下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【球宴後のあり方(案)その3】今日は続きの『野手陣』&『トレード』についてです。来年の糧になることを見据えて『目標』を目指す転換期が来た気がします。ここまで追い込まれたのだから、今までのやり方と違って、前向きに球宴以降『来年』を見据えた戦い方で今の『目標』を目指して走りませんか?

現在、【球宴後のあり方(案)】として
3度に分けて勝手に書かさせていただいております。


今まで、投手について
『先発陣』『中継ぎ陣』で2回に分けて
投稿させていただきました。


今回は最終回として『野手陣』『トレード』に関してです。


基本的には
『育成』を狙う『若手起用』をスタンスにしており、
あれこれ書かさせていただいておりますが、
結局、書いていくうちに
「戦力を最大限に使う」という観点からは、
普段、当たり前にやるべきこと
になっています。


すなわち、
今保有している戦力(一軍二軍合わせて)を
最大限かつ有効に使って『目標』を目指すこと
であり、
その分、関わる選手らも機会が増えるので、
その経験が僅かでもチーム戦力の厚さを増し、
来年にもつながるきっかけの一つ
にもなっていきます。
(無論、他に片付けなければいけない問題も山積ですけど)
※『目標』:今まで掲げてきた『連覇』&『日本一』


そこを今、明瞭に意識しつつ
今までと違ったやり方で
来年にも成果として残ることを見据え、
『勝つこと』、そして『目標』を目指しながら
しっかり戦っていってもらいたい
といところです。


もちろん、
それで結果が最悪のものになる可能性も否めません。
そのときはそのときです。
少なくとも『来年の糧になること』につながり、
将来、しっかりしたチームを築くためには、
そこが最も肝の一つとなります


やはり一番の願いは、
『獅子の黄金時代の再来』です。

(そう容易くないし、そのためには他にやることが山積)


そのためには、組織力を高める必要があり、
総力で戦うことが大事
になります。
ある意味、
若手育成はそのための一つの手段です。


今まで戦力が不足している中、
現場も重圧をうけながらも、
『連覇』を目指して走ってきました
が、
焦りもあり、色々とありました。


信頼を限定的にしか置けぬ『酷使』も
ある意味、焦りからくる『特効薬中毒』でもあります。
やばいぞ、やばいぞ、
もう頼みは平井しかいない!!!頼む!!!と。


でも、そのやり方をしてきて、結果的に
現在、ここまで追い込まれた立ち位置にいます。

それなら、今こそ獅子の総力を挙げて
来年の糧になることも見据えながら、
今ある『連覇』『日本一』を目指して戦いませんか?

今、やり方の転換期ではないですか?
と思います。


ある意味で、ここで挙げる『案』は
現状を鑑みながら、組織力で戦うにあたって
当たり前のこと
になっていくと思います。


でも、中長期的に見れば、
結局、そこが大事なのではないか、と。
『獅子の黄金時代の再来』に向けて、
大事な対応の一つではないか、
と思います。


もちろんそれだけでは再来は無いですが、
それなくして再来はあり得ません。



1.若手野手陣の起用
獅子の場合、打撃は最大の武器です。
昨年、尋常ではない打撃力で優勝を勝ち取りました。
まあ天敵投手の前では、
魔法が解けて、山賊から子猫に急変してしまいますが、
獅子の打撃力は12球団一と言っても過言ではありません。・


ただし、その中で最も問題なのは
12球団一と誇っても、
スタメンと非スタメンでは格差がありすぎ、
実は『少数精鋭部隊=主力』であるということにあります。
そのため、
『層の厚さ』では厳しい現状を突きつけられます。


例えば、打率1つを見たところで、昨年の結果では、
獅子はスタメンが0.276に対し、非スタメンが0.200です。
鷹はスタメンが0.267に対し、非スタメンが0.247です。
牛はスタメンが0.241に対し、非スタメンが0.277です。
もちろん、それだけ鷹や牛は代打戦力もいたわけですが。


