そして、その『目標』については、
「首都圏」さんも仰っているように
数字上「優勝」の可能性が残されているのですから、
高き絶壁でも目指すはその頂「優勝」ですね。
『高み』を目指すことは自らの力をも高めますから。
(こちらも『CS』にしたのは弱気になりましたね)


もちろん来年に向けては、
その他に片付けなければならぬ問題低減に
必要な施策が山積していますが、
その施策の一環として考えています。


今年の戦力不足は何と言っても
『主力流出』に加え、
『育成重視』が『補強』の隠れ蓑になったことです。
『育成』には時間はかかるけど、『流出』は一瞬ですから
双方の速度関係を考えても
『流出』の穴が一気に埋まるわけがなく
そこは一瞬で得る『補強』が必須
です。
(それでも埋まるとは限りませんけど)
ただ、『育成』は毎年のやるべき話になるはずですが、
その『育成』もなかなか進んでいない現状もあります。
今のままでは来年はもっと厳しくなっていきます。
当然、来年は来年の『補強』が必須ですが、
それと併せて育ってもらわねば困る状況でもあります。


どんな時代でも若手の台頭は必須です。
84年の広岡時代96年の東尾時代などのように。
ある意味、山川らが台頭した一昨年
それに似た面もあるでしょう。
チームが強くなるためには
そういう次世代の躍進は必須です。


それを『補強の隠れ蓑』にせず、
『育成』&『補強』の双方を
手を抜かずしっかりすること

を本来はしっかりやってもらいたいです。
そして『育成』成果を出すためにも
金をしっかり投資しても良いくらいとも思います。


確かに、実際は『優勝』を目指すことに追われて
主力以外の「育成」が
なかなかできないこともあるのも事実です。
チャレンジする余裕がないですからね。


でも、今の獅子の立ち位置は、
もうここまで、
追い詰められるまで来ております。

その一方で
このままでは来年も厳しいです。


それなら、
今のままでのやり方ではなく
来年の糧になることを見据えて
『目標』を目指す転換期
に来た
と考えています。
(今の首脳陣がどこまで考えてくれるか?はありますけど)


ただ、現在、そのような観点から
『あり方(案)』について
偉そうに、あれこれ書かさせてて頂いている最中ですが、
結局、書いている内容は、ある意味、
「戦力を最大限に使う」という観点からは、
普段、当たり前にやるべきこと
でもあるんですよね。


・負担を集中させず酷使しすぎない
・役割を決めて原則的にそのとおり使う
・無駄な人員を割かない
・若手にもチャンスを与える
など


すなわち、
今保有している戦力(一軍二軍合わせて)を
最大限かつ有効に使って『目標』を目指すこと
であり

その分、関わる選手らも機会が増えるので、
その経験が僅かでもチーム戦力の厚さを増し、
来年にもつながるきっかけの一つ
にもなっていきます。
(無論、他に片付けなければいけない問題も山積ですけど)


そこを今、明瞭に意識しつつ
『勝つこと』を目指しながら
しっかり戦っていってもらいたい
といところです。
それで敗れても文句は言いません。


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ただし、現状以上に『若手重視』を打ち出していますが、
実は『注意すべき事項』もあります。


ここの『注意すべき事項』については、
最後に記載しようと思ってましたが、
先に注意事項を挙げたいと思います。


最大の注意事項は
栗山&おかわり君、
二大レジェンドの扱いです。


彼らは
ベテランであり、かつ重要な戦力ですから、
そこは監督も普段から細心の注意を払われて
接しておられると思います。
(監督の新書からも感じます)


そのような心理面でのサポート等に関しては
一番身近な方が一番わかっているので
ここでは述べるつもりはありません。


でも、一つ配慮されたいことがあります
まず前提条件として
彼ら二大レジェンドは
来年以降も必要な戦力であることがあります
その上で考えたとき、
彼らの老化現象は極力抑制しなければなりません。


若手重視となると、
そういうベテランの出番が減少しやすいです。
(特に状態が下降線をたどれば)
それは試合数が限られているから
やむを得ない面もあります。


ただ、出場を減らしすぎると、
打席に入ったときの
選球眼、
動体視力の衰え
選手生命の危機にもつながります。
おかわり君の場合、
最近、速いストレートにも
対応できなくなっている面
もありますから、
動体視力が加速的に衰えるのは致命傷です。
そもそも動体視力は落ちたら這い上がるのは難儀ですから。


