下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

深刻化した森友問題!そこからライオンズの危機意識レベルを考える。

昨日のキューバ戦で
死球を受けた森友哉。


軽いと言っていたけど、
蓋を開けたら
骨折!しばらく休養。
となりました。


【昨日のニュース】

【西武】森、左肘死球で途中交代
辻監督「投げる方の腕じゃなくて良かった」
スポーツ報知 3/5(日) 20:10配信 


 西武の森友哉捕手(21)が5日、アクシデントに見舞われた。キューバとの強化試合に「5番・捕手」で先発出場したが、4回の第3打席に左肘内側付近に死球を受け、しばらく患部を抑えたまま動けない状態に。状態を確かめるためにベンチへ戻って治療を受けたが、大事を取って途中交代した。
  
病院には行かずにアイシング治療などを行い、試合後には「大丈夫です」と軽症を強調。辻監督も「大丈夫。肘に当たってしびれて力が入らなかったんでしょう。投げる方(の腕)じゃなくて良かった」と話した。


【今日のニュース】

キューバ戦で死球の西武・森、
診断結果は「左肘頭骨折」
ベースボールキング 3/6(月) 13:40配信

 西武の森友哉は6日、大阪市内の病院で検査を受け、「左肘頭骨折」と診断。チームを離れて帰京した後、後日チームドクターの診断を受ける予定と発表された。
  5日の強化試合・キューバ戦に出場した森は、4回の第3打席で左肘に死球を受け、そのまま負傷交代。当初は「大事を取っての交代」という発表で、「病院にはいかず、アイシング治療で様子見」とのことだった。
  ところが6日になって病院で診察を受けた結果、骨折が発覚。全治や今後についての詳細は未定だが、開幕前の時期とあってチームにとっても本人にとっても大きな痛手となることは間違いない。
  なお、西武は正捕手の炭谷銀仁朗が嶋基宏の代役として侍ジャパンに緊急招集されたばかり。就任1年目の辻発彦監督にいきなり“試練”が訪れた。

 (提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
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右肩の張りで出遅れていた
キャンプも回復して
出遅れを取り戻していた最中なだけに、
銀がWBCで抜ける分、
実戦での捕手力アップの機会が
広がってただけに

この故障は、
チームにとっても
本人にとっても
不運なダメージ
ですね。


落合なんかは、
オープン戦で無理なスライディング
やファインプレーで怪我するのは
アホであると言っていたけど、
今回のケースは
回避が困難な不運なアクシデント
でしたからね。


こればかりはやむを得ないし、
前を向いて這い上がるしかありません。


ただ、この故障はやむを得ないとしても、
気になるのが
球団の危機意識がどうなのか?
ということ。


確か試合後、『軽症!』だから
病院行かずに様子見る!
とか、言ってました。


しかも『しびれて力が入らない』って・・・何?
普通なら、めちゃめちゃ、痛かったでしょう!
(そんなに鈍いの??? 冗談です。)



まあ折れてしまえば、
初期治療次第で
骨が変にくっくかもしれないけど、
もう翌日に行っても同じかもしれませんが、
普通、相当に痛いでしょうから、
すぐに病院へ行くでしょう。


さて、今回の森友問題と重なるのが
昨年の雄星の故障発覚時のことです。


このときも、
軽いからローテを1つ飛ばせば大丈夫』
とか言っていて、蓋を開けたら
結構、休まざるを得ない状況
になってましたよね。


また昨年終盤の終盤で
金子が足を痛めたときも、
土日で病院休みだから
月曜日に行く
とか
ありましたね。


結果的にはシーズンも終わり
だったし、大事に至りませんでしたが、
身体が資本なアスリートであり、
金子にとって大事な足なんだから、
緊急病院でも行くべき
でした。


プロ野球の世界では、
故障は付き物だからやむを得ないけど、
問題は、
それが発覚したときの対処について、
球団は身体が資本の選手たちに
どう意識を持たしているのか?
疑問符が付きます。


それは寮を出た若手の生活管理、
特に食の管理の放棄
にも
言えることです。


寮が一杯はやむなしとしても、
食事くらいは寮で食べさせて
最低限の管理はすべきです。


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では、銀、森不在の中、
捕手不足問題をどうするのか?