昨年のファーム成績でもそれが露呈されています。
前半不振で2軍で調整していたおかわり君とかは
打率こそ0.265(61打席)ですが、
OPSでは0.900と60打席以上21名の中で断トツトップでした。
打率で見れば、
86打席入った金子が0.304、290打席の水口が0.296と上位であり、
あとは2割7分台なら上々というところで、
その面々は規定打席数超えた呉、
超えてない者で高木渉、坂田、斉藤彰くらいです。。。


規定打席を超えた者を見ると、
呉が0.273、山田0.264、金子一0.257、愛斗0.250、
鈴木0.224、戸川0.219となってきます。


昨年の二軍で打率上位というと、、
一軍から調整で来た者(木村除く)は当然入り、
他では呉、高木渉、坂田、斉藤彰くらいしかいないと。
しかも、坂田は引退、斉藤彰は頭打ちにあります。
熊代で0.260(127打数33安打)で上位につけます。


でも、2軍で打率上位に来る
斉藤彰や熊代、水口が
一軍戦では自動アウト濃厚の状態ですね。


すなわち、
一軍で自動アウト濃厚の打者が
二軍でレギュラーを張っていること
を鑑みれば
二軍におけるレベルの低さが、
一軍スタメンとの乖離の大きさを促しています。


今年の二軍も
規定打席超えの川越が0.237、西川が0.225と低迷し、
山田らも0.260~0.280で相変わらず三割未満です。
まあ駒月が57打数18安打で0.316と三割超ですが。
でも、基本的に格差を感じられます。


もちろん一軍と二軍で違いはあります。
二軍でダメでも、一軍で良かったりする者もいます。
ただし、今の若手には一軍戦での経験が不足しているから、
一軍で戦うとき、その経験でカバーも難しいです。-
一軍で活躍することを見据えれば、
打率なら3割超をマークできる実力
が欲しいです。


このように、今の獅子打撃陣の実力格付けは
 一軍スタメン≫≫一軍非スタメン≫≫二軍
の傾向
が強すぎますね。


ただし、野手の場合、その格差があることに加え、
また主力も全盛期で年齢的にまだ息が長いタイプが多いので
(FA流出で消えていくことは別として)、
固定枠の人数が嵩まざるを得なく、
その隙間となる余地が少ないのも確かです。


このため、これから台頭するものは
高き壁を乗り越え、狭き門をくぐらなければならぬ
過当競争を勝ち取らねばなりませんね。

前述のような格差社会であり、
今年も新手の台頭がしにくい状況になっていました。
でも新手の躍進を欠いて未来はなく、
そもそも入団直ぐから即戦力になった源田は例外としても、
山川や外崎らも最近台頭してきたわけですから、
愛斗らもそのまま続いても良いはずなんですよね。


とはいえ、例えば、今の鷹との差は
新手の台頭の有無で大きく開かされた

と言っても過言ではないです。
獅子の場合、鷹と違って戦力層の厚さが
格差社会に伴って薄すぎ、

新手が台頭していないことが響きますね。


確かに、は、主力が負傷で
完全に出場できぬという状況なので、
新手を絶対に使わざるを得ないわけであり、
元々三軍までしっかりした体制を敷き
適切な育成システムを構築していること、
もしかしたらスカウト能力の差
育成も含めた大量雇用に伴って
獲得選手の素材の差とかもあり、
それらで差がつくのはやむを得ぬのも
否めなくはないです。
ただ、それらの差は大きくとも、
本当にそれ以外で要因はないか?
ということも課題になると思います。


例えば、昨年、レギュラーが山賊化していただけに
何かの2軍らのインタビューで
「だってレベルが高すぎますから」
と言っていた選手もいました。
どこかで「叶わない」という諦めもあったでしょう。


でも、外崎あたりは、頭角を現す前の16年、
呉の方が適用されていてその悔しさがバネになっていましたし、
昨年終盤に負傷で離脱したときは
同じチームで優勝がかかっていましたが、
代わりに出ている選手の活躍を悔しがっていました。
当然、そのあたりの意気込みは大事ですね。


その一方、今年は主力離脱によって
レギュラーの席が開いた
わけですから、
皆がその空席を狙って
切磋琢磨していたこと
は確かですけど、
やはり気持ちだけ先行しても
台頭できないのも事実
ですね。


