下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

ばか勝ち→ばか負け→ばか勝ちとライオンズらしい「ばかゲーム」3連夜!


一昨日はバカスカデーで
多和田が完投し、
楽天に「ばか勝ち!」


昨日は投壊状態で
打線も空振りで
ロッテに「ばか負け!」


今日はバカスカデーで
雄星が完投し、
ロッテに「ばか勝ち!」



ライオンズらしい
3夜続いた「ばかゲーム」でしたね。

ライオンズの野球というと、
勢いに乗ったら
どこまでもどこまでも
おのぼりしていく
手の付けられない野球!


勢い乗らないと
どこまでもどこまでも
負のスパイラルに陥っていく

手の施しようがない野球!


ジェットコースターのような
天と地を行ったり来たりという
ライオンズらしいゲームが
続きましたね。


まあファンとしては、
一昨日、今日のように
「ばか勝ち!」してくれるのは
盛り上がってうれしい限りです。



でもこのような天と地の結果には
一昨日と今日は相手投手が
それほど苦手じゃないタイプ
で、
昨日は苦手なタイプというのが
大きかったですかね。


ライオンズ打線は
そのような
相手レベルに応じて
結果が天と地にかわる特徴
があります。


苦手だととことんダメ、
そうじゃなければ失投も
見逃さずバカスカバカスカ


すなわち
弱い者には強く、
強き者には借りてきたネコ状態。


そのような話は、
まあ世の中の自明の理でありますが、
ライオンズ打線はそれが明瞭ですよね。


野獣って、本能で動くから、
弱い者に強く、
強き者にくじかれますよね。
弱肉強食ですから。


しかしそれでは
良くてAクラスに
入れるかどうか止まり。
Bクラスを脱することはできません。
※現在の西武は武田、石川、ディクソン、
 メンドーサなど各球団に1名以上
 苦手な投手がいるんですから。


勝たなきゃいけない時には
相手が誰でも勝つ。

強敵だったら
工夫しながら打ち崩して勝つ。

当たり前のことですが、
これは優勝争いの必須条件です。
しかも上位につけばつくほど、
相手もエースをぶつけたりします。


それ故、
来年、優勝狙うには
打撃面について、
強き者(苦手な者)を
いかに崩れて攻略するか

が最大の課題です。


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一方、投手陣は
一昨日が最近安定してきた多和田、
今日は実力上位で負けられない雄星
が先発し、これに対し、
昨日が2軍級の試し投げの郭シュンリン
が先発し、おまけにスクランブル状態
に吞まれた中継ぎ陣
でしたから、
3夜とも当たり前の結果がついてきた
わけですよね。


早い話が、先発投手のレベルが


一昨日が多和田(成長中)
vs塩見(苦手じゃない)&美馬(得意)


昨日が郭(ファーム級)
vs石川(大の苦手)


今日が雄星(中心的な柱)
vs関谷(比較的得意)


ですから、
投打が噛みあった3夜でしたね。


ただどのチームでも、
先発ローテの谷間はあります。
しかし、
来年、優勝狙うには、
当然のごとく
先発陣について、
①その谷間をどのように
 レベルアップしていくか、
状態、状況に応じ
 上手く布陣しながら戦うこと
が課題です。


もちろんそれだけでは
片手落ちであり、

当然のごとく、
中継ぎ陣についても
①どのように厚く組織づくり
 図っていくか、
②状態、状況に応じ
 上手く布陣しながら戦うこと

も大切な課題です。


そのためには、
1軍と2軍、さらにはフロントが
一体となって、
調整、連携を図りながら
それら課題に取り組むこと

必須です。


別にフロントが1軍、2軍の連携に
音頭をとったってもいいんです。


渡辺SDも遊んでばかりいないで
トップとして組織的に職員使いながら
きちんと働かないと!


ソフバンのような
3軍を作れとまではいいません。


でも、ソフバンのように
強いチームは
誰かが不調なら別の誰かが
下から出てきて活躍する、
極端にいえば
日替わりスターが
日めくりに次々に出現する
層の厚さが武器になってます。


そのように
層の厚いチームを築くのに
1軍、2軍バラバラ、
フロントは体裁づくり中心で
(株主などへの)
現場へ一方通行の命令ばかり、
では、絶対に成し遂げることは
見込めません。


そもそも、ライオンズは
1軍と2軍が隣り合わせに
いるんだし。


その「間近な存在」というメリット
森や山川ら若手の親子ゲーム参戦
にしか活かされていないし。


とはいえ、親子ゲームも
春先ならまだいいけど、
猛暑日で熱中症の危険がある日
でもやらせるアホさ加減だから
「間近な存在」というメリットを
逆にデメリット・ダメージ
に変えていますよね。


そもそも猛暑の時期は
第二球場は炎天下、
ドームは蒸し風呂状態。

そのような中で、
昼夜のダブルヘッダーをさせるのは
単に自殺行為であり、
頭が悪すぎるでしょ。
(誰の命令か知りませんが)


とにかく
チーム70人で野球を
やっていることを認識せずに

進めていくことでは、
王国の復興は期待できません。


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ところで今日も試合を見ることができず、
話が試合とあまり関係ないことを
長々としてしまいました。
(申し訳ありません)


今日の試合について、一言だけ。


今日、完投した雄星は、
奪三振こそ4つでしたが、
球数について1回ごとに見ると、
1回12球(ゲッツー有)
2回15球
3回15球(ゲッツー有)
4回10球
5回18球(盗塁失敗有)
6回 9球
7回11球(ゲッツー有)
8回17球(ゲッツー有)
9回11球(ゲッツー有)
で、わずかに115球と少ない!
与四死球も3つ


相手の攻め方の問題があると思いますが、
それでも、雄星、
ゲッツーを5つもとりながら
打たせて獲る大人の投球!
をやってのけたんですね。
(ウルフみたい)


内容は知りませんが、
今日の試合は収穫もあったと思われますし、
よかったと思います。


今後も幅を広げながら
もっともっと成長してください!


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(追伸)
明日はウルフが先発予定です。
先日、大けがにならず良かったです。

ただ今回は古巣でもある(?)
王者ソフバンとの対決です。


相手の先発は
リーグ2位の防御率、
リーグ3位タイの勝ち星を誇る千賀。


野手陣も
エラーせず、
千賀を打ち崩し、
ウルフを援護して
あげてください。