最近の例でみれば、
上本がそうでしたね
16年は代打等で出場し
98打席88打数27安打の打率3割超でしたが、
翌年、出場機会に恵まれず(11打席)、
(無論、本人の調子もあったでしょうが)
久々に打席に立ったと思えば、
全くストレートにタイミングの合わぬ振り遅ればかり。
まさに出場数激減に伴う
『動体視力の衰退』が感じ取れる状態になっておりました。
当然、そのまま引退になりましたね。


正直、一軍戦で球を見るのと
練習や二軍戦で球を見るのでは
全く違います。

だから二軍では打てても、一軍で打てずと
一軍の壁にぶつかりやすいわけですが。
一軍戦で一軍投手が投げる球を
自分の目で見ながら感覚を維持しないと、
しかも年齢も下降線をたどる時期に来てますから、
上本のように急激に衰退し
もう来年には引退するしかない
というリスク
もあります。


ちなみに、下図は栗山の年間当たりの打席数と
ボール球の見極め率の経年変化です。

今年19年は1年間当たりに換算しました。


これを見ると、
打席数と見極め率の関係が見られることが伺えます。
故障して後半を棒に振った12年は、
次の年に見極めり率が低下しています。
また近3年は出場機会減少に伴って
打席数が減っており、見極め率が80%を下回るようになってきました。


まだ若ければいいですけど、
年齢を嵩むようになると
それだけ打席数減少は見極め率低下等に
つながっている可能性
は否めません。
まあそれでも、栗山の場合、
80%弱というのは高い方であり、
昔の86%はなかなかいませんけど。
やはり栗山は選球眼に優れたレジェンドです。


図 栗山の打席数とボール球見極め率経年変化

※今年19年は今の打席数に(143/81倍)して
 1年間当たりに換算しております。
※「データで楽しむプロ野球」さんのデータを活用


それ故に『若手重視』は必要ですが、
『二大レジェンド』の出場機会にも
配慮が必要と思います。


その一方では、
もちろん、彼ら二大レジェンドも
出っぱなし、出続けることは
疲労を蓄積しやすいので交代交代、
休みを挟むこともやむを得ません。


今も休ませるところや休まして
交代するときは交代してをやっています。
それをキープしつつ、
若手との調整を図られたいです。
栗山はもう少し増やしてもいい気もしますが。。。


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もう一つは
外崎山野辺ですね。

浅村の穴を埋めるために
春キャンプで山野辺を下して
外崎がセカンドに入っております。
まあその分、今までの外崎の穴が
開いておりますが。


本来ならば『育成重視』で考えるなら
山野辺のセカンド適用も
視野に入れなければなりません。

ただ、山野辺は、
「首都圏」さんもご指摘されているように
守備面で大きな不安がありますね。


山野辺については、打撃面では
二軍戦で150打数39安打で
打率0.260、出塁率0.347、OPS0.800であり、
打率&出塁率をもっと高めたい課題はあります。
ただ、「首都圏」さんもご指摘されていたように
最大の問題が『守備』です
送球もそうですけど、
打球に応じた捕球位置までの反応も怪しく
とんかくその『守備力アップ』のためには、
一軍戦よりも二軍戦でみっちり向上されたく

もう『心配ないね』というレベルまでアップして欲しいです。
しかも、土グラウンドの第二もありますから、
そこで、みっちり練習して
礎を築くことが先
だと思います。
確かに社会人上がりだから、
早々に活躍したいでしょうが、
その礎無しでは台頭できませんから。


山野辺の場合、将来、しっかり活躍するためにも
基本をしっかり身につけ、
「急がば廻れ」策が優先されたい
ところと思います。
石毛氏とかは、最初から一軍で即戦力でした。
でも、守備に関しては、広岡監督に
きっちり基本を身につけさせられましたね。
それが宿敵・原監督との差にもなっていました。