前述した外崎は「悔しさ」をバネに台頭しましたが、
当時の高木浩之打撃コーチからのアドバイス
(あれこれ考えて小技に固執せず、思い切りかち込め!)や、
当時の黒田哲史守備・走塁コーチと行った
徹底的な守備練習の副産物、すなわち、
下半身が強化され、打撃にもつながったことが効き、
翌年は辻監督との出合
本格化してさらなる飛躍を果たしましたね。
(もちろん、それらだけはありませんが)


「絶対にのし上がる」
という気持ち
は最低限必要事項
です。
(それが無ければプロを辞めた方がいいです)
ただ、のし上がるにはそれだけでは足りません。
技術面もそうでしょうし、
今年の山田らを見ていると
「意気込みしすぎて」空回りしていましたね。
それだけに、とんでもない守乱とかを見せていました。


例えば、若手らの課題の一つとして、
『ボール球の見極め率低迷』があります。


積極的にバットを振っていくのはいいのですが、
愛斗や山田らは『ボール球の見極め率』が低いです


一軍でやっていくには、最低70%以上は欲しいです。
今年のデータで金子侑が約76%、木村が約73%です。
昨年データですが、斉藤彰でも約71%、
熊代も昨年75%、今年73%あります。


一方、愛斗は今年が約53%
昨年のデータで山田が約68%、金子一が約62%です。
やはり低いですね。
もちろん見極め率が高いだけでは打てませんが、
見極め率が低いということは、
それだけ悪球に手を出しており、
打ち損じやすい、打撃が安定しにくい

と言えますね。
ただバットを振り回すのでは無く、
球筋を見極めた上で、
バットを振り抜いて欲しいです。


ただし、戸川は約74%、鈴木は約71%であり、
佐藤に関しては84%と高いです。
ちなみに、今の佐藤の打撃成績は、
打数が少ないですけど、
打率0.273(11-3)、出塁率0.385ですね。


前置きが長くなりましたが、
野手陣に関する球宴後のあり方(案)に入りましょう。


前述のとおり、野手の場合、
固定枠にする人数は嵩みます。


捕手は森&岡田、
内野手は山川、外崎、源田、外野手は秋山
ここまでは固定枠です。

そして、1番秋山、4番山川は固定です。
(外崎、森は多分固定。源田は状況に応じて)


確かに来年、秋山の去就は怪しいです。
それ故に『秋山不在の来年』を想定して
別の者を1番候補として試し、経験させて
来年に向けて準備を備える、
という考え方はあります。
この考え方は、
リスクを想定しながら適切な案
と思います。
それこそリスクマネージメントでもあります。
しかし、ここでは敢えて
『秋山1番』固定案を推します。


その理由は?
秋山が流出する可能性は高いですが、
『秋山残留』を全力で実現させたいからです。
もしここで『秋山不在構想』を見据えて
それで動けば、秋山のことですから、
『このチームに自分はもう要らない』と
ネガティブに考えやすく、
心置きなくメジャー挑戦に向けて準備するでしょう。
責任感は強いから無責任なことはしないでようが。
一緒に1番打者育成に力を貸してくれるでしょう。


秋山には、秋山が実力を
最も発揮できる舞台を用意して
思う存分やらせる
とともに、
「チームに欠かせぬこと」を
少しでも薄めてはならぬ
と考えるからです。
もちろん、秋山に対しては、采配以外で
フロント側がやるべき仕事は山積しています。


鷲の則本は、
今年、負傷離脱でチームに迷惑をかけたことと
弟が鷲に世話になっており、人質になっていることなど
あるでしょうが、
7年数十億円規模の大型契約を締結し、
メジャー挑戦を諦めさせ『生涯楽天』と言わせましたね。


鷹の熱男にしてもそうです。
米球団と折り合いがつかなかったこともありますが、
王さんが出張ってきっちりキープしました。
おそらく、柳田は熱男同様に行かない気がします。
その代わり、手厚く扱っていますよね。


もちろん、
秋山の夢も大切にしなければならないでしょうが、
獅子には絶対に欠かせてはいけない人材です。
野球ができて、賢明で人としてもしっかりしている
あれほどの人材はいません。
まさに人財ですから、失えません。


