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王者ソフバンが現在32年ぶりOP戦6連敗の珍事?!/一方、オープン戦の戦績はシーズン戦績に影響するか?(Full-Count記事)

現在、オープン戦真っ只中で、
もう少しで開幕します。


ところで、王者ソフバン
32年ぶりOP戦連敗の珍事とか。
しかも、ソフバンは
ベテラン放出や負傷続きにより
チームの要となる捕手の問題
懸念されています。


ただし、戦力が充実しているソフバンは
底力のある王者ですから、
本番での巻き返してくる懸念はありますからね。


ところで、
この時期にお約束のように出てくる
オープン戦成績とシーズン成績の関係性
に関する記事
がありました。


昨年はロッテOP戦で強かったですが、
シーズン始まってすぐに閑古鳥でしたからね。


5ヶ年のオープン戦成績とシーズン成績に
着目して整理した記事です。


結果については、
◇オープン戦成績とシーズン成績の
 相関性はあまり高く無さそう。
シーズンでのリーグ優勝チームは、少なくとも
 その年のオープン戦で上位6位以内の傾向。
オープン戦で最下位(12位)チームは、
 リーグBクラスに沈む傾向。
のようです。



オープン戦の戦績はシーズン戦績に影響するか
過去5年に見る関係性は
3/16(金) 11:27配信


 昨季オープン戦1位だったロッテは開幕直後から低迷、最下位に
 プロ野球界は各球団ともに、沖縄、宮崎両県でそれぞれ行なっていた春季キャンプを終え、オープン戦が進んでいる。3月も半ばとなり、開幕まで2週間となった。主力選手の出場時間も伸びていき、選手それぞれが試合勘を取り戻してコンディションを整えていくことになる。


   各球団が10試合程度を消化した現在。阪神が10試合を消化してわずか1勝(8敗1分)しか挙げられずに12球団で最下位。昨季日本一のソフトバンクも6試合連続白星なしとなるなど、苦戦が続いている。一方でDeNAが6勝2敗2分で首位に立ち、ロッテも5勝2敗1分としている。さて、このオープン戦の成績、一体どれほどシーズンの成績に関係してくるのだろうか。


  昨季は12球団で1位の成績を残したのはロッテだったが、シーズンが開幕してみると、オープン戦の好調さがどこへやら。スタートで躓くと、そのまま浮上出来ずに最下位に沈んでしまった。このようにオープン戦で好成績を残しても、シーズンに入ると、全く別のチームのようになってしまうこともある。


  過去5年間のオープン戦成績とシーズンの成績がどのようになっているか、以下に示してみる。


〇2017年順位(勝敗)→シーズン順位
  1ロッテ(13勝2敗3分)→パ最下位
  2ソフトバンク(10勝5敗3分)→パ優勝、日本一
  3オリックス(9勝5敗2分け)→パ4位
  4阪神(10勝6敗2分)→セ2位
  5西武(8勝5敗)→パ2位
  6日本ハム(11勝7敗2分)→パ5位
  7ヤクルト(7勝7敗4分)→セ最下位
  8楽天(6勝9敗2分)→パ3位
  9DeNA(5勝11敗1分)→セ3位
10中日(5勝11敗3分)→セ5位
11広島(4勝11敗2分)→セ優勝
12巨人(5勝14敗)→セ4位


〇2016年
  1阪神(7勝3敗5分)→セ4位
  2ロッテ(9勝4敗3分)→パ3位
  3ソフトバンク(8勝4敗3分)→パ2位
  4楽天(9勝5敗1分)→パ5位
  5西武(8勝5敗2分)→パ4位
  6広島(8勝6敗2分)→セ優勝
  7巨人(9勝9敗1分)→セ2位
  8日本ハム(7勝8敗)→パ優勝、日本一
  9ヤクルト(6勝12敗1分)→セ5位
10DeNA(4勝9敗2分)→セ3位
10オリックス(4勝9敗3分)→パ最下位
10中日(4勝9敗3分)→セ最下位


2014、2015年はオープン戦1位のソフトバンクがそのままリーグV
〇2015年
  1ソフトバンク(11勝5敗1分)→パ優勝、日本一
  2ロッテ(10勝5敗1分)→パ3位
  3DeNA(8勝4敗3分)→セ最下位
  4オリックス(8勝6敗2分)→パ5位
  4阪神(8勝6敗2分)→セ3位
  6楽天(6勝7敗3分)→パ最下位
  7西武(4勝5敗2分)→パ4位
  8ヤクルト(6勝8敗1分)→セ優勝
  9中日(6勝9敗2分)→セ5位
10日本ハム(4勝7敗4分)→パ2位
11巨人(6勝11敗1分)→セ2位
12広島(3勝7敗2分)→セ4位


〇2014年
   1ソフトバンク(15勝2敗2分)→パ優勝、日本一
  2楽天(12勝3敗2分)→パ最下位
  3巨人(11勝5敗1分)→セ優勝
  4日本ハム(9勝5敗2分)→パ3位
  5広島(6勝4敗2分)→セ3位
  6ロッテ(7勝7敗1分)→パ4位
  7DeNA(6勝8敗2分)→セ5位
  8西武(5勝9敗2分)→パ5位
  9オリックス(6勝11敗2分)→パ2位
10中日(4勝10敗2分)→セ4位
11阪神(3勝10敗3分)→セ2位
12ヤクルト(1勝11敗1分)→セ最下位


〇2013年
  1巨人(10勝4敗3分)→セ優勝
  2広島(10勝6敗1分)→セ3位
  3ソフトバンク(11勝7敗2分)→パ4位
  4楽天(10勝7敗)→パ優勝、日本一
  5阪神(9勝8敗1分)→セ2位
  6ヤクルト(8勝8敗3分)→セ最下位
  6日本ハム(6勝6敗4分)→パ最下位

  6DeNA(9勝9敗1分)→セ5位
  6西武(9勝9敗)→パ2位
10ロッテ(7勝10敗2分)→パ3位
11オリックス(6勝11敗1分)→パ5位
12中日(4勝14敗2分)→セ4位


  この5年間を見ると、オープン戦とシーズンでの成績に大きな関係はないことが分かる。昨季の広島のように、オープン戦では12球団でブービーの11位からリーグ優勝を果たしたこともあれば、昨季のロッテのようなこともある。2014年の楽天もオープン戦で好成績を残しながら、最下位に沈んでいる。


  一方で、5年間でセパ計10球団の優勝チームは、7球団がその年のオープン戦で上位6チームに入っていた。オープン戦で最下位の12位だったチームのリーグ優勝は過去5年間ではなく、それどころか5年全てでリーグBクラスに沈んでいる。


  あくまでも開幕に向けた準備期間であるオープン戦。ここでの結果に一喜一憂する必要なそれほどなさそうだ。オープン戦1位になったからといって過度な期待は禁物。もしかしたら少しは期待できるかも、くらいの淡い期待を抱くくらいがちょうどいいのだろう。ただ、オープン戦最下位に沈んでしまった球団のファンだけは、シーズンでの少々の苦戦は覚悟した方がいいかもしれない。
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Full-Count編集部