また、サードとかもやらされていましたが、
少なくともセカンドが上達して安定するまでは
他ポジションの適用はやめられたいです。

そこにコンバートさせるとかでない限り。
実際にサードで悪送球祭でしたね。


確かに今の獅子には、
源田というサンプルがあり、
二匹目のドジョウを狙っていましたけど、
源田は、石毛氏以来だから、
1/30年確率の逸材ですからね。
掘り出し物の中でも掘り出し物です。
そう二匹目のドジョウはいません。


山野辺も肩の力を抜いて
今年一年はしっかり礎を築くことに
焦らず専念されたい
です。
それが来年以降の糧に必ずなりますから。
年は嵩んでいてもまだ一年生です。
来年以降、しっかり台頭してくれれば御の字です。
(その実現は本人のがんばり次第なの今は評価しませんけど)


一方、外崎は、今年のセカンド転向に関して、
相当、浅村のことを意識しすぎ、
気にしすぎでリズムを崩し、低迷しておりましたね。
まあオフの自主トレも一緒にやっていますし、
まあそれはそれで別途問題として、
将来、悪の道へと『大きな不安』材料にもなりかねませんが。。。


実際、打率が低迷し始めたのが、
牽制時の帰塁で突き指をしたとき以降で
きれいに打率が下降していますから


最初の不調の一因に
突き指もなったとも推測されます。
ただ、奴を意識しすぎたことも
逆に重圧になって空回りしたこともあるかな

という気はしております。


それがようやく慣れてきてサマになってきました。
まあZOZOではポカもしておりますが。。。
打撃成績についても、
不慣れだった最初に比べったら復調してきております。
ただ、今でも奴を超えるんだ!の意気込みは強いです。
それだけに
「今年一年間はこのセカンドをオレが守る!」
という気持ちは高い
でしょう。
しかも「オレがやらなきゃ誰がやる!」という自負もあるでしょう。
(「オレ」はOKなんですよね。。。)


そこへいきなり「やっぱり別やって」と梯子をハズされたら
モチベーションは一気に失墜することが見えております。
(下手すると、FA流出のきっかけになりかねない)
よほど、おかわり君が負傷してしまい、
どうしてもサードが必要とかのスクランブルでない限り。


すなわち、
山野辺はまだまだ
二軍でやることがたくさんある(急がば廻れ)
一方、外崎は今年一年間セカンド
をやり抜く覚悟とやる気がある
そういう双方の状況が合致していますから、
『若手重視』でも
『山野辺を即一軍二塁手』として使うことは早計と思われます。


あとは来年FA流出危機にある十亀君の問題もありますけど。。。
ここは、前回記事でも挙げましたが、
まだ「どう扱うのがベストなのか?」迷ってます。
トレードの可能性も見据えて、
(正直、トレードは非現実的でもあります)
最後にまた述べたいとも思ってます。


ここで二例ほど挙げましたが、
すなわち、注意事項として肝心なことは
新興勢力と既存勢力の調整ですね。
当たり前の話ですが、
何でもそうですが、一辺倒(○○しすぎ)では上手くいきません。
既存勢力ばかりで固めても、逆に新興勢力ばかりでも厳しく、
そこのバランスをどう上手くとって進めていくか
まあ当たり前の話ですが、
言うは易く行うは難しの問題でもありますね。


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では、ようやく本題の
中継ぎ陣に関しての『今後のあり方(案)』です。


増田、平井は絶対的な固定枠ですね。


次に、ヒース、Kマートをどう扱うか?
今年は不安定さが目立っておりますが、
本来なら実力を考えると、
中継ぎ陣のNo.3~4に入り、
増田&平井と合わせた
4人体制勝ちパターンを築きたい
のが本音です。
助っ人ですから、来年、居るかわかりませんけど、
金銭面での折り合いもあるかもしれませんが、
外国人でハズれの多い獅子ですから、
来年も残留を望みたい
(確保しておきたい)投手です。
それを考えると、
ときには頻度が減るかもしれませんが、
ヒース、Kマートは固定枠投手と考えます。


中継ぎ陣で原則なのが、やはり
『絶対に酷使はしないこと』ですね。

その酷使により他の者も経験を積ませる芽が
摘まれること
にもなりますから。
逆に負担を分散させることで酷使も低減できますね。


まず上記の4名固定枠での適用条件は
セットアッパー&抑えのローテを形成
 8回平井&9回増田、8回Kマート&9回ヒース
 入れ替えOK。でも原則として
回跨ぎNGです。