とにかく
「今の戦力として重要」というだけでは
説得力は薄いでしょう。

「僕がいなくても若手がやってくれる」となるから。
とにかく将来まで約束し、
「秋山君ならメジャーで大成するだろう。
 でも、それよりももっと厳しいことに挑戦してみないか?
 おそらく秋山君がメジャーで大成するよりも
 ライオンズの黄金時代再来の方が難しい。

 将来、秋山君が中心になって、
 それを一緒に実現したい。」くらい言わないと
(それでも厳しいでしょうが)
でも、秋山はそれだけの人財です


そして『秋山1番固定案』には
もう一つ理由があります。
それは現在も秋山が打撃コーチ役を担っていることです。


秋山は倒れても、相手の投手の球筋をしっかり見極め、
いつも次以降の源田らにアドバイス
をしています。
3番打者のときは次の山川に伝えていましたが、
自分が不調になると、その余裕が無くなっていました。
逆に1番をやっていた金子侑も伝えているでしょうが、
相手投手の球筋の見極め力が秋山と違いがありますから
その効果は下がる可能性があります。
まあ、2番の源田も賢いから
秋山の頭の中を、伝えようとする感覚を
しっかりつかむし、
秋山の打席をしっかり観察しています。

これが木村とかでは、
受けるにしても把握できるのは半分です。
だから、秋山~源田とつなげるメリットがあり、
シンクロすることも多いという処はありますが。
(特に源田がルーキーの時は秋山頼みもりましたから)


そうなると
『秋山不在』リスクに対してどうするのか?
は残りますね。


それに関しては、まず1番打者には最低限、
出塁率の高さが求められますから、

まずはどんな打順でも
『出塁率を高めよ!』からスタート
であり、
最終的に足等もそうですが、
出塁率も高い者を
春キャンプで選んで備えたいです。
金子侑がどうしても1番をやりたければ、
①まずは9番ででも『出塁率』を
4割弱まで引き上げるのが先
であり、
②あとは
次の春キャンプ時のとき決める
の手順だと思います。


話が脱線しましたが、
森&岡田、山川、外崎、源田、秋山は固定枠とし、
DHを含めて残る5名枠を争わせる形ですね。


まあ、前回記載したように、
『栗山&中村の出場数にも配慮せよ』の注意事項もあるので、
おかわり君をサードで、栗山もレフト&DHで軸に考えつつ、
(栗山&中村は固定枠)
休養含めてその隙間に若手を入れて行くことになり

基本スタンスは
今の運営とそう大きく変わらない面はあるでしょう


とにかく、
おかわり君と栗山の場合、
一番気になるのは
『打席数減少に伴う動体視力老化促進』です。

その問題点を鑑みれば、
相手の先発投手に応じて
使い方(出す・出さぬ)を決めるのもあり
だと思います。それは結果を出せなくてもです。
例えば、鷹の千賀が先発予定であれば、
ストレートは速いし、フォークは落ちるしと
一軍戦の中でもハイクオリティの球を見ることができます。
厳しい投手が相手になっている方が
動体視力老化促進を抑制しやすいです。
その他のエース級、一流投手なら適任です。


そうすれば、
二大レジェンドの出場機会を
やや減らしても影響は小さく、
若手の出場機会も増やすことができます。

もちろん、若手らに千賀らと対戦させることで
学ぶことも多くなるので、その機会が減るのでは?

という懸念はありますが、
まずは『二線級相手でも結果を出せ!』が先ですから。


となると、固定枠の次に位置づけられる
重点的な育成枠については、
ポジションで三塁手、左右翼手、DHと限られます
が。
若手との競争相手として、
金子侑、木村、メヒアが挙げられますね。


まあ、メヒア他打者には無い一発力があるので、
ここはどうしても一発が欲しいという局面はあるので)
外国人枠の制限がないですし、不振で無い限り、
他でメヒアのパワーを越えるスラッガーが現れない限り、

常時ベンチかもしれません。

(そのため、準固定枠で代打、必要に応じてDHスタメン)


また金子侑については、チーム一の足がありますから、
スタメン外でも代走で使えます。
もう一つはFAが再来年に控えていますから、
不振に陥らない限り、ジャケにするのも難儀です。
一応、準固定枠で最低限、代走でも使うとして
不調で無い限り、ベンチ入りでしょうか。


