下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/15ロッテ15回戦(MLD)】『勝負強さ』を忘れた敗戦!『獲った直後に獲り返されるな!』の教訓を思い知らされる敗戦。後半戦緒戦、フラッグスのリニューアルOPと節目の日になったが、それを飾ることができず。後半戦スタートからコケる。。。

今日から球宴明けの後半戦が始まります。
残り試合は61試合。


しかも今日はフラッグスが
リニューアルオープン
しましたから、
おまけに、完売御礼!


ここを勝って弾みをつけたいわけですが、、、
勝負強さを発揮できず『まけほ~😢』


ちなみに、鴎戦では7勝7敗1分となりました。


今日のスタメン結果です。


今日の試合を一言で言えば、
『獲った直後に獲り返されるな!』ですね。


試合の主導権を、流れをつかみ獲りたいわけですが、
しかも、今日はホームでフラッグス等もリニューアルした日ですから、
「流れをつかみ獲りやすい」日でもあります。


しかし、せっかく獲ってリードを奪ったのに、
その直後に追いつかれ、逆転され
それを2度も繰り返ししては
流れをつかみ獲れず、勝てません。


結局、獅子の投手陣の脆弱さを露呈し、
勝負強さが弱体化している証です。


もちろん、
「投手陣が踏ん張り切れず」

そこが最大の敗因です。


一応、獅子威し打線は
最低限のノルマ1試合5得点は挙げてます。
(投手陣の防御率を勘案すれば5得点以上がノルマ


ただし、今の獅子が勝つには
波があろうと、そう簡単ではなかろうと
打って!打って!打ちまくる!
『打ち勝つ!』しかありません。
本質としては「投手力強化」が最大の課題ですが、
今の獅子が勝つための当面な策として。


そのため、獲った直後に獲り返されたら、
その直後に再び獲り戻す、という
ダブルクロスカウンター
トリプルクロスカウンターが必須です。


「獲り返された」のが一番悪いですけど、
そう簡単ではないけど、
今の獅子が勝つためにはそれしかない
それが現実です。

そのため、
3~5回に相手の岩下に勢いをつけられながら
抑えられて静穏化したのが痛かったです。
(岩下も立派だったけど)


特に3回裏、山川に対して
大胆なストレート勝負を打ってきて
山川を力でねじ伏せました。
これが岩下に
自信勢いを与えましたね。
この岩下の山川に対する投球は、
こちらの投手陣も見習うべき
腹の座った好投でしたね。


また勝ち越しを許した直後の7回裏、
チャンスを築きましたが、
松永により山川&森の連続三振
痛すぎましたね。。。


いずれにしても
『勝負強さ』を忘れた敗戦!
でした。
鷹の場合、
そういう肝心なところで勝つ
『勝負強さ』
があります。
それ故、鷹の場合、
大差をつけて勝つこともありますけど、
『僅差でも必ず勝つ』という強さがあります。
それを取り戻さねばなりません。



獅子の場合、1点差ゲームの勝敗は、
一昨年まで弱かったでした。
しかし、昨年は桁違いの強さを魅せました。
デキすぎでもありましたが、
打ちまくって競り勝った試合も多かったです。
ところが、今年は再び逆戻りですね。
※1点差ゲーム勝敗
 2016年 15勝39敗 勝率0.39
 2017年 14勝20敗 勝率0.41
 2018年 29勝  9敗 勝率0.72
 2019年   8勝12敗 勝率0.40


「惜敗」というのは、
ある意味で「惜しい負け」でありますが、
『勝負強さ』が不足していた証ですし、
「惜敗」を続けるというのは
『実力不足』
を意味します


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さて、今日はこれから仕事(明日までの宿題)が残っているので、
大変、申し訳ありませんが、
『投手陣』に関して思ったことを簡単に列挙します。



◇今井、踏ん張れず
立ち上がりから、制球が乱れており、
またあっさり甘く中へ入ってしまうので
簡単に捕らえられる、
というところでしたね。


初回はストレート、2回は変化球中心で組み立てますが、
チェンジアップも落ちきれず、
他の変化球もキレが鈍かった
ですね。


また前回と同様に
『獲った直後に獲られ返してしまう』
を繰り返しましたね。


もちろん、今井は休養しているので
間隔も開きましたし、
後半戦緒戦と大事な場面を託されたので、
今井自身、反省せねばなりません。
今井にはもっと高みを目指して欲しいですから。


ただし、
前回が途中で良いイメージで降ろしたかったですが、
引っ張りしすぎて悪いイメージで終えました。

その分、
変に気負い過ぎてなかった?
慎重になりすぎていなかった?

