下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/21オリックス15回戦(MLD)】『シンカー使い』苦手を露呈し新たな天敵増加の懸念を残すが、獅子で基軸になるべき山川&秋山が打って勝つ!山川&秋山が打ってこその獅子威し打線ということを再認識させられる一戦に。一発花火で終わらさず、来週以降に続くこと、連勝することが大事。「試合後の音楽ライブ翌日からは連勝」というジンクスに乗って栄光への架け橋を駆け抜ける『令王伝説』を築け!

今日はカード勝ち越しを賭ける一戦に。
やはり山川&秋山が打ってこその
獅子威し打線であることを再認識させられた一戦です。


今日の結果です。

前半は初物シンカー使いの荒西
てこずり歯がゆい展開で進みましたが、
ニール自分の投球をしていく中、
吉田正に勝ち越し弾を見舞われた直後の6回裏、
荒西も疲れが見えてきて、
源田自滅の四球を与えると、
次の外崎が低めにハズレたシンカーを
上手く拾い打つ巧打で無死一三塁のチャンスメイク


そこでオリ側は打てなかった荒西から
比嘉にスイッチしてくれて、この交代がありがたく、
そのチャンスで山川を打席に迎えました。
2球目、甘い腰高の外角スライダーを打ち損じましたが、
一塁線を切れてファウルとなり助かり、
その2球目と同じような4球目を捕らえ
左本塁打逆転3ランを放ちました。
ようやく久々に出た『どすこい弾』でした。


打つべき人が打つ!
獅子ならば山川が打つ!
ホームのメラドだったこともあり、
これで一気に流れを完全掌握しました。


さらに次の7回裏、オリは山田に交代しており、
岡田が初球の真ん中ストレートをしっかり振り抜き
三遊間を割る左安打で出塁して勢いに乗ります。
次の木村バントを成功。
 ※バント作戦は外崎とかならNGです。
  木村は低打率で四球も少ないから
  NGとも言い切れぬ面はありますね。
そして、一死二塁で次の秋山は、
初球の腰高に甘く入るスライダーを見逃さず、
引きつけながら思い切り引っ張り、
右安打タイムリーでもう1点奪いました。


秋山の外野に飛んだ打球方向は、7/20現在で
レフト方向が126打数、センター方向が144打数、
ライト方向が80打数あり、
基本的に左中方向が最も多いです。
ただし、方向別の打率は、
レフト方向が0.183、センター方向が0.278に対し、
ライト方向は0.613もあります。
すなわち、ライトに飛ばせば
2回に1回以が上ヒットになりやすいです、

それだけに、不調になると
ライト方向を目指して引っ張りやすく、
それが二ゴロ等の凡退を増やしていました。
でも、4月の不振時から
5月の好調時に切り替わったときのように
それがしっかりと右安打になってくれば、
それを機に状態が回復する可能性はあります。


試合の流れから見れば、
試合展開はその秋山の適時打でほぼ決まりました。


あとは、こちらの調子乗っちゃって!
相手の自滅さらなる猛攻を展開しましたね。


8回裏は、二死から栗山四球で散歩すると、
金子侑が外角ストレートを引きつけながら
絶好なタイミングで流し打ち、適時左中三塁打。
金子侑は6試合連続安打と絶好調です。

さらに岡田
外角低めにハズレるカーブを
泳がされながらも、片手で巧みに拾い打ち、
適時中安打でもう1点奪い、
木村も初球の外角スライダーを引っ張って
左安打を放ち、送球間に二塁まで進み、
次の秋山の打席では、
オリ・バッテリーが暴投ランを繰り返し、
相手の自滅から2点稼ぎ、
とりあえず、
この4点で点差を開いたことにより
増田の温存ができました。
(ブルペンで準備してましたけど)


やはり獅子が勝って行くには、
山川&秋山が打って行くことが
大事
であることを再認識させられました。


ただし、心配な点は、8回裏、
おかわり君がファウルで自打球となり、
(左足のつま先を直撃)
そのままベンチに下がって佐藤と交代しました。
ベンチに下がるとき、自分で動けましたが、
バットを杖にしながらびっこを引きながらでした。
明日以降に影響しないか?心配ですね。
山川&秋山が回復しても
ここで、おかわり君の離脱は痛すぎますから。