そうなると木村だけが
重点的な育成枠に残りますね。

ただし、木村&メヒアは
トレードの使い方があるか?ないか?はありますが。


ここまで固定枠(準固定枠)の人数が
森&岡田、山川、外崎、源田、秋山、
栗山、おかわり君、メヒア、金子侑、第三捕手で
11名になります。


1軍の投手枠については、前回の記事で示した通り
ブルペン陣が9名必要なので、先発が1名加わり、
10名になります。


ベンチ入りが25名までですから、
余りは最大4名までで、
そこがベンチ入り重点的な育成枠ですね。

まあ29名1軍登録できるので、
先発枠で5名使ったとして、
3名程度が野手の重点的な育成枠でしょうか。


そして、若手勢(二軍)からの
重点的な育成枠
としては、
愛斗、鈴木、佐藤、戸川の一軍経験者、
第三捕手の駒月(下から上がってくれば交代)
現在、
二軍で彷徨っている
山田、呉、高木渉、金子一、綱島
そして
二軍戦で規定打席以上の西川、川越まででしょうか。


山野辺に関しては、
前回記事で挙げた『注意事項』に示したように
まだ1年生でありますから、
2軍で最大の弱点である『守備力』を徹底的に鍛え、
しっかり『礎』を築くのが最優先なのでハズしました。


若手らのポジションは、
愛斗、鈴木、高木渉、川越が外野手、
佐藤、山田、金子一、綱島は三塁手、
呉、戸川、西川はDH
で考えます。


戸川に関しては、守備はヤバイですね。
だから、山野辺同様に
二軍でしっかり守備力を鍛えてから一軍
ということも考えられますが、
さすがにもう5年生です。
5年もやって守備が下手というと
向上する見込みは薄いです。

戸川の場合、昨年、一塁手も多くやっていましたが、
88試合で失策が10と断トツですから、
やはり守備は下手です。それを考えると、
得意の打撃で台頭させる方が近道なので、
DHや代打要員で育てたい
です。


呉も、戸川と同様ですね。
一塁手、三塁手だと
フライの捕球位置がおかしいんですよね。
守備をやらせるならまだ本職だった二塁手ですが、
やはり、DHや代打要員で育てたいです。


西川は、入団時に
サードで育てるようなことを言っており、
今年もサードでは
22試合サードで出場していますけど、
失策数がその試合数で5個もあります。
たまにポカはあるけれど、
ファーストならまだ通用します。
しかし、売りは打撃センスの高さですから、
来年に向けては、

DHや代打要員で育てたいです。


西川もまだ若いので、山野辺同様の考えもありますが、
西川の場合、
とにかく負傷跡に伴う送球への影響ですから、
そこが影響なくなるのを待っても待ちぼうけです。
しかも、そろそろ二軍で温めてばかりではなく
一旦、一軍で打撃を試して経験を積ましたいところ
です。


確かに彼らの二軍成績を見ると、
固定枠選手のような活躍を望むのは酷です。

少なくとも主力らを超えずとも、
並以上には活躍されたです。

(打率で例えるなら0.250以上とか)


以上で列挙した
木村、愛斗、鈴木、佐藤、戸川
山田、呉、高木渉、金子一、綱島、西川、川越ら
重点的な育成枠12名
については、
残る1軍枠3名分の中で
交代させながら使っていきたいです。


単純に12名全員を満遍なく公平に使うとしたら
残り60試合とすれば3名枠あるので
180試合・人÷12人=15試合/人
1人当たり15試合ベンチに入れます。


そのとき注意すべき点は、
ポジションの偏りは避けて上げたいです。

できれば、上に上げるのは
内野1、外野1、DH1と均等化しておきたいです。
例えば、まずは佐藤、愛斗、戸川、
次は金子一、鈴木、西川という風に。
実際はそのときの状況に合わせてでしょうが、
外野手3名とかは避けたいです。