 ただし、Kマートについては、
 回跨ぎの方が合っている可能性があります。
 巨人戦でもそうでしたし、
 米国3A時代がそのような使われ方でした。
 でも回跨ぎをしたら、中3日以上を開けたいです。
 そのように間隔を開けた方が
 Kマートの乱調頻度が軽減するとOKです。

 とは言っても、米国時代でもそうですが、
 間隔合っても乱調はあります。
 (だって暴れん坊カーボーイですから)


 試行錯誤で見ていくしかないかもしれません。
 もしKマートを間隔を開けながらの回跨ぎで使うなら、
 別途もう1人固定枠を用意して
 8~9回のローテに組み込みたいです。


リード時のみ
 かつ点差が離れていないときに限定適用

 9回抑えはセーブポイントがつく展開時のみ、
 8回は4点差以内でしょうかね。


ただし、
問題は6~7回でも
ピンチになったときに

火消しをどうするか?・・・(A)
ですね。
平井らの回跨ぎは考えません。
でも、6~7回が崩れたら
8~9回の勝ちパ出番は関係ねぇになってしまいます。
特に獅子の場合、
その6~7回が重要な局面になりやすいです。


策の1つは
第二先発体制で7回までは投げ抜くこと
でも1人先発だったらそこが危ういです。
QS、HQSとかも常に達成できるわけではないですから。


もう一つの策は
しっかりそこの役目を決めて
その者が投げ抜くこと
ですね。



また増田の年齢も考えると、
『増田の後継者育成』
喫緊な重要課題になります。・・・(B)

再来年にはFA流出もあり得ますから。


まあ当面、助っ人で対応することもありですが、
できれば、助っ人以外で後継者を築きたいです。


本来なら、上記(A)(B)の問題を
下からクリアできる人材を育てたいです。

でも、正直、今のレベルでは、
(A)(B)の問題をクリアできる人材は乏しいです。


しかし、来年も『いません』では
話になりませんから、
平井らを頼らずとも、
そこを担える人材を育成したいです。
もちろん補強も並行して準備すべきです。
(育成だけでは来年もジリ貧状態を繰り返します)


まず(B)増田の後継者の問題は置いておいて、
(A)6~7回の問題は、少なくとも
野田、武隈あたりが軸にならないと厳しいです。


そこで重要な改善すべき課題は、
野田や小川など
『左対左ワンポイント』はやめましょう。
今の駒不足の現状を踏まえると、
そのワンポイントを用意するゆとりはなく、
野田や小川らに関しても、
『最低限1イニングは投げ切る投手』を作りたいです。


さて、上記(A)問題を見据え、
重点的な育成枠には誰を選ぶか?

ただし、実力・実績レベルを鑑み
敗戦処理班と区分は必要です。


野田、武隈は確定ですね。
このほかでは、パッと頭に浮かぶのは、
森脇、小川、大将、田村、大石ですか??。


ただし、大将に関しては、
崩れなければいいけれども、
崩れてしまうと
もう修正きかずの暴走機関車です

あまりにも崩れてしまうと
南川&中塚状態に陥ってしまいますね。


正直、彼らよりは断然上にいる存在ですけど。
6/21の二軍DeNA戦では、
先発して4回を投げたのですが、、、
3回から炎上し、4回に崩壊しました。
まあスタミナ切れもあるでしょうが。
とにかく、
5分前の大将は何処に?と急変することは
また立ち上がりから???と
投げてみなければわからない状態は
何とかしないと大成はありませんね。


大石も抑えているときは抑えていますが、
何かパッとしませんね。
6/18二軍ロッテ戦では大炎上しました。
ちょっと頭打ちの印象が見えてきています。


あとはまだ通用しませんが、ルーキーの粟津
一応、一軍に呼ばれる常連になってきた松本直
よくわからないリャオ、
豪快なストレートに桁違いの将来を感じる男梅・平良、
拾えるのは、このあたりでしょうか。


それらを鑑みると、
中継ぎ陣の重点的育成枠については、
ア)6~7回を任せるレベル
 野田、武隈、小川、森脇
イ)敗戦処理班
 田村、大将、粟津、リャオ、
 平良、大石、松本直