という懸念は残りましたね。


身体的疲労は気にしませんが、
変なイメージを残しましたから。


若い人の場合、
良いイメージを残せる処で代えてあげる!

重要な対応の一つだと思います。


まあ、今回はそれが原因だったのか?
休養期間中の自己管理ができていなかったのか?
わかりませんけど、、、


いずれにしても、獅子投手陣については、
(先発陣の底力を強化するには)
多和田、光成、今井、松本航らには
『獅子ドラ1四銃士』から
『獅子エース四銃士』に
育ってもらわねばなりません。

彼らの成長の行方がチームの命運を握っております。
4人全員が誰1人欠けず台頭することこそ
『獅子投手王国』再建につながります。

※話は先発陣であり、救援陣が別ですけど
※ドラ1とて、そう簡単に覚醒するのは難しいですが、
 今の獅子にとってそのドラ1が唯一の光明ですから。


彼らは皆、今年は良かったり、
悪かったりの波を繰り返します。

少なくとも、来年の開幕までに、
安定して本格化して欲しいです。


そのためには、今井にはめげずに
自分の特徴を大きく活かしながら、
一戦一戦で地力をアップ
してもらいたいです。



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◇継投&2番手Kマートについて


今日、不調の今井を6回で降板させたのは
正解だったと思います。


結果は、その次のKマートが
逆転弾を浴びて負けた
わけですが、


平井は球宴でも投げてますから、
リードしていたら8回平井、9回増田だったでしょうが)
あの場面、Kマート又はヒースしかありませんから、
二番手のチョイスに関しては指摘するつもりはありません。


問題は『なぜスライダーを決め球に選んだ?』です。


Kマートの売りは、
〇角度のある重く速いストレート
〇落差のあるサークルチェンジ

です。


あのストレートは
多少、甘く入っても打つのはそう簡単ではありません。


サークルチェンジは、
落差が無いと痛打されますが、
落差があればそう簡単に打てません。
ただし、今日は相変わらずのご乱心でしたが、
サークルチェンジの落差はしっかりあって、
実際に空も切らせていました。



逆にスライダーも投げますけど、
Kマートのスライダーは
キレも鈍いし、制球も甘いしと、
とにかく、正直、精度が低い
二線級、三線級の球
です。


もちろん、ストレートを意識させつつ、
緩急を活かしてタイミングを狂わしていれば
スライダーも活きますが、
基本的には、
スライダーは見せ球、
(ストレートを活かすための緩い球)
決め球には、最大の武器である
ストレートか、サークルチェンジのどちらか

を選んで欲しいです。

わかっていても、そう簡単に打てません
 ※サークルチェンジには落差があることが前提
 ※普段のノーコン病は別の問題


しかし、甘いスライダーは簡単に長打になります。

ちなみに、昨年以降の球種別被打率を見ると、
サークルチェンジが70打数15安打で0.214
ストレートが68打数16安打で0.235
であるのに対し、
スライダーは38打数10安打で0.263あります。


ヒースの方もスライダーは
ストレートを意識させた上で使うと有効ですが、
(そこまで精度は高くないので)
しかし、Kマートと比べたら
ヒースのスライダーは良質の方と思います。


見事にレアードにも打ち込まれましたが、
清田、井上にもスライダーを打ち込まれていますね。


なお、Kマートに関しては、
同じような指摘を過去にもさせていただいております。
以前もロッテ戦でしたね。。。


Kマートの場合、
いつものご乱心が最大の課題ですが、
その暴れ馬を乗りこなすには、
彼の特性を最大限に活かせるようリードされたいです。


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◇武隈不安残す
三番手で武隈が登板し、
一応、三者凡退に抑えました。。。
しかし、まだ完調している様相にないですね。


非力の荻野にフェンスぎりぎりまで飛ばされるあたり、
ストレートにはまだ力が戻ていないですし、
自慢のチェンジアップも抜け気味傾向です。
スライダーも甘く、昔のキレがありません。


とはいえ、二軍に即降格というものではなく、
疲労次第で、ときには二軍で休ませるのはあり)
一軍で無理な頻度ではなく使いつつ、
回復を待つしかない、
と思います。


肩の回復がそう速くないですから、
無理な強行頻度の使い方は絶対にNGです。