ただし、現在、綱島や金子一は
打率が2割あるかないかと低すぎます。
まだ早計だよという低レベルの選手は
さすがに二軍戦で結果を出してから

一軍で使われたいです。
まあ、少しでも可能性があるなら
積極的に上に上げて使いたい
ですけど。
※上記の例では、打率2割前後で
 メンバー抽出の評価基準になっていますが、
 実際は、しっかり的確な判断基準を考え、
 それに基づいて進められたいです。


もちろん、逆に結果を出して
レギュラーを勝ち獲るレベルに達すれば
当然、固定枠へ昇格ですね。

ただし、今の固定枠選手を越えて
順位付けで最下位を脱しないと厳しい
ですけど。
捕手を除く固定枠8名の誰かを越えないと)


一方、上記からハズレたのは
熊代、斉藤彰、永江、水口ら
中堅組の頭打ち勢ですね。

今から覚醒するのも厳しいでしょう。
彼らについては『トレード』の項目で後述します。


ただし、源田や外崎が負傷離脱
スクランブル時対応は重要な課題
ですね。
今年、源田が負傷で離脱したとき、
その代用にかなり苦労して影響が大きかったですね。
永江を代用で使いましたが、
永江は人工芝球場なら守備は上手いですが、
土のグラウンド球場になると下手になりますから
実際、ポカをしておりましたね。
第二球場でもやっています。


源田もそのときしか休んでいませんが、
来年以降を含めた今後もそのリスクは残ります。
永江は源田の存在により、三塁手転向をしていましたが、
普段は他のポジションをやっていても、
いざというときに遊撃手をできる選手が必須です。

(外崎も見据えると、二塁手も


金子一&山田が
二塁手、三塁手、遊撃手で可能です。

ただし、金子一は二塁手だと
山野辺より失策数が多いです。
山田は遊撃手だと失策数が多いです。
綱島も遊撃手だともっと失策数が多いです。


このときは、スクランブル時ですから、
そのときは山野辺、呉も視野に入れて
外崎離脱→二塁手:山田、山野辺、呉
源田離脱→遊撃手:金子一

となります。でも、正直、厳しいです。


そうなると、永江&水口、熊代は
重点的な育成枠から外しても、
いざというときにキープしておく必要
があります。
普段は二軍戦で二遊として使いながら、
スクランブル時に代用候補として見据える使い方
ですね。
でも、そのままでは彼らもジリ貧状態です。
他球団に移籍した方が出番を増すかも
しれません。
投手等を含めて『人対人』トレード
成り立つなら切り売りすることは見据えたい
です。
ただし、金銭トレードで放出するのは、
駒がただでさえ足りないのでNGです。


ところで、
現在は、試合中、誰かに負傷等と、
何かあった場合に備えて

どこでも守れるユーティリティー熊代
常にベンチ入り待機をさせています。
しかし、守備固め、代走で熊代は出ていますが、
今までそんなスクランブルはあったか?
というと無かったと思います。


確かに試合中、源田が負傷離脱したとき、
育成枠に佐藤しかいないとなったら、
確かに困ります。


でもそのときはスクランブルですから、
その日だけ外崎を、
最悪は金子侑を遊撃手に回すことも考えられます。
金子侑は一塁への送球イップスですが。


一番ネックなのは、
試合中、外崎の負傷離脱ですね。

山田や金子一でなく、
佐藤や綱島を上げているときだったり、
呉でなく、戸川や西川を上げていたとき
二塁手をやれる者がいなくなります。


でも、それが発生する確率は低いですね。
その低確率のために
1名枠を常に熊代で使って、

若手育成分が1名枠減ってしまうのは
あまりにも勿体ないです。

少なくとも、
山田や金子一、呉が上に居るときは
下手でも何とかなります。


本当にどうしようもないときは、
その試合は捨てる覚悟で
二塁手に誰か入れておくかありません。


リスクについては、
あらゆるリスクに備えておいた方がベターですが、
発生確率があまりにも低い事象だったら
許容する方がベターです。


熊代はユーティリティーでありがたいですが、
今までのように緊急時のための熊代常用は避け、
その1名枠は若手育成で使った方が良い
です。
熊代は、一応、スクランブル発生時において、
試合後(次ぎ試合)に対応する予備軍
として
二軍で待機させた方が良いです。