もちろん、敗戦処理班でも
結果を出せばア)へ昇格はありですね。


あと小石については、
正直、年齢的にも頭打ち状態です。
とはいえ、
肩はすぐ仕上がる、
ロングはできる(ときには先発も)
敗戦処理もOK、故障しにくいと使い勝手がいいです。
捨てるのはあまりにももったいないです。


それだけに、
小石には、一軍戦、二軍戦問わずに
「困った時の小石」として
便利屋として使いたいです。


ただし、過密スケジュールの酷使はNGです。
3年前は中継ぎ陣リーグ1位の球数でした。
それから年齢も重ねてますから、崩壊します。
「困った時の小石」でも
ご利用は計画的に!です。


で、もう一つ残っている重要な懸案事項、
(B)増田の後継者問題ですね。
正直、試して行くしかありません。


条件としては、
タフな心臓ストレートが光り、
奪三振率の高さを誇るタイプですね。

できれば、ストレート以外でも
1つでもいいから
落ちる球があるベターです。


こちらに関しては、
増田が衰える時期を鑑みて、
来年末に台頭すれば御の字でもあります。


それだけに今のメンバーの中からだけではなく、
補強(ドラフト含む)で後継者を築いてもOKです。


ただし、一応、今年後半は誰かをピックアップして
打ちこまれても試して行くことも大事ですけど。


そこで注目の的が男梅・平良ですね。
鷹戦から一軍昇格を果たしましたけど。
ストレートがとにかく重そうで
2軍成績で光るのは、
奪三振率K/9が12.4という数字です。
防御率は1.13、WHIPは1.00であり、
BB/9は3.94に落ち着いてきてます。
以前は中塚くんに負けず劣らずのノーコンでしたが、
今では制球力も成長中です。
制球力が定まってくれば面白い逸材です。
ただ、変化球も磨かねばなりませんが、
ストッパーの資質を有すると思います。


一応、まとめると
◇固定枠(主軸)
 増田、平井、ヒース、Kマート
◇重点的育成枠(6~7回を任せるレベル)
 野田、武隈、小川、森脇
◇重点的育成枠(敗戦処理班)
 田村、大将、粟津、リャオ、
 平良、大石、松本直


敗戦処理班は『使ったら即抹消』も見据え、
ブルペンを常に新鮮化しておいて欲しいです。
また敗戦処理班も活躍すれば昇格させます。
(逆もしかり。例)森脇不調なら敗戦処理班へとか)


さて、問題は1軍ブルペンでの布陣です。
本来なら控え選手は、投手を多め、野手を少なめ
ブルペンに投手9名、野手6名くらいにしたいです。
ただし、投多野少にしたい理由は、
1)投手が1枚でも多くしておかないと
  ヘロヘロ状態で酷使傾向になる
2)今までのように控え野手を使い切らず
  ただベンチを温めているだけ

という傾向が今まであったからでした。


特に1)に関しては、
敗戦処理なのに新鮮な駒が不足すること
が問題
でした。


そもそも平井ら主力なら
代わりもいないので「不足」もわかります
けど、
球団に30名以上の投手がいるにもかかわらず
「敗戦処理班も不足」
「代わりの敗戦処理がいない」では
球団として成り立ってません。


例えば、泰雄とかが50球投げて連投はしなくても
間隔を短くして投げて、みたいなこともありましたね。
「使ったら即抹消」→「誰かと入れ替える」ことにより
新鮮化を図ることでその問題は緩和されます。


一方、野手については、第三捕手以外
今までのようにベンチを温めているだけを避け、
極力、フルに使い切ることが肝要です。

そもそも多くの若手を経験させることを見据えたとき、
これもあれもと人数を考えると、
60試合あっても
1人当たりの機会はそう多くはありません。

(またこの件は、野手の処で詳述します)
そうすると野手の方も
「1名でも多くベンチにいれたい」
というところはあります。


しかし、勝ちパの使い分けなど駒数を考えると、
どうしても投手は9名必要になってしまいます。


そこでブルペンの布陣です。
一応、9名を想定して考えます。


勝ちパの固定枠として
増田、平井、ヒース、Kマートの4名です。

これを2人2組のローテで回します。
そのため、連投&回跨ぎは原則禁止です。
Kマートの回跨ぎは、
 ここでは考えてませんが、
 選択肢の一つであり、
 検討する価値はあると思います。