獅子威し打線については、
後半、山川のどすこい弾を皮切りに
久々の2ケタ得点と山賊祭になりました。
ただし、前半の荒西にてこずったように
獅子は、相変わらず
『シンカー使い』&『初物』が
やっぱり苦手という課題は残しましたね。


荒西には、
沈むシンカーに戸惑わされ、
カットボールも外角に落ち、
外角(特にアウトロー)を
上手く攻められ、
攻め落とすことができませんでした。
とはいっても、チャンスはありましたけど。


初回裏は、一死から
源田が内角低めのストレートを
上手く拾い打ち、右中三塁打でチャンスを築き、
外崎ボールゾーンの外角カットボールを
泳がされながら引っ掛け
遊ゴロになっている間、
源田が生還してとりあえず1点返します。
失点した直後に点を返したことは大きいです。
ただし、同点、逆転までは至らずでした。
次の山川
外角低めのスライダーを引っ掛け遊ゴロ。


2回裏おかわり君は、
外角低めのカットボールで空三振。
栗山外角高めストレート
タイミングよく打ちましたが、
バットの先で打って打球伸びずの左飛。
金子侑外角低めのシンカーを連投され空三振。


3回裏、
岡田外角低めカットボールで一ゴロ。
木村は、内角低めストレートを
腕畳んで引き付けながら引っ張って左安打も、
秋山高めボール球の速いストレートで
差し込まれて三邪飛。
ついでに源田の打席で木村盗塁失敗。


4回裏、
源田外角シンカーを流すも、サード正面の三直。
外崎外角低めスライダーの3~4球目を
空振りしてタイミングが合ってませんでした。
ただ、5球目は3~4球目と似たような
タイミングの外角カットボール
でしたが、
3~4球目より高く、腰高くらいの高さであり、
三球連続でしたから、
さすがにタイミングも合わせることができ、
好タイミングで流す右安打で出ます。
そして、外崎が盗塁を決め、
次の山川は、5球目の外角シンカーを弾き返し、
荒西を強襲し、荒西のグラブで弾きましたが、
セカンド福田が上手く処理して一塁へ送球。
判定はアウトでしたが
リクエスト検証で覆りました。
このリクエスト結果は次の
1点奪取に大きく貢献してくれました。
一死一三塁のチャンスになり、
おかわり君を迎えますが、
外角低めのカットボールの初球を空振りし
2球目、内角ストレートを詰まらして三ゴロに。
でも、おかわり君は間に合って併殺崩れとなり、
その間に同点となる1点を奪えました。
でも、次の栗山は、
外角高めストレートで空三振と
後続が続かず逆転に至らずという結果に。


栗山の空三振の打席は、
三振を決められる前の5球目も
同じような外角高めストレートで
5球目は高めにハズレた、と思いましたが、
ストライク判定に。
そこで栗山も次の6球目も
それを繰り返されて振り遅れましたね。


5回裏金子侑が高めストレートを
絶好なタイミングで流し打ち左安打で出て
岡田が初球でバントを成功させますが、
次の木村外角ストレートで遊ゴロ。
秋山も球数を嵩ませましたが、
6球目インハイのボール球を投げ込まれ、
内角を意識させられながら、
7球目、外角低めシンカーで
泳がされながら左飛で、
チャンスを活かせず得点できずでした。


このように荒西には、
シンカー等の球種を使われながら、
外角を上手く攻め込まれて、

5回までは、得点を奪うのも、
ゴロアウトの間に1点奪うことを
2度繰り返すしか
できませんでした。


今日は
『どすこい祭』から『山賊祭』になりましたが、
この荒西を攻略できなかったという問題は
次回以降は『初物』にはならないですけど、
相変わらず『シンカー使い』が苦手なだけに、
今後に向けて天敵を増やす懸念を残し
比較的、大きな問題であると思われます。


またシンカー使いというと
鴎の石川とかも苦手ですね。


このカードにおいては、
山本、竹安、荒西とオリ先発陣を打ち崩せず、
中継ぎ陣に不安を残すオリの弱点を突いた
という結果でした。


このまま山本、竹安、荒西が天敵化すれば、
今後、山本・竹安・荒西と並べられて
オリ戦カードで稼ぎにくくなります。

もしオリが中継ぎ陣を建て直し、
CSで対戦することになったら、
勝ち越すのに手こずる可能性があります。
※一応、オリも潜在能力はありますから、
 中継ぎ陣復調してもおかしくありません。