以上のように、野手陣に関しては、
基本スタンスは今までとあまり変わりませんが、
重点的な育成枠の入れ替えをしながら
多くの若手に実戦でチャンスを与えて欲しい
です。



2.トレード
さて、本来ならば、
しっかり補強を、、、
今年は全く動きが無いですね。


主力が流出する中、補強といえば、
ニール招聘人的補償で内海獲得
あとはルーキー達、、、
そもそもルーキーは
毎年、獲得するものですし、

即戦力ルーキーといっても
新入社員に浅村の穴をと言っても
酷なのが現実です。

源田は掘り出し物の中でも掘り出し物で例外です。


育成重視を掲げていましたが
育成だって今まで成果を出せずにいたツケを
ここで一気に獲り返そうと言っても

時間が掛かる話ですから、容易くありません。
まあ、若手にはレギュラー獲得のチャンスでしたから
やる気になってもらうのは十二分にOKです
が、
フロントサイドは、それで終わらず、
発破を掛けるのと並行して、
補強を進めることが仕事でした
が、
結局、『育成重視』を隠れ蓑にして
『補強』を怠ったという印象
だけが残り、
戦力もままならず、『連覇』『日本一』の重圧から
現場はアタフタして迷走→瞑想状態
でしたね。
株主総会でも指摘されたことも当然という状況でしたね。


獅子以外のパ球団は
シーズン途中に動きました。

今月一杯、補強可能な期間が残っています。


まずは新外国人選手の招聘が欲しいですが、
ここでは割愛します。
しかし、少なくとも、海外スカウト陣は、
今からしっかり逸材を探して、
オフになったら早々に獲得して欲しい
です。


そもそもオフでの獲得も遅いですからね。
良い選手は先に獲られるのが原則ですからね。
実際にオフに行うにしても、
「シーズン途中」からあれこれ目星をつけて
選択肢を幅広く用意しておくべきです。
交渉がまとまらないことも多々ありますから、
二の矢から十の矢くらい用意しておくべきです。


ただ、トレードについては、
実行可能な期限ギリギリ、
今月7月中にも成立するよう努力
して欲しいです


理想的なトレードは、昨年の小川のような
こちらから駒を出さず
金銭トレードで獲得すること
です。


ただし榎田や小川のように
獅子が旨みを得たトレードを昨年やっていますから、
他球団から見れば面白くない気持ちはあるでしょう。


まあ榎田トレードの発案は、
編成担当だった小野コーチらしく、
その手柄からの現役復帰、という噂はありましたが。


話が脱線しましたが、、、
問題は
『金銭トレード』をしてくれる球団があるか?
ですね。
小川の場合、監督とも関わりのあった中日相手であり、
こちらの駒放出なく、デキすぎのトレードでしたから。
小川トレの二匹目のドジョウは欲しい処ですが、
実現性があるか?ですね。


ただし、逆にこちらの選手放出で金銭受領の
金銭トレードだけはNGです。

ただでさえ、駒が不足しているのに
今欲しいのは小銭ではなく、
人材、人財ですから。
でも、このように逆の立場を考えると、
よほどでないと、応じにくいですよね。。。

選手が生殺し状態もういらない状態とかなら
成立しやすいですけど、後者では期待できませんからね。


あとは『人対人』のトレードですね。
ただし、こちらから放出する駒も無いと実現しません


もちろんその場合、
「こちらからも放出する」というのは、
今までの仲間が去ることに悲しい面は否めません。
(自らの意思で行くFA移籍とは全く違いますから)
しかし、それを言ってしまったら
何もできなくなりますし、
補強してくれ!とは言えなくなりますね。

そこは悲しみがあっても、
彼らが行った先での大活躍・成功を願うばかりです。


で、本論に入っていきましょう。


『人対人』トレードの場合、
問題は
「こちらで用意できる駒は?」
そして
「どの駒を狙うか?」であり、
それが釣り合って交渉成立するか?ですね。


こちらの駒に不足あらば
金銭を積んで欲しいです。
(金はあるのですから。。。)


また敵になって直接対峙しても困るから、
相手球団は基本的にセ球団にしたいですね。


で、今回、そこで考えるのは、
「こちらで用意できる駒は?」ですね。


基本的に投手が獲得できるとベストですから、
放出対象は野手に限ります。
まあ、榎田&洋介のようなトレードができるなら、
投手を送り込むのもありですけど、
あのトレードはデキすぎでもありましたから。


前述してきたように、
固定枠、重点的な育成枠からハズレたメンバーで
外野手の斉藤彰がまず挙がりますね。


ただし、熊代、水口、永江に関しても、
成立話があれば、
1名切り売りも可とします。
その方が本人のためにもなるわけですが。


まあ、正直、斉藤彰、熊代、水口、永江で
トレード話がまとまる可能性は低い
でしょうが。。。
獲得者は出番が少なくジリ貧での中堅で、
それを打開するために環境変わった方が良い

とかでないと。
相手は守備力を欲しがる球団ですね。
金銭を上乗せしての放出も見据えたいですね。


他では、メヒア&木村???
斉藤らと比べると駒のレベルはアップします。


ただ、メヒアの場合、年俸が高価すぎるので
移籍先の球団が支払うのが
半額2億5千万円になった
と言っても
「2億5千万円払ってでも」という球団が現るか?
実現の確率は低くなるという気がします。


メヒアを放出する場合、
2億円くらいおまけも上乗せしないと
現実的には厳しい
かもしれません。


木村の場合は、あまりそういう支障はありません。
問題は、木村レベルだと
相手からどの程度の選手を釣れるか?

ただし、木村はうちが出せる中で最上のカードです。
(絵札とは言い難いですが。。。)


できれば、7月中にまとまればいいですが、
できなければ、
次の機会はシーズン終了直後、
彼らをリリースする前に、

積極的に仕掛けたいです。



で、問題は今オフに
FA流出危機にある
十亀ですね。
FA流出したら、Cランクですから、
補償は無く『持って行け!泥棒!』状態です。


その一方、前に投稿した(その1)では
若手育成のために十亀の登板頻度を減らすこと
(十亀は、今さら試すとか、育成とかないので)
を記載しました。


来年流出を覚悟するなら、
今は若手に機会を少しでも譲った方がベターです。


ただ、書いた後でも
『十亀のベストの適用方法』は
最大の悩みどころです


来年、残留してくれるなら、
今年は目一杯、登板させても良いでしょう。
逆に、登板機会を若手のために減じるとなると、
それこそFA流出を促進させますね。


また、今月のうちに、
十亀が行きたそうな球団へトレードで放出し
別の選手を得ておく
ということは考えられます。


十亀の場合、愛知出身ですから
ナゴヤの中日とかはいいかもしれません。


一昨年、日ハムから中日へ
谷元を放出して金銭トレードを行い、

FA問題に事前に手を打ちましたね。
日ハムはFA移籍での補償金よりも
大きな利益を得たと推測
されてもいます。

一応、谷元は中日に移籍後、
FA権を行使せず残留を決めたようです。

ただし、谷元も三重県出身ですから、
ナゴヤは地元のようなものですので。


トレ―ドなら
獅子は『人』を得て(何も得ぬFA流出よりマシ)
相手も高騰するFA選手争奪戦に参加せず
年俸も抑えられ、十亀を獲得できます。


球団双方の利は合致するのですが、
一番、割が合わないのが十亀本人になります。
FA宣言して移籍すれば、
多額の契約金を獲得できますからね


そうなると、谷元と違って
十亀は中日へ移籍後のオフに
FA宣言するかもしれません。

当然、中日はそのリスクを考えます。


さらに追い打ちが、
最も年俸が安い中日やロッテでも
今の十亀の年俸では、

Cランクのままなんですよね。。。

谷元は1億円でBランクでしたからね。


そうなると、中日等の相手だって
トレードの実現は難しいかもしれません。



なら、流出全力阻止を狙い、

tthgさんから頂いたアドバイスです。


これなら若手も機会が増え、一理ある
と思われます。


そして、十亀のFA交渉には
シーズン中、事前に交渉を仕掛けつつ、
最大限、高額な金を投資することです。


最初の交渉では、
ケチる印象を与えぬよう、
いきなり度肝を抜く高額の条件を
見せつけた方がいいです。

十亀をそのまま流出している余裕はありません。



長々とお読みいただき
誠にありがとうございました。