次に6~7回等を凌ぐのは、
野田、武隈、小川、森脇から2名を選びます。

残る2名は二軍待機で、疲労感を感じたら交代させます。


そのとき注意すべきが二軍戦での登板タイミングです。
疲れた武隈を待機の小川に代えたけど、
小川も昨日投げていた、
では困りますから
一軍二軍で適切にマメに連携を図りながら
二軍の調整登板は、
計画的に使われたいです。


そして、敗戦処理班を2名配置ですね。
ただし、これだけでは、敗走一辺倒の展開の中、
その敗戦処理班だけで賄えるか?という問題
があります。
※平井らはもちろん、
 武隈らにも敗戦処理はやらせないを前提に考えてます。
 ただし、武隈らの場合、
 試合が壊れていない状況でのビハインドはあるでしょうが。


例えば、
敗戦処理班大石リャオの2名を挙げていたら
2人頑張っても3イニングが関の山です。
大石は回跨ぎが厳しく、
リャオも2軍戦で2イニング投球はありますが、
そのときは不安定になっております。
大石は負傷持ちですから厳しいですね。


それ故、
敗戦処理班の2名にも
回跨ぎ可能な選手

1名入れておかなければなりません。
そのため、事前の布陣には、
あれこれ想定されるケースを
見据えながら考えなければなりません。
しかも、一軍と二軍を連携させるから複雑にもなります。
でも、それって、当たり前のことであり、
それを考えるのが首脳陣の仕事
ですね。
そこで『手抜き』をするから、
『考えること』を諦めるから
『酷使問題』が生じるわけです。


ちなみに、先述した敗戦処理班を見ると、
 田村2回大将3~4回(乱調無し限定)
 粟津(3回)、リャオ(1回)
 平良(1回)、大石(1回)、松本直(3回)


正直、これではイニング数が不足しますね。
特に早期に先発KO~敗走一色になったら厳しいです。
そこで、「困った時の小石」です。
前述したように小石は使いやすいですからね。
ただ、小石の場合、走者がいる場面で登板すると、
その走者は生還させてしまい、
自分が出した走者は還さないと
自分の自責点は守ってしまうはありますけど。


とは言っても、小石ばかりには
体は一つですから、頼ってられませんね。

昨年移籍した洋介あたりはその役に合ってましたが。
そこで、前回の投稿記事に挙げた
先発陣の重点的育成枠
 誠、伊藤、高木勇、泰雄、國場(状態次第)、
 ニール&郭(外人枠次第)に白羽の矢を立てます

彼らの中から1名を
ブルペンに入れておきたいです。
延長戦でも活用できる可能性はあります。
しょぼすぎると1イニング炎上轟沈もありますが。。。
「使ったら抹消」して入れ替えたいです。
(特に3~4回とか使ったら『即抹消』)


以上のことから、
ブルペン陣は9名必要になります。


もちろん、上記の先発陣の重点的育成枠から
敗戦処理班の対象は全員とは言いません。

そのときどきで
彼らの実力、状態で順位付けしたときに
下位の方から使っていきます。
例えば、上記でパッと見れば、國場ですね。


よって、敗戦処理班については、
前述の敗戦処理班2名+
小石又は先発陣の重点的育成枠の下位組1名

合計3名を布陣
させたいです。
このとき、『使ったら即抹消』も見据え、
ブルペンを常に新鮮化すること
念頭に置いて欲しいです。
そうすれば、経験させる人数も増え、
負担集中から負担分散による酷使問題低減にもつながりやすいです。


そんなこんなで中継ぎ陣について書いていきましたが、
とにかく重要なのは、
事前のブルペンの布陣については、
首脳陣が一軍と二軍を連携させつつ、
あれこれ想定されるケースを見据えながら、
しっかり考えて配置させる仕事
を全うすること
と思います。
『酷使問題』の一因には
そこで『手抜き』をすること、
『考えること』を諦めることが
大きく起因している
と思いますから。



次回については、
「野手陣」や「トレード」の話で締めたいと思います。


長々とお読み頂き、大変、ありがとうございました。
今後も宜しくお願いします。