とにかく
天敵を増やさない、減らすこと
獅子威し打線の重要な課題です。


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一方、今日、先発したニールについては
一発被弾を重ねて、そこに課題を残しますが、
ストライク先行で
ゴロアウトの山を築き
自分の投球をやり抜いて

QS達成で5勝目を挙げました。

復帰してから4連勝です。


初回表の立ち上がりは逆球もあり、
吉田正に低め2シームで右安打を放たれ、
モヤ外角要求が中に入り、それでも
低めのボール球になったチェンジアップ
見事に拾い打ちされてライトスタンドに運ばれました
確かにこのモヤには、
上手く打たれたという印象でしたね。
ただ、打ち込まれると飛ばされやすい
という課題
は残しましたね。


今日、ニールが投じた
チェンジアップについては低めに落ちずも、
タイミングをハズして
ゴロアウト等の凡打を築きました。
でも、タイミングが合ってしまうと
長打コースになってしまうというところでした。


2回表は、まだバタバタしましたね。
小島には外角チェンジアップを
バットの先で引っかけさせボテボテでしたが、
打球コースが良く二遊間を抜ける中安打に。
このようなヒットはグラウンドボール投手の宿命ですね。
杉本には外角チェンジアップで
バットの先で打球伸びずの浅い中飛に。
若月には、ボール先行してしまい、
2シームが真ん中高めに甘く入り、
右飛で処理しましたが、やや深めのフライに。
二死でしたから、
下位の大城で切りたかったですが、
内角を攻めて詰まらせるものの、
ポテンヒット中前安打に。
福田には粘られつつ与四球となり
二死満塁のピンチになります。
しかし、次の
外角チェンジアップで泳がせ
引っかけさせて二ゴロで料理し、
そのピンチを無失点で凌ぎました。


そして、
3回以降、ニールがリズムに乗り
ゴロアウトを稼ぐ自分の投球を取り戻します。


3回表、
吉田正を高め2シームを引っかけさせ二ゴロに。
モヤには、外角ボール球の2シームで引っかけさせ、
三塁前にボテボテ打を打たせますが、
ゴロが浅すぎて処理できず、三安打で出られます。
このようなヒットはグラウンドボール投手の宿命ですね。
中川は、外角高め2シームを引っかけさせ、
4,6,3の併殺打に。


4回表、
小島を初球の外角低め2シームで二ゴロに。
杉本は初球のインハイ2シームで詰まらせて投直
若月は、3~4球目に力んで高めに抜け、
ボール先行のカウントになりますが、
フルカウントから最後の6球目で
外角2シームを打たせて二ゴロに。


5回表、
大城を内角低め2シームで遊ゴロに。
福田を内角2シームで一ゴロに。
には、低めをしっかり攻め、
チェンジアップで内角低めに落として空三振


6回表、
吉田正には、
慎重になりすぎてボール先行するものの、
その後、追い込みますが、
5球目は4球目と同じインハイ2シームを投げ込み、
さすがに同じようなタイミングでしたから、
絶好なタイミングで振り切られ、
右本塁打
を浴びてしまいました。
しかし、次のモヤを外角低め2シームで二ゴロに。
中川には、ファウルで粘られましたが、
粘り負けせず、外角チェンジアップで
泳がせ引っかけさせ三ゴロに。
小島を外角低め2シームで遊ゴロに。


今日は6回80球で降板しました。
スタミナに課題を残しますから、
ニール登板の日は継投が必要ですが、
前半でもしっかり試合をつくれるのは
チームにとって大きい
です。


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その後の継投については、
平井、Kマートと続き、
最終回は増田が準備していましたが、
点差が開いて平良が登板しました。


継投に関しては、
平井投入はやむを得なく、
間隔が開いていたKマートも適切でした。
増田は準備をさせましたが、
平良に切り替えたのも良かったです。


平井に関しては、
最近、バタバタする様相でしたが、
今日は気合いが入っていましたね。
2奪三振を含む三者凡退でしたね。


ただし、今日は下位打線が相手だったこと、
そして、1つ気になったのは、
松井と大城に対して、
簡単に2球で追い込んでいますが、
その後、ボール球を重ね
(松井への4球目は逆球でしたね)
フルカウントになってしまい、
手こずって球数を嵩ましましたね。