1軍は岡田、上本に
中田あたりを加えれば
頭数は揃います。


まあダメージは
試合に負ける確率が高くなる
ということ
くらいでしょう。


もちろん、それは困りますが、
もうこうなったら、
短期的に見てやむを得なく、
この試練を耐えるしかありません。


それよりも怖い重大な問題は、
二軍の捕手が足りなくなり、
疲れから第二の負傷者が出る危険性
また即席・出戻り捕手の駒月とか、
半端に頭数だけ揃えた捕手でその場を凌ぎ、
(下手したら熊代も?)
若手投手の投球にも響きそうで、
彼らの成長が疎外される懸念
あるという長期的に影響しそうな問題です。


昨年、星が故障して中田も体調不良で
2軍の捕手は藤澤しかいなく
彼に大分負担が行きました。


おまけに
熱中症で死んでもおかしくない猛暑の中、
岡田や森の昼夜・親子ゲーム出場
という馬鹿げた愚行
もありました。
これ自体からも、
熱中症で死ぬという危機意識が
希薄である証。


インフル問題のときは
熊代が捕手やってませんでしたけ?


元々、星が引退して
捕手不足が懸念されるはずで、
普通、ドラフトやトレード、自由契約拾い
何でも誰でもいいから
捕手を補強すればいいのに
昨年後半から打ち出された
森=捕手の方針もあったためでしょうか、
結局、球団は捕手の補強に
全く目も触れませんでした。


しかし、秋になって
捕手不足を感じると、
完全な後手対応という形
一度、捕手から外野手に
転向していた駒月
急遽、豪州留学等も含めて
即席の出戻り捕手に仕立てて、
今年から『捕手登録』しましたね。


そもそも入団してすぐに
彼を外野手に転向したのは
一体、何だったんだ?
という印象です。


無経験者よりはマシですけど、
彼が捕手をやっていたのは
6年前の高校時代。
プロレベルで見れば、
森より経験値が低く、
素人同然です。


そもそも、
駒月自身は、6年目にして
なかなか芽が出ない状況が
続いているにも関わらず、
あっちにフラフラ、
こっちにフラフラの教育方針で
彼は本当に大成できるのでしょうか?


サラリーマンの人事じゃありません。


しかも、彼にとって
本来、レギュラーとるなら、
捕手よりも外野手の方が近道です。
今回、銀、森不在でも、
普段、銀、森、岡田を超えた評価を
してもらうのは厳しいです。
(これは中田、藤澤も同様)
しかし、外野手ならまず打てれば
レギュラーに大きく近づきます
から。。。


もし出戻り捕手を続けるなら
いいところ2軍の万年3番手捕手
普通には、ブルペン捕手
関の山ではないでしょうか。


もう捕手で登録している以上、
ましてや2軍の捕手が不足するので
彼は今年一年を棒に振るわけですね。


話はだいぶ逸れましたが、
昨シーズン終わってすぐに
駒月を即席出戻り捕手にするくらいなら、
捕手不足問題を適切に認識し、
本来、誰でもいいから
捕手を補強するはず
です。


最近はコリジョンがありますけど
やはり捕手は故障するおそれ
のあるポジション
ですから、
長いシーズンに故障者が出るリスク
は覚悟して、それに備えておくべき
です。


第一、内野や外野と違って
誰でもいいというわけにいかないし、
投手陣(特に若手)にも
影響を与えるポジション
ですから。


そもそも球団側は
運営というものを、
1軍と2軍を合わせて
見渡すことができているのでしょうか?


捕手を補強しなかったのは、
森に捕手をやってもらうから、
上ポンも復活したし、
銀、岡田が居るから
捕手の新人はとる必要ないという、
何か1軍しか見据えていない考え方
しかしていないのでは?
という気がしてなりません。


そもそも草野球ではなく、
プロ野球ですから。


そういうところからして
ライオンズは相変わらず
危機意識に乏しく、
プロ野球の捕手という

ポジションを
軽視している、舐めている

としか思えませんね。