次回以降へ経過観察要ですね。


3番手のKマート
のケツにぶつけて死球を与えましたが、
その前の福田にはストレートで左飛に料理。
確かに福田へのストレートは
ど真ん中と甘いコースでしたが、
Kマートの速く重いストレート
福田あたりが相手なら
そう簡単に打ち込めません。
宗の与死球後吉田正に対しては、
初球が外角高めに落ちず抜け気味に
甘く入ったチェンジアップであり、
こは見逃してもらって助かりました。
2球目は、外角の緩いカーブで
タイミング合わずファウルに。
3球目は外角へ抜けるボール球のストレート。
そして、4球目は
外角低めに落としたチェンジアップ
吉田正が泳ぎながら強引に手を出して拾い打ち、
それが二遊間を抜けそうでしたけど、
外崎の好守ににより併殺打で凌ぎました。
一塁のアウト判定はリクエスト検証になりますが、
判定は覆らず。


最終回は点差が開いて平良が登板しました。
平良については、
モヤに初球にど真ん中のストレートを投げてしまい
左二塁打を打ち込まれ、いきなり出鼻を挫かれ、
(あまり考えずに投げ込みましたね)
小島の打席で外崎の好守に助けられました。
打球が平良のグラブを弾いて打球方向がかわりましたが、
外崎がランニングスローで適切に処理しました。


ただし、平良の場合、
ストレートが魅力であるのに対し、
制球力が、変化球が微妙という課題を残していますが
中川には外角低めに沈むカットボールで空三振を決め、
小島には落ちるチェンジアップで料理し、
ストレート以外を駆使して、
変化球で1軍相手に好投する魅力も見せましたね。
前回から魅力の幅を広げてくれました。
今後も楽しみが膨らみますね。


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さて、今日のは、
鷲に勝って連敗を止めました。
このため、鷹とのゲーム差は
4.5ゲームのままです。


ただし、鷹については、
グラシアルやモイネロが母国代表のため帰国し、
一時的に戦力ダウンが見込まれますが、
今日の鷲とのゲームでは、
ベテラン長谷川
 一発放って健在振りをアピール
甲斐野が間隔を開けたら
 前回の自滅時と違って復調好投
◇もう森が復帰して好投
 (うちなんか何ヶ月もかかっているのに)


戦力層が厚く、常に脅威になり得る
やはり「侮ることなかれ」ですね。



さて、こちらについては、
一発花火で終わらさず、
来週以降に続くこと、
連勝することが大事です。


そもそも、今回のオリ戦カードは、
おかわり君の400号で
サヨナラ勝ちを決めた緒戦の勢いを考えると、
三連勝したかったところでしたが、
結局、勝ち越しを決めても、
中日を落としています。


現在の獅子については、
一進一退では厳しい立ち位置にいますから、
勝率7割は最低限ノルマであり、
(85勝を達するには残り55試合で40勝必須
そろそろ連勝を
繰り広げていかねばなりません。


問題は、
今の獅子にその勢いがあるか?
いやいやいや
大型連勝を早期実現して
栄光への架け橋を駆け抜ける

『令王伝説』を築け!ですね。


試合後の音楽ライブの日は勝ってませんが、
その次ぎ以降の成績は、、、


8/16ベリーグッドマンさん(メラド)のときは、
当日がオリに引分け、翌日が負けましたが、
週を明けたら4勝1敗でしたね。


まあ昨年と今年の違い、という
重大な前提条件の違いはありますけど、、、


昨日、行われた
金子侑の登場曲を歌うMs.OOJAさん、
源田の登場曲を歌う藤巻亮太さんの
ライブの翌日となる今日は、
まず勝って連勝への道を残すとともに、
ライブで力をもらったであろう
金子侑&源田は、ともに
三塁打を放つ活躍を魅せました!

(強引な共通ポジティブ材料探しですけど)


ライブ翌日からのジンクスを使ってでも
来週、鷲を仙台で撃破し、
ハムをメラドで迎撃し、
さらに、その次週前半にメラドで控える
鷹との直接対決で暴